ひとりになりたいときの心理状態とは?理由&心のセルフケア方法5選
人と一緒にいるのが好きな人でも、ふとしたときに「ひとりになりたい」と思うことはあるでしょう。
とはいえ、ずっと気分が沈んだ状態なら、心を癒す必要があるかもしれません。
今回の記事では、ひとりになりたいときの心理状態や理由、心のセルフケア方法を紹介します。
心の疲れを感じている人は、ぜひチェックしてみてください。
Contents
ひとりになりたいときの心理状態
ひとりになりたいと思うときの心理状態は人によって異なります。
自分の気持ちと向き合えば、心の疲れを感じる原因が見えてくるでしょう。
まずは、ひとりになりたいと思う人の代表的な心理状態を紹介していきます。
何をしても楽しくない
人は何をしても楽しくない…と感じると、ひとりになりたいと思うことがあります。
- 友達と遊んでいてもつまらない
- 恋人と一緒にいても嬉しくない
- 仕事にやりがいを感じない
など、何に対してもネガティブな感情が湧いてしまうと、誰かと一緒にいたいという気持ちにはなれないものです。
マンネリが原因の場合は新鮮味を取り戻せば、人との関わりが楽しくなるかもしれません。
人間関係に悩んでいる
職場の人や友達など人間関係に悩みを抱えていると、ひとりになりたいと感じることがあります。
厄介な人とは縁を切るのが一番ですが、同じコミュニティに属しているとそうはいかないものです。
人間関係のしがらみに嫌気が差してしまえば、ひとりになりたいと感じるでしょう。
とくに人間不信になるような出来事があったなら、より誰とも関わりたくないと思ってしまいます。
素の自分でいたい
「素の自分でいたい」という心理から、ひとりになりたくなる場合もあります。
相手との関係性やその場の空気を考えすぎる人は、いつも無理をしがちです。
また、恋活中の人は新しい自分に生まれ変わろうとして、自分磨きを頑張りすぎることがあります。
いずれにせよ、取り繕うことに疲れてしまえば、一旦ひとりになって自分らしさを取り戻したくなるでしょう。
ストレスが溜まっている
人といるとイライラするという場合は、ストレスが溜まっている可能性があるでしょう。
ストレスが溜まっていると心に余裕がなくなり、些細なことにイラッとしてしまいます。
他人の言動がいちいち気に障るため、ひとりになりたいと思うケースがあるのです。
最近の出来事や周りの環境を振り返って、ストレス源を探してみましょう。
うつ病の可能性も…
ひとりになりたいと思うのは、うつ病が原因の可能性も考えられます。
心の疲れがいつまでも取れないなら、病気を疑った方がいいかもしれません。
うつ病はひとりになりたいと感じる以外にも、以下のような症状が表れることがあります。
- 気分が落ち込む
- 集中力がない
- 意欲が湧かない
- 性欲が湧かない
- 寝つきが悪い・眠りが浅いなど睡眠障害がある
- 疲れやすい
- めまい・頭痛・動悸など体の不調がある
このような症状が当てはまる人は、心療内科の受診を検討してみましょう。
ひとりになりたいと思う理由
ひとりになりたいと思う理由は人それぞれです。
ここでは、代表的な理由を3つ紹介します。
多忙で疲れている
学生なら勉強やバイト、社会人なら仕事や飲み会、主婦(主夫)なら家事や子育てなど、毎日忙しく時間に追われている人は多いものです。
多忙な人は肉体的・精神的に疲れを感じているため、誰にも邪魔されない空間でゆっくり休息をとりたくなります。
ひとりになりたいと思うのは、多忙で疲れていることが原因かもしれません。
とくに常に人がいる環境にいる場合、ひとりになって癒されたいと思うでしょう。
パーソナルスペースが広い
人は他人に近づかれると不快に感じるパーソナルスペースがあり、このエリアが広い人は近距離で他人と接するのが苦手です。
警戒心が強く、集団行動が苦手という特徴もあります。
パーソナルスペースが広い人は、日頃から他人との物理的・心理的距離にストレスを感じがちです。
人と接すると疲れてしまうため、ひとりになりたいと思うことがあります。
大きなミスをした
大きなミスをして気持ちが落ち込むことも、ひとりになりたいと思う原因のひとつです。
ミスをして「落ち込んだ姿を見せたくない」「慰められると余計悲しい気分になる」という理由から、ひとりになりたいと感じるのでしょう。
また、人と関わること自体がストレスになる場合もあるため、少しでも早く立ち直れるように誰かと接触するのを控えたいと思うことがあります。
職場の人・友達・恋人・家族のいない場所で、気兼ねなくリフレッシュしたいのでしょう。
ひとりになりたい!疲れた心に効くセルフケア方法5選
ここでは、疲れた心に効くセルフケア方法を5つ紹介します。
自分に合う対処法を見つけて、心の疲れを癒しましょう。
ゆっくりお風呂に浸かる
心の疲れを感じたときは、38〜40度のぬるめのお湯に20分ほど浸かりましょう。
ゆっくりお風呂に浸かると、自律神経が整ってリラックス効果が期待できます。
入浴は血液やリンパの流れが良くなって体の疲れも取れるので、肉体的に疲労回復したい人にもおすすめです。
自分の部屋で映画やアニメ・ドラマを観る
涙を流すとリラックス効果が期待できることから、意識的に泣く「涙活」がストレス解消法として注目されています。
ひとりになりたいときは、自分の部屋で泣ける映画やアニメ・ドラマを観て気分転換しましょう。
気付いたときには、心の疲れが吹き飛んでいるはずですよ!
