嫌なことを忘れる方法8選と忘れる際の大事なポイント・NGな忘れ方を解説
嫌なことが起きたときは、さっさと忘れて気持ちを切り替えることが大切です。過ぎた過去を悔やんでいても仕方ありません。
しかし、頭ではそう分かっていても、実際に嫌な出来事が起こると忘れることができず、引きずってしまう人が少なくないのが現実です。
そこで今回は、嫌なことを忘れるおすすめの方法を記事にまとめ、さらに忘れる際のポイントやNGな忘れ方まで徹底解説していきます。
Contents
嫌なことの方が記憶に残りやすいのはなぜ?
人生の中では、いい思い出だってあるはずなのに、なぜか嫌なことの方が記憶に残りますよね。その理由は、嫌なことが起こると記憶を反復してしまうからです。
なにかを記憶に残すには反復が欠かせません。たとえば子どもの勉強でも教科書や問題集を繰り返し読んだり書いたりすることで覚えますよね。
これと同じで、嫌なことが起こると後悔したり悩んだり反省したりを何度も繰り返してしまうので、脳に記憶が嫌でも刻み込まれてしまうのです。
【必見】仕事や恋愛など…嫌なことを忘れる方法8選
嫌なことがあったときに忘れることができなければ、いつまでも気持ちがモヤモヤしてしまって前へ進むことができません。
恋愛や仕事など…日々の生活で嫌なことがあったら、以下の方法8選で綺麗さっぱり忘れるようにしましょう。
スケジュールを詰めてあえて忙しくする
脳科学によると、人間の脳では行動や感情が一時的に保管されるようになっており、新たな行動や感情が出ることで、前の記憶が薄れるといわれています。
この記憶のメカニズムを利用すべく、あえてスケジュールを詰めて忙しくしてみましょう。
そうすれば、嫌な記憶がどんどん過去のものになっていくため、いつの間にか辛い気持ちが薄れていきますよ。
ポジティブな感情を意識する
男性・女性関係なく、嫌なことが起こるとネガティブな感情になってしまいがちですが、あえてポジティブな感情を引き出すことを意識しましょう。
- 「次はきっと成功する」
- 「失敗を経験したことで学べたことがある」
- 「まだまだチャンスはある」
このようにポジティブな感情を引き出すことで、嫌なことを引きずらなくなり、前向きな考え方ができるようになります。
嫌な出来事を紙に書き出す
嫌なことを溜め込めばストレスになりますし、発散しなければいつまでも記憶に残って忘れることができなくなってしまいます。
そこで、思い切り気持ちを吐き出すように嫌な出来事を紙に書き出しましょう。
すると、脳の中が整理されてすっきりし、嫌な記憶もやがて消えていくはずです。
十分な睡眠時間を確保する
嫌なことが立て続けに起こると、脳に蓄積された疲労がストレスとなり、心と体の健康を害してしまいます。
そんなときは十分な睡眠時間を確保して、脳の疲労を解消させましょう。
そうすれば、健康的なパフォーマンスを取り戻して前向きな気持ちになれるはずです。
睡眠時間の目安は一般的に6~8時間、15分ほどお昼寝もできるとなお効果的です。
運動をする、体を動かす
嫌なことがあったときは運動をするのもおすすめです。
これは運動に集中することで嫌なことを考えなくなるのが理由です。
さらに、運動することによって得た充実感・達成感が嫌なことを忘れさせてくれます。
失恋が原因なら、次の恋に備えての自分磨き、プロポーション作りにも活かせますよ。
運動までいかなくても、散歩でもして体を動かしましょう。
家で落ち込んでいるよりも、きっと気分が前向きになりますよ。
趣味を存分に楽しむ
趣味を存分に楽しむことで、前項で解説した「スケジュールの詰め込み」「ポジティブな感情を意識」という2つの対処法を同時に実践できます。
仕事中心の生活の中で趣味にも時間を割けばスケジュールが忙しくなりますし、自分の好きなことをすれば確実にポジティブな感情になれるからです。
ゆっくり映画鑑賞する
嫌なことがあったときは、時間をかけて気分転換する必要があります。その意味で映画鑑賞はピッタリな対処法です。
- ハッピーエンドの結末で気持ちが明るくなる
- 登場人物のセリフが名言となって心に響く
- 非日常な世界観を堪能できる
とくに、登場人物のセリフの名言は、今後悪いことが起きたときも心の支えになってくれるでしょう。
