友達がめんどくさいと思う瞬間|人付き合いが面倒になる時の心理と対処法
友達は大切な存在である一方で、ときに面倒に思えてしまうこともあります。
とはいえ、友人関係が成立しているため、まったくの他人のように無視することもできません。
今回は友達付き合いが面倒になるときの心理と対処法について解説していきます。
友達との付き合い方に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね!
Contents
友達をめんどくさいと感じる瞬間
まず、友達をめんどくさいと感じる瞬間を見ていきましょう。
いくら自分にとって大切な友達でも、下記のような瞬間では面倒に感じることもあるのではないでしょうか。
愚痴や悪口が多い
愚痴や悪口を聞かされてばかりでは、誰だって気分が良くないですし、めんどうに感じてしまいます。
ときには友達に愚痴りたくなることもありますが、あまりにも多いと男性・女性問わず、「この人悪口ばっかりでめんどくさい」と思われてしまうかもしれません。
買い物などに付き合わされる
自分にとって興味がなかったり、行きたくもなかったりする買い物に付き合わされる場合、めんどくさいと感じてしまいます。
友達を買い物に誘うなら、お互いが買い物するときや、お互いが興味のあるお店に行くときだけにしたほうが良いでしょう。
自分の話ばかりされる
とくに女子はおしゃべり目的で友達と会うことがありますが、そんなときはお互いの近況を話すなど、話し手と聞き手が適度に入れ替わるのが理想です。
しかし、なかには自分の話ばかりする人も少なくありません。
相手の話を一方的に聞かされた方は、不公平にも思えて、その人と付き合うのがめんどくさくなってしまうでしょう。
用がないのにLINEや電話をしてくる
とくに用件がないのにLINEや電話をしてくる人のことも、めんどくさい…。と感じる人が多いでしょう。
とくに忙しい時や、自分に余裕がない時に、しつこく連絡をされたら、少し距離を置きたい…。と誰もが思ってしまうでしょう。
帰りたいのになかなか解散してくれない
友達と一緒にいるとき、次のような状況に陥った経験のある人は多いのではないでしょうか。
- 興味のない話題が延々と続く
- ブラブラと買い物をして長時間経過する
- 会話が一区切りついたのにまた別の話題が始まる
このような状況では、内心帰りたいと思っていてもなかなか言い出せないもの。
仕方なく我慢して付き合っているうちに、次第にめんどくさくなってくるのです。
恋愛話やのろけ話ばかりされる
「彼氏といつも〇〇で~」などのノロケ話は、たまに聞く分には盛り上がりますが、毎回だと面倒に感じてしまいます。
本当にアドバイスが欲しい時に、恋愛相談をするのは良いですが、日常あった彼とのいざこざやノロケ話まで包み隠さず話していたら、友人からめんどくさい認定をされてしまうかもしれません。
マウントをとってくる
とくに同性の友達に対して面倒に感じやすいのが、いちいちマウントをとってくる相手でしょう。
「モテ自慢」「スタイル自慢」など、SNSでマウントをとってくる場合はスルーできますが、直接いわれるといちいち反応しないといけないので、一緒にいて疲れてしまうのです。
嫉妬してくる
普通の話題にもいちいち嫉妬してくる友達には、必要以上に気を遣うため、めんどくさいと感じることがあるでしょう。
- 家族の話題で嫉妬される
- 婚活の話題で嫉妬される
- 職場の話題で嫉妬される
こうなると、嫉妬されるのを避けるために自分が話したいことを話せなくなり、一緒にいるのがめんどくさくなってしまいます。
感情の起伏が激しい
感情の起伏が激しい人は周りを振り回すため、一緒にいると疲れてしまいます。
ただでさえ、仕事やプライベートでも問題は起きるのに、友人に起伏の激しいかまってちゃんがいては、対応するのが大変で付き合い自体が面倒に感じてしまうのです。
【男女共通?】めんどくさい性格になってしまう原因
男性にも女性にもめんどくさい性格の人がいますが、そんな性格になってしまうのは以下のことが原因となっている可能性が高いでしょう。
自分に当てはまることがないかチェックしてみてくださいね。
自分に自信がない
めんどくさい人には、やたらと自慢話をしてマウントをとってくる特徴があるため、余程自分に自信のある人のように思えます。
しかし、実際には自分に自信がなく、マウントをとったりわがままをいったりすることで周りに構ってもらい、自分を確立しているのです。
心が満たされていない
めんどくさい人は幸せアピールをする傾向がありますが、これは実際には心が満たされていないことのあらわれとなる行動です。
心が満たされていないからこそ、満たされていると自分にいい聞かせ、他人に羨んでもらうことで満たそうとするのです。
周りの目ばかり気にしている
めんどくさい人は周りの目ばかり気にしており、他人からどう思われているのかが気になって仕方がありません。
そのため、周囲の気持ちを確かめるのが目的でわざとわがままをいったり、わざと不機嫌になって声をかけてもらおうとしたりするのです。
承認欲求が強い
めんどくさい人は承認欲求が強く、周りに認められたい気持ちが行き過ぎた行動に出てしまい、めんどくさい性格になってしまいます。
たとえば、「可哀想」と承認されたという思いから愚痴が多くなったり、「すごい」と承認されたい思いから自慢話が多くなったりするのです。
友達のことをめんどくさいと思ってしまう時の心理とは