好きなことに没頭する
自分が好きなことに没頭するのもストレス発散方法になります。
スポーツをする・絵を描く・本を読む・料理を作るなど、何でもかまいません。
楽しみながら集中して取り組むことで、ストレスを解消しやすくなるでしょう。
心の疲れが取れたら、他人の些細な言動にイライラしなくなりますよ!
たっぷり寝る
ひとりになりたい…と疲労を感じている人には、たっぷり寝てしっかり休むのも心身のセルフケア方法におすすめです。
肉体的・精神的な疲れを取るには良質な睡眠をとることが大切です。
【良質な睡眠をとるポイント】
- 夕食は良質なタンパク質を摂取する
- 入浴1時間後に寝る
- 起床してから1時間以内に朝日を浴びる
- 寝室環境を整える
- 寝る前はスマホやテレビなどの強い光を避ける
毎日きちんと睡眠時間を確保してその日の疲れを癒しましょう。
ヒーリングミュージックを聴く
ヒーリングミュージックはリラクゼーション効果が期待できるため、心の疲れを感じたときに聴くと心地よい気分になれる可能性があります。
夜眠るときや入浴中、ゆっくり過ごしたい休日などに、ヒーリングミュージックを聴いてみましょう。
また、アップテンポの音楽は気分を高め、スローテンポの音楽は気分を落ち着かせる効果があるといわれています。
自分のなりたい気分に合わせて、心地いいと感じる音楽を聴くのがおすすめです。
ひとりになりたいときに行くべき場所
ひとりになりたいけど自宅には家族や恋人がいるという場合は、外に出かけてみましょう。
ここでは、ひとりになりたいときに行くべき場所を3つ紹介します。
静かな公園
広くて静かな公園はひとりになりたいときにぴったりの場所です。
とくに海や山など絶景が見える公園や植物公園がおすすめ。
自然あふれる場所はストレスホルモンが低下するといわれているからです。
天気の良い日に静かな公園を散歩したり、ベンチに座ってゆっくりとコーヒーを飲んだりすれば、気分が晴れやかになるでしょう。
カラオケ
ひとりになれる場所に出かけるなら、カラオケもおすすめです。
歌うことはストレス発散になり、曲に合わせて踊れば運動不足の解消も期待できます。
とくに歌うときは腹式呼吸を意識するのがポイント。
腹式呼吸をおこなうと副交感神経が優位になるため、心身をリラックスさせることができるでしょう。
ひとりになりたいときはカラオケに行けば、身も心もスッキリするはずですよ!
温泉旅館
ひとりになりたいときは、日常生活から離れて温泉旅館に泊まるのがおすすめです。
温泉にゆっくり浸かり、美味しいごはんを食べたり自然を楽しんだりしてみましょう。
遠出して宿泊する時間がない人は、日帰り旅行をするだけでもリフレッシュになりますよ。
気になる温泉旅館がないか、ぜひチェックしてみてください。
すべてを受け入れてくれるパートナーと出会おう
心が疲れているときは何も考えずに、ひとりの時間を過ごしましょう。
ただ、あなたを理解してくれる人がそばにいれば、ひとりで思い悩むことも少なくなります。
もし、ひとりになりたい気分が何度も繰り返すなら、あなたを受け入れてくれるパートナーを見つけるのも一つの対処法です。
理想の出会いは、マッチングアプリ「ハッピーメール」で見つけましょう。
累計会員数3,000万を突破しているので、きっと素敵な相手と出会えます。
ぜひハッピーメールで、素敵な恋をはじめましょう。
ひとりになりたいときは無理せず過ごそう!
「ひとりになりたい!」という気分になったときは、心や体が疲れているサインかもしれません。
ひとりになりたいときは無理をせずに、ゆっくりと自分だけの時間を過ごしてみましょう。
今回の記事で紹介したセルフケア方法やひとりになりたいときにおすすめの場所を、ぜひ参考にしてみてください!
多くの場合、抑うつ気分は数日~1週間程度で元の状態に戻るものです。
2週間ほど経過しても気持ちが沈んだままなら、うつ病の可能性があります。
気になるサインが続くときは、心の専門家に相談してみましょう。
- ひとりになりたい人の心理状態として、何をしても楽しくない・人間関係に悩んでいる・素の自分でいたいなどが挙げられる
- ひとりになりたいという気持ちが続くときは、うつ病の可能性がある
- 日頃の疲れやパーソナルスペースの広さ、大きなミスがあると人はひとりになりたいと思うことがある
- 心の疲れを感じたら、ゆっくりお風呂に浸かる・好きなことに没頭する・ヒーリングミュージックを聴くなど、自分に合いそうなセルフケア方法を試してみよう
- ひとりになりたいときは、静かな公園やカラオケ、温泉旅館に出かけるのがおすすめ