ISTJ(管理者)とは?実際の割合やあるある&周りからのイメージをアンケート調査!
個人の性格傾向を16のタイプに分類する「MBTI診断」。
MBTI診断における性格タイプの1つである「ISTJ(管理者)」は、真面目で責任感が強く、着実に物事を進める特徴があるといわれています。
では、彼らは自身のことをどのように捉えているのでしょうか?
そして、彼らは周囲からどのようなイメージを持たれているのでしょうか?
今回は、ISTJ(管理者)にスポットを当て、その実態を探るべくアンケート調査を実施しました。
ISTJ(管理者)の特徴や、他のタイプの人から見たISTJ(管理者)の魅力、難しさについて、実際のアンケート結果を交えながらご紹介します。
Contents
ISTJ(管理者)とは?
ISTJ(管理者)は、非常に誠実かつ真面目で、責任感が強い性格をしているといわれています。
現実的な考え方をしていて、過去の経験や事実に基づいて物事を判断し、計画を立てて行動することを得意としているのです。
また、ルールや伝統を重んじ、安定した環境を好む傾向があります。
そのため、明確な序列や役割がはっきりしている職場で力を発揮することが多いでしょう。
ISTJ(管理者)と診断されたことがある人は2割強
今回、MBTI診断をしたことがある男女200名に「あなたはMBTI診断でISTJ(管理者)と診断されたことがありますか?」というアンケートを実施しました。
結果がこちらです。

ISTJ(管理者)と診断されたことがある人は、全体の28%を占めることが分かりました。
MBTI性格診断が16タイプに分かれていることを考えると、極端に高い割合だといえるでしょう。
これは、MBTI性格診断を複数回受け、その都度違う診断結果を受けている人が多くいることが要因だと考えられます。
そのため、このアンケート結果は、「何度かMBTI性格診断を受けた結果、ISTJ(管理者)だと診断されたことがある」という人が2割強いる、ということになります。
ISTJ(管理者)本人が当てはまると感じた特徴とは?
ここからは、より詳しくISTJ(管理者)について調査するために、先ほどのアンケートとは別に、「ISTJ(管理者)と診断された経験のある成人男女100人」を対象に実施したアンケート結果を紹介します。

ISTJ(管理者)と診断されたことのある成人男女100人に、ISTJ(管理者)の代表的な特徴の中で、どういったものが自分に特に当てはまると感じるか、を尋ねました。
アンケート結果をもとに、ISTJ(管理者)タイプの人の特徴について細かく見ていきましょう。
1位.責任感が強く、最後までやり遂げる(42人)
・几帳面で責任感が強い(男性)
・責任感が強すぎて、自分ひとりで抱え込みやすいです。(男性)
・無意識のうちに何でも自分1人で片付けてしまう。(女性)
ISTJ(管理者)本人が最も強く当てはまると感じている特徴は、「責任感が強く、最後までやり遂げる」でした。
この結果は、ISTJ(管理者)タイプの人が持つ真面目さや勤勉さを明確に示しています。
しかし、「責任感が強すぎて、自分ひとりで抱え込みやすいです」といった声もあり、その責任感の強さがときに完璧主義や自己犠牲につながってしまうこともあるでしょう。
2位.約束や時間を守るのが当然だと思っている(34人)
・ルールや時間を守るのが当然と思っているので、ルーズな人にイライラしてしまうことがあります。(男性)
・ルールを守らない人を許せなくて本気で怒ってしまう。(女性)
・約束や時間を守るのは当然だと思っているので守れなかったりする人がいると許せないことがある(女性)
2位は「約束や時間を守るのが当然だと思っている」でした。
ISTJ(管理者)タイプの人にとって、時間や約束を守ることは人としてごく当たり前のことなのでしょう。
だからこそ、ルーズな人に対して強い不満を抱いてしまうようです。
「ルーズな人にイライラしてしまう」「ルールを守らない人に本気で怒ってしまう」といったコメントからも、ISTJ(管理者)タイプの人の正義感の強さや、ルールを重んじる姿勢がうかがえます。
3位.計画を立てて、順序立てて物事を進める(28人)
・順序立てて行動したい(男性)
・計画を立てるのが好きなので、行き当たりばったりの人とは、なかなか馬が合わない(女性)
・計画通りに物事を進めることが好き(女性)
3位にランクインしたのは「計画を立てて、順序立てて物事を進める」でした。
ISTJ(管理者)タイプの人は、物事をスムーズかつ確実に進めるために、事前に計画を練ることを好む傾向があります。
一方で、計画性のない行動が苦手で、自分のやり方を崩されることに対してストレスを感じてしまう特徴もあるようです。
周囲から見たISTJ(管理者)のイメージ
続いては、「ISTJ(管理者)と診断されたことがない成人男女100人」を対象に、ISTJ(管理者)に対するイメージを尋ねました。
ISTJ(管理者)タイプの人は、周りの人たちからどのように見られているのでしょうか。
ISTJ(管理者)は、周囲からは「几帳面で、完璧主義」「真面目で、信頼できる」「規則を重んじる」といった、誠実で勤勉なイメージを持たれているようです。
一方で、「融通が利かない一面がある」「厳しい人だと感じることがある」といったように、ISTJ(管理者)タイプの人の厳格さをネガティブな側面として捉えている人も一定数いることが分かります。
自由奔放でマイペースな人にとっては、ISTJ(管理者)タイプの人は相性が悪いと感じやすいかもしれません。
周囲から見たISTJ(管理者)の魅力的なところ
続いて、「ISTJ(管理者)と診断されたことがない成人男女100人」にISTJ(管理者)の魅力について尋ねたところ、以下のような回答が集まりました。

