どこからが浮気?浮気や不倫のボーダーラインを男女別にアンケート調査
カップルや夫婦間で裏切り行為となる浮気や不倫。
浮気問題は避けたいけど、『そもそもどこからが浮気?』と気になっている人もいるのではないでしょうか。
この記事では、成人男女100人ずつを対象に実施した「浮気のボーダーライン」に関するアンケート調査の結果を紹介します。
浮気をしたときの体験談も聞いているので、どんなときに浮気をしやすいのかもチェックしてみましょう。
Contents
約3割の男女が浮気をされた経験がある!
浮気をされた経験がある人は、一体どのくらいいるのでしょうか。
「浮気をされたことはありますか?」と質問したところ、「ある」と回答した女性は34人、男性は35人でした。
一方、「ない」と回答した女性は66人、男性は65人でした。
男女で浮気された割合に大きな差はなく、約3割の男女がパートナーに裏切られた経験があるようです。
どこからが浮気?男女別のボーダーラインはここ!
「どこからが浮気だと思いますか?」と質問してみたところ、女性は「2人きりでデート」が4割程度で最多でした。
次に多かったのは「頻繁に連絡をとる」で、2割強を占めています。
「手を繋ぐ」「キス」「肉体関係」といったスキンシップよりも、2人で会ったり連絡を取ったりした時点で浮気と判断する女性が多いことがわかります。
男性も女性と同じく、「2人きりでデート」が最多でした。
若干男性の方が割合が高く、2人きりで会うことは浮気と考えている人が多いようです。
次いで、「キス(16人)」、「手を繋ぐ(15人)」となっています。
女性は頻繁に連絡をとることは浮気と考えている人も多かったですが、男性は女性ほど連絡をとることに抵抗がない人が多そうです。
「2人きりでデート」は男女ともに上位となっていることから、浮気のボーダーラインといえるかもしれません。
また、女性は連絡をとった時点で、男性はスキンシップがあった時点で、浮気と判断する人が多いこともわかりました。
法律には浮気の明確な定義はない
法律には、浮気の明確な定義はありません。
そのため、浮気のボーダーラインは人によって異なり、「肉体関係を持ったら浮気」と思う人もいれば、「恋愛感情があればふたりで会うだけで浮気」と思う人もいます。
日本では浮気は犯罪行為ではないため、浮気をしても罪に問われることはありません。
しかし、夫婦間には貞操義務があるため、配偶者以外の人と性的関係をもつことは民法上の不貞行為にあたり、離婚や慰謝料請求などが認められることがあります。
ちなみに、婚約中や事実婚でも不貞行為とみなされ、慰謝料請求ができる場合があります。
女性より男性の方が浮気を経験している数が多い
「浮気をしたことはありますか?」と聞いてみたところ、「ある」と回答した女性は23人、「ない」と回答した女性は77人でした。
女性の場合、約2割の人が浮気をしたことがあるようです。
一方、「ある」と回答した男性は40人、「ない」と回答した男性は60人で、約4割の人が浮気を経験したことがあるようです。
女性と男性の割合を比べると約2倍の差があり、女性よりも男性の方が浮気を経験している人が多いことがわかりました。
【男女別】浮気に至ったエピソードを徹底調査!
それでは、どんなときに浮気をしたのでしょうか。
「浮気をした時のエピソードを教えてください」と聞いてみたところ、以下のような声が寄せられました。
【女性】
- 「連絡がまめじゃなく、冷たい彼氏と付き合っていたので、優しく慰めてくれる人にすぐ浮気して心の隙間を埋めていました。」
※ハッピーライフ調べ(成人男女100人ずつ対象) - 「仕事でのストレスや日常のストレスがあるときに、別の知らない人で満たそうと思って飲み屋に行って知り合った人とワンナイトした」
※ハッピーライフ調べ(成人男女100人ずつ対象) - 「遠距離恋愛をしている時に好みの男性に出会い、そのまま浮気してしまいました。バレずに半年過ごしていましたが、結局浮気相手の方が好きになってしまい、好きな人ができたと彼氏とはお別れしました。」
※ハッピーライフ調べ(成人男女100人ずつ対象) - 「好みのタイプで楽しませてくれたので若気の至りで不倫してしまった事がある。」
※ハッピーライフ調べ(成人男女100人ずつ対象) - 「子育てのことで夫ともめたときに、ちょうど同窓会で昔付き合っていた人と再会してワンナイトだけ。」
※ハッピーライフ調べ(成人男女100人ずつ対象)
【男性】
- 「結婚してマンネリ化し始めた時にゲームで知り合った人と会うことになりそのままホテルに行きました」
※ハッピーライフ調べ(成人男女100人ずつ対象) - 「バーで女子大生に逆ナンパされて一夜を共に過ごしました。」
※ハッピーライフ調べ(成人男女100人ずつ対象) - 「会社の新人女性がとても自分の好みのタイプで、その女性に告白されてついつい浮気をしてしまいました」
※ハッピーライフ調べ(成人男女100人ずつ対象) - 「妻が妊娠中でやや夫婦仲が悪かった時に、取引先の営業の女性と出会った。お互い既婚者ではあったものの、それぞれパートナーへの不満があり意気投合した。何度か飲みに行くうちに体の関係になった。」
※ハッピーライフ調べ(成人男女100人ずつ対象) - 「気になっていた同僚と2人きりで残業していて良い雰囲気になってしまい、そのままホテルに行って不倫をしてしまった」
※ハッピーライフ調べ(成人男女100人ずつ対象)
浮気しやすいのはどんな時?
