アスチルべの花言葉は?怖い意味があるのかやおすすめの贈るシーンも紹介
ふわふわとした花姿が可愛らしい、アスチルベ。
ガーデニングやフラワーギフトとしても人気ですが「花言葉は何だろう?」「怖い意味はあるの?」と気になっている人もいるかもしれません。
この記事ではアスチルベについて、花言葉やプレゼントとして贈るのにおすすめのシーンなどについて紹介します。
Contents
アスチルベってどんな花?
ピンクや白、赤色などの小さな花をたくさんつけるアスチルベは、ふわふわとした見た目が人気の植物です。
科名・ユキノシタ科、属名・アスチルベ属で、茎を円錐形に伸ばします。
原産地は日本や中国などの東アジアや北アメリカといわれていて、ドイツなどのヨーロッパを中心に品種改良が行われてきました。
まずは、アスチルベという花について解説します。
名前の由来は「地味」
アスチルベという花名は、ギリシア語の「a(~がない)」と「stilbe(輝き)」を組み合わせたもので「輝きがない」「地味」という意味になります。
ふわっとした花の形が華やかな印象なので不思議に思われるかもしれませんが、花にツヤがないことから名付けられたそうです。
ちなみに、和名では泡盛升麻(アワモリショウマ)と呼ばれています。
これは沖縄で作られているお酒の泡盛ではなく、泡のようにたくさんの花をつける姿が由来です。
開花時期は5月から9月
アスチルベの開花時期は、5月〜9月です。
フラワーショップなどでは、初夏の時期から出回ります。
野山にも自生しており、登山客の目を楽しませる植物としても親しまれていますよ。
根腐れしにくい性質があるため半日陰でも元気に育ち、寒さに強いところも特徴です。
株分けで増やしやすく、ナチュラルな雰囲気が好きな人やガーデニング初心者にもおすすめです。
ブーケやアレンジメントで人気
アスチルベはフラワーブーケやアレンジメントの花材としても人気があります。
洋風のデザインはもちろん、和風のデザインにもぴったりなので、さまざまなシーンで利用しやすいでしょう。
バラやガーベラなどのメインの花を引き立てつつ、花束のボリュームアップも叶えてくれますよ。
取り扱っているフラワーショップは少ないかもしれませんが、見かけたらフラワーギフトに入れてみてくださいね。
ドライフラワーとしても楽しめる
やわらかく優しい雰囲気のアスチルベは、ドライフラワーとしても人気があります。
飾るだけでお部屋をオシャレな印象にしてくれるので、インテリアにこだわりがある人におすすめです。
自分でドライフラワーにする場合は、花が満開になってから、逆さまに吊るして乾燥させてください。
「生花は管理が大変」「花を長く楽しみたい」という人は、ぜひドライフラワーとして楽しんでみてはいかがでしょうか?
アスチルべの花言葉は?
プレゼントにもぴったりなアスチルベですが、花言葉の意味が気になるという人も多いのではないでしょうか?
大切な人に贈るなら、ぴったりな意味が込められたフラワーギフトを選びたいですよね。
それでは、アスチルベの花言葉についてチェックしてみましょう。
恋の訪れ
アスチルベには「恋の訪れ」という花言葉があります。
小さなつぼみが少しずつほころび、ふわふわとした可愛らしい花を咲かせる姿に由来しているそうです。
5月から開花がはじまるところも、夏に向けて新しい恋の予感をイメージさせますね。
大好きな人に想いを伝えるときにも、ぴったりな花言葉です。
自由
「自由」という花言葉は、アスチルベの花がゆらゆらと風に揺れるところに由来しています。
たっぷりと空気を含んだような、もこもことした花姿にぴったりな花言葉です。
自分らしい生き方を大切にしている人や、趣味や仕事などに夢中で打ち込んでいる人に似合いそうですね。
落ち着いた明るさ
アスチルベの花言葉には「落ち着いた明るさ」もあります。
大輪の花のような派手さはありませんが、小さな花をたくさんつけて人々の気持ちを和ませる花姿が由来です。
一緒にいるだけでホッとするような、安心感のある人に贈りたいですね。
控えめ
アスチルベの「控えめ」という花言葉は、花名の「輝きがない」「地味」から付けられました。
半日陰でも可愛らしい花を咲かせること、また原種が白や淡いピンクの小さい花をつけることも由来になっています。
控えめながらも見る人の心を癒すアスチルベに、ぴったりな花言葉ですね。
アスチルべの花言葉には怖い意味がある?
