破壊衝動の原因とは?心理状態やイライラを抑える方法を徹底解説!
あなたはストレスが溜まってきたら爆発し、破壊衝動を感じるタイプですか?
破壊衝動とは気持ちを抑えきれなくなり、物を破壊したくなったり暴力的な行動をとりたくなったりする衝動のことを表す言葉です。
破壊衝動を抑えて自分の気持ちをコントロールしたいと考える人は多いでしょう。
この記事では、そんな破壊衝動の原因や感情を抑える方法を解説するので、改善したい場合は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
破壊衝動の原因
破壊衝動に駆られる理由には、いくつかの原因があります。
ここでは、破壊衝動の原因を6つ解説します。
心に余裕がなくなっている
破壊衝動の原因のひとつとして、ストレスが溜まり心に余裕がなくなっていることが挙げられます。
現代社会ではストレスを感じずに生きていくことは難しいですよね。
そのため、日々少しずつストレスを発散できるような環境であればいいのですが、自分の感じるストレスに気が付かないまま、どんどん溜め込んでしまう人も少なくありません。
そういった人は、ある一定のラインを越えたところで大爆発する恐れがあります。
プライドを傷つけられた
みんなの前で怒られたり、恥をかかされたりして、プライドが傷つけられることも破壊衝動の原因になります。
プライドを傷つけられたときは、精神的に大きなダメージを負うので、強いストレスがかかります。
とくに自分が頑張ってきたことや、大切にしていたことを否定されたときに、全てどうでも良くなってしまい破壊衝動に走ってしまうケースが多いです。
周りに認めてもらえない
自分では必死に努力しているのに、周囲から認めてもらえないことが破壊衝動に繋がることもあります。
とくに周りが評価されているのに、自分だけが取り残されているような状況になってしまうと、破壊衝動に走りやすくなります。
「いくら頑張っても報われない」と言う気持ちから、努力する意味がわからなくなってしまい、全てを投げ出すような行動をとってしまうのです。
ショックな出来事があった
「家族との死別」「恋人との別れ」「友人からの裏切り」など、抱えきれないほどのショックを受けたことで自暴自棄になり、破壊衝動に走ってしまうこともあります。
あまりの辛さから現実逃避をし、何もかもどうでも良くなってしまうのです。
投げやりな気持ちになっている
描いた理想の自分と現実の自分に差があって、「自分の人生には価値がない」と投げやりな気持ちになっていることが原因のこともあります。
「どうせ価値がないのだから何をやったっていいや」という考えから、破壊衝動にブレーキが効かずに、そのまま身を任せてしまうのです。
失うものがもう何もないと考えている人は破壊衝動に走りやすいといえるでしょう。
破壊衝動を抑える方法
破壊衝動を感じたとき、頭では「ダメ」とわかっていても簡単に抑えられないこともありますよね。
そんなときに、破壊衝動を抑える3つの方法を紹介します。
一旦、6秒待ってみる
破壊衝動を感じたときに、高ぶった感情を抑えるための有効な方法として、一旦、6秒待ってみるということがおすすめです。
「なぜ6秒待つの?」とか「本当に6秒でいいの?」と思うかもしれませんね。
実は人がイラッとして怒りの感情が沸き起こるとき、アドレナリンが分泌され、およそ6秒の間にその分泌のピークがすぎるからです。
この6秒間を我慢できれば、気持ちを落ち着かせることができます。
6秒を数えながら、深呼吸をするのも破壊衝動を落ち着かせるのに有効です。
ポジティブに解釈する
破壊衝動を抑えるには、ポジティブに解釈するということも有効な方法のひとつです。
物事をネガティブに考え自分の世界に入り込むと、だんだんと周りが見えなくなり、怒りの感情が沸き起こってきてしまいます。
しかしそこで、ポジティブに解釈して気持ちを切り替えることができれば、怒りを抑え、破壊衝動に駆られることを減らせるようになります。
いきなり「ポジティブになれ」といわれても難しいですから、物事を考える視点を変えてみるように心がけることからはじめてみてもいいですね。
壊してもいいものを用意する
激しい破壊衝動を抑えるために、あえて壊してもいいものを用意しておくというのもよい方法です。
どうしても破壊衝動を抑えられないときがあるかもしれません。
そんなときには壊してしまってもよいもので、ケガの危険がないものをあえて破壊するという行為によって、マイナスのエネルギーを発散してみてください。
読まなくなった雑誌をビリビリに破いたり、着古したTシャツを引き裂いたりするのもスッキリするでしょう。
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ストーリーとともに楽しく解説していますので、本記事と合わせてぜひご覧ください!
