「ネトスト」の意味とは?ネトストしてしまう心理&対処方法を徹底解説
インターネットのSNSなどでの交流が当たり前になりつつある近年、新たに浮上してきている問題が「ネトスト」です。
匿名行為が可能なネット上では、ネトストの精神的な嫌がらせによって被害者が続出しています。
今回の記事では、ネトストの意味やネトストを行ってしまう人の心理状態、ネトストの脅威にさらされないための方法を紹介します。
実際にネトストの被害に遭ってしまった際の対処方法も解説しますので、インターネットをよく利用する人は要チェックです。
Contents
「ネトスト」の意味とは
ネトストとは「ネットストーカー」の略で、SNSなどで自分の情報を書いたときに、逐一チェックしストーカー行為を行う人のことを指します。
「インターネット上でストーカー行為をする人」を意味する言葉です。
アップした画像を頼りに情報や場所を突き止めることもあり、現代社会において大きな問題のひとつになっています。
ネトストに当てはまる行動
ネトストは、あらゆる手段を使ってターゲットの情報を知ろうとしてきます。
ネトストに当てはまる行動について紹介していきます。
Twitter・インスタなどのSNSで相手を検索する
ネトストは、知りたい相手に直接SNSアカウントを聞くようなことはしません。
友達になりたいのではなく、相手のさまざまな情報をとにかく知りたいためにネトストを行おうと考えているからです。
そのため、まずは対象の人物のアカウントを見つけるという目的で、ありとあらゆるSNSで検索を行います。
とくにTwitter・インスタ・Facebookはマストで検索をかけるため、注意が必要でしょう。
投稿写真から情報を得る
SNSに投稿した写真や動画は制限をかけていない限り、不特定多数の人に見られる仕様になっています。
そのため、特徴的な建物や駅名、来店したお店の名前などが写っていると、普段はどんなところに行っているのか、また今どこにいるのかを特定されてしまうことがあるので注意が必要です。
投稿写真から、個人情報となる自宅や勤務場所を割り出される恐れもあるので、プライバシーに関わる写真のアップにはかなり気を付ける必要があるでしょう。
偽アカウントで接触してくる
ネトストは現実のストーカーと同じく自分が一体誰であるのか、ターゲットには分からないように接触してきます。
そのため前述したように、自分の名前や情報と一切関係のない偽アカウントを作って、そこから情報を握ろうとしてくるのです。
アイコン画像に他人の写真を使ったり、プロフィールに自分とは全く違った偽の情報を書いたりと、あたかも自分とは違った人物像をつくり上げたアカウントを作成して、コンタクトを取ってきます。
居住地を特定してくる
ネトストはエスカレートするとネット上の情報だけで、最終的には移住地まで特定しようとしてきます。
前述でも少し触れましたが、載せている画像のちょっとした情報や行動範囲を調べて、都道府県や地域を特定し、さらには住んでいる場所まで調べ上げてしまうのです。
移住地までバレてしまうと、ネットの枠を飛び越えて実際にターゲットの家まで行ってしまうことがあるのが、ネトストの怖い点です。
相手の交友関係を調べる
ネトストは、相手の情報を全て知っておきたいため、ターゲットが誰と仲良くしているかということも、当たり前のように調べます。
とくに相手が別れた彼氏や彼女など、未練や恨みがあるケースでは相手の弱みを握る目的でかなり執着して探し出します。
友人のアカウントも探る
Twitterやインスタのフォロワーなどから交友関係を探り、酷い場合は、その友人のSNSも徹底的に調べ上げます。
SNSのフォローアカウントやいいねの付いた投稿などをチェックして、友人をピックアップしているのです。
生年月日を特定してくる
ネトストは気になる相手の生年月日も特定します。
Twitterで「(アカウント ) おめでとう」で検索すれば、簡単に誕生日関連のツイートを探すことができます。
ネトストは気になる相手に関連するさまざまな投稿をチェックして、個人情報を得ているのです。
SNSの投稿を数年前まで遡る
最新の投稿だけでなく、数年前の投稿まで遡るのもネトストの特徴です。
昔住んでいた場所や通っていた学校、かつての交流関係など、知ることのできるすべての情報を得ようとします。
やめられないネトストのヤバイ心理
ネトストが止められない人にはいくつかの共通した心理があります。
続いて、彼らの心理状態を紹介していきます。
当てはまる項目が多い人はネトストになりかねません。
ネトスト診断として使ってみてください!
