もしかして腹黒い…?「二面性」がある人の特徴・心理・魅力ポイントまとめ
「二面性」という言葉を聞いて、どんな印象を受けますか?
「性格が悪そう」「なにを考えているかわからない」などのように、あまり良いイメージがない人が多いかもしれませんね。
今回の記事では、二面性がある人の特徴や心理、魅力ポイントについて解説していきます。
二面性がある人の接し方に悩んでいたり、「もしかしたら自分も二面性があるのかも?」と疑問に感じたりしている人は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
「二面性」の意味とは
二面性とは、相対する2つの性格や性質のことを意味する言葉です。
人に対して使うときは、「裏表がある」という言葉で表現されることが多いでしょう。
たとえば、「彼女は二面性をもっている」と言われたら、そのまま「裏表のある性格だ」という意味を表しています。
また、物事に対して使うときは「正反対の性質をもっている」という意味になります。
「メリット・デメリットの二面性を考慮して判断するべき」などのように、使用することが可能です。
さらに「二面性」の類義語には、「猫かぶり」「腹黒い」などが挙げられます。
ちなみに「二重人格」という言葉も「二面性」と似ていますが、「二重人格」は1人の中に2人、もしくはそれ以上の人格が存在することを指すので、「二面性」とは少し意味が異なります。
【男女共通】二面性がある人の特徴
マイナスイメージが強い「二面性」ですが、二面性がある人にはどのような特徴があるのでしょうか。
以下の内容に当てはまるものがあれば、もしかしたらあなたは二面性がある人かもしれません。
人によって態度が変わる
二面性をもつ人は、好意がある相手に対しては猫をかぶり、気に入られようと笑顔をふりまきます。
反対に、嫌いな相手には冷たくしたり、無愛想な態度をとったりして、気を配ることはありません。
相手によって態度をコロコロ変えるので、不快に感じる人も多く、毛嫌いされてしまうこともあります。
上司にはとことん媚びを売り、自分より立場が下の相手に対して馬鹿にした言動をしている場合は、人から嫌われやすい二面性がある人と判断していいでしょう。
陰口を言う
二面性がある人は、本人がいない場所で頻繁に陰口を叩きます。
仲の良い友達同士に見えても、裏ではこそこそ悪口を言うなど、周りから見たら驚くような行動をするのが、二面性がある人の特徴です。
人間なので、嫌いなタイプや苦手なタイプはいて当然です。
しかし、苦手だからといって陰口を叩く行為は、周りからの信頼をなくしかねません。
見た目と性格の差が大きい
見た目はいつも笑顔で明るそうなのに、話してみたらノリが悪くて暗いなど、見た目と中身のギャップがありすぎるのも二面性がある人の特徴です。
一般的に初対面の人に対しては、まず見た目から入り、徐々に中身を知っていくものです。
「この人は見た目が落ち着いているから、大人しい人なのかな」と、外見の印象から、相手がどんな性格をしているのか予測することが多いでしょう。
そのため、見た目と性格が大きく違っていると、相手に対して違和感を覚え、場合によってはマイナスイメージを抱いてしまうことがあるのです。
オンとオフの差が激しい
仕事中は真面目で大人しいタイプなのに、プライベートはだらしないなど、オンとオフの差が激しいことも、二面性がある人にありがちな特徴です。
普通の人でも、ある程度オンとオフを切り替えるものですが、二面性のある人は周りから「ほんとに同一人物なの?」と疑われてしまうほどの変貌を遂げます。
車を運転しているときだけ人が変わったかのように豹変するドライバーや、お酒を飲むと一気に気性が荒くなる人をイメージするとわかりやすいでしょう。
このようなタイプは、日常生活のストレスを溜め込んでいる反動で、オフのときに性格がガラッと変わってしまうのかもしれません。
普段優しいほど怒ると怖い
二面性がある人は、普段は優しいですが怒ると怖いのも特徴的です。
いつも穏やかで優しい人ほど、周りに気を配る人が多く、その分ストレスも溜まりやすくなります。
表と裏の顔をもっている人ほど、人前では相手から好かれようと愛想良く振る舞うでしょう。
しかし、本心では相手に不満を抱いていたり、イライラを我慢していたりすることも少なくありません。
