仕事・恋愛・すべてから逃げたい心理や原因とは?逃げ出したいときの対処法
仕事や恋愛、家族などが自分にとって負担になっていると、「すべてから逃げたい!」という心境になることがありますよね。
しかし、逃げ出すわけにもいかず、苦しんでいる人もいるでしょう。
そこで今回は、何もかもから逃げたくなる心理や原因、対処法を詳しく解説します。
逃げたい気持ちを乗り越えて立ち直りたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。
仕事・恋愛・家族何もかもから逃げたい心理
すべてが嫌になって逃げたくなるのはどうしてなのでしょうか。
はじめに、何もかもから逃げたいときの心理を紹介します。
何もかもうまくいかずに辛い
何もかもがうまくいかなくて辛いときは、気持ちが落ちこんで逃げたくなることがあります。
頑張っているのに結果が出なかったり自分のやることが裏目に出たりしている状況なら、なおさら現実から離れたいと思うでしょう。
不安・責任・プレッシャーに疲れた
仕事や恋愛、家族関係に不安や責任、プレッシャーを感じているときは、心身に大きな負担がかかっている状態です。
精神的・身体的な疲れを感じている状況に耐えるのはつらいため、「もう逃げたい」と思ってしまうこともあるでしょう。
とにかく抜け出して楽になりたい
これといった明確な理由がなくて「とにかく抜け出して楽になりたい!」という心理が働くこともあります。
この場合、心に余裕がなくなっていたり何も考えられないくらい思い詰めていたりすることが多いです。
行動を起こすのも面倒になってしまい、何もかもから目を背けたくなってしまいます。
すべてを捨てて逃げ出したくなる原因とは
ここでは、すべてを捨てて逃げ出したくなる主な原因を紹介します。
どうして逃げたくなっているのかわからないという人は、当てはまる原因があるかチェックしてみましょう。
仕事で失敗したとき
社会人の場合、仕事での失敗が逃げたくなる原因になります。
「周りに迷惑をかけてしまった…」「こんなミスをするなんて情けない…」と必要以上に落ち込んでしまうと、なかなか前向きになれません。
「また失敗したらどうしよう」とネガティブに考えてしまい、最終的に逃げたくなってしまうのです。
責任ある仕事を任されたとき
責任ある仕事を任されたときは、
- 上司から責められることが増える
- 能力不足を感じてつらい
- 自分の決断で間違いが起こるのが怖い
- 仕事量が多くて休養がとれない
など不安や悩み、ストレスなどを感じやすいです。
やりがいがあれば、責任ある仕事でもポジティブに取り組むことができます。
しかし、責任を重く感じていたりモチベーションが上がっていなかったりする場合は、「逃げたい」と思う原因になるでしょう。
目標を諦めた(挫折した)とき
目標を諦めたり挫折したりしたときも何もかもから逃げ出したくなることがあります。
- 希望の条件が叶う転職先が見つからないので転職活動をやめた
- 必死に試験勉強を頑張っていたのに合格できなかった
- ダイエットに励んでいたのに結果が全く出なかった…など
努力が報われないこと、自分の望みが叶わなかったことはとてもショックな事実です。
「もうどうでもいいや」と何に対しても気力がなくなってしまい、現実を受け止めたくないと考えてしまうでしょう。
怖い上司と顔を合わすとき
上司の指導が厳しかったり高圧的な言動が多かったりすると、「怖い上司と顔を合わせたくない」という気持ちから逃げ出したくなるケースもあります。
上司が怖いと感じると萎縮してしまい、仕事がうまくいかなくなることも少なくありません。
そのため、何もかもがうまくいかないと感じて、さらに逃げたいと思ってしまうでしょう。
人間関係で悩んでいるとき
人間関係の悩みも逃げ出したくなる原因のひとつです。
- 職場の人と気が合わない
- 家族のトラブルに巻き込まれている
- 友人とギクシャクしている…など
周囲の人との関係性がうまくいっていないと知らないうちにストレスがたまって、急にすべてが嫌になってしまうことがあります。
結婚プレッシャーを与えられたとき
自分自身に結婚願望がない場合、恋人から結婚のプレッシャーをかけられると逃げたくなりやすいです。
また、なかなか婚活がうまくいかないときに、「結婚はまだなの?」「早く子どもを見せてね」など親や親戚からプレッシャーをかけられると逃げたくなるのも当然です。
恋人に強い束縛をされたとき
