そっけない態度をとる人の心理は何?好き避け・嫌い避けの見分け方を解説!
意中の相手からそっけない態度をとられた。
「もしかして嫌われているのかな…?」と、不安になっている人も多いのではないでしょうか。
しかし、そっけない態度は必ずしも嫌いのサインとは限りません。
相手のそうした態度には意外な本心が隠されていることもありえます。
そこで今回の記事では、そっけない態度をとる人の心理や好き避け・嫌い避けの見分け方を解説していきます。
Contents
そっけない態度とは
「そっけない」とは「そっけ(思いやり)」がない態度や行動、つまり相手に対して冷淡なさまを意味する言葉です。
似たような表現には「不愛想」「つれない」、対義語としては「熱心」「親切」などを挙げることができます。
例えば、目をそらされる、話しかけても返事が冷たい、会話中つまらなそう、などはすべて「そっけない態度」といえるでしょう。
好き避けとは
そっけない態度をとられたら、一般的には嫌われていると感じる人が多いと思います。
しかし、中には照れくさい・好きすぎて恥ずかしいといった気持ちからそっけない態度を取ってしまう人も少なくありません。
好きなのにそっけない態度をとることを「好き避け」といいます。
恥ずかしがり屋な人や恋愛経験が少なく相手にどう接すればいいのかわからない人は、この「好き避け」をしてしまうことが多いです。
相手を意識しすぎるあまり、逆に交流を避けたり冷淡な対応になってしまったりするのでしょう。
好き避けの場合、そっけない態度であっても相手への熱い思いがにじみ出ているもの。
そうした些細な違いに気付くことが、好き避け・嫌い避けの見極めには必要なのです。
嫌い避け
そっけない態度の理由になんのひねりもなく、単に嫌いだからさけることを「嫌い避け」といいます。
相手に興味がない、あるいはこれ以上親しくなりたくないから避けるのです。
嫌い避けの場合は本当に交流を持ちたくないだけなので、冷淡な態度は一貫しています。
「好き避けかも」と勘違いして近づくと本格的に嫌われてしまうので、くれぐれも注意しましょう。
【男女共通】そっけない態度を取る心理状況
なぜあの人はそっけない態度なのか、わからないままだとモヤモヤしますよね。
ここでは、男女に共通している「そっけない態度を取る心理状況」を見ていきましょう。
コミュニケーションが苦手
そっけない態度をとる人の中には、コミュニケーション全般が苦手なタイプがいます。
人と深く関わることで相手に幻滅されるかもしれない、そもそも人と必要以上に話したくないなど、人間関係に不安を抱えていると誰に対してもそっけなくなってしまいます。
そっけない態度は自分を守るためのバリアであり、相手から踏み込まれないために冷たい態度をとっているのです。
緊張している
緊張しているがゆえに、そっけない態度になってしまう人もいます。
まだ親しくないから緊張しているパターンもあれば、好きな相手ゆえに緊張しているパターンもあります。
このタイプの人はある程度打ち解ければ、そっけなさが薄らいでくるでしょう。
好きな気持ちを隠したい
好きな気持ちを隠したいから、そっけない態度をとる人もいます。
接する時間が多くなることで、態度や言動から好きな気持ちがバレることを恐れているのです。
またこのタイプの人は、好きな相手本人だけでなく同じコミュニティに所属する人にも知られたくないと思っていることが多いです。
駆け引きをしている
あえてそっけない態度をとることで、恋の駆け引きをしているパターンもあります。
そっけない態度をとられれば、誰だって「何で?」と気になってしまうもの。
その心理をつきたくてそっけない態度を利用しているのです。
異性に苦手意識がある
異性に苦手意識がある人は、同性以外にそっけない態度になりがちです。
同性の同僚とは普通に打ち解けているのに、異性相手となると冷淡になる人は異性全般に苦手意識があるのでしょう。
ただし、人として信頼関係が構築できればそのうち打ち解けてくれるはずです。
相手に興味がない
単に相手に興味がないからそっけない態度をとる人もいます。
