成人式に行かない人の割合は3割超!参加しない理由や後悔しない方法を大調査

「成人式」は、各自治体が年度内に成人となる人をお祝いする、日本の伝統的な行事です。
人生の大きなイベントのひとつですが、式典に参加するべきか悩んでいる人は意外と少なくないでしょう。
今回の記事では、成人男女200人を対象に「成人式の参加・不参加」に関するアンケート調査を実施しました。
後悔のない判断をするために、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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成人式に行かない男女は3割を超える
成人男女200人に成人式に出席したか聞いたところ、「はい」と回答した男性は約6割、女性は約7割でした。
一方、欠席した人の割合は3割を超えており、決して少ない数字とはいえません。
式典への参加は義務ではないので、自分の意思で行くかどうか決めることができます。
成人式の出席に積極的な人と消極的な人がいるのはなぜなのでしょうか。
まずは、成人式に参加した人と参加しなかった人の意見を見ていきましょう。
成人式に参加した理由は「元同級生と会えるから」が最多
成人男女129人に成人式に参加した理由を聞いたところ、「元同級生と会えるから」が最多回答でした。
学校を卒業すると過去の同級生と顔を合わせる機会は少なくなるものです。
だからこそ地元の友達と会って、一緒に写真を撮ったり思い出話をしたりするのを楽しみにしている人がたくさんいるのでしょう。
また、成人式は人生の節目であり、大人への仲間入りをお祝いする大きな行事といえます。
一生に1度しか体験できないため、参加して思い出をつくりたいと思う人が多いようです。
旧友と晴れ姿で会えれば、忘れられない1日を過ごすことができるでしょう。
顔を合わせるのが成人式で最後になる可能性もあるので、会いたい人がいるなら参加したほうがいいかもしれません。
成人式に参加しなかった理由は「ほかに用事があったから」が最多
成人男女71人に成人式に参加しなかった理由を聞いたところ、「ほかに用事があったから」が最多回答でした。
成人式は『成人の日(毎年1月の第2月曜日)』に行われることが多く、地域の多目的ホールや体育館などで開催されます。
多くの人にとって1月は受験や就職活動、仕事で自由な時間を確保しづらい時期でしょう。
多忙が理由で、成人式の不参加を選ばざるを得なかった人は少なくないようです。
次いで多かった回答が、「準備が面倒だから」「会いたい友達がいないから」でした。
成人式は振袖や袴の用意、ヘアセット、着付けなど、準備に時間や手間がかかりがちです。
そのため、面倒に感じる人が多いのでしょう。
また、会いたいと思える友達がいないと、式典に行くことへの魅力を感じづらくなります。
むしろ独りぼっちになるくらいなら、欠席したいと思うのが自然かもしれません。
成人式の不参加を後悔する人は約1割強
成人式に参加しなかった男女71人に対して、式典を欠席して後悔したか聞いたところ、「後悔した」と回答した男性は8人、女性は4人でした。
この結果から多くの人が悔やんでいないことがわかります。
成人式に参加する理由がなければ、行かないほうが心穏やかに過ごせるかもしれません。
しかし、全体の約1割強の人は、成人式の欠席を後悔しています。
人生1度きりのイベントですから、簡単に行くかどうかを判断しないほうがいいでしょう。
成人式に参加するメリットは「旧友と仲良くなれること」
成人式に参加した人に、成人式で思い出に残っていることを聞いたところ、「旧友と再会し仲良くなれた」という回答が多くありました。
久しぶりに会った友達と盛り上がり、閉会後に食事に行った人も少なくないようです。
友情を再構築できる機会はなかなかありません。
疎遠だった友達とまた仲良くなれるのは、成人式に参加するメリットといえるでしょう。
【成人式に参加した男女の思い出エピソード】
- 「卒業以来会っていなかった友人と再会して、意気投合し仲良くなれました。」(男性)
- 「昔話が盛り上がって、そのあとみんなで飲みに行ったことです。」(男性)
- 「疎遠だった友人と久々に会って、写真を撮ってご飯に行ったことです。」(女性)
- 「中学の同級生に久々に会えて、同窓会みたいになって楽しかったです。」(女性)