なにかの拍子で怒りのスイッチが入ったとき、日頃のストレスを発散するかのように怒りだすため、そうなれば誰にも止めることはできないでしょう。
家と外ではまるで別人
外では愛想良く笑顔をふりまいている人が、家では物静かで無愛想になるなど、家と外で別人のように変わることも、二面性がある人の特徴です。
このタイプは、周りの目や評価を気にしやすく、職場や外出先では良い人ぶりますが、誰も見ていないところでは攻撃的な態度をとることも少なくありません。
たとえば、近所の人から「旦那さんはいつも笑顔で素敵だね」なんて言われて褒められることがあっても、家では物に当たったり、家族を罵倒したりします。
このように二面性がある人は、家と外で見せる顔を使い分けながら生活しているのです。
家族や身内からは、「外面だけは良いんだから」とあまり良いイメージをもたれていないでしょう。
異性からモテる
二面性がある人は、表の顔はいつも笑顔で優しい人が多く、異性からモテる傾向にあります。
とくに女性の場合は、みんなに笑顔をふりまき、気のある素振りをして男性を困惑させる「小悪魔女子」と呼ばれる人が多いでしょう。
人前では良い人を演じ、相手に合わせた態度で接するのが得意だからこそ、周りから好印象をもたれやすく異性からモテやすいのです。
また、二面性をもつ人は、その場の空気を読んで臨機応変に対応することができるため、人とのコミュニケーション能力に長けている、という特徴もあります。
二面性がある人の心理
周囲から「なにを考えているのかわからない」と思われがちな、二面性がある人の心理が気になる人は少なくないはずです。
そこで、彼らは普段どのような心理状態にあるのか、詳しくまとめてみました。
二面性がある人の心理を知れば、今まで不思議に感じていた言動が理解できるかもしれません。
みんなに良く思われたい
人は誰もが、みんなに好かれたいと思うものです。
二面性がある人は、その思いが人一倍強いため、相手によって態度や表情をコロコロ変えます。
自分を偽ってでも、周囲に良く思われようと振る舞うのです。
良好な人間関係を築きたいと思うあまり、八方美人のように誰にでも良い顔をしてしまうのですが、意外と周りにはバレているかもしれません。
「◯◯さんはいつも態度がコロコロ変わる」と周囲から批難されてしまうのは、本人にとって不本意なことでしょう。
損得を考えている
二面性がある人は、損得を考えながら人と接していることがあります。
「誰の機嫌をとれば出世できるのか」「自分にとってメリットがない人に良い顔をする必要はない」と考え、自分にとって得がある人には気に入られようとしたり、得がないとわかれば冷たく接したりと、態度を180度変えることは日常茶飯事です。
会社の上司にはペコペコご機嫌とりをして、同僚や後輩には相手を馬鹿にしたような態度をとる人は、社内で嫌われている可能性が高いでしょう。
本音を見せるのが怖い
本音を見せるのが怖くて、二面性が出る人もいます。
根が真面目な人に多く、「本音を見せて嫌われたくない」「周りと違う意見を言って批判されたくない」と、常に周りの目を気にしながら生きています。
ですが、ありのままの自分を出せずに偽りのキャラクターを演じ続けるのは、本人にとっても周囲にとってもつらいことかもしれません。
二面性をもつ自分が好き
二面性をもつ自分のことが好きな人もいます。
周りからちやほやされ、気に入られることに喜びを感じている場合は、二面性がある自分を良く思っていることが多いでしょう。
このタイプの人は、自分の設定したキャラを使い分けて楽しんでいる節があります。
自分のすべてを知られたくない
自分のすべてを知られると、相手に弱みを握られたような感覚になることから、二面性のある自分を演じる人もいます。
とくにプライドが高く、相手より優位に立ちたいと考えている人は、自分をさらけ出すのが苦手です。
本当の自分を見せることで「あなたは明るい人だね」「クールな人だね」といったように、「こういう人だ」と決めつけられることを極端に嫌がる傾向があるのです。
自分のイメージと掛け離れた人物像を言われると、プライドが傷つくのかもしれません。
二面性がある人の魅力ポイント
