浴衣デートしたいのは女性だけ？男性心理や浴衣が映えるおすすめスポットも紹介

夏だからこそ、挑戦したいおしゃれのひとつが浴衣です。

浴衣を着るといつもと違った雰囲気にテンションが上がり、イベントもより楽しめるもの。

しかし、男性は女性が浴衣を着てデートに来ることについて実際どう思っているのでしょうか。

そこで今回は、男性は浴衣デートに好意的なのかをはじめとし、浴衣デートの注意点やおすすめスポットなどを紹介します。

 

浴衣デートしたいのは女性だけ？男性心理とは？

結論から言えば、多くの男性は浴衣デートをしたいと思っています。

そこには、女性の浴衣に対する男性心理があり、多くの人が「彼女に浴衣を着てもらいたい」と思っているのです。

ここではその男性心理とはどのようなものかを、詳しく紹介します。

 

日常とは違う姿にドキッとする

現代で、浴衣を普段着にする人は極少数派です。

そのため着る機会といえば、夏祭りや花火大会という人がほとんどでしょう。

それだけレアな恰好なため、普段は中々見られない女性の姿にドキッとしてしまう男性が多いのです。

また、浴衣は女性を色っぽく見せる効果もあり、魅力度が倍増します。

可愛くなった女性を見て、男性は「自分のためにおしゃれをしてくれた」という特別感も感じるでしょう。

 

アップヘアーから覗くうなじが魅力

「ちらっと見える」ことにドキッとする男性は多く、浴衣の場合は首すじ・うなじがこれにあたります。

浴衣は全体的に露出のない服装ですが、女性は髪をアップにしてセットし、うなじが出るスタイルが一般的です。

ファッションでは、首・手首・足首を見せると女性の魅力度が上がると言われており、浴衣はまさにその魅力を思い切り引き出してくれます。

 

清楚な雰囲気・仕草に萌える

浴衣は洋装とちがい、ちょっとした行動でも動きにくさがあります。

着慣れていないと、普段より慎重な動きになるのですが、その仕草が男性から見ると魅力的に感じられるのです。

内股気味で歩幅を狭く歩く・袖が汚れないように持つなど、ゆったりとした仕草は女性らしさをアップします。

これらは、いつもと違う雰囲気をより魅力的に演出してくれるでしょう。

 

デートにおすすめの浴衣の色は？

デートとなれば、より浴衣選びにも力が入りますが、そこで悩みがちなのが浴衣の色です。

浴衣は色も柄も多数あって迷ってしまう人も少なくないでしょう。

ここでは、男性に人気の高い浴衣の色の中からとくにおすすめのものを紹介します。

 

爽やかな「水色」

水色は「夏らしくて爽やか」「清涼感がある」として、男性人気の高い色です。

一般的なモテ色はピンクや白のイメージですが、浴衣は水色をはじめとした青系統を好む男性が多い傾向があります。

夏の暑い時期に着ることが多い浴衣なので、見た目の爽やかさ・季節を感じられる点が「浴衣ならではのモテ色」となっているのです。

 

華やかな「赤」

華やかな色の中で、男性人気が高いのは赤です。

目立つ色である赤は「夜の暗さに映える」「特別感がある」といった理由で、多くの支持を集めています。

生地の元色が赤のものはもちろん、柄に赤が使われているといったタイプも人気です。

鮮やかな色の中でも、比較的どの年代にも取り入れやすい赤は、女性・男性ともに注目されている色といえるでしょう。

 

大人っぽい「紫」

艶っぽさが出る大人色の紫も、男性人気の高い色です。

とくに20代後半から30代と年齢が上がるほどに、大人カラーの人気が出る傾向があります。

「色っぽく見える」「華やかさもあり上品」というのが主な支持理由。

落ち着いた色ながら地味さが出ずに、凛とした雰囲気を演出してくれる紫の浴衣は大人の女性におすすめの色です。

 

浴衣デートに必須の持ち物8つ！

浴衣デート前には、持ち物のチェックも大切です。

財布やスマホなど必ず準備しておくものに加え、あると便利もしくはいざというとき役に立つアイテムがたくさんあります。

ぜひ以下のアイテムを参考に、持ち物を見直してみてください。

 

巾着・バッグ

夏の浴衣デートには、夏らしいカゴ巾着がおすすめです。

普通の巾着では小さいためあまり荷物が入りませんが、カゴバック巾着は大容量になっているため収納力が抜群。

持ち物が多くなりがちな女性でも、必要なものがしっかり入るので重宝します。

また最近では「アタ」というインドネシアに自生しているシダ科の植物を編んで作る「アタバッグ」も人気が上昇。

アタを使ったカゴバック巾着も、チェックしてみましょう。

 