成人式に参加しないデメリットは「元同級生を羨ましく思うこと」
成人式の欠席を後悔している人に、悔やんでいる理由について聞いたところ、「成人式に参加した元同級生を羨ましく思った」という回答が多くありました。
後日友達から話を聞いたり、SNSで楽しそうな様子を見たりすることで、「行けばよかった」とネガティブな気持ちになるケースがあるようです。
女性の場合、振袖を着なかったことが後悔の理由として、いくつか挙げられていました。
着物を着る機会は少ないので、つい「あのとき着ていれば…」と考えてしまうのでしょう。
とくにSNSで元同級生の晴れ姿や楽しそうな姿を見ると、後悔の念に駆られがちです。
他人と比較する癖がある人は、成人式への参加を前向きに検討するといいかもしれません。
【成人式に行かなかった男女の後悔エピソード】
- 「友達のSNSの投稿を見て羨ましくなりました。」(男性)
- 「友達から話を聞いてとても面白かったようなので、行けばよかったと思いました。」(男性)
- 「成人式に参加した友達の話を聞いて後悔してしまいました。」(女性)
- 「やっぱり振袖を着たかったなと思いました。」(女性)
成人式の不参加を後悔しないための方法
最後に、成人式の不参加を後悔しないための方法について紹介します。
欠席のほうに気持ちが傾いている人は、ぜひチェックしておきましょう。
振袖や袴を着て記念写真を撮る
最近では成人式に参加せず、晴れ着姿を写真に残す人が少なくありません。
振袖や袴などを着て記念写真を撮ることで、新成人になったことを実感できるでしょう。
写真撮影だけならスケジュールを調整しやすく、前撮りや後撮りも可能です。
人生の大きな節目を写真に残して、特別感のある思い出をつくれば、後悔するリスクを減らせますよ。
仲のいい友達とパーティーする
成人式に参加していなくても、親しい友達と特別な日を過ごせば思い出はつくれます。
同窓会のように複数人で集まるもよし、親友と2人でお祝いするもよしです。
仲がいい友達とパーティーすれば、充実した1日になるでしょう。
また、成人式のあとには同窓会を開催していることが多いです。
恩師や元同級生と会いたいと思うなら、二次会から参加するのもありでしょう。
両親に感謝の気持ちを伝える
成人式は本人だけでなく、母親や父親にとっても子供の成長を感じる大事なイベントです。
普段通りに過ごしていると、悲しい思いをさせてしまうかもしれません。
成人の日には、今まで育ててくれた両親への感謝の気持ちを伝えるのがおすすめです。
手紙を書いたり贈り物をしたりすれば、とても大切にしてくれるでしょう。
また、晴れ着姿で家族と一緒に記念写真を撮ると、一生の思い出としてカタチに残せます。
成人式に参加しなくても、両親に感謝の気持ちを伝えて特別な1日を過ごしてください。
成人式に参加するか否かは慎重に考えることが大事!
今回のアンケート調査によると、成人式に行かなかった人の割合は3割を超えており、そのうち行かなくて後悔した人は1割強でした。
成人式は人生で1度きりの行事のため、参加するか否かは慎重に考えることが大切です。
式典を欠席すると決めた場合は、後悔しないような過ごし方をするといいでしょう。
振袖や袴を着て記念写真を撮る、同い年の友達とパーティーをするなど、成人したことを実感する方法はたくさんあります。
本記事の内容を参考にして、悔いのない選択をしてくださいね。
【調査概要】
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:成人男性・成人女性
アンケート母数:男性100名・女性100名(合計200名)
実施日:2024年11月19日
調査実施主体:ハッピーメール(https://happymail.co.jp/)
調査会社:株式会社アイベック
- 成人式に行かなかった人の割合は、男女ともに3割を超えている
- 成人式に参加した理由は「元同級生に会えるから」、参加しなかった理由は「ほかに用事があったから」が最多回答
- 成人式の欠席を後悔した人は全体の約1割強
- 成人式に参加するメリットは「旧友と仲良くなれること」、参加しないデメリットは「元同級生を羨ましく思うこと」
- 成人式の不参加を後悔しないためには、「振袖や袴を着て記念写真を撮影する」「仲のいい友達とパーティーする」「両親に感謝の気持ちを伝える」といった方法がおすすめ