人の性格を表すときの「二面性」は、どうしてもマイナスイメージが強くなりますが、悪い部分ばかりではありません。
ここでは、二面性ならではの魅力ポイントを紹介していきます。
柔軟な対応ができる
二面性がある人は、相手によって態度を変えながら、柔軟に対応することができます。
人の表情や言葉の変化に気付きやすいため、少ない情報から相手が喜ぶツボを探し当てることが得意なのです。
また、持ち前の柔軟性から、アクシデントが発生しても、すばやく判断して対応することができるので、周りから頼られることもあるでしょう。
ギャップ萌え
ギャップ萌えが起こりやすいのも、二面性がある人の魅力ポイントです。
見た目はツンツンしていて冷たそうなのに、話してみたら優しかったり、甘えん坊だったりする意外性のある人は、ギャップ萌えされて恋愛面でプラスに働くことがあります。
素敵なギャップは好印象を与えやすく、男女ともに効果絶大です。
ヤンキーで怖そうな人が、お年寄りに優しくしている姿を見ただけで胸キュンしてしまうのも、まさにギャップ萌えでしょう。
特別感を与える
二面性がある人は、常に本音を隠して人と接しています。
しかし、基本的にいつも猫をかぶっている人でも、親密な関係の人には本当の自分を見せたり、心を許したりする傾向があります。
本音を話してもらった相手は「自分にだけ心を許してくれた」と、特別感を感じることができるのです。
外ではいつも真面目な人が、2人きりになると甘えてきたり、悩みを打ち明けてきたりすると「なんか嬉しいかも」と相手に好意を抱きやすくなるものです。
このように、相手に特別感を与えやすいというのは、二面性がある人の特権かもしれませんね。
二面性がある人との付き合い方
身近な人に二面性がある場合、どのように接すればいいか非常に悩みますよね。
ここでは、二面性がある人との付き合い方を紹介します。
「みんな二面性があるものだ」と理解する
二面性がある人と接するとき、最初は少し戸惑うかもしれません。
しかし、人間はみんな裏表があるものです。
社会人になればなおさら、相手によって態度を変えて世渡り上手になることも、時には必要でしょう。
「みんな多少なりとも二面性があるものだ」と理解できれば、二面性がある人を意識しすぎることも少なくなるはずですよ。
嫌な面の方には目をつぶる
二面性がある人との距離が近いと、どうしても腹黒いところや猫被りなところが目についてしまいますよね、
そういったときは、思い切って二面性の嫌な面の方には目をつぶってみましょう。
意識的に嫌な面を見ないようにしておけば、良い面の方が自然と目立つようになり、裏表のある性格がそれほど気にならなくなるはずですよ。
どうしても我慢できない場合は指摘する
自分に被害がない場合でしたらスルーもできますが、その二面性が度を越したものになったときはそうもいかないでしょう。
どうしても我慢できない場合は、思い切って「ちょっと二面性ありすぎるよ」と指摘するのも有効です。
あなたの言葉を素直に受け入れて改善を図ってくれる可能性があります。
しかし、その指摘によって関係性が一気に壊れてしまうこともあるので、慎重になる必要があります。
周囲の人たちはどう対応するのか?
あなたの身近に同じような人がいるのなら、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
魅力的な二面性はモテ要素!
二面性は使い方次第で、異性からモテるポイントになります。
気を許したに人しか見せない意外な素顔にドキッとしてしまう人は多いでしょう。
もし出会いがなくて悩んでいるならマッチングアプリ【ハッピーメール】をご利用ください!
累計会員数3,500万を突破しているので、あなたの魅力に気付く人がいるはずですよ。
多くの人に二面性がある
多くの人は、2つの顔を使い分けながら、良好な人間関係を築こうとします。
ほとんどの人が、本音と建前という二面性をもって生活しているものです。
本音だけでは人とのコミュニケーションがとりづらく、建前ばかりでも信頼関係は築けません。
大事なことは、2つのバランスを上手にとりながら人と接することです。
二面性があることは、人として当たり前のことで、日常生活を送る上では必要不可欠です。
人と接するときには思いやりを忘れず、自分の中にある二面性と上手に付き合っていきましょう。