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【例文あり】結婚式の失礼のない断り方を徹底紹介!欠席する際のマナーとは

 2021/10/17 特集
この記事は約 14 分で読めます。

結婚式に招待してもらったけど、金銭的にピンチだったり、そんなに親しい間柄ではなかったりと色々な理由で欠席したいときもありますよね。

しかし、相手の機嫌を損ねることなく断るにはどうすれば良いのか、わからなくて悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

この記事では、招待されたけれど欠席したい結婚式の断り方やマナーについて解説します

断るときに必要な情報が掲載されているので、チェックしてみてください。

 

結婚式を断る主な理由

「結婚式に招待されたけど、行きたくないな」と思って罪悪感を感じたことがある人は多いでしょう。

しかし、招待された結婚式を欠席したいと感じたことがある人は意外と多いのです。

まずはどうして断りたいと思っているのか、その理由をきちんと整理しておきましょう。

 

お金がかかる

お金がかかるから欠席したいと思っている人は意外と多いです。

結婚式に参加するためには、ご祝儀が必要になりますよね。

しかし、ご祝儀の他にも女性の場合はヘアメイクをしたり、ドレスを購入・レンタルしたりとお金がかかることも多く、1回のパーティの費用が高くなってしまうという声も。

また、結婚式場が遠方の場合は交通費がかかったり、二次会で出費したりと予想以上に出費が大きくなるケースもあり、負担が大きくなってしまうこともあるようです。

 

新郎新婦と親しくない

新郎新婦とあまり親しいと思っていなかったのに結婚式に招待されてしまった場合も、行きたくないと感じる人は多いです。

仲の良い友人や会社の同僚なら、式に出席してお祝いしたいと思うでしょう。

しかし、あまり親しい間柄でもないのに招待されてしまうと、参加すること自体が面倒に感じてしまいますよね

会社の上司や後輩など仕事の付き合いで招待された場合も同様に、行きたくないと感じる人は多いようです。

 

出席者に会いたくない人がいる

出席者に会いたくない人がいる場合も、結婚式を断りたいなと思う理由の1つになるでしょう。

新郎新婦とは共通の友達だったとしても、過去にトラブルを起こして喧嘩別れしてしまった人が招待されていたり、中には元彼や元カノが招待されているパターンも。

たとえ2人を祝福したい気持ちがあったとしても、もし気まずい関係のゲストが同じテーブルだったらと考えるだけで、行きたくないなと思ってしまいますよね。

 

出席者に話せる人が少ない

欠席したい理由に多いのが、出席者に話せる人が少ない場合です。

共通の友人があまりいない場合や、親戚の結婚式などに多くみられます。

式の主役は新郎新婦ですが、主役の2人と話せる機会はそう多くはないですよね。

実際は一緒にテーブルを囲んだ人たちと会話を楽しむ時間が多いので、話せる人があまりいないのが事前にわかっていると、欠席したい気持ちがつのってしまうのです。

 

結婚式の雰囲気が苦手

そもそも結婚式の雰囲気が苦手で、欠席したいという人もいるようです。

大勢の人の中で食事をしたり、ワイワイする雰囲気が苦手な人にとってパーティは苦痛でしかありません。

中にはお酒が飲めないから、結婚式が苦手という人も。

お祝いしたい気持ちはあっても、大勢ではなく個人的にお祝いしたいと思っているパターンも珍しくないのです。

 

コロナ禍ならではの理由

最近はコロナ禍ならではの理由で欠席したいという人も増えています。

医療従事者であったり、家族に病気や介護が必要な人がいる場合、感染に気をつけて生活している人は多いですよね。

また、妊娠中だったり産前・産後の場合も、人の多いところに行きたくないと思っている人は多いでしょう。

せっかく招待してもらったのにという気持ちがありつつも、コロナ禍では仕方なく欠席するパターンも最近は多いですよ。

 

 

結婚式の断り方は主に3パターン

せっかく招待してもらった結婚式を欠席する場合、いつ・どんな風に伝えたら良いのかわからず悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

断るときはタイミングが大切になります。

タイミングを逃すと、相手に失礼になってしまうだけでなく、今後の関係にヒビが入ってしまうこともあるので気をつけましょう。

まずは結婚式の断り方の基本3パターンを紹介します。

 

招待状をもらったとき

結婚式招待状をもらったときは、1週間くらい空けてから欠席を伝えるのが連絡マナーです

招待状が届いてすぐに返事を出すと「参加したくなかったんだ」と相手をがっかりさせてしまうこともあるので、少し間を空けるのがポイント。

返信ハガキ(返信はがき)で返事をするときは、相手の名前の下にある「行」を「様」を直すなど、いくつかのマナーがあるので事前にチェックしてくださいね。

 

直接または電話で招待されたとき

直接会ったときや電話で招待されることもあるでしょう。

確実に参加できないことがわかっている場合は、その場で欠席する旨を伝えてしまっても問題ありません

予定を確認したい場合などは、後日改めて欠席したいことを伝えるようにしましょう。

その場合も、電話や直接会って伝えるのがベストですが、タイミングが難しい場合はお断りメールやお断りLINEでも良いでしょう。

 