メイクグッズ

浴衣デートをする夏の時期は、気温の高い日が多くなるためメイク直しグッズも必須。

落ちにくいウォータープルーフや、サッと皮脂を除去できるシートなど汗対策を重視したメイク道具がおすすめです。

フルセットを持っていくと荷物になるため、ポイントメイクを直せるよう必要最低限にしておきましょう。

また、場所によってはトイレが混雑していて鏡が使いにくい場合も。

そのため、コンパクトミラーもあわせて準備しておくと安心です。

 

制汗グッズ

浴衣は通気性が良く涼しい生地がほとんどですが、夏場はどうしても汗をかいてしまいます。

人ごみだと彼との距離が近くなることも多いため、におい対策となる制汗グッズを持参しておきましょう。

サッと汗を拭き取るには、汗拭きシートがおすすめです。

香り付きのものを使えば、ふんわりと香るフレグランスの代わりにもなります。

 

ハンカチ・タオル

ハンカチやタオルは、汗を拭ったり手を拭いたりする他にも使い道が多彩です。

たとえば、食事の際に膝に置けば食べ物で浴衣を汚すことを避けられます。

また、帯がゆるんでしまった際に内側にハンカチやタオルを挟めば着崩れ防止にもなるのです。

そのため、2枚ほど持っているといざという時に役立ちます。

1枚は少し厚めのハンドタオルにするとなお安心です。

 

扇子・うちわ

扇子やうちわは、暑さ対策はもちろんのことファッションアイテムとしても浴衣にぴったりです。

うちわは、背中の帯に柄を差し込んでいる姿を夏祭りや花火大会などでよく見かけます。

扇子は、帯の前部分に差し込んでおくと便利ですし、広げた際の華やかさ・上品さが浴衣の魅力をさらに底上げしてくれるでしょう。

扇子を選ぶ際には、浴衣とのバランスを考えた色合いがおすすめです。

 

安全ピン

安全ピンは、浴衣の着崩れ対策に活躍します。

主に裾を押し込んでも下がってきてしまうときに、見えない内側を安全ピンで留めてしまいましょう。

あくまで、一時的な応急処置にはなりますが、浴衣は外でいちから着直すのが困難なため持っておくと安心です。

着物クリップという、専用アイテムも発売されているため合わせてチェックしてみてください。

 

ビニール袋

夏祭りや観光地など、デートで訪れる場所によってはゴミ箱が見つけにくい場合があります。

そんなときには、ビニール袋を持ち歩いておけば袋にゴミを入れてバッグにしまっておけるため便利です。

また地面に座ることになった場合に、敷いて使えば浴衣の汚れを防ぐのにも役立ちます。

ビニール袋は畳めばコンパクトで邪魔にならないため、備えておきましょう。

 

虫よけ・救急グッズ

夏に野外デートする場合は、虫よけ対策も必須です。

刺されないように虫よけスプレーを用意するほか、刺されてしまった時用にかゆみ止めもあると安心です。

また、浴衣に合わせる下駄や草履は履き慣れないため、靴擦れを起こしがち。

デートの間に歩けなくならないよう、絆創膏を用意しておきましょう。

目立ちにくい透明タイプを用意しておくのがおすすめです。

 

浴衣デートで気をつけることは？

浴衣デートには、いつもの私服デートより気を付けるべき点がいくつかあります。

ここでは、とくに気を付けておきたいポイントを紹介。

せっかくの浴衣デートが悲しい思い出にならないように、チェックしておきましょう。

 

着崩れに注意する

1番気を付けたいのは、浴衣の着崩れです。

そこで、デートのように大事な場面では、できるだけプロに着付けをしてもらいましょう。

浴衣は自分で着付けもできますが、自己流は着崩れがしやすく一度崩れ始めると修復不可能といったケースも。

着付けも対応している美容室を選べば、崩れない浴衣姿やヘアアレンジも同時にできるためおすすめです。

 

時間に余裕をもって行動する

慣れない浴衣での行動は、思っている以上に動きづらく体力を使います。

徒歩移動が主になる場合は予定を詰めすぎず、時間に余裕をもったデートスケジュールを立てましょう。

また、階段や坂道が多すぎる地域を回るのもおすすめできません。

そして、浴衣デートは準備にも時間がかかります。

着付けメイク時間にもしっかりと余裕をもち、待ち合わせ時間に慌てて駆け付けるといったことがないように、気を付けましょう。

 

天候に合わせた備えをする

昼間のデートであれば、UV対策や熱中症対策のドリンク・タブレットを用意して健康状態に注意するのが大切です。

また夏場の天候は変わりやすいため、にわか雨に備え、晴れ雨兼用の傘を用意しておくのもおすすめ。

暑さや雨で、せっかくの浴衣デートが台無しにならないように天候に合わせたアイテムを用意しておきましょう。

 

