結婚を後悔している人が5割？！理由や結婚生活のリアルを既婚男女に調査

結婚を後悔している人が5割？！理由や結婚生活のリアルを既婚男女に調査

「幸せになれると思って結婚したのに、実際には思い描いていた結婚生活ではなかった」と後悔する人は少なくありません。

では、実際にどのくらいの人が結婚を後悔した経験があるのでしょうか。

今回は、既婚男女200人を対象にした「結婚の後悔」に関するアンケート調査結果を元に、結婚を後悔している人の割合やその理由を紹介します。

これから結婚を考えている人はぜひ参考にしてください！

結婚を後悔したことがある人が男女ともに5割！

既婚男女200名に「結婚を後悔したことがありますか？」と質問したところ、「何度か後悔したことがある」と回答した人は男女ともに4割ほど、「本気で後悔している」は男女ともに1割程度でした。 

両方の回答を合わせると、結婚を後悔したことがある男女は全体の5割を占めており、結婚が必ずしも幸福なものであるとは限らないという現実が分かります。

女性は結婚後1年以内・男性は2年以内に後悔する人が多い

結婚を後悔したことがある既婚男女200人に、「結婚後いつ頃から後悔を感じるようになりましたか？」と質問したところ、女性は6割近くが結婚1年以内に、男性は7割近くが結婚2年以内に「結婚を後悔した」と回答しました。

特に女性は、新婚と言われる結婚3ヶ月以内に後悔を感じ始めた人が最も多く、その割合は全体の約4分の1を占めています。

【男女別】結婚を後悔した理由

既婚者が結婚を悔やむのは一体どのようなときなのでしょうか。

男性・女性別に、後悔した理由とエピソードをチェックしてみましょう。

女性は「性格の不一致」が最も多い！

結婚を後悔したことがある既婚女性に後悔した理由を聞いたところ、最も多かった回答は「性格の不一致（24人）」でした。

具体的には、価値観の違い、コミュニケーションの不足、生活習慣の違いなどが挙げられます。

次いで、「育児に協力的でない」「人生観の違い」がいずれも12人、「義理の両親との不仲」「金銭感覚の違い」「家事に協力的でない」がいずれも10人でした。

とくに、人生観や金銭感覚の違いは結婚生活に与える影響が大きいため、後悔しやすいのかもしれません。

また、夫が育児や家事に協力してくれない、義理の両親と仲が悪い状態だと、ストレスや疲れが溜まりやすいため、結婚しなければ良かったと感じやすいのでしょう。

【結婚を後悔したエピソード】

参考：https://happymail.co.jp/happylife/marriage/regret-marriage-syndrome/

男性は「自由な時間がない・束縛がある」が最も多い！

結婚を後悔したことがある既婚男性に後悔した理由を聞いたところ、「自由な時間がない・束縛がある」と回答した人が23人で最多。

次いで、「金銭感覚の違い」が18人、「人生観の違い」が16人でした。

自由な時間が減ったり、結婚生活によって制限されたりすることに不満を感じる男性が多いようです。

また、金銭感覚の違いや人生観の違いも、結婚生活を送る上で大きな問題となることが分かります。

女性の回答で上位だった「育児や家事に協力的でない」や「義理の両親との不仲」は男性では割合が少なく、男性と女性で結婚を後悔するポイントに違いがあることが分かります。

【結婚を後悔したエピソード】

結婚を後悔していても離婚までは考えていない人が男女ともに4割！

結婚を後悔したことがある既婚男女に「離婚を考えたことはありますか？」と聞いてみたところ、女性は「離婚までは考えていない」が40人で4割を占めていました。

次いで、「離婚したいができない」が26人、「離婚を考えている」が20人、「実際に離婚した」が14人でした。

一方、男性の回答も「離婚までは考えていない」が42人で最多となっています。

次いで、「実際に離婚した」が24人、「離婚したいができない」が20人、「離婚を考えている」が14人でした。

離婚までは考えていない人が男女ともに4割を占めており、結婚を後悔したことがあっても、多くの人は別れたいと思っているわけではないようです。

しかし、注目したいのが、「離婚したいができない」が男女ともに2割を占めていることです。

離婚をしたいができない理由には、「子どものことでお金がかかるから」「子どもを1人で育てるのは大変だから」といった回答が多数ありました。

「子どもが成人して親元を離れたら離婚する」といった回答もあり、子どもへの影響を考えて離婚を我慢している人が多いようです。

恋愛と違って結婚は気持ちが離れても簡単に別れられないことがあるため、安易に結婚を決めず、慎重に事を進めることが大事なのかもしれません。

後悔しないために結婚前に確認しておくべきこと

ここでは、結婚前に確認しておきたいことと、実際に結婚した男女が「結婚前に確認すれば良かった」と感じたエピソードをご紹介します。

結婚後の具体的な話をする

結婚は人生の大きな決断です。幸せな結婚生活を送るためには、結婚前にしっかりと話し合い、お互いの価値観や将来像を共有しておくことが大切です。

働き方、子どもの希望、子どもの教育方針、住む場所、家事の分担、家計の管理、プライベートの時間の作り方など、結婚後の生活について具体的に話し合っておきましょう。

大切なのが抽象的な言葉ではなく、具体的な数字や行動を交えて話し合うこと。

例えば、子どもについて「将来子どもがほしい」という漠然とした希望を伝えるのではなく、「何人ほしいか」や「いつ頃までにほしいか」などを具体的に話し合うことで、将来のトラブルを防ぐことができます。

【結婚前に確認すべきだったと後悔したこと】

お互いの両親に会って相性を確認する

義理の両親との不仲が原因で結婚を後悔する人もいます。

結婚を考えるようになったら、お互いの両親に会って相性を確認しておくとよいでしょう。

また、女性は親戚付き合いに苦労することが多いので、親戚が集まる頻度や人間関係についてもパートナーに確認しておくのがおすすめです。

【結婚前に確認すべきだったと後悔したこと】

金銭感覚・借金の有無を確認する

結婚はパートナーと経済的な基盤を共有する大きな決断です。

そのため、結婚前にパートナーの金銭感覚や借金の有無についてしっかりと確認しておくことは、将来の円満な生活を送る上で非常に重要です。

結婚すると、生活費の他マイホームの購入、子どもの教育、老後の資金準備など何かとお金がかかります。

結婚前から将来の経済計画について具体的なイメージを共有しましょう。

【結婚前に確認すべきだったと後悔したこと】

メンタルが安定しているか確認する

​​結婚生活では、さまざまな困難に直面します。

パートナーのメンタルが不安定だと、2人でトラブルを解決することが難しくなるでしょう。

嫉妬深い・怒りっぽい・酒癖が悪いなどの特徴がある人だと、平穏な結婚生活が送れずに夫婦仲が悪くなる可能性があります。

自分や子どもに悪影響を与える可能性も高いので、冷静に相手のメンタル面を確認しておきましょう。

【結婚前に確認すべきだったと後悔したこと】

結婚を後悔しないために、結婚前にお互いを知ることが大切！

今回のアンケートでは、男女ともに結婚を後悔した人が半数を占めており、多くの人が配偶者への不満を抱いた経験があることが分かりました。

結婚すると毎日顔を合わせて生活をともにするため、愛情だけではどうにもならないこともあります。

結婚を考える人との出会いがあったら、結婚生活について具体的に話し合い、性格や価値観、生活スタイルなどを把握しておくと、結婚後に後悔しにくくなるでしょう。

今回紹介したアンケート結果を参考にして、満足度の高い結婚を目指してくださいね！