犬に好かれる人の特徴とは？犬になつかれる方法やNGな接し方を解説

犬に好かれる人と嫌われる人には、どのような違いがあるのでしょうか。

今回は、犬に好かれる人の特徴や嫌われるNGな接し方、犬に好かれる人になる方法について詳しく紹介します。

「犬好きだけどコミュニケーションの取り方がわからない」「初対面の犬と仲良くなりたい」という人は、ぜひ参考にしてくださいね！

犬に好かれる人の特徴5選

ここでは、犬に好かれる人の特徴を5つ紹介します。

犬への話しかけ方が優しい

話しかけ方が優しい人は、犬から好かれる傾向があります。

言葉こそ通じませんが、犬は声のトーンから人の感情を敏感に読み取ります。

そのため、話しかけ方が優しい人は犬に安心感を与え、「居心地が良い人」と思ってもらいやすいのです。

雰囲気が落ち着いている

雰囲気が落ち着いているのも、犬に好かれる人の特徴のひとつです。

犬は人の感情を敏感に察知するため、不安や緊張が伝わると警戒してしまいます。

また、「吠えられるかも」という恐怖心が犬に伝わってしまうと、犬も怖くなって吠えてしまうでしょう。

落ち着いた雰囲気を持っている人は感情が安定しているので、犬は安心して接することができるのです。

犬と適度な距離感で接する

犬から好かれる人は、適度な距離感で犬と接することができます。

犬は社会的な動物で、マナーやルールを大切にしています。

人間同士でも距離感が近すぎると嫌われることがあるように、過剰に構ってしまう人は犬に嫌われる傾向があるのです。

そのため、犬のペースを尊重できる人は、犬から信頼されやすいでしょう。

無臭もしくは自然な体臭がする

無臭もしくは自然な体臭がする人は、犬に好かれる傾向があります。

犬種によって異なりますが、「犬は人間の数千倍の嗅覚を持っている」と言われています。

嗅覚が優れた動物であるがゆえに、人が気にならない匂いも敏感に察知してしまうのです。

タバコや香水、化粧品などの匂いがついている人は、犬からすると不快な存在になるでしょう。

犬の気持ちに寄り添うことができる

犬の気持ちに寄り添うことができる人も、犬から好かれやすいです。

気持ちに寄り添える人は、犬の様子を確認してから近づいたり、犬が興味を持ってくれるまで待つことができたりします。

また、犬が不安そうにしているときに、無理に触ろうとはしないでしょう。

そのため、犬はリラックスして接することができるのです。

犬に好かれる人はやらない！犬に嫌われるNGな接し方

ここでは、犬に嫌われるNGな接し方を紹介します。

犬と仲良くなりたい人は、これから紹介する言動は避けることをおすすめします。

急になでたり触ったりする

初対面で急になでたり触ったりすると、犬に嫌われてしまいます。

信頼関係が築けていない人に突然触られたら、人間だって嫌な気持ちになりますよね。

大人しくなでられていることもあるかもしれませんが、それは喜んでいるわけではなく、怖くて耐えているだけかもしれません。

可愛いからといって、急に体に触れるのはやめましょう。

犬が触ってほしくない部分を触る

犬は信頼している人以外に頭を触られるのを好みません。

頭は犬の感覚器が集まる部分です。

そのため、知らない人が急に触れると、恐怖心から犬は嫌がってしまうでしょう。

他にも、目や鼻、口先、足先、しっぽなどに触れると、警戒心を抱く傾向があります。

犬の体に触れるときは、触ってほしくない部分に触らないように注意してください。

正面から目を合わせて見つめる

犬の目を正面から見つめるのは、敵対行為のひとつです。

好意的な気持ちで見つめているつもりでも、犬は威嚇されているように感じます。

犬に警戒されたり嫌われたりするため、絶対にやめましょう。

怒鳴ったり大きな音を出したりする

「犬の聴覚は人間の約400倍」と言われています。

そのため、怒鳴ったり大きな音を出したりすると、犬に不快感を与えてしまうかもしれません。

犬と出会ったときに「可愛いー！」と大きな声で騒ぐ人がいますが、嫌われてしまう可能性があるので注意が必要です。

食事中の犬に触る

食事中の犬に触るのもNGです。

食事の邪魔なので、犬にストレスを与えてしまう可能性があります。

「自分の食べ物を奪われる」と思って、攻撃的になる犬もいるでしょう。

吠えて怒ったり、思わず噛みついてしまったりする場合もあるので、食事をしている犬にはむやみに近づくべきではありません。

香水やタバコなどの強い匂いを漂わせる

犬は人間よりも匂いに敏感なので、香水やタバコなどの強い匂いを漂わせている人は嫌われやすいです。

人間が好きな匂いを、犬が好きとは限りません。

犬に好かれたいなら、香水やタバコ、柔軟剤、芳香剤の匂いには気をつけた方が良いでしょう。

犬好き必見！犬に好かれる人になる方法

最後に、犬に好かれる人になる方法を紹介します。

なついてもらえるように、犬と接するときは以下のことを意識していきましょう。

犬のペースに合わせてあげる

犬に好かれたいなら、犬のペースに合わせてあげることが大切です。

犬の気持ちを考えずに勢いよく近づいたり、いきなり触ったりするのはいけません。

自分勝手な行動は犬を怖がらせるだけなので、ストレスにならないように犬のペースを考えてあげてください。

近寄りたい気持ちを抑えて、警戒が解けるまで待ちましょう。

挨拶として握りこぶしを嗅いでもらう

犬は匂いを嗅いで相手の情報を得ようとします。

匂いを嗅ぐという行為は犬にとって挨拶のようなものなので、仲良くなりたいのなら自分の匂いを嗅がせましょう。

握りこぶしを作って、手の甲を犬の鼻先に差し出してみてください。

静かに匂いを嗅いでもらうと、犬に安心感を与えられるはずです。

姿勢を低くしてゆっくり近づく

姿勢を低くしてゆっくり近づくのも、犬と仲良くなるポイントです。

立ったままだと威圧的に見えて、警戒されてしまう可能性があります。

座ったりしゃがんだりして、犬の目線まで姿勢を低くしましょう。

また、遠回りにゆっくりと近づくと、犬に恐怖心を与えにくくなります。

犬の正面ではなく脇に回り込んで接する

挨拶するときは犬の正面ではなく、脇に回り込んで接するようにしましょう。

正面から近づくと、「この人は自分に敵意がある」と思われる可能性があります。

遠回りしながら近づいて犬と横並びになり、敵意がないことを示しましょう。

犬が目で確認できる部分を触る

犬の体に触れるときは、犬が目で確認できる部分を触りましょう。

最初に触るのは、顎の下や頬あたりがおすすめです。

嫌がっていなければ、前胸を優しくなでてあげましょう。

後ずさりをしたり、固まって動かなくなったり、吠えたりするのは、犬が不安を感じて警戒しているサインです。

そういった仕草が見られたら、無理に触らないようにしましょう。

犬に好かれる人は犬の気持ちを尊重することができる

犬に好かれる人は、犬の気持ちを尊重することができます。

一方、犬に嫌われる人は、無意識に犬を怖がらせるような行動を取っていることが多いです。

自分の気持ちを考えずにいきなり距離を詰めてくる人は、人間だって信頼できませんよね。

犬に好かれたい人は、今回紹介した内容を参考にしてみてください。

犬の気持ちを考えて接すれば、きっとなついてくれるはずですよ。