自信喪失から立ち直る方法とは?自信を失う原因や自信の付け方を解説!
失敗や挫折をしたり、絶望する出来事が起きたりしたときに、自信をなくしてしまう人は多いものです。
自信を喪失した状態から立ち直りたくても、「どうすれば自信を取り戻せるのかわからない」という人もいるでしょう。
今回は、『自信喪失』の意味や自信喪失の原因、立ち直り方、自信をつける方法について詳しく紹介します。
自信をなくしてネガティブになってしまっている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
自信喪失とは?
自信喪失とは、自分の価値や能力などを信じられなくなっている状態を指します。
自信喪失になると、「自分はダメな人間」と自分自身を否定したり、無気力になったりしやすく、日常生活や人間関係に悪影響を及ぼすことも少なくありません。
自信喪失する原因とは?
自信喪失は、どのようなことがきっかけで起こりやすいのでしょうか。
具体的な原因を見ていきましょう。
敵わないと思う人に出会ってしまったから
敵わないと思う人に出会ってしまったときに自信を喪失してしまう人は多いです。
自分よりも優れている人と出会っても、それほど差がなければ対抗心が湧いて意欲につながる場合もあります。
しかし、圧倒的な差があって、努力しても「あの人と同じことはできない」と感じたときは、劣等感や敗北感に駆られて自信喪失してしまうことがあります。
努力しているのに成果が出ないから
努力しているのに成果が出ないときに自信喪失することもあります。
「自分ならできる」と期待していたときほど、達成できなかったときにショックを受けやすく、挫折感から自信喪失につながりやすいです。
完璧主義の人は自分に厳しく、非現実的な目標を設定して自分を追い込んでしまうことが少なくありません。
結果を出せなかった自分を責めてしまい、自信を失う場合があるでしょう。
何度も同じ失敗を繰り返してしまうから
何度も同じ失敗を繰り返してしまうことも、自信喪失の原因になります。
失敗して落ち込んでしまうのは、誰にでもあることです。
しかし、失敗した経験がトラウマになってしまい、「また失敗するかも」と不安や恐怖を感じて、自分に自信が持てなくなってしまう人もいます。
自分否定や自己嫌悪につながり、消極的になって新しいことに挑戦できなくなる場合もあります。
他人に否定されたから
他人に否定されることも自信喪失を招きます。
「その考え方はおかしい」「こんなこともできないの?」などと否定的な言葉を言われ続けると、自分の能力や存在価値を低く感じるようになってしまいます。
自分は悪くないとわかっていても、否定され続けると自信がなくなってしまって、気力がなくなったり人と接することに恐怖や不安を感じたりする場合があるでしょう。
すぐに人を否定する人は、マウントを取りたい・立場を守りたい・意見を押し通したいなど、自分勝手な思いで否定してきていることも少なくないので、気にしないのが一番です。
自信喪失したときに立ち直る方法
自信喪失した状態が長引くと心身に悪影響を与えやすいため、早めに対策することが大切です。
ここでは、自信喪失したときに立ち直る方法を紹介します。
しっかりと休む
自信喪失したときは疲れやストレスが溜まっていることが多く、心身の不調につながってしまう場合もあります。
自信喪失した状態が続くと「うつ病」を発症してしまうこともあるため、無理に頑張ろうとせず、睡眠時間を確保してしっかりと休むようにしましょう。
お風呂に浸かる、マッサージをするなど、リラックスする時間を過ごすのもおすすめです。
信頼できる人に相談する
自信をなくしたときは、信頼できる友人や家族、恋人などに相談してみるのも有効な方法です。
周りの人に励ましてもらったり、自分の気持ちを理解してもらったりすると立ち直りやすくなります。
話を聞いてもらうことで気持ちが楽になる場合もあるので、1人で悩みを抱え込まないようにしましょう。
