挨拶しない人の心理とは?挨拶したのに無視された時の対処法
同じ職場や近所なのに挨拶しない人っていますよね。
知り合いなのに挨拶されないと「嫌われてるのかな?」と不安になるものです。
また、こちらから挨拶したのに無視されると寂しくなったり、イラッとしたりもしますよね。
挨拶しない人にはどのような心理が働いているのでしょうか。
この記事では、2つのパターンの挨拶しない人の心理を詳しく解説します。
また、同じ職場や近所なのに挨拶しない人への対処法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
Contents
【なぜ?】自分から挨拶しない人の心理
こちらから声をかければ挨拶してくれるのに、自分からは挨拶しない人っていますよね。
同じ会社やご近所さんなのに挨拶されないと「何であいさつしてくれないんだろう」「嫌われてるのかな?」と気になってしまいます。
まずは『自分から』挨拶しない人の心理を見ていきましょう。
周囲との関係性を不安に思っている
自分から挨拶しない人は何事にも自信が持てないタイプが多いです。
周囲との関係性を不安に思って、自分から挨拶できない可能性があります。
上手く人間関係を築けている自信がないので「挨拶しても平気かな」「慣れ慣れしいと思われるかも」と不安に感じてしまうのです。
このタイプは周りの人たちとすぐに打ち解けられていないだけで、相手が嫌いで挨拶をしないわけではありません。
挨拶して見られるのが恥ずかしい
知り合いを見つけて挨拶しようとしても、人混みや離れたところでは大きな声を出さないと気づかれませんよね。
大きな声で挨拶して周りに見られるのが恥ずかしいという理由で挨拶できない場合もあります。
街中でいきなり大きな声を出すのは誰でも抵抗があるのではないでしょうか。
この場合、挨拶しない人ではなく、周囲への配慮がある人と肯定的に受け止めてあげると良いでしょう。
挨拶することにトラウマがある
自分から挨拶しない人の中には、挨拶することにトラウマがあるケースも考えられます。
せっかく挨拶したのに「静かにして!」と怒られたり、無視されたりと挨拶に苦い思い出があるのかもしれません。
挨拶自体にトラウマがあれば、自分から挨拶するのは慎重になるのも当然です。
挨拶しようと思っても過去の記憶がフラッシュバックして挨拶できないのでしょう。
嫌われていると思い込んでいる
自分から挨拶しない人は何事も悪い方向に考えてしまう特徴もあります。
相手に嫌われていると思い込んでおり挨拶できないのです。
このタイプは一度「嫌われてるかも」と疑いはじめると、あらゆる言動が自分に対する批判と受け取ってしまいます。
「どうせ挨拶しても無視される」「ヘタに挨拶したら余計に嫌われるかも」など、勝手に被害妄想を膨らませてしまっているかもしれません。
人付き合いがめんどう、苦手
自分から挨拶しない人の中には人付き合いがめんどう、苦手に感じている人もいます。
他人と関わることが嫌いで孤独を愛しているタイプです。
明るく挨拶されたからといって、自分も明るく返そうというサービス精神がないので、素っ気ない挨拶しか返ってきません。
また、子供のころから集団生活に馴染めず、上手くコミュニケーションが取れない可能性もあります。
【なぜ?】挨拶されても挨拶しない人の心理
挨拶されたら返すのは大人として最低限のマナーですよね。
挨拶したのに無視されて「一体何考えているの?」とイラッとしたことがある人もいるでしょう。
ここでは挨拶されても挨拶しない人の心理を解説します。
自分の世界に熱中している
仕事や考え事に集中するあまり、周りに気を配れなくなってしまう人がいます。
要するに、自分の世界にどっぷりハマったら他のことが何も見えなくなるタイプです。
このタイプは、挨拶できないだけでなく、食事も疎かになったり近寄りがたいオーラを醸し出したりもしています。
挨拶を返して作業の手が止まったり、集中が途切れたりするのを避けているのでしょう。
普段は挨拶してくれる人でも、状況によっては「挨拶を返す余裕がないのかも」と温かい目で見守ってあげることが大切です。
挨拶する必要性を感じていない
部下や後輩からの挨拶だけ無視する嫌な人もいます。