強い嫉妬心がある
ネトストを行う人は「自分より優れているところがある」「偉そうでなんとなく気に入らない」など、相手に自己中心的な嫉妬心を抱いている人が多いです。
「ターゲットよりも自分の方がすごいことを証明したい」「優位に立ちたい」と思うため、相手の情報を逐一知り、弱みを握ろうとする場合があります。
このような人は「自分が一番でありたい」という負けず嫌いな人が多く、相手の一つひとつの情報に対して嫉妬心が増していく傾向にあります。
「相手の全てを知りたい」と思っている
相手が憧れの人や片思いをしている男性・女性であった場合、「相手の全てを知りたい」という気持ちからくる執着心で、ネトストになってしまうこともあります。
相手は純粋な恋愛感情から行っていても、それがエスカレートし、恋活や婚活の範囲に留まらない行為となってしまうのです。
また、「自分の知らない彼氏・彼女の一面も知りたい」という心理で、ネトストを行ってしまう、メンヘラ気質のストーカー女・ストーカー男のような人もいます。
過剰な被害者意識がある
ネトストを行う人の中には過剰なまでの被害者意識を持っている人もいます。
「加害者のはずなのになぜ被害者意識?」と思うかもしれませんが、好きな人に対してネトスト行為は「自分はこんなにあなたに対して夢中なのに、なぜ分かってくれないの?」という勝手な主張からくる場合が多いからです。
相手に責任転嫁して、「自分は悪くない」と自分の行為を正当化させる発言を繰り返すこともあります。
怖いネトストの対処方法
執着されるとなかなか諦めてくれず、怖いネトストたち。
彼らを撃退するにはいくつかの対処法があります。
ネトストに対する自衛法、対策方法について紹介していきます。
SNSはプライバシー設定を行う
少し検索するだけでSNSで簡単に情報収集ができてしまうのが、インターネットの怖いところです。
アカウントの設定が不特定多数が閲覧できるような公開設定になっていれば、誰でも見ることができてしまいます。
そのため、まずは特定の人しか見られないように、SNSアカウントでプライバシー設定を行いましょう。
たとえばTwitterだと、自分がフォロー許可した人しか情報が見られなくなる「鍵かけ機能」というものがあります。
プライベートな情報が得られないようにするための対策法のひとつです。
鍵付きアカウントにして、不特定多数の人が閲覧できないようにしましょう。
場所が特定できる写真はアップしない
楽しい話題を皆に共有したいという思いから、SNSアカウントに写真をアップする人は多いでしょう。
しかし、特徴的な建物やコメントで行った場所などを記載して写真をアップしてしまうと、すぐに場所を特定されてしまいます。
そのため、できるだけ場所が特定できるような写真はアップしないことをおすすめします。
もし上げたくなったとしたら、「場所名を伏せる」「家に帰ってからアップする」など対策を取るようにしてくださいね。
ブロック機能を使う
自分のSNSアカウントを見られたくない人に行える機能、それが「ブロック機能」です。
ブロック機能を使えば、不快な発言をする人や苦手な人のアカウントを遮断できます。
ただし、ブロックされると別のアカウントを作ってまた接触してくるような、執着心の強いネトストもいるので注意が必要です。
色々な情報がバレる前に、しっかり対策を打ちましょう。
運営会社に通報する
あまりにしつこかったり、不快すぎる行為を行ったりしてきたアカウントに対しては、運営会社に「有害アカウントとして通報する」という対処方法があります。
SNSには基本的に「報告する」「通報する」という機能がありますので、それを利用して運営会社に被害を通報しましょう。
ネトストがアカウントを使えないよう凍結する、などの対処法を運営会社が行ってくれますよ。
ネトストされてると思ったら運営会社に頼ってくださいね。
警察に相談する
あまりに酷いネトスト行為や、ネトストによって深刻な被害がでている場合は、警察に相談しに行きましょう。
被害届を出し、ストーカー規制法にひっかかる犯罪行為であると判断された場合は、警察が解決のために動いてくれます。
ただし、ただ単に「ネット上でしつこく検索してくる」くらいの実害が出ていないものだと、警察は動いてくれないことも多いです。
とはいえ「怖い」と身の危険を感じたら、まずは一度相談をしておくと安心できる場合もあるので、警察に行って状況を話しておくことをおすすめします。
ネトストをやめる方法
ネトストがどんなに怖くて恐ろしいものかわかりましたよね?
いつの間にか「ネトストをしていたかも…」「もうやめたい」という人は、今から紹介する方法を試して1日でも早くやめれるようになりましょう。
未練・片思いによって相手に依存してしまっている場合
叶わなっかた恋や大好きだった元恋人がいる人はネトスト傾向にあります。
未練によってネトスト行為を行ってしまう人も多いようです。
ネトスト行為をすることによって相手を近く感じ、さらに気持ちが高ぶりストーカー行為になってしまうこともあるでしょう。
対処方法は、未練をなくすことです。
すんなりなくすことが出来ればいいのですが、なかなか難しいですよね。
そこで、おすすめなのは新しい恋をすることです。
すぐに恋をするのは無理でも新しい人を探すことで気持ちが分散され紛らわすことが出来るでしょう。
ネット依存している場合
「どうしてもやめられない…」そんな人は、最終手段ではありますが、SNSなどのアカウントを削除してしまうことです。
見ないようにしよう・相手への気持ちを忘れよう、と思っても無理だった人にはおすすめの手段ですが、中にはアカウントを消すことはできないという人もいるでしょう。
そのような人は、アカウントは置いておいてスマホやPCからアプリを削除してしまうことをおすすめします。
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ネトスト被害に遭う前に対策をしよう!
インターネットでは匿名で行動ができるものが多いため、ネトスト男子・ネトスト女子はなかなかいなくならないというのが現状です。
そのため、気持ちよくSNSを使うためには、自分で自分の身を守るための対策が必要です。
プライバシーを守るため、顔や誕生日、住まいが分かるような個人情報は載せないこと、特定の人以外にはSNSアカウントを閲覧できないようにすることなどを徹底しましょう。
あなたの安心安全な生活のために、ネトストの被害に遭わないよう注意しながら楽しくSNSを利用してくださいね。