【第1位は男女ともに「「パートナーとうまくいっていない時」】
浮気しやすいときについて聞いてみたところ、男女ともに第1位は「パートナーとうまくいっていない時」でした。
女性は57人、男性は35人となっており、女性の方がパートナーとうまくいっていない時に浮気をしやすいことがわかりました。
浮気をした時のエピソードでは、倦怠期でマンネリ化していたり、喧嘩が多くなったりしたときに、浮気をしているケースが多くありました。
パートナーとうまくいっていないと不満や寂しさがつのりやすいため、他の人に頼りたくなるのかもしれません。
【第2位は男女ともに「好みの相手と出会ってしまった時」】
次に多かったのが、男女ともに「好みの相手と出会ってしまった時」でした。
女性は14人、男性は22人で、男性の方が割合が高いようです。
付き合っている人がいても、容姿や性格など好みのタイプの人が現れると気持ちが揺らいでしまうのでしょう。
パートナーとうまくいっていないときに、タイプの人に出会って浮気してしまうケースも少なくないようです。
【第3位は女性が「ストレス」、男性が「言い寄られたら」】
女性の第3位は「ストレスが溜まっている時」でした。
仕事や人間関係、家庭内のトラブルなど、さまざまなストレスを解消するために浮気をする人がいるようです。
一緒にいれば、パートナーの価値観やライフスタイルの違いにストレスを感じる瞬間もあるでしょう。
そのため、イライラしたときに、つい浮気や不倫をしてしまうパターンもあるのかもしれません。
一方、男性の第3位は「タイプの子に言い寄られたら」でした。
浮気をした時のエピソードでも、男性は「声をかけられたから」「告白されたから」というきっかけで浮気に至っているケースがありました。
女性よりも男性の方が、相手から言い寄られると断りにくく、受け入れてしまう人が多いようです。
浮気や不倫のボーダーラインは男女で異なる
今回のアンケートでは、男女ともに2人でデートした時点で浮気と考える人が多いことがわかりました。
女性は男性よりも浮気と判断するのが早く、連絡を取ったらNGという人も多くいました。
浮気のボーダーラインは男女で異なり、個人によっても解釈が違います。
浮気のつもりがなくても、相手に浮気と判断されてしまう可能性もあるでしょう。
パートナーとのトラブルを避けるには、お互いにどこから浮気だと思っているか確認しておいた方がいいかもしれません。
パートナーと円満な関係を築けるように、今回の記事で紹介したアンケート結果や体験談を参考にしてくださいね。
【調査概要】
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:既婚男性・既婚女性
アンケート母数:男性100名・女性100名(合計200名)
実施日:2024年7月18日
調査実施主体:ハッピーメール(https://happymail.co.jp/)
調査会社:株式会社アイベック
関連ページ:
- 浮気をされた経験があるのは、男女ともに約3割
- 男女ともに浮気のボーダーラインは「2人きりでデート」が最多で、女性は連絡をとった時点で、男性はスキンシップがあった時点で浮気と判断されやすい
- 法律には浮気の明確な定義はなく罪に問われないが、既婚者は不貞行為となって離婚や慰謝料請求をされる可能性がある
- 浮気をされたことがあるのは女性より男性が多く、男女ともにパートナーとうまくいっていない時に浮気をしやすい傾向がある
- 男女・個人で浮気のボーダーラインは違うため、トラブルを避けるにはパートナーの考えを確認しておくのがおすすめ