外に出たくないと感じる原因は?家から出たくないときの心理と対処法も

「仕事には行っているけど、休みの日になると外に出る気にならない」
「なるべく外に出たくなくて、こもりがちになっている」という人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、外に出たくないと感じる原因や外に出たくないときの心理、対処法について詳しく紹介します。
Contents
外に出たくないと感じる原因
外に出たくないと感じるのはどうしてなのでしょうか。
ここでは、外に出たくないと感じる原因を紹介します。
日常的に大きなストレスを感じている
外に出たくないと感じる原因は、日常的なストレスが関わっていることがあります。
ストレスは外部からの刺激によって起こる緊張状態を指し、環境や人間関係、社会的なこと、身体的なこと、精神的なことなど、さまざまな変化がストレスの要因となります。
自分では気づかないうちに、ストレスを抱えている場合も少なくありません。
例えば、
- 仕事が忙しい
- 周囲の期待に応えようと頑張っている
- 夜勤や残業などで不規則な生活をしている
- 職場や家族、友達など人間関係でトラブルがある
- 就職や転職などで環境が変わった
- 失恋や挫折をした
といった状況にある人は、ストレスから外に出る気力がなくなっている可能性があります。
休日になるとやる気がなくなって動けなくなり、1日家で何もせずに終わってしまうこともあるでしょう。
おうち時間が楽しい
充実したおうち時間を過ごせていることが、外に出たくない原因になるケースもあります。
家でゴロゴロするのが至福の時間だったり、映画鑑賞や読書、ゲームなど趣味を楽しんだりするのが好きという人はいます。
休日は外に出かけずに、家でヨガや筋トレ、スキンケア、ボディケアなどをするのが楽しいという人もいるでしょう。
また、家は安心感があり、リラックスできる場所です。
外にいるよりも家の方が快適に過ごせるため、外に出たくない原因になることがあります。
心身に不調がある
心身に不調が現れている場合も、外に出たくなくなることがあります。
心や体に不調があるときは、自律神経の乱れが要因のひとつとして考えられます。
自律神経が乱れると、頭痛・腰痛・耳鳴り・めまい・動悸・吐き気・下痢などさまざまな体の不調を引き起こします。
また、疲労感・不眠・意欲の低下・気分の落ち込み・イライラなど心の不調も現れる場合も少なくありません。
自律神経の乱れを引き起こす原因は、以下のようなものがあります。
- 生活リズムの乱れ
- 肉体的・身体的な慢性ストレス
- ホルモンバランスの乱れ
雨の日や季節の変わり目などに外に出たくなくなる場合は、気圧や気温などの影響で自律神経が不安定になる「気象病」が関係している可能性もあるでしょう。
また、外に出たくないのは、うつ病や適応障害といった精神疾患の症状の場合があります。
外に出たくない心理状態や心身の不調が続いている場合は、早めに医療機関に相談しましょう。
外に出たくないときの心理
外に出たくない人はどんな思いがあるのでしょうか。
ここでは、外に出たくないときの心理を紹介します。
人間が苦手で人に会いたくない
人間が苦手な人は、人に会いたくないという心理から外出嫌いになることがあります。
仲の良い友達や家族でも一緒に出かけるのが億劫だったり、他人から話しかけられるのが苦手だったりします。
1人でいた方が楽で、極力人と関わりたくないと思っているのでしょう。
家で体を休めたい
仕事や家事で疲れている人は、家でゆっくりと体を休めたいという気持ちから外出を避けることがあります。
疲れているときは、外出して運動や買い物などをしてリフレッシュした方がいいと言われることもあります。
しかし、外出したい気持ちがあっても、疲れやだるさを感じていると億劫になりがちです。
そのため、休日は家でダラダラと過ごしてしまうという人も多いでしょう。
自宅にいるのが好き
インドア派の人は気持ちよく過ごせるように、自宅の内装やインテリア、寝具などにこだわっていることも多くあります。
そのため、大好きな空間でのんびりと過ごしたいと思っていることもあります。
外に出たくないという心理状態はネガティブに感じられますが、この場合は好きなこと・楽しいことを優先しているため、ポジティブな思考といえるでしょう。
外出するのが面倒くさい
外に出たくないときは、外出するのが面倒くさいという心理が働いていることがあります。