メールやラインで招待されたとき

メールやラインで招待されたときに、欠席することが決まっている場合はすぐに返事をしましょう。

新郎新婦は招待状を作る準備として、メールやラインで参加の可否を聞いてくる場合が多いです。

そのため、返事にあまり時間をかけてしまうと、相手が焦ってしまうこともあるので注意しましょう。

 

これからの関係性に響く結婚式を断るときのポイント

様々な事情から結婚式に参加できない・参加したくないシーンはあるでしょう。

しかし、欠席することで新郎新婦とのこれからの関係が悪くなってしまったらどうしようと悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

欠席連絡をするときは、相手に失礼がないようにいくつかのポイントを押さえておくことが大切です。

ここからは、今後の関係性を良好に保ちつつも結婚式を断るポイントを解説していきます。

 

親しい場合は納得できる理由を伝える

新郎新婦と親しい間柄の場合は、相手が納得できる理由をきちんと伝えるようにしましょう。

親友など近い関係の場合、相手はあなたが結婚式に参加することを強く望んでいる可能性が高いですよね。

妊娠中や海外への長期出張など、止むを得ない理由でどうしても欠席しなくてはならないことを、誠意を持って伝えれば相手も納得してくれるはずです。

 

体験談

友人の結婚式と仕事の繁忙期が重なってしまいどうしても休めずに、出席できませんでした。

その際は電話で直接事情を伝えて、理解してもらえましたが、出席したかったので残念でした。

(20代前半女性)

 

「おめでとう」の言葉は忘れない

どんな理由で欠席するとしても、連絡するときは「おめでとう」の言葉を忘れないことが大切です。

自分が参加できないことを伝える前に「結婚おめでとう」という祝福の気持ちをしっかり示しましょう。

儀式的に欠席の連絡をされてしまうと、相手は「自分のこと嫌いだったのかな」などと余計なことまで考えてしまう可能性も。

祝福する気持ちを自分なりの言葉で伝えたうえで欠席する旨を連絡し、お祝いする気持ちはあるけれど、どうしても参加できないことを相手に理解してもらいましょう

 

あれこれ理由をつけて断らない

あれこれ理由をつけて欠席連絡をするのもやめておきましょう。

あなたにとって結婚式を欠席するほど重要な予定だったとしても、相手は同じように受け取ってくれないかもしれません。

「そんな理由で欠席するんだ」と思われてがっかりされてしまうことも。

「当日は所用があるため欠席させていただきます」などとぼやかして伝える方が、角が立たずに済みますよ。

 

体験談

産後すぐで子どもにお金がかかり、自分の会社を退職していたことから経済的に厳しくやむを得ず欠席を選びました。

新郎新婦には子育ての事情とだけ伝えて、経済的な事情のことは伏せておきました。

(20代後半女性)

 

弔事や忌中は明記しない

身内に不幸などがあり結婚式に参加できないこともあるでしょう。

弔事や忌中など喜ばしい席にふさわしくない理由の場合は、明記しないのが一般的です。

身内に不幸があった時は、49日を過ぎるまではお祝いの席に参加しないのがマナー。

ただし、返信葉書に理由は明記せず「やむを得ない理由により欠席させていただきます」としておきましょう。

 

「忙しい」はNG

忙しいことを欠席理由にするのはやめましょう。

新郎新婦との関係性にもよりますが、忙しさを理由に欠席したいと思ってしまうことはありますよね。

しかし、多忙を理由に欠席連絡をすると、相手は自分たちのことを軽んじられたと感じてしまうかもしれません

お祝いしたい気持ちはあるし、式にも本当は出席したい気持ちを伝えたうえで「所用につき欠席させていただきます」などとぼかして伝えるのがおすすめですよ。

 

結婚式を断るときの例文

断るポイントを押さえたとしても、実際に返信メッセージを作ってみると、具体的にどんな風に書いたら良いか悩みますよね。

そんなときは例文(結婚式断りはがき例文・結婚式断りLINE例文)を参考にして、自分なりにアレンジしていくのがおすすめです。

「、」や「。」のような句読点を付けないなど、招待状返信マナーをしっかり覚えて、マナー違反にならないようにメッセージ・はがきを作ってくださいね。

結婚式を断るときの文例を、断る相手ごとに紹介します。

 

友達の結婚式を断る場合

結婚 本当におめでとう!

結婚式に誘ってくれてありがとう

ぜひ参加したかったのだけど その日はどうしても外せない用事があって参加できません

本当にごめんね

結婚式とは別にお祝いさせてね

友達の結婚式を断る場合、まずは招待されて嬉しかったことや参加したかった気持ちを伝えるようにしましょう

たとえ形式的になったとしても、個別にお祝いしたい気持ちを付け加えておくのがおすすめですよ。

 

疎遠な友達の結婚式を断る場合

結婚おめでとう!