イライラを発散したい人におすすめのストレス解消法
破壊衝動に駆られる前に、なにかできることはないのかと思うこともありますよね。
そこで、イライラを発散したい人におすすめのストレス解消法をいくつか紹介します。
紹介したイライラ発散方法で、破壊衝動が少しでも楽になるといいですね!
ガムを噛む
おすすめのストレス解消法として、ガムを噛むことが挙げられます。
意外かもしれませんが、ガムを噛むという行為も、ある意味食べ物を破壊するという行為になります。
さらには「噛む」という行為自体が、ストレス緩和に非常に役立つという効果があります。
ストレス発散のために色々食べるのもいいですが、それは長期的に見ると肥満など健康上によくはないので、ガムを噛むという行為がストレス解消には最適かもしれませんね。
運動をして体を動かす
運動をして体を動かすということも、心理学観点からみてストレス発散には非常に効果的です。
身体を動かして汗を流すことで、スッキリとリフレッシュできますし、なにより健康維持にもプラスです。
ストレスを感じたらランニングするとか、いつもより早歩きしてみるとか小さなことでいいのでやってみてくださいね。
カラオケで大声を出す
カラオケで大声を出すという行為も、ストレス発散法としておすすめです。
自宅や職場で大声を出すのは迷惑極まりないですが、カラオケボックスであれば多少大きな声を出しても許されます。
大好きな音楽をかけて大声で歌うのもよし、ただ愚痴を叫ぶのもよしです。
むしゃくしゃしたらカラオケに逃げ込む!と決めておいてもいいですね。
カウンセリングを受けてみる
自分の力で対処するには難しい場合は、カウンセリングを受けてみるのもひとつの手です。
社会心理学や発達心理学などの専門家からカウンセリングを受ける機会があれば、辛く感じていた破壊衝動に駆られる自分を正しく捉えられるチャンスにもなります。
なにより助けてくれる人がいるというだけで、精神的にも落ち着く可能性が高いでしょう。
破壊衝動によってなにか取り返しのつかないことをしてしまう前に、専門家に頼るということも視野に入れてみてくださいね。
気分転換に新しい恋をしてみるのもアリ
「破壊衝動をなんとかしたい!」と考えている方におすすめの克服方法をご紹介します。
それはズバリ恋をすることです。
恋には世界の見え方を一変させる力があります。愛する人の出現で人生がガラッと変わる可能性があるのです。
「でも少し不安だ」と思われかもしれませんが、難しく考える必要はありません。
いまやインターネットで恋をする時代。家の中にいながら相手を探すことができるのです。
とりあえず相手探しから気軽に始めてみるだけでも、克服への第一歩といえるでしょう。
マッチングアプリ「ハッピーメール」は老舗マッチングサービスでセキュリティー面も安心。理想の相手を気軽に探すことができます。
破壊衝動を克服するために、まずは行動あるのみです!
ひどい場合は病気の可能性もあるので一度病院へ行こう
破壊衝動とは、物に当たったり壊したり、暴力的になったりと人間誰にでも起こりうる衝動です。
自然と沸き起こる感情ですから悪いことではありませんが、上手にそのエネルギーを発散していく必要があります。
しかし、この記事で紹介したような方法で対処できないようなひどい破壊衝動に駆られる場合は、取り返しのつかない行動をとる前に、専門家へ相談することも必要になってきます。
場合によっては、精神的な病気の可能性もゼロではありませんから、一度病院へ行ってみることがおすすめです。