貧乏ゆすりをする人の心理状態を徹底解説!男女別の原因&対処法とは
貧乏ゆすりをする癖がある人には「イライラしている」「落ち着きがない」といった印象を抱きますが、実際のところ本人はどのような心理状態なのでしょうか。
また自分自身が無意識のうちに貧乏ゆすりをしてしまう人は、直すためにも自分の心理や精神状態を把握する必要があります。
今回の記事では、貧乏ゆすりをする人の心理や原因を説明したうえで、改善方法・対処法まで紹介していきます。
Contents
貧乏ゆすりをする人の心理とは
気がつけば足を小刻みにゆらしてしまう貧乏ゆすりは、ほとんどが癖の問題です。
しかし一括りに「癖」といっても、さまざまな心理状態が影響しています。
まずは、貧乏ゆすりする人の心理を見ていきましょう。
緊張している
貧乏ゆすりをする人は、現在起こっていることもしくは今後起こることに対して緊張している可能性があります。
極度の緊張状態が引き金となって、そのストレスを解消しようと貧乏ゆすりをしているのです。
会議の中で発言しなければならない、スポーツの試合本番でこれから練習の成果を発揮しなければならないなど、人は幾度となく緊張する場面が訪れます。
気持ちを落ち着かせるために貧乏ゆすりをしていると思ったら温かく見守れそうですね。
ストレスが溜まっている
ストレスが原因で貧乏ゆすりをしてしまう人もいます。
人間関係や仕事、家庭などストレスが溜まる機会は現代社会においてとても多いですよね。
ストレス解消のため何らかのかたちで体を動かそうと本能的に貧乏ゆすりをしてしまいます。
運動不足を解消している
運動不足解消のために、あえて貧乏ゆすりをしている人も実は多いのです。
デスクワークがメインで、普段から体を動かすことが少ないと、ちょっとした合間に運動できないかと考えます。
仕事中に運動をするわけにもいかず、結果貧乏ゆすりで運動不足を防ごうとします。
焦っている・イライラしている
「早く〇〇しなければ」「△△だったらどうしよう」という焦りの心理から、貧乏ゆすりに繋がることは多いです。
例えば電車が遅延すれば、仕事や学校に間に合わなくなる可能性がありますよね。
そんなときは「このままでは遅刻する」という思いから焦りとイライラが募り、電車の中で貧乏ゆすりをしてしまうのです。
他にも納期に間に合わないと焦って職場で貧乏ゆすりする、渋滞で車が動かなくて車内で貧乏ゆすりするなど、一度は経験したことがある人も多いでしょう。
つまらないと感じている
貧乏ゆすりは、物事をつまらなく思う心理の表れと取ることもできます。
つまらない話を長く聞いていたり、早く帰りたかったりしたときに口には出さないものの、感情が自然と行動に出てしまうのです。
また、つまらない時間に対する暇つぶしの意図もあるでしょう。
相手の顔色次第で空気を察してあげる必要があるかもしれませんね。
自分の気持ちをアピールしている
イライラしている気持ちを伝えるために、あえてわかりやすく貧乏ゆすりをしている可能性もあるでしょう。
貧乏ゆすりといえば無意識で行われることが多いのですが、人・状況によっては意識的にすることもあります。
例えば自分の部下が、予定よりも長くプレゼンの時間を取ってしまったとき、上司は本人の自尊心を傷つけないために「もう終わりにしろ」と直接怒ることは少ないでしょう。
しかし終わりの時間はなんとか伝える必要があるため、上司はあえてわかりやすく貧乏ゆすりをするのです。
手段として適切かは曖昧なところですが、このように気持ちのアピール、非言語コミュニケーションの一環として貧乏ゆすりが行われることはあります。
男性・女性で違う貧乏ゆすりをする原因
貧乏ゆすりする原因・理由は男女別で異なることもあります。
ここからは、男性と女性で違う貧乏ゆすりの原因をそれぞれ見ていきましょう。
男性
男性は主にイライラしている心理状態のときに貧乏ゆすりする傾向が強いです。
これには理由があり、男性ホルモンはテストステロン値が高く、攻撃性や怒りの感情の高さにつながるといわれています。
そのため女性よりも攻撃的になる性質があり、その気持ちを鎮めるために貧乏ゆすりする手段に出ているのです。
女性
一方、女性は日常的に貧乏ゆすりする人は少ないです。
男性のように怒りの感情が表に出にくいことと、女性ならではの美意識が関係しているといわれています。
例えば美しい見た目をキープするのに、貧乏ゆすりは不格好になりますよね。
そのため貧乏ゆすりをしないように気をつけている女性は多いです。
とはいっても、全ての女性に該当するわけではありません。
暇なとき、仕事しているとき、集中しているときなど、無意識で貧乏ゆすりしてしまうのは男女一緒です。
貧乏ゆすりしてしまう人の改善方法
貧乏ゆすりが癖になっている人は、とても多いです。
人から指摘されたり、嫌がられたりと恥ずかしい思いをしたこともあるのではないでしょうか。
しかし自分の心がけ次第で、癖は直すことができます。
以下で紹介する改善方法を積極的に取り入れましょう。
足の運動をしてみる