恋愛中の束縛はよくあることですが、強い束縛をされたら逃げ出したくなります。
好きな相手でも自由を奪われるような付き合い方では、相手の気持ちを重く感じてしまうもの。
精神的な疲れがたまってしまうので、「もう逃げたい…」と思っても仕方ありません。
人生から逃げたくなったときの対処法
最後に、人生から逃げたくなったときの対処法を紹介します。
自分に合う方法を実践して、苦しい気持ちから抜け出せるようにしましょう。
スマホ・PCから離れる
スマホやPCを使っている時間が長いと脳が疲れてしまい、集中力やコミュニケーション力、意欲の低下などを引き起こすことがあります。
イライラするなど感情がコントロールできなくなり、体に不調が起こる場合も少なくありません。
逃げたくなっているときはスマホ・PCから離れる時間を作って、心身への負担を減らしましょう。
たっぷり睡眠を取る
逃げたくなっているときは、心身の状態を整えるために睡眠をとることが大切です。
たっぷり睡眠をとると心身の疲労が回復され、脳の疲れがとれてストレス解消につながります。
ゆっくりと眠れる時間を確保できるように、1日の過ごし方を見直してみましょう。
自然・動物と触れ合う
人間関係に疲れて逃げたくなっているときは、自然や動物と触れ合うのがおすすめです。
癒される時間を過ごすことでストレスが緩和され、気持ちをリフレッシュできます。
休みの日に山や海に出かける・公園を散歩する・猫カフェに行くなど、日常の中でできることを楽しんでみましょう。
逃げ出したい理由を書き出す
逃げ出したい理由を詳しく書き出してリストにしてみましょう。
書き出すことで悩みが明確になり、状況を整理しやすくなります。
抱えている悩みが把握できれば解決方法も考えやすくなり、「逃げる」以外の選択肢が生まれる可能性があるでしょう。
先のことまで考えすぎない
逃げ出したい気持ちになっているときは、不安から先のことを考えすぎてしまう場合があります。
良い方向に考えられればいいですが、不安がある状態だと悪い未来ばかり想像してしまいがちです。
考えすぎていると思ったら、音楽を聴いたり深呼吸をしたりして気を紛らわせるようにしましょう。
楽しいことに目をやる
一旦悩みから離れて、自分が楽しいことに目をやると気持ちを切り替えやすくなります。
好きなバラエティ番組を観たり趣味の時間を過ごしたり、自分が笑顔になれるものに没頭するのがおすすめです。
恋愛の悩みは客観的意見をもらう
恋愛の悩みは、親身になって話を聞いてくれる友達や家族に相談して客観的な意見をもらいましょう。
話をすることで頭の中が整理でき、意見をもらうことで自分では思いつかない解決方法が見つかるかもしれません。
身近に相談できる相手がいない場合は、心理カウンセラーなど専門家に相談するのもアリです。
職場の悩みは上司や専門家に相談する
仕事内容や職場の人間関係の悩みが原因のときは、上司や人事の人に相談すると職場環境が改善する場合があります。
メンタルヘルス対策に取り組む会社も増えているため、産業医や産業保健師がいる場合は相談してみるのもおすすめです。
キャリアカウンセラーや産業カウンセラーなどに悩み相談ができるサービスもあるので、一人で悩まずに利用してみましょう。
苦手な人とは距離を置く
無理をせずに苦手な人から距離を置くのも対処法のひとつです。
- 連絡は必要最低限にする
- 会話を広げない
- 苦手な人がいるところに近づかない
など、極力相手と関わらないようにしましょう。
逃げたい気持ちを受け入れて正直に生きよう!
「一度逃げると逃げ癖がつく」「逃げたいのは甘えてるから」と、逃げたい気持ちになったときはネガティブになりがちです。
しかし、我慢して逃げ出したい気持ちを抑え込んでいると、心身の負担が大きくなって不調をきたす可能性もあります。
逃げたくなったら、まずは原因を把握して前向きになれる対処法を探してみましょう。
今回紹介した情報を参考に、逃げたい気持ちを受け入れて正直に生きてくださいね!
- 何もかもから逃げたくなる心理は、うまくいかない現状に悩んでいたり疲れていたりすることが影響している
- すべてを捨てて逃げ出したくなる原因は、「仕事で失敗した」「人間関係に悩んでいる」「結婚のプレッシャーを与えられている」など
- 人生から逃げたくなったときは、「スマホやPCから離れる」「逃げ出したい理由を書き出す」「恋愛の悩みは客観的な意見をもらう」などの方法がおすすめ