アスチルベの花言葉に、怖い意味はありません。
しかし、アスチルベの花言葉の中には「繊細」「燃える愛」「献身」もあります。
「繊細」は小さな花姿「燃える愛」はゆらゆらと燃える炎のような花の形「献身」は自然界において虫の隠れ家になっていることが由来です。
いずれにしても怖い意味ではありませんが、もしかすると誤解している人もいるかもしれませんね。
アスチルべを贈るのにおすすめのシーンは?
大切な人へのフラワーギフトとしても人気のアスチルベ。
白やピンクなどのナチュラルで可愛らしい色のほか、最近では品種改良やカラーリングなどによって様々な色が楽しめます。
花束やアレンジメントを贈るときに、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?
それでは最後に、アスチルベを贈るのにぴったりのシーンを紹介します。
誕生日
アスチルベは、誕生日のお祝いに贈る花としておすすめです。
5月12日の誕生花なので、5月生まれの人に選んでみてはいかがでしょうか?
他の季節の花と組み合わせることで、ボリューム感のあるブーケやアレンジメントになりますよ。
可愛らしいアスチルベの花は、控えめながら華やかな印象をプラスしてくれるでしょう。
プロポーズ
アスチルベを使ったフラワーギフトは、プロポーズの場面にもぴったり。
最近はプロポーズのあとに指輪を2人で一緒に選ぶカップルも増えていますが、プロポーズの際に花束を用意しておけば、きっと素敵なサプライズが演出できるはずですよ。
「恋の訪れ」というアスチルベの花言葉に、恋人への想いを託してみましょう。
結婚祝い
優しい雰囲気をまとうアスチルベの花は、友人や同僚などへの結婚祝いにも選ばれています。
アスチルベはウェディングブーケの花材としても人気の花。
白や淡いピンク色を選べば、花嫁を連想させるふんわりとしたアレンジメントになります。
ナチュラルテイストが好きな人や、周りと被りたくない個性派の人にも喜ばれること間違いないでしょう。
結婚記念日
アスチルベは、結婚記念日のフラワーギフトとしても人気があります。
「落ち着いた明るさ」という花言葉は、一緒に穏やかな結婚生活を送るパートナーにぴったりです。
「普段は照れくさくて、なかなか感謝の気持ちを伝えられない」「結婚記念日を迎えられた喜びを形にしたい」という人は、ぜひアスチルベを取り入れた花束などを贈ってみましょう。
アスチルベの花言葉はギフトにぴったり!かわいらしい花で想いを伝えよう
アスチルベの花言葉には「恋の訪れ」「落ち着いた明るさ」などがあります。
ふわふわとした可愛らしい花で育てやすく、ガーデニングで楽しむ人も多いですが、ブーケやアレンジメントの花材としても人気です。
ナチュラルでやわらかい雰囲気の花は、女性だけでなく男性への贈り物にもぴったり。
花言葉に気持ちを込めて、ぜひフラワーギフトに取り入れてみてくださいね。
- 小さな花をたくさんつけるアスチルベは、ふわふわした姿が特徴
- ガーデニングだけでなく、花束などの花材としても人気
- 花言葉は「恋の訪れ」「落ち着いた明るさ」「控えめ」など
- 怖い意味はないが「繊細」「献身」という花言葉もある
- 大切な記念日には、アスチルベを取り入れたフラワーギフトを贈ろう