短気な人の特徴や心理とは?キレやすい人との上手な付き合い方を解説
「短気な人と接すると疲れる…」と感じたことがある人は多いのではないでしょうか。
短気な人から急にキレられたり不機嫌な態度をとられたり…、付き合い方に悩みやストレスを感じてしまう人も少なくないはずです。
そこで今回の記事では、短気な男性・女性に共通する特徴や心理、キレやすい人との上手な付き合い方について解説していきます。
短気な人との接し方に悩んでいる人は、ぜひこのページを参考記事として、できることから実践していきましょう。
Contents
【診断】短気な人に共通する特徴
短気な人には、どのような共通点があるのでしょうか。
ここでは、短気な人の特徴について解説していきますので、周囲の人に当てはまる項目はないかチェックしてみてください。
神経質で些細なことも気にする
短気な人は、神経質で些細なことでも気にする傾向にあります。
他の人が気にならないことでも、細かくチェックしてはダメ出しをしたり、怒りだしたりすることがあるので、人よりストレスが溜まりやすいタイプといえるでしょう。
自分独自のルールからはずれた人に対して必要以上に反応してしまうため、周囲からは面倒な人と思われることも少なくありません。
小心者で内心怯えている
短気な人は、実は小心者で内心では怯えていることも多いです。
短気と聞くと一見、怖い人というイメージを持ちがちですが、実際は自分の立場が悪くなることや危険が迫ることに人一倍怯えています。
そんな弱気な性格を隠したいがために、強気な態度をとる人も多いのです。
せっかちで心に余裕がない
せっかちで心に余裕がないのも、短気な人の特徴の1つです。
せっかちな人は、常に効率良く行動したいと思っているので、自分のペースを乱す人がいたりアクシデントが起こったりすると、イライラを止めることができません。
そのため、あからさまにイラついた態度を見せたり乱暴な言葉を発したりすることも少なくないのです。
強い正義感の持ち主
短気な人の特徴として、強い正義感の持ち主であることも挙げられます。
自分自身の考えそのものが「正義」だと思い込んでいるため、自分が思っていることに意見してくる人や反論してくる人に対し、厳しい態度で接することも多々あります。
同時に「こうであるべき」という自分の概念を他人に押し付けることもめずらしくありません。
どんな意見よりも、自分の考えや価値観が正義であり正しいと思い込んでいるのです。
プライドが高すぎる
プライドが高すぎることも、短気な人の特徴といえるでしょう。
自己評価が高いため、自分の理想通りにできなかったときには「こんなはずじゃなかったのに」とイライラの感情を抱えます。
また、プライドが高い分、周囲から指摘されることがとても嫌いな性格なので、自分が否定されたと感じると怒りだしてしまうことも少なくありません。
まるで病気のようなキレ方…短気な人の心理状態って?
短気な人は、まるで病気のようなヒステリックなキレ方をすることがありますが、一体どのような心理状態なのでしょうか。
ここでは、短気な人の心理について解説していきます。
自分が傷つくのを恐れている
短気な人の心理として、自分が傷つくのを恐れていることが挙げられます。
短気な人ほど「周囲から認められたい」という思いが強く、否定されたり意見されたりすると傷ついてしまうため、自分が傷つかないように先手をとって攻撃的な態度をとるのです。
イラつきや短気な振る舞いで威圧することで、相手から否定される事態を防ぎたいという心理が働いています。
自分の考えが一番だと思っている
短気な人の心理として、自分の考えが一番だという思いが強い傾向にあります。
自分の考え以外には否定的なので、他人の意見を聞こうとしません。
たとえ恋愛相手や家族からの意見だとしても、自分の考えと異なっていれば自分が否定されたと捉え、すぐにキレてしまうことも多いでしょう。
自分の頭が固いことにも気付かず、なによりも自分の考えが正しいと思い込んでいるのです。
自信のなさを周囲に勘づかれたくない
短気な人の中には、自信のなさを周囲に勘づかれたくないという心理を持っている人もいます。
短気な人ほど、実際は小さなことでも気になり傷ついてしまうので、周りに舐められないように虚勢を張って自分を強く見せる傾向があるのです。
ビジネス・プライベートなど相手との関係性にかかわらず、自分の弱みを見せたくない一心で威張ったり攻撃的になったりすることがあるでしょう。
短気な人が嫌いなあなたへ!上手な付き合い方
短気な人に対して「付き合いにくい…」と感じてしまうこともあるでしょう。