自分より低い立場の相手には挨拶する必要性を感じていないのかもしれません。
プライドが高く「自分の方が偉いんだから挨拶しなくてもいい」という勘違いをしているケースです。
会社の幹部や上司など、目上の相手には自分から丁寧に挨拶する節があれば、間違いなくこのタイプといえます。
相手の立場によって態度を変えるため、周囲からの印象は悪いでしょう。
相手のことが嫌い
挨拶してきた相手のことが嫌いで無視しているケースもあります。
社会人のマナーとして挨拶を返さなければいけないと理解してはいるものの「嫌い」という気持ちが勝っているのです。
他の人には挨拶するのに特定の人だけ無視する場合は、まずは関係性を見直す必要があるでしょう。
怒っていて挨拶する余裕がない
普段は笑顔で挨拶してくれるのに、突然無視されたことはありませんか。
仕事のことやプライベートなど、何かに怒っていて挨拶する余裕がないのかもしれません。
怒っているときは、イライラの原因を思い返して頭がいっぱいになってしまうものです。
機嫌が悪そうなら挨拶するタイミングを間違えただけなので、怒りが収まれば普段通りに接してくれるでしょう。
そもそも聞こえていない
挨拶を無視されたと思い込んでいるだけで、そもそも聞こえていない可能性もあります。
悩みや心配事を抱えていると落ち込んだり、考え込んだりして周りの声が耳に入らなくなるものです。
仕事上の問題だけでなく、恋人や家族、子供のことなどプライベートな悩みかもしれません。
人には相談できないような深刻な事情を抱えている可能性もあるので、慎重に対応しましょう。
挨拶するメリットと挨拶しないデメリット
人間関係において挨拶は非常に重要な役割を果たします。
「挨拶すること」には大きなメリットがある一方で、「挨拶しないこと」にはデメリットしかないといっても過言ではありません。
普段から挨拶することに消極的な人は、ぜひそのメリットとデメリットを理解し、人と接する上での参考にしてみてくださいね。
挨拶することのメリット
まずは、挨拶することのメリットを紹介します。
好印象を与えられる
明るく笑顔で挨拶をされると気持ちがいいものですよね。
多くの人は、挨拶を通してその人の性格や社会性を無意識に感じ取っています。
気持ちのいい挨拶をすることで「明るい人」「元気な人」「話しやすそうな人」など、相手に好印象を与えることができます。
また、挨拶は相手の存在を認める行為です。
挨拶された側は「私のことを認識してくれてるんだ」と嬉しく感じるでしょう。
初対面でも、積極的に元気な挨拶をしてくれる人のことを「良い人」だと感じる人は少なくありません。
良い人間関係を築ける
挨拶にはたった一言交わすだけでお互いを認識し、顔見知りにしてくれる力があります。
今後その相手と仕事をしたり協力しあったりする機会があったとき、少なからず「知っている人」であれば関係を築きやすくなるはずです。
また、毎日元気に挨拶してくれる人には好感が持てますし、それは信頼にもつながります。
話しかけやすい印象を持ってもらうことで、相手からも積極的に声をかけてもらえるようになり、自然と距離が縮まっていくでしょう。
挨拶は、人間関係を築くきっかけとしても、人間関係を深めることにおいても重要な役割を果たしてくれるのです。
挨拶しないことのデメリット
続いて、挨拶しないことのデメリットを紹介します。
人が離れていってしまう
メリットとして良い人間関係が築けることをお伝えしましたが、デメリットはまさにその逆で、人間関係を悪化させる恐れがあります。
挨拶しない人は、他人の存在を無視している、拒絶しているという印象を与えてしまいます。
そのため、周囲の人は関わりを持つことをためらい、自然と離れていってしまうのです。
一人でいたくてあえてそうしている人もいるかもしれませんが、社会人として仕事や生活をしていく上で、誰かの力を借りなければならない時は必ず来ます。
そういった意味でも、挨拶をせず周囲を拒絶するような態度を取ることは、大きなデメリットになるといえるでしょう。
信頼を得られない
挨拶もなく急に話しかけられて、用件だけ言われたり何かを依頼されたりしたら、あなたはどう感じますか?