運動不足なことが貧乏ゆすりの原因になっている可能性があるので、日常に運動を取り入れましょう。
とくに足の運動をすることで、疲れてしまい貧乏ゆすりしたい心理に駆られることが少なくなります。
長いデスクワークが続いたのなら、屈伸してみたり、足をぶらぶらさせてみたりするのが効果的です。
また階段の上り下りや足踏みもおすすめですよ。
リラックスさせる
緊張やイライラが原因で貧乏ゆすりしてしまう人は、まずは心をリラックスさせることが大事です。
ハーブティーを飲んで気持ちを落ち着かせたり、イライラした感情を愚痴として友達に吐き出したりして、心を解放していきましょう。
気持ちが切り替えられたら貧乏ゆすりする機会はグッと減るはずです。
貧乏ゆすりのタイミングを知る
自分がどんなときに貧乏ゆすりをするタイプなのか把握しておくことも大切です。
あらかじめタイミングを理解していれば、対策もしやすくなるでしょう。
- 電車に乗っているとき
- 集中して仕事しているとき
- 食事しているとき
- 上司といるとき
など、客観的に貧乏ゆすりのタイミングについて考えてみてください。
貧乏ゆすりしてしまう条件がわかれば、それに応じた対策を練るだけですぐに解消されます。
ストレスを解消させる
ストレスが溜まりやすいのであれば、ストレス解消法を見つけておきましょう。
そうすることで自然と貧乏ゆすりすることは減っていきます。
- 趣味の時間を増やす
- 友達と飲みに行く
- 買い物をする
- 温泉で疲れを癒す
- テーマパークやカラオケに行く
- エステサロンに行く
など、自分が楽しめるストレス解消法を1つ2つ見つけてみてくださいね。
食事・生活習慣を見直す
ストレスやイライラの感情は、食生活や生活習慣の乱れからくる場合も多いです。
例えば慢性的に睡眠不足なら、ちょっとしたことでもイライラしてしまうもの。
一方で、食事や生活習慣がしっかり整っていれば、気持ちにゆとりが生まれてストレスも溜まりにくくなります。
自然と貧乏ゆすり防止にもつながってくるでしょう。
貧乏ゆすりする人への対処法
身の回りに貧乏ゆすりが癖の人がいると、気になってしまいますよね。
貧乏ゆすりをしている人は、イライラを募らせていたりストレスを抱えていたりするので、注意する際には気を付けなければいけません。
最後に貧乏ゆすりする人への対処法を紹介します。
上司なら下手に出てやめてもらう
上司が貧乏ゆすりするタイプの場合、やめてもらうよう話すのはかなり気を遣いますよね。
こんなときは、とにかく下手に出て「なんとかお願いできないでしょうか」という姿勢を見せることが大切です。
少しでも「注意する」「指摘する」といったスタンスの伝え方になると、上司を嫌な気持ちにさせてしまう可能性があります。
気まずさやイラ立ちを感じさせないように配慮し、「お願いできると助かります」と丁寧に伝えましょう。
優しくしてあげる
貧乏ゆすりしてしまうのは、もしかしたら緊張や焦りといった原因があるかもしれません。
まずは相手の状況をきちんと把握し、優しく接してあげましょう。
もし緊張が見られるようなら和ませてあげたり、焦っているのなら手伝うことはあるか確認したりと、歩みよってあげてください。
また、イライラやストレスが原因ならば話を聞いてあげたり発散に付き合ってあげたりするのも良いでしょう。
そうすることで、貧乏ゆすりすることも少なくなるかもしれませんよ。
気にしないようにする
貧乏ゆすりを気にし始めると、いつまでも気になってキリがありません。
「また貧乏ゆすりしてる」「いつまでするんだろう」と、自分がやるべきことに集中できないこともあるでしょう。
相手に貧乏ゆすりをやめてもらうことも大事ですが、こちらが気にしないように対処することもときには重要になります。
また、貧乏ゆすりは癖であり、本人には悪気がないことがほとんどです。
頭の中で「悪気はないんだ」「あれでストレスを解消しているのかな」と思って一歩引けば、気にならなくなることは多いでしょう。
つい身の回りの人の貧乏ゆすりを気にしてしまう人は、気にしないための感情コントロール術もぜひ身につけてくださいね。
貧乏ゆすりは好きな人を逃すかも…恋愛に不向きな癖は治そう!
貧乏ゆすりは、イライラや焦りなど多くの心理状態から生まれる癖です。
そのため必ずしも悪い癖とは言い切れませんが、周囲からの印象は良いものではありません。
上司からの評価が下がったり、恋愛対象外にされたりすることも考えられます。
貧乏ゆすりがきっかけで好きな人との恋が進展しないのは絶対に避けたい状況。
貧乏ゆすりする心理を知って、うまく改善できるように向き合っていきましょう!
- 貧乏ゆすりは緊張やイライラ、焦りなどの心理が原因
- 男女ともに貧乏ゆすりはするものの、男性のほうが癖になりやすい傾向がある
- 貧乏ゆすりする人は運動したりストレス解消法を身につけたりして改善しよう
- 貧乏ゆすりする人が上司の場合は下手に出てやめてもらうのが一番
- 対処するために優しく接することも重要だが、自分自身があまり気にしないようにするのが大事