しかし、職場の上司など、どうしても関わらなければならない場合もありますよね。
そこで最後に、短気な人との上手な付き合い方のコツを紹介していきます。
地雷となるポイントを見極めておく
短気な人と上手に付き合うには、地雷となるポイントを見極めておくことが肝要です。
短気だとしても、なんの理由もなく怒ることはありません。
気が短い人を良く観察し、価値観や怒りポイントを把握しておくと、相手を怒らせることなくこちらも不快にならずに接することができます。
否定せずまずは意見を受け止める
短気な人との上手な付き合い方として、否定せずまずは意見を受け止めるというやり方があります。
自分の考えと異なるからといってその場で意見をすると、相手がヒートアップし怒りだす可能性があるからです。
反論や意見を伝えたい場合でも、まずは一旦意見を受け止めることで、相手の反応もだいぶ変わるはずですよ。
毅然とした態度で接する
短気な人に対し、毅然とした態度で接するのも上手な付き合い方の1つです。
短気な人は、感情に任せて怒りをぶつけてくることが多いですが、そんなときに動揺したり怯んだりすると、「この人には感情をぶつけても大丈夫」と捉えられてしまいます。
「自分が間違っている訳ない」と思い込んでいるので、間違った考えや理不尽な態度が見られた場合には、改善すべき理由や意味を毅然とした態度で説明しましょう。
そうすれば、何も言い返すことができないため、相手はダンマリを決め込むはずです。
短所ばかりではなく長所に着目する
短気な人との上手な付き合い方として、短所ばかりではなく長所に着目してあげることもおすすめです。
長所に着目すると、また違った角度から相手と接することができ、自分のストレスが軽減されることもあります。
また、短気な性格が原因で周囲から敬遠されていると本人が自覚している場合、そのことで孤独を感じている人も多いので、積極的に長所を褒めてあげれば好意的に接してくれるでしょう。
適度におだてておく
短気な人には、適度におだてておくという付き合い方もおすすめです。
基本的に「自分が一番正しい」「人に否定されたくない」という思いが強いので、短気な人の考えを肯定してあげましょう。
「〇〇さんの言う通りですね」「〇〇さんは仕事が早いですね」と褒めることで、短気な人でも気持ち良く対応してくれます。
機嫌とりが面倒に感じる場合でも、一言褒めるだけで物事が円滑にすすむので、「不機嫌な対応をされるよりはマシ」と捉え、適度におだてながら上手く付き合いましょう。
すべてを真に受けず適当に受け流す
すべてを真に受けず適当に受け流すことも、短気な人との付き合い方として効果的な方法です。
全てを真に受けてしまえば、自分にストレスが溜まるだけでなく、対応にも困り人間関係に亀裂が入りかねません。
できるだけ距離を置き、一方的に考えを押し付けられたり怒りだしたりしても、「いつものこと」と受け流すようにしましょう。
仕事関係などで、どうしても関わらなければいけない場合は、相手を不快に思わせない程度に必要最低限のコミュニケーションをとるとよいでしょう。
ただし、無理をしすぎるのは禁物!
「上手く受け流せない」「対応自体がストレス…」など、悩みの種になってしまうなら、周囲に助けを求めるのも手段の1つです。
上司に掛け合ってみたり、職場の相談室に悩み相談をしてカウンセリングを受けたりと、周りを頼ってみてください。
客観的な視点からのアドバイスをもらうことができ、解決までの糸口が見つかるはずです。
恋人・結婚相手に短気な人は不向き!職場の仕事仲間や友達など身近にいたら上手に対処しよう!
短気な人に対し苦手意識をもってしまうと、自分のストレスにもなり疲れてしまいます。
とくに、毎日顔を合わせる相手の場合、悩みが深刻になればなるほど生活習慣に影響が出てしまう恐れも…。
そうならないためにも、上手に付き合っていくことが大切です。
現在、短気な人との接し方に頭を悩ませている人は、この記事で紹介した情報を参考に対処法を実践してみてください。
また、恋人や結婚相手に短気な人は不向きといえます。
恋活中・婚活中の人は短気な人の特徴を把握し、相手選びの際に活かしてみてくださいね。
- 短気な人に共通する特徴として、小心者で内心怯えている・プライドが高すぎるなどが挙げられる
- 短気な人の心理状態として、自分が傷つくのを恐れている・自分の考えが一番だと思っているなどが挙げられる
- 短気な人との上手な付き合い方として、否定せずまずは意見を受け止める・適度におだてておくなどの方法が効果的