人と出かけるときは場所や相手に合わせて服装や髪型、メイクなど準備をしなければいけません。
出かけるまでに相手と予定を合わせたりお店の場所を調べたりといった行動も必要になるため、「面倒だから出かけなくていいや」と諦めてしまうことがあるでしょう。
1人で出かけるときも、どこに行こうか、何をしようかと考えているうちに時間が経ってしまうことがあります。
出かける気持ちはあっても、ダラダラとしているうちに面倒くさくなって外出をやめてしまうパターンも少なくありません。
心身が疲れているときや、もともと出不精な人は、この心理が働きやすいでしょう。
お金を使いたくない
家計が厳しい・貯金をしているといった事情があると、お金を使いたくないという心理になります。
外出すると電車やバスなどの交通費、飲食代といった出費がかかります。
節約しようと思っていても、我慢できずに無駄な買い物をしてしまう場合もあるため、外出するのを控えようという気持ちになっているのでしょう。
交際費や趣味にかかるお金も抑えたいと思っていると、家に引きこもりがちになり、仕事や大事な用事以外は外に出なくなることもあります。
外に出たくないときの対処法
ここでは、外に出たくないときの対処法を紹介します。
無理をしない
心や体が疲れているときは、回復するために休息が必要なこともあります。
疲れを感じていて外に出たくないなら、家でリラックスした時間を過ごしましょう。
また、外に出たくないのはネガティブな理由ばかりではなく、ポジティブな理由の場合もあります。
自宅やおうち時間が好きな人にとって、家で過ごすことはリフレッシュできる方法のひとつになっています。
無理に外に出ると疲れてストレスになってしまう場合もあるため、無理をしないようにしましょう。
外出しようとする自分を褒める
外に出たくない気持ちがあると、だらけているようで自分を責めてしまう人もいます。
しかし、できないことを責めるよりも、できていることを褒めた方がやる気がアップします。
外に出れなくても、「外出しようと考えていることが偉い」「いつも頑張っているから、今日くらいは休んでもいい」と褒めてあげましょう。
ありのままの自分を受け止めて、「今日は出かけられなかったけど、そんなときもある」とポジティブに考えることが大切です。
認知行動療法の考え方を実行する
精神疾患の治療では、暴露療法という認知行動療法(心理療法)が行われることがあります。
暴露療法は不安に感じているものを段階にして、スモールステップを積み重ねることで慣れていく治療法です。
外に出たくないときは、この認知行動療法の考え方を取り入れてみましょう。
例えば、外に出るまでの行動を段階にすると、
- 朝起きる
- 布団から出る
- 洗顔をする
- 歯磨きをする
- 服を着替える
- 朝食を食べる
- 財布やスマホなどを鞄に詰める
- 外に出る
といったように細かく分けられます。
このひとつひとつの行動を目標にしてクリアしていくと成功体験につながり、外に出るまでのハードルが低くなる可能性があるでしょう。
一緒にいてリラックスできるパートナーと出会おう
外に出たくないと感じるときは、心と体が疲れている証拠です。
一緒にいて心からリラックスできるパートナーがいればストレスも和らぐはず。
好きな人がいない人は、この機会に出会いを求めてみましょう。
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外に出たくないと感じるなら、まずは無理をしないことが大切
外に出たくないと感じるときは、心や体が休息を求めている場合があります。
また、自宅にいるのが好きという気持ちがあると、わざわざ外に出たいとは思わないこともあるでしょう。
「面倒だったけど、外に出たら楽しく過ごせた」というケースもありますが、外に出たくないと感じるなら、まずは無理をしないことが大切です。
今回の記事を参考に、体調や性格などを考慮した上で、自分に合った対処法を試してみてくださいね!
- 外に出たくないと感じる原因は、日常的に大きなストレスを感じている・おうち時間が楽しい・心身に不調がある
- 外に出たくないときの心理は、人に会いたくない・体を休めたい・自宅にいるのが好きなど
- 外に出たくないときの対処法は、無理をしない・自分を責めるよりも褒める・認知行動療法の考え方を実行してみる
- 自分自身の体調や性格などを考慮して、外に出たくないときは無理をしないことが大切