荷物を多くし過ぎない

浴衣デートでは、用意しておくべきものや便利グッズがいろいろありますが、荷物が多くなりすぎないように注意しましょう。

コンパクトサイズや軽量化できるものは、なるべく小さくまとめ必要最低限の荷物を準備するのがポイントです。

大きすぎる荷物は、ただでさえ動きにくい浴衣の場合はかなり持ちづらく疲労が増してしまいます。

 

食べすぎ・飲み過ぎに注意する

夏場はこまめな水分補給が大切ですが、がぶがぶ飲み過ぎないように気を付けましょう。

浴衣でのお手洗いは、普段の服装よりも時間がかかるためその都度彼を待たせてしまったり、着崩れの原因にもなることも。

喉が渇かない程度に、少しずつ補給することを心掛けてください。

また浴衣は帯でぎゅっと締めつけているため、食べ過ぎてしまうと苦しさで気持ち悪くなってしまいます。

浴衣姿のときは、飲食はいつもよりも控えめにするといいでしょう。

 

浴衣が映えるデートスポット5選

浴衣といえば夏祭りや花火大会が定番ですが、それ以外にも楽しめるスポットが全国にはたくさん。

ここでは、東京・神奈川・埼玉・京都の人気観光地の中から、ぜひ浴衣でデートを楽しみたいおすすめスポットを紹介します。

 

東京都 / 浅草

大人気の観光地、東京の浅草は浅草寺をはじめ、浴衣映えするスポットがたくさんあります。

人力車で街を巡るのもよし、数多く立ち並ぶグルメを楽しむのもよし。

浅草にはレンタル浴衣のお店があるため、浴衣を持っていない人でも気軽に浴衣デートが楽しめる点も人気ポイントのひとつです。

夜間は、ライトアップが開催されるお寺や街並みをゆったり散策するのも良いでしょう。

 

東京都 / 柴又

「男はつらいよ」の寅さん縁の地でも知られる東京の柴又は、創業100年以上の老舗も軒を連ねる歴史ある街です。

国の重要文化的景観にも選定されており、木造の建物や街並みはまるで昔の日本にタイムスリップしたような感覚に。

カップル揃って浴衣で歩けば、よりその雰囲気を堪能できますよ。

柴又駅から「柴又帝釈天」へと200mほど続く「帝釈天参道」がとくにおすすめのスポット。

絶品の和菓子が豊富で食べ歩きデートも楽しめます。

 

神奈川県 / 鎌倉

鎌倉には由緒あるお寺が数多く残っており、浴衣の似合うスポットがたくさんあります。

鶴岡八幡宮でお参りをして、小町通りで有名グルメを食べるのがデートの定番コースにもなっており、浴衣女子とすれ違うことも多いでしょう。

鎌倉にも浴衣レンタル店があるため、気軽に浴衣姿を楽しめます。

観光客で混みあったり階段が多い場所もあったりするため、時間に余裕をもって観光を楽しんでください。

 

埼玉県 / 川越

埼玉の小江戸である川越は、その名の通り江戸の雰囲気が残る情緒たっぷりの町です。

風情の残る町並みは浴衣がしっくりと馴染み、ノスタルジックな雰囲気がさらに気分を盛り上げてくれます。

駄菓子横丁や蔵造りの町など、都会の喧騒を思わせる川越はまったりデートにおすすめ。

観光名所「川越氷川神社」では、夏場に風鈴が飾られるなど写真映えもバッチリです。

 

京都 / 嵐山

京都の中でも、浴衣デートの人気スポットとして有名なのが嵐山エリアです。

歴史ある美しい観光スポットから、地元で人気のグルメ店まで楽しめるところは幅広く1日中ゆっくりデートを堪能できます。

ただし、嵐山はとても広いエリアのためノープランで行くと「雰囲気だけ楽しんで終わり」になってしまいます。

あらかじめ行きたい場所をリサーチして、スケジュールを立ててから京都デートを楽しみましょう。

 

男性も「浴衣デート」をしたい願望あり！いつもと違う姿や仕草で彼をドキッとさせよう

男性にとって、女性の浴衣姿はドキッとするファッションのひとつです。

いつもと違う雰囲気や仕草に心をグッと掴まれ、より二人の距離も近づくはずです。

その分浴衣は、慣れていないと大変に思う点も多々ありますが注意点をしっかり確認しておけば大丈夫。

お気に入りの浴衣を着て、素敵なデートスポットを楽しみながら彼をもっとドキドキさせちゃいましょう。