旅行に行って非日常を味わう
日常生活で嫌なことがあった場合、同じ日常を繰り返していると嫌なことを思い出してしまうため、旅行に行って非日常を体験するのがおすすめです。
たとえば、東京に住む人が沖縄に旅行に行けば景色が全く変わるため、日常生活での嫌な出来事を忘れやすいでしょう。
いつもと違う環境の中で、嫌なことがどうでもよくなるような新しい考え方も発見できるかもしれません。
嫌なことを忘れる際の大事なポイント
嫌なことを忘れるようとする際は以下の大事なポイントを押さえるようにしましょう。
このポイントさえ押さえていれば、さまざまなことが忘れる方法になり得るので、自分なりの対処法も見つけることができるでしょう。
嫌なことを考えないよう暇を作らない
嫌なことが起こるとそのことばかり考えてしまい、考えすぎることで悩みが深刻な状態になってしまう可能性があります。
とはいえ、考えないようにすることは簡単ではなく、ちょっとでも思考のスキマがあるとどうしても考えてしまうのが人間というものです。
それなら嫌なことを考えてしまう時間ができないようにすればいいのです。
ぜひ暇を作らない努力をしてみてください。
考える暇がないくらい忙しくしていれば、必然的に嫌なことが頭から離れます。
楽しいこと&気分が上がることをする
悩みに対して向き合うことも大切ですが、悩み過ぎている状況なら一旦思考をリセットすることも大切です。
悩みと関わりのない楽しいことや気分が上がることをして、エンジョイ&リフレッシュしましょう。
なにも、毎日のようにパーティをするとかでなくてもいいのです。
たとえば、心理学に興味があるなら時間をたっぷりとって読書に没頭するなどでもOKです。
この機会に新しい趣味を見つけるのもおすすめですよ。
要注意!嫌なことを忘れる方法【NG編】
嫌なことを忘れる方法を紹介してきましたが、実はやってはいけないNGな忘れ方も存在します。
方法を間違えてしまうと、さらに悪い方向へと向かってしまう可能性もあるので、チェックしておきましょう。
やけ食い&やけ酒
おいしいものを食べたりお酒を飲んだりするのは、嫌なことがあったときの対処法として間違いではないですが、適度な量でなければなりません。
やけ食いは太る原因になりますし、やけ酒は体に悪く、またどちらの方法も心を満たすことはできないため、別の嫌な感情を生んでしまう可能性があるのです。
一時的な幸福感や多幸感に惑わされないよう、やけ食い&やけ酒には十分注意してくださいね。
悪口や不満を口にする
悪口や不満を口にすることはストレス解消になりますが、それによって周囲を不快にしてしまうと、人間関係が悪化してしまいます。
仮にそれで嫌なことを忘れられたとしても、一度悪化した人間関係は、いつまでも相手との間にしこりを残してしまうのです。
そのため、嫌なことがあったからとむやみに悪口や不満を口にするのはやめておきましょう。
イライラの感情を人や物にぶつける
いくら嫌なことを忘れたいといっても、八つ当たり的な意見をいう、ドアを激しく閉めるなどイライラの感情を人や物にぶつけてしまっては、周囲に迷惑をかけてしまいます。
イライラをぶつけられた相手は不快な気持ちになりますし、物に当たる姿は周囲の空気を悪くします。自分の元から離れていってしまう人もいるでしょう。
普段からイライラの感情をすぐ言葉にしてしまったり、物に当たったりしてしまうという人は、まずは深呼吸し気持ちを落ち着かせる習慣を身につけてみてください。
嫌な出来事は寝る前に思い出しがち…嫌なことを忘れる方法でスッキリしよう!
嫌な出来事は寝る前に思い出すことが多く、悩むことで眠れなくなり、眠れなくなることで心と体が不調に陥ってしまいます。
そんな事態を避けるために、嫌なことを忘れる方法で気持ちをスッキリさせ、前向きな気持ちを少しでも取り戻して明日を迎えましょう。
ここで解説した方法はもちろん、嫌なことを忘れるポイントを把握することで自分なりの忘れ方を見つけることもできるので、ぜひ実践してみてくださいね。
嫌なことを忘れる方法をマスターすれば失敗も恐れなくなるため、物事に対して積極的に挑戦できるようになります。
それが人間的な成長にもつながるでしょう。