ENTP(討論者)とは?実際の割合やあるある&周りからのイメージをアンケート調査!
MBTI診断で、ENTP(討論者)と診断された人もいることでしょう。
ENTP(討論者)は、議論好きで好奇心旺盛な性格として知られています。
しかし、診断結果だけでは分からない、本質的な特徴や周りからのリアルなイメージもあるはずです。
そこで今回は、MBTI診断をしたことがある成人男女を対象に、ENTP(討論者)についてアンケート調査を実施しました。
ENTP(討論者)本人が当てはまると感じる特徴や、周りの人がENTP(討論者)に対して抱いているイメージについて、アンケート結果をもとに徹底解説します。
Contents
ENTP(討論者)とは?
ENTP(討論者)は知的好奇心が旺盛で、議論を通じて知識を深め、自らの意見を磨くことを好みます。
ENTP(討論者)にとって白熱した論戦は楽しいものであり、議論の相手や内容にかかわらず、反対意見を述べることにも臆しません。
社交的でユーモアのセンスもあるので、周囲の人々を惹きつける魅力的な存在です。
しかし、長期的なプランや物事の詳細にはあまり関心を示さない傾向があります。
ENTP(討論者)と診断されたことがある人は3割強
まず、「MBTI診断をしたことがある200人」に「ENTP(討論者)と診断されたことがあるか」を尋ねました。
そのアンケート結果がこちらです。

この結果から、約3人に1人がENTP(討論者)と診断された経験があることが分かりました。
MBTI性格診断が16タイプに分かれていることを考えると、極めて高い割合だといえます。
ただし、MBTI診断は、何度も行う内に診断結果が変わることもあります。
今回のアンケート結果については、「何度もMBTI診断をしてみたところ、ENTP(討論者)に分類されたこともある」という人が含まれている可能性を考慮する必要があるでしょう。
ENTP(討論者)本人が当てはまると感じた特徴とは?
より詳しく調査するために、先ほどのアンケートとは別に「ENTP(討論者)と診断されたことがある成人男女100人」を対象にアンケート調査を実施しました。
ここからは、その内容について詳しく見ていきましょう。

「ENTP(討論者)の代表的な特徴の中で、特に自分に当てはまるもの」について尋ねた結果がこちらです。
ENTP(討論者)本人が当てはまると感じる特徴について、アンケートの結果をもとに解説します。
1位.好奇心旺盛で、新しいアイデアを思いつくのが得意( 29人)
・自分のアイデアが斬新すぎて採用されないことがある(男性)
・色々やりたいことを思いついて行動する(女性)
・好奇心が旺盛で新しいアイディアを思いつく(女性)
最も多く集まったのは、「好奇心旺盛で新しいアイデアを思いつくのが得意」という特徴です。
アンケート回答者からは、「自身の生み出すアイデアが時に斬新すぎて周囲に理解されにくい」というエピソードも寄せられました。
常に新しい可能性を探求し、行動に移すというENTP(討論者)の本質をよく表しているといえるでしょう。
2位.議論や頭脳戦が好き( 26人)
・討論自体が目的になってしまうことがある。(男性)
・すぐ議論的な話し方になってしまう(女性)
・議論して人の意見を聞きたくなる。(女性)
次いで、「議論や頭脳戦が好き」という回答も多く寄せられました。
ENTP(討論者)にとって、議論は単なる口論ではなく、思考を深めるための知的探求なのです。
この点について、「議論自体が目的になってしまうことがある」という意見も聞かれました。
相手の意見を聞き、自身の論理を組み立てていく過程を楽しめるのは、ENTP(討論者)ならではの特徴といえるでしょう。
3位.社交的で、人との交流を楽しむ:(23人)
・初対面の人とすぐ仲良くなれる(男性)
・社交的です(男性)
・大人数の会話で中心にいることが多い(女性)
ENTP(討論者)は、一見すると議論を好む論理的なタイプに見えますが、実は非常に社交的で、人との交流を心から楽しめるという特徴があります。
アンケートでも、「初対面の人と仲良くなれる」「会話の中心にいる」といった、社交的な特徴への賛同が多く寄せられました。
多くの人と関わることで、新たな視点や刺激を得ようとするENTP(討論者)の姿が垣間見えます。
周囲から見たENTP(討論者)のイメージ
ここからは、周囲から見た印象について調査するために、「ENTP(討論者)と診断されたことがない100人」にアンケートを取りました。
「ENTPにどのようなイメージを持っているか」を尋ねたところ、様々な意見が寄せられました。