身近な人に相談しにくい場合は、カウンセリングを受けたり、相談窓口や相談機関を利用したりする方法があります。
以下のようなメンタルヘルスポータルサイトもあるので、「どこに相談すればいいかわからない」という人は活用してみましょう。
働く人のメンタルヘルスポータルサイト『こころの耳』
『こころの情報サイト』
目標を再設定する
努力しているのに成果が出なくて自信喪失になっている場合は、適切な目標設定ができているかどうか見直してみましょう。
「目標は高い方が成長につながる」と考える人もいますが、現実離れした目標を設定すると、結果を出せずに失望につながりやすくなります。
「頑張ればできるかも」と感じるくらいの目標に再設定して、達成できたらもう少し高めの目標にするというように、徐々に目標を高くしていくと自己肯定感を上げやすくなるでしょう。
好きなことをして気持ちを切り替える
自分の好きなことをして気持ちを切り替えるのも、自信を回復させるために有効な方法です。
美味しいものを食べに行く、音楽を聴くなど、好きなことをしているときは嫌なことを忘れてリフレッシュできます。
夢中になって打ち込めることがあると、自己肯定感も上がりやすくなるので、ポジティブな気持ちになれることに取り組んでみましょう。
とくに、適度な運動は心身に良い影響を与えてストレス解消や気分転換にもつながるのでおすすめです。
努力を続ける
自分に自信がなくなって投げやりな行動をしてしまったり、何もやらなくなってしまったりすると、さらに自信喪失を招くケースがあります。
立ち直るには、自暴自棄にならないことも重要なポイントです。
失敗や挫折を経験しても、自分なりに努力を続けていくようにしましょう。
自信をつける方法
自分に自信をつけたいときは、どうすれば良いのでしょうか。
ここでは、自分に自信をつける方法を4つ紹介します。
人と比べないようにする
他人の良いところを見ると自信をなくしてしまう人は、自分と他人を比べないようにしましょう。
自信をつけるには、自分が持っているもの、できることを受け入れて認めることが大切です。
「よそはよそ、うちはうち」と考えると、気分が楽になるでしょう。
小さな目標を達成する
小さな目標を設定し、成功体験を積むことも自信をつける方法のひとつです。
「毎日スクワットを10回する」「本を1冊読み切る」など、無理をせずに達成できる目標を設定してみましょう。
小さなことでも成功体験を増やしていくことで、「やればできる」と自分に自信を持てるようになるでしょう。
ポジティブな言葉を口にする
「どうせできない」「自分なんて…」とネガティブな言葉ばかりを使っていると、どんどん気持ちがふさぎ込んで自信がなくなってしまいます。
普段からポジティブな言葉を使うように意識すると、自然と前向きに考えられるようになり、物事も良い方向へ進みやすくなるでしょう。
笑顔でいることを心がける
笑顔はリラックス効果やストレス解消に役立つといわれています。
常に笑顔の表情を作るだけで、さまざまな効果が期待できるのです。
笑顔でいるとプラス思考になって自信がつく可能性もあるので、なるべく笑顔でいることを心がけましょう。
自信喪失したときは今できることに集中しよう
自信をなくすと過去の失敗や挫折を思い出してしまい、ネガティブな方向に物事を考えてしまいがちです。
今回紹介した立ち直る方法や自信をつける方法を参考にして、なるべくあなたが今できることに集中しましょう。
自信喪失になってつらいときは、1人で抱え込まずに周りの人や専門家のサポートを受けることを検討してくださいね。
- 自信喪失とは、自分の価値や能力などを信じられなくなった状態のこと
- 自信喪失する原因は、敵わない人に出会った・努力をしても成果が出ない・同じ失敗を繰り返てしまう・他人に否定された
- 自信喪失から立ち直る方法には、しっかりと休む・信頼できる人に相談する・努力を続ける、などがある
- 自信をつける方法には、人と比べない・小さな目標を達成する・ポジティブな言葉を口にする、などがある