しばらく会ってないけれど 招待嬉しいです

本当に残念だけど 仕事で長期出張があって参加できそうにないです

体調に気をつけて 素敵な式になることを祈っています

また会える日を楽しみにしてるよ

疎遠な友達の場合も、まずは結婚をお祝いする気持ちや招待されて嬉しかった気持ちを伝えるのがおすすめです。

なかなか会う機会がないので、個別にお祝いしたいなどと伝える必要はなく、また会えるのを楽しみにしていることを書いて終わりましょう

 

同僚の結婚式を断る場合

結婚おめでとう

式への招待ありがとう

ぜひとも参加したいところですが 当日はやむを得ない事情により出席が叶いません

本当に申し訳ない

お祝いは改めてさせてください

同僚の結婚式の場合、フレンドリー過ぎず、形式的になり過ぎない距離感が大切です

お祝いする気持ちや招待への感謝をしっかり入れたうえで、詳細を告げずに形式的な言葉で断りましょう。

 

仕事関係の上司の結婚式を断る場合

この度はご結婚おめでとうございます

ご招待いただいた結婚式ですが 当日は所用があるため欠席させていただきます

お二人の幸せを心よりお祈りしております

仕事関係の上司の結婚式を断る場合、失礼がないようにマナーをしっかり守ることを念頭におきましょう

欠席理由などを詳細に書くことはせずに、形式的な言葉を使うのがおすすめです。

 

欠席する結婚式へのご祝儀やお祝い・祝電のマナー

招待された結婚式を欠席することにはなったけど、できればお祝いの気持ちは伝えたい場合もあるでしょう。

そんなときは式に出席しなくてもご祝儀を包んだり、結婚祝いを贈ったりと様々な方法を使って気持ちを示すのがおすすめです。

ただ式を欠席するだけで終わってしまうよりも、角が立たず相手を喜ばせることもできますよ。

最後に、欠席する結婚式へのご祝儀やお祝い・祝電のマナーをチェックしておきましょう。

 

ご祝儀やお祝いのマナー

やむを得ない事情で結婚式には参加できないけれど、お祝いの気持ちを示したいというときは、事前にご祝儀を贈るのがおすすめです。 

「お金で気持ちを示すのは気が引ける…そこまでの関係ではないけれど何かしら気持ちを示しておきたい」という場合は、お祝いの品でも良いでしょう。

ご祝儀やお祝いを贈るときは、事前に欠席がわかっている場合と急遽欠席することになった場合でルールが異なります

詳しく見ていきましょう。

 

事前に欠席がわかっている場合

事前に欠席がわかっている場合は、式の1週間前までにご祝儀やお祝いを贈るようにしましょう。

現金の場合、結婚のお祝いであることがしっかりわかるようにご祝儀袋に「御結婚御祝」と明記してください。

金額はだいたい1万円が一般的です。

手渡しできるのがベストですが、難しい場合は現金書留の郵送でも良いでしょう。

今後の関係のためにも祝儀マナーはしっかり守ってくださいね。

 

急遽欠席する場合

急遽欠席することになった場合は、当日に包む予定だった金額と同じ額を包みましょう。

金額は一般的に2〜3万円で、当日持参しようと思っていたご祝儀袋をそのまま使っても問題ありません

当日式に出席する友人などに頼んで、会場に持参してもらっても良いですし、郵送でも良いでしょう。

新郎新婦が結婚式の後、すぐに新婚旅行に出かける予定がある場合などは、少し時間を置いてから渡しても問題ありません。

 

祝電のマナー

祝電もお祝いの気持ちをしっかり示しつつ、新郎新婦に喜ばれる方法としておすすめです。

祝電を贈る場合は、当日参加できなくて残念だったという内容よりも、結婚を祝福する気持ちを前面に出すように心がけましょう

最近はぬいぐるみや花束が付いている素敵な祝電も多いので、色々とチェックしてみてくださいね。

 

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結婚式を正しく断るのは社会人の常識!

参加したくない・どうしても参加できない結婚式に招かれてしまったけれど、断り方がわからなくて悩んでいる人は多いですよね。

欠席の連絡をするときは、お祝いの気持ちをしっかり伝えることがポイントです

式には欠席するけれどお祝いの気持ちを伝えたい場合は、ご祝儀や祝電を贈るのもおすすめですよ。

また、欠席理由は詳しく明記せず、特に身内に不幸が会った場合などは伝えないのがマナーです。

例文を参考にしながら、断りの連絡をしてみてくださいね。

「だいぶ先だから、まだいいか」と招待を放っておくのは禁物です。

あちらにはあちらの事情もありますので、後回しにするのはやめましょう。

 

 

まとめ
  • メールやラインで招待された場合は、なるべく早く返事をする
  • 欠席連絡をするときは「おめでとう」の言葉を忘れない
  • 詳しく理由を書いたり、多忙を理由にするのはNG
  • 欠席するけどお祝いの気持ちを伝えたい場合は、ご祝儀や祝電を贈ろう

 

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