幸せになるのが怖い…「幸せ恐怖症」の症状や原因を知って克服しよう!
たった1度の人生だからこそ、幸せになりたいと強く願うことは当然です。
しかし、幸せになりたい気持ちがあるにも関わらず、自らその幸せを手放してしまうという人たちも。
この記事では、そんな幸せ恐怖症の人たちの症状や原因、克服方法を紹介します。
もし思い当たる節があるなら、ぜひ参考にしてみてくださいね!
Contents
幸せ恐怖症とは
普通の人にとって「幸せ恐怖症(幸福恐怖症)」という言葉は、あまり馴染みがないですよね。
幸せ恐怖症とは、自分が幸せになることに対して非常に大きな罪悪感を感じたり、恐怖心や抵抗感を感じる人のことをいいます。
恋愛が成就しそうなときや仕事で昇進が決まったときなど、本来であれば素直に喜ぶべき場面でも、「こんなに幸せなことがあると、よくないことが起きるのでは…」と不安になってしまいます。
幸せ恐怖症のほとんどが、自分でもなぜそういった気持ちになるのか理解できていません。
表面上では幸せを望んでいるように見えても、深層心理で幸福否定してしまうという難しい心理状態です。
【自己診断】幸せ恐怖症の症状
幸せ恐怖症は自分でもチェックすることができます。
これらの症状に心当たりがある人は、幸せ恐怖症の可能性大です。
幸せを感じると同時に嫌な感情も湧きおこる
幸運が訪れたときに、幸せを感じると同時に嫌な感情も湧きおこるという人は、幸せ恐怖症の可能性があります。
幸せというものが初めから儚いものだと考え、なにかポジティブな出来事が起こっても、すぐに否定的な感情になり「でも…」と考えてしまうのが特徴です。
幸せになりたい気持ちがあるのにも関わらず、「自分は幸せになれない」と自分自身で確信しており、すぐにマイナスな感情に支配されてしまいます。
自分が幸せになることに申し訳なさがある
自分が幸せになることに申し訳なさがあるということも、幸せ恐怖症の症状です。
幸せ恐怖症の人は、「自分なんかが幸せになってはいけない」という強い感情に支配されているので、自分に降りかかる幸せな出来事に対して、抵抗感を感じてしまいます。
とくに家族や友達など苦しんでいる人が身近にいて、なにかポジティブな出来事が自分に起こったとき、嬉しい気持ちよりも「私1人幸せになるのってどうなんだろう…」とマイナス思考に陥ってしまいます。
自ら幸せを遠ざける
幸せ恐怖症の人は、自ら幸せを遠ざけてしまう傾向にあります。
具体的な例をいくつか紹介します。
- 自分の志望大学に合格するレベルの学力があるのに、他の大学に入学した
- 大好きな優しい恋人がいるのに、「浮気されたらどうしよう」という理由で自分から別れを切り出した
- 希望の職種の会社からヘッドハンティングされたのに、「期待に応えられないかもしれない」と思い断ってしまった
- 片思いの人に告白されたのに、なぜか断ってしまった
これらのようなことを、自分でもしたことがあるという人は、自ら幸せを遠ざけてしまっているでしょう。
幸せ恐怖症に陥りやすい人の特徴
次は幸せ恐怖症に陥りやすい人の特徴を紹介します。
1人でいることが好き
誰かと一緒にいるよりも1人でいることが好きな人は、幸せ恐怖症に陥りやすいです。
1人でいることが好きだと、たとえ友達ができてもある一定の距離を置いてしまい、それ以上仲良くならないように自分でセーブしてしまいます。
とくに「これ以上仲良くなって失ったら辛い」とはじめから考えてしまう人は、幸せ恐怖症の特徴に当てはまります。
自分のことが好きじゃない
自分のことが好きじゃないというのも、幸せ恐怖症に陥りやすい人の特徴です。
自己肯定感が低く、自身のことをポジティブに受け入れられない人は、素敵な出会いや成功体験をしたときでも「こんな自分なんて…」と否定的な考えをします。
どんなに素敵な幸せが訪れても、その都度自分で否定していくので、結果的に幸せが遠のいてしまうのでしょう。
心配性
心配性も幸せ恐怖症に陥りやすい特徴の1つです。
心配性だと日々の出来事から小さなハプニングまで、いちいち気にしてしまうので、身の回りにある幸せを感じることができません。
さらに、「また同じミスをしたらどうしよう」「自分のことをずっと好きでいてくれるのかな」と、考えても仕方のないことを悲観してしまう人は、幸せが訪れても素直に受け入れられません。
1の出来事で10の心配をしてしまうので、その他のことを考える余裕がなくなってしまいます。
幸せ恐怖症の原因
幸せ恐怖症になってしまう原因はいくつかあります。
次の項目に当てはまるようなら、自覚がないだけで、あなたも幸せ恐怖症かもしれません。
育ってきた環境の影響
幸せ恐怖症の大きな原因として、育ってきた環境の影響が考えられます。
- 「幼少期に十分な愛情を得ることができなかった」
- 「過干渉な親の元で育った」
という人は、成長過程で適切な自己肯定感を育むことができず、「自分は価値のある存在だ」ということを自身で受け入れることが難しくなります。
とくに母親が与える影響が大きいとされており、母親が不幸せな家庭で育った人は、「自分はママよりも幸せになってはいけない」と深層心理で考えるようになります。
そして、自然と幸せを寄せ付けなくなってしまうのでしょう。