突然言われた話を飲み込むのに手間取るでしょうし、無礼とさえ感じることもあるでしょう。
挨拶は、会話を始めるためのクッションでもあります。
相手が本題を受け入れる準備をするためにも、スムーズな会話をするためにも必要不可欠なやりとりなのです。
その挨拶をおろそかにし、自分のペースでどんどん話を進めてしまう人は周囲からの信頼を得られません。
むしろ、仕事ができない人だと感じ距離を置かれてしまう可能性もあるでしょう。
職場や近所にいる挨拶しない人の対処法
挨拶しない人と、どう接するのが正解なのでしょうか。
今後の関係性にも響くので、対応方法は悩ましいところです。
最後に職場や近所にいる挨拶しない人への対処法を紹介するので、ぜひ参考に円滑な人間関係を目指しましょう。
挨拶してから会話を楽しむ
挨拶しない人には挨拶だけで終わるのではなく、そのまま会話を楽しむのが効果的です。
挨拶と会話をセットにすることで、相手が挨拶をする・しないに関係なくコミュニケーションが取れます。
また、関係性を不安に思って自分から挨拶しない人には、距離を縮めるきっかけにもなるのでおすすめです。
後輩や同期なら注意してあげる
同じ職場で働く仲間が挨拶しない人の場合、注意・指導する必要があります。
もしも常日頃から挨拶しないのであれば、取引先とのトラブルにつながったり上司から嫌厭されたりするかもしれません。
取引先や上司だけではなく、誰とでもきちんと挨拶して信頼関係を築くことも、大切な仕事だと教えてあげましょう。
相手の名前付きで挨拶する
挨拶しない人には相手の名前付きで挨拶するのもポイントです。
「〇〇さん、おはよう」と名前を呼ぶことで、誰に対する挨拶なのか明確に伝わります。
また相手の名前を呼ぶことでお互いに親近感を持てて、距離が縮まる効果も期待できるでしょう。
とくに誰が誰に話しかけているのか分かりにくいオンラインミーティングや人の多い場所では役立つこと間違いなしです。
名前を呼んで会話することで相手も安心してコミュニケーションが取れるでしょう。
近所の人の場合は割り切る
挨拶されないのが近所の人の場合は割り切るのも1つの方法です。
何度挨拶しても無視されるなら、あなたと親しくなるつもりはないのかもしれません。
近所付き合いが苦手だったり億劫だったりする人は少なからず存在します。
「あの人は挨拶しない人だ」と割り切って付き合えば、気持ちも楽になるはずです。
無視されたからといって注意しても、トラブルに発展してしまう可能性もあるので、無理に距離を縮めようとしないのが得策でしょう。
恋のアプローチにも挨拶は有効
挨拶はコミュニケーションの入口であり、気になる人と距離を縮めるためにも有効です。
毎日、顔を合わせるだけの関係でも挨拶をすれば、関係性が生まれて恋愛に発展することもあります。
とはいえ、気になる人がいなかったり、身近に出会いがなかったりと寂しい思いをしている人もいるはず。
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挨拶しない人の事情を察して接し方を見定めよう!
同じ職場や近所なのに挨拶しない人には不信感を抱いたり、注意したくなったりしますよね。
しかし、挨拶しない人を頭ごなしに否定するのは良くありません。
挨拶して良い間柄なのか悩んでいたり、挨拶を返す余裕がなかったりと、関係性や状況によっては挨拶できない人もいます。
挨拶しない人の事情を察してあげるのもコミュニケーションの一貫です。
さまざまな考え方や価値観を受け入れた上で接し方を見定めて、円滑な人間関係を築いていきましょう。
- 自分から挨拶しない人の心理に「関係性が不安」「嫌われていると思い込んでいる」「人付き合いが苦手」などがある
- 挨拶されても挨拶しない人の心理に「自分の世界に熱中している」「挨拶する必要性を感じていない」などがある
- 挨拶することのメリットは、好印象を与え良い人間関係を築けること
- 挨拶しないことのデメリットは、人が離れていったり信頼を得られなかったりすること
- 挨拶しない人への対処法は「挨拶してから会話を楽しむ」「名前付きで挨拶する」などが効果的
- 近所の人が挨拶しない人の場合は、トラブル回避のため割り切ろう