最も多かったのは「議論好きで、口が立つ」で48人でした。
これは、ENTP(討論者)本人の回答である「議論や頭脳戦が好き」とも一致しています。
次に多かったのが「頭の回転が速い」で35人、「挑戦的で、怖いもの知らず」が27人という結果でした。
これらの結果から、ENTP(討論者)は周囲から、知的で議論を好むタイプだと認識されていることが分かります。
周囲から見たENTP(討論者)の魅力的なところ
続いて、「ENTP(討論者)と診断されたことがない100人」に「ENTPのどのような点が魅力的か」を尋ねました。

「自分の考えをはっきりと持っている」が28人で最も多く、次いで「論理的で、頼りになる」が27人、「一緒にいると、常に刺激がある」が23人という結果でした。
ENTP(討論者)の論理的な思考力や明確な意見を持つ姿勢は、周囲に「頼りがいがある」という印象を与えているようです。
また、ENTP(討論者)が持つ変化を恐れない姿勢や斬新なアイデアも、魅力的に映っていることがうかがえます。
周囲から見たENTP(討論者)の難しいところ
最後に、「ENTP(討論者)と診断されたことがない100人」に「ENTPと接する上で難しい点」について尋ねました。

最も多かったのは「相手の感情に配慮がないように感じることがある」で37人でした。
次いで、「議論が白熱しすぎて、疲れてしまう」「自分の意見を言いにくい雰囲気がある」が同率で33人という結果になりました。
ENTP(討論者)が持つ「論理的思考」や「議論好き」という特性は、時に周囲を疲れさせたり、感情を無視していると誤解されたりすることがあるようです。
ENTP(討論者)ははっきりと自分の意見を持っているタイプ
ENTP(討論者)は、自分の考えを論理的に組み立て、それを明確に表現することを恐れません。
曖昧なことや根拠のない意見を嫌うため、自分の意見を主張する際には必ず論理的な裏付けを求めます。
そのため、周囲からは「議論好きで口が立つ」「頼りがいがある」と思われやすいです。
ただし、ENTP(討論者)の議論好きな一面や論理的思考が、周りの人を疲れさせてしまうこともあるでしょう。
自分の意見を主張しつつ、周りへの配慮も忘れなければ、魅力的なリーダーとして頼られる存在になれるはずですよ。
【調査概要】
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:MBTIテストを受けたことがある成人男性・成人女性、MBTIテストで「ENTP」と診断されたことがある成人男性・成人女性、MBTIテストで「ENTP」と診断されたことがない成人男性・成人女性
アンケート母数:男性200名・女性200名(合計400名)
実施日:2025年9月5日
調査実施主体:ハッピーメール(ハッピー)(https://happymail.co.jp/)
- ENTP(討論者)は知的好奇心が旺盛で、議論を通じて知識を深め、自らの見解を磨くことを好む
- ENTP(討論者)本人が当てはまると感じた特徴は「好奇心旺盛で、新しいアイデアを思いつくのが得意」「議論や頭脳戦が好き」「社交的で、人との交流を楽しむ」など
- 周囲から見たENTP(討論者)のイメージは「議論好きで、口が立つ」「頭の回転が速い」「挑戦的で、怖いもの知らず」など
- 周囲から見たENTP(討論者)の魅力的なところは「自分の考えをはっきりと持っている」「論理的で、頼りになる」「一緒にいると、常に刺激がある」など
- 周囲から見たENTP(討論者)の難しいところは「相手の感情に配慮がないように感じることがある」「議論が白熱しすぎて、疲れてしまう」「自分の意見を言いにくい雰囲気がある」など