嫌いなわけではないのに、友達のことをめんどくさく思ってしまうのは、以下の心理が関係しています。
人付き合いが苦手
人付き合いが苦手だと、多くの人と交流するのが精神的な負担になり、相手が友達でも人間関係がめんどくさく思えてしまいます。
最近では、SNSの普及によってコミュニケーションの方法も多様化しているので、余計に面倒に感じてしまうのです。
他にやりたいことがある
他にやりたいことがあるときは、友達にまで気が回らなく後回しになってしまいます。
- 恋人とデートしたい
- 趣味にハマっている
- 仕事が忙しい
- 婚活に励みたい
たとえば、これらに没頭したいときはどうしても、優先順位の低い友達付き合いを面倒に感じてしまうのです。
時間がもったいない
気分が乗らないときや忙しいときに友達に誘われると、自分の貴重な時間が奪われる感覚になってしまいます。
友達に連絡したり会ったりするのは楽しいですが、それ以上にひとりの時間を大切にしたい人にとっては、友達付き合いは面倒に感じてしまうでしょう。
価値観が違うので合わせるのが苦痛
同じ学生同士、同じ会社員同士の友達だとしても、お互いの性格や育った環境が違えば価値観は異なります。
たとえ価値観が合わなくても、お互いに意見や考え方を協調し合えれば良いのですが、人の価値観に合わせなくてはいけない環境に置かれた場合、次第に人付き合いが面倒になってしまうのです。
程よい距離感がほしい
友達のことは好きだけど、程よい距離感がほしいと思うことがあります。
とくに、今はお互い離れていてもSNSでつながっていられる時代です。
そのため、常に自分の行動を見られているような感覚になってしまい、友達関係が面倒で煩わしくなってしまうことがあるのです。
人によって心地が良い人との距離感は異なります。
こうするべきだ、とは考えずに自分にとって無理のない距離感で人と付き合うようにしましょう。
友達付き合いが面倒な時の上手な関わり方・断り方
いくら面倒でも、友達とは上手に付き合いたいものです。
友達付き合いが面倒なときには、以下の対処法を参考にしましょう。
自分から連絡しないようにする
自分から連絡すれば当然相手は連絡を返してくるため、友達と付き合う頻度が高くなってしまいます。
もちろん、お互いの関係を維持するためには時々の連絡は必要ですが、連絡の頻度を下げれば相手もそこまで関わってこないでしょう。
注意点として、いきなりではなく徐々に頻度を下げるのがポイントです。突然連絡しなくなると相手が余計気にしてしまうので気をつけましょう。
最近忙しいことを伝える
LINEが毎日のように送られてくることが原因で面倒に感じるなら、少し返信を遅らせて最近忙しいことを伝えましょう。
- 社会人になってから残業が多い
- 資格の勉強をしている
- 転職活動をしている
このような理由で忙しいと伝えれば、相手もLINEの頻度を減らそうとするでしょう。
ただし、無視してしまうと友達関係に亀裂が生じる可能性があるため、たまにLINEが送られてきたときにはきちんと返信してあげましょう。
会う時は「何時まで」と時間を制限する
友達と会うときは、約束をする段階で◯時まで遊ぼうと時間を設定するのがおすすめです。
◯時までと事前に決めることで、有意義な時間を過ごすことができ、別れる際も気まずい雰囲気にならずに解散することができます。
時間を制限しない場合、相手に予定がなければダラダラと過ごすことになったり、そろそろ帰りたいというタイミングを掴めずに無駄な時間を過ごしてしまったりします。
事前に時間を決めておけば、他のことに費やす時間もキープできるので、友達のことを煩わしいと感じなくなるかもしれません。
2人きりでは会わない
2人きりで会うと、愚痴や自慢話を聞かされる可能性が高くなるので、友達と会う時はグループで会うようにするといいでしょう。
そうすれば、たとえ愚痴や自慢話を聞かされても1対1の会話に比べると負担が軽く、面倒に感じることもなくなります。
他に誘う人がいなくてどうしても2人きりで会う場合は、映画やカラオケなど会話する機会が少ない遊び方を考えましょう。
話を無理に合わせない
友達の話に無理に合わせると、その話が延々と続いて状況を変えることができず、次第に話を聞くのが面倒になってしまいます。
そこで、興味のない話題に対しては下手に合わせることはせず、適度なタイミングで話題を打ち切りましょう。
たとえば、「いい人紹介してもらった~」とノロケ話が始まりそうな場合は、話に乗らずに「私、その人のこと知らないからなぁ」と話題を切り替えればいいのです。
友達付き合いや関係性が面倒になったら、少し距離を置いて付き合おう!
友達付き合いや関係性が面倒になったとき、友達付き合いを切ってしまうのは間違った選択です。
やはり友達は大切ですし、面倒に感じてしまうのは一時的な感情かもしれません。
誰しも人付き合いが面倒だな…。と感じることはあるものです。
そんな時は無理に合わせたり、自己嫌悪に陥ったりせずに、今は友人と少し距離を置いて自分の時間を大切にしよう、と考え方を切り替えてみてくださいね。
- 愚痴や悪口が多いタイプの友達はめんどくさく感じる
- めんどくさい性格になるのは、自分に自信がないことや心が満たされていないことが理由として考えられる
- 友達のことをめんどくさく思ってしまうのは、人付き合いが苦手な心理なども関係している
- 友達付き合いが面倒なときには、自分から連絡しないようにするなどの対処法がおすすめ