ISTJ(管理者)の最も魅力的だと思う点は、「困った時に頼りになり、責任を持って助けてくれる」というものでした。
彼らの真面目さや責任感は、周囲にとって大きな安心感につながっているようです。
また、「約束を必ず守ってくれるので、信頼できる」という回答も多く、ISTJ(管理者)タイプの人の誠実さは、信頼関係を築く上で重要な要素であることが分かります。
周囲から見たISTJ(管理者)の難しいところ
続いて、ISTJ(管理者)と接する上で難しいと感じる点についても質問しました。

ISTJ(管理者)の強みである「ルールを重んじる姿勢」が、「冗談が通じない時がある」「規則やルールを厳しく守りすぎて、疲れてしまう」と、難しい点として捉えられていることが多いようです。
また、「臨機応変な対応が苦手なように見える」という回答も多く、計画通り行かなかった場合のISTJ(管理者)の対応に懸念を抱く人もいることが分かりました。
ISTJ(管理者)タイプは真面目だが融通が効かない一面も
今回のアンケート調査から、ISTJ(管理者)は、「真面目で責任感が強く、信頼できる」というイメージを周囲から持たれていることが分かりました。
地道に努力を続け、約束やルールを厳格に守る姿勢は、ISTJ(管理者)の大きな強みであり、多くの人から頼りにされる要因となっています。
一方で、その真面目さが「融通が利かない」「冗談が通じない」といったネガティブな声として表れている一面もあります。
今回の結果を、ISTJ(管理者)に対する理解を深めるきっかけにしてみてくださいね。
【調査概要】
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:MBTIテストを受けたことがある成人男性・成人女性、MBTIテストで「ISTJ」と診断された成人男性・成人女性、MBTIテストで「ISTJ」と診断されたことがない成人男性・成人女性
アンケート母数:男性200名・女性200名(合計400名)
実施日:2025年9月5日
調査実施主体:ハッピーメール(ハッピー)(https://happymail.co.jp/)
- ISTJ(管理者)は非常に誠実かつ、真面目で責任感が強いタイプの性格
- ISTJ(管理者)本人が当てはまると感じた特徴は「責任感が強く、最後までやり遂げる」「約束や時間を守るのが当然だと思っている」「計画を立てて、順序立てて物事を進める」など
- 周囲から見たISTJ(管理者)のイメージは「几帳面で、完璧主義」「真面目で、信頼できる」「規則を重んじる」など
- 周囲から見たISTJ(管理者)の魅力的なところは「困った時に頼りになり、責任を持って助けてくれる」「どんな時も冷静で、感情的にならない」「約束を必ず守ってくれるので、信頼できる」など
- 周囲から見たISTJ(管理者)の難しいところは「冗談が通じない時がある」「規則やルールを厳しく守りすぎて、疲れてしまう」「臨機応変な対応が苦手なように見える」など