潜在意識が原因なので、まずは自分自身を理解するのが大切です。
自分に自信がない
自分に自信がないことも、幸せ恐怖症の原因です。
人間誰しも長所と短所がありますが、自分の短所ばかりに目がいき、コンプレックスの塊のように思ってしまう人がいます。
とくに女性は「顔が可愛くない」「スタイルが悪い」など外見重視で自分を厳しく判断し、ますます自信を失っていく人が多いです。
男性であれば「勉強ができない」「コミュニケーション能力が低い」などがあります。
自分に自信がないと、たとえ幸せを掴んだとしても、「自分なんて…」と否定的に捉えてしまい幸せを手放してしまいます。
他人を信じられない
他人を信じられないことも、幸せ恐怖症に陥ってしまう原因の1つです。
過去に信頼していた人に裏切られた経験があると、そこからなかなか立ち直れないという人は少なくありません。
他人を信じることができないと人間関係の形成も困難になりますし、外から訪れる幸せに対しても疑心暗鬼になってしまいます。
そうすると素敵な出会いがあっても一歩踏み出せず、慎重になりすぎて恋人を作ることすらできなくなってしまうでしょう。
人の目が必要以上に気になる
人の目が必要以上に気になるというのも、幸せを受け入れられない原因になる場合があります。
いつも「自分はダメな人間だ」と思っているため、自分が周りからどう見られているのかを必要以上に気にしてしまいます。
自分に自信がある人は、他人からどう見られようがお構いなしですし、自分の行動に責任を持っているので、幸せを掴みやすいのかもしれません。
幸せ恐怖症を克服する方法
幸せ恐怖症は自分自身を受け入れることが何より大事です。
最後に克服する方法を紹介するので、自分にできそうなことからはじめてみてくださいね!
過去を許して自分自身にOKを出す
幸せ恐怖症を克服するには、まず過去を許して自分自身にOKを出すことが大切です。
過去を変えることは誰にもできません。
幼少期に辛い環境で育った人や大切な人を失った喪失感から立ち直れない人、どんな過去があったとしても「過去の自分がいるから今の自分がいる」と自身を受け入れてあげましょう。
許すことが難しい場合は、「許せない自分を許す」だけでも気持ちが軽くなるはずです。
前向きになれたらその状態をキープしつつ、思考を過去から未来に切り替えてください。
受け取り上手になる
受け取り上手になることも、幸せ恐怖症克服への第一歩です。
誰かが自分に何かを「してくれる」「やってくれる」というときは、遠慮せず素直に好意を受け入れましょう。
たとえば、女性が男性と食事に行って「奢るよ」と言われたときに、素直に「ありがとう!ご馳走様です」と彼の好意を受け入るのが肝心です。
ここで頑なに「自分で払います」と言おうものならいい雰囲気は台無し。
ご馳走したくない女性には、男性だって奢ろうとはしません。
「図々しい女だと思われたくない」と気負いせず、素直に感謝しましょう。
また、男性であれば、職場で女性の同僚が「仕事手伝うよ」と言ってくれたなら、笑顔でその好意を受け入れてみてください。
「仕事ができない男だと思われたくない」と思うかもしれませんが、助け合うことで絆が深まるので、大変なときは支えてもらうことも大事です。
ネガティブな思考が浮かんだらポジティブに変換する
いつもの癖でネガティブな思考が浮かんだら、すかさずポジティブに変換することもポイントです。
幸せ恐怖症の人は、あらゆる物事に対して基本的にネガティブに捉えがちですが、その考え方を180度チェンジしましょう。
少し意識を変えるだけで、新しい自分に生まれ変われますよ。
物事にはネガティブ面もあれば、ポジティブ面も必ずあります。
どこに着目するかで受け取り方がガラッと変わります。
ポジティブな面に目を向けることを習慣にすると、ネガティブ思考から脱却でき、幸せを受け入れることができるはずです。
「悩みは自分を成長させるきっかけ」だということを認識して、前向きに考えましょう。
安心できる人を見つけて幸せ恐怖症から脱却しよう!
自信がなかったり相手を信じることができなくって、どんなに幸せなことでも「このあと悪いことが起こるんじゃないかな…」と不安になってしまうのは辛いですよね。
少しずつで大丈夫なので、自分を信じる気持ちを持ち、相手を信じる強さを持てるようになりましょう。
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素敵な未来を手に入れるために幸せ恐怖症と向き合おう
幸せ恐怖症のままだと、たとえ自分に幸せが訪れても、その幸せを掴み取ることができません。
素敵な未来を手に入れるためには、幸せ恐怖症としっかり向き合い「自分はどうしたらいいのか」を分析してみてください。
成功している身近な夫婦に話を聞いたり、ネットや書籍から情報収集したりして、自分に必要な改善方法を見つけることが大切です。
幸せ恐怖症を克服したいなら、「自分なんて…」と否定的になるのはやめて、前向きに自分を理解していきましょう。
いつか幸福度マックスになったら、人生が素晴らしいものに思えるはずですよ。
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