「嫌い」とまでは言いませんが、親しくなりたいと思うほどにはあなたに関心を持っていない可能性が高いです。
好感度が低いことは確かなので、下手に距離を縮めようとしないほうが無難です。
相手のことが苦手
そっけない態度の理由として、相手のことが苦手、つまり嫌い避けのパターンもあります。
交流をシャットアウトするような態度であれば、残念ながら嫌い避けの可能性が高いでしょう。
これまでの言動のなかで、相手を傷つけてしまったのかもしれません。
近づきすぎるとトラブルの原因となるため、深いお付き合いは諦めるのがベターです。
【シーン別】「好き避け」「嫌い避け」の見分け方
好き避けなのか嫌い避けなのか、一発で見極めるのは至難の業です。
そこで、シーン別に好き避け・嫌い避けを見分ける方法を紹介します。
話しかけた時の態度
そっけない相手に話しかけた時、どんな態度かをまずはチェックしてみましょう。
<好き避けの場合>
話しかけた時、照れたような態度を見せたり挙動不審になったりする人は「好き避け」の可能性が高いです。
あなたと話すことに緊張してしまって、上手く返答できないのでしょう。
話すこと自体を嫌がる雰囲気がなければ、それなりの好意はあると考えてよさそうです。
<嫌い避けの場合>
嫌い避けの場合、会話自体を避けたいという雰囲気があるはずです。
プライベートの話は一切せず、すぐに会話を終わらせたがる様子なら、残念ながら嫌い避けの可能性が高いでしょう。
そこでしつこくしてもますます嫌われるだけなので、必要最低限の会話にとどめておくことをおすすめします。
頼み事をした時の態度
素っ気ない人に何か頼み事をしたとき、相手がどう出るかもわかりやすいチェックポイントです。
<好き避けの場合>
好き避けしてくる人は、普段塩対応だとしても相手の頼み事には真摯に応えてくれます。
好きな人から頼りにされて嬉しくない人はいません。
できるだけ力になりたいと頑張って協力してくれるでしょう。
<嫌い避けの場合>
嫌い避けしている相手の場合は、頼み事自体を断ってくる可能性があります。
立場上避けられないことであればしぶしぶ引き受けるかもしれませんが、プライベート寄りの頼み事であれば断る可能性が高いです。
2人になった時の態度
「好き避け」してくる人は周囲の目を気にしている人が多いもの。
そこで、2人きりになったときの態度をチェックしてみましょう。
<好き避けの場合>
好き避けしてくる人は、2人きりになると途端に態度が軟化することがあります。
いつもより会話が続いたり、むしろ向こうから積極的に話しかけてきたりするようなら、本心では好意をもっている可能性が高いです。
<嫌い避けの場合>
一方、嫌い避けの場合は当然ながら2人きりでも冷たい態度は変わりません。
2人きりになって勘違いされても困るため、話をはやく切り上げようとしたり2人きりの状態を避けようとしたりするでしょう。
体に触れた時の態度
肩に触れるなど、軽いボディタッチをしたときの反応も好き避け・嫌い避けを見分けるのに役立ちます。
<好き避けの場合>
好き避けの場合は好きな相手からのボディタッチなので、まんざらでもない態度をみせるはずです。
また、隣に座ったり物理的に距離が近づいた時も、なんだかんだでそのまま側に居続けることが多いでしょう。
<嫌い避けの場合>
嫌い避けの場合は、体に触れた時強い拒否感を示すはずです。
一瞬で離れたり嫌な顔をされたら、残念ながら嫌い避けされている可能性が高いです。
近くに座ったときも、さりげなく席を離れたりとにかく距離を置かれてしまうでしょう。
デートに誘った時の反応
好き避けか嫌い避けかどうしても判断しづらいなら、思い切ってデートに誘ってみるという手もあります。
<好き避けの場合>
好き避けなら、デートの誘いには何だかんだで乗ってくれるはずです。
ただ、相手はかなりの恥ずかしがり屋だということは忘れてはいけません。
もしデートに誘うなら、周囲にバレないよう2人きりのときやLINEを使うのがおすすめです。
<嫌い避けの場合>
嫌い避けされている場合は、デートの誘いは当然断られます。
また、はっきり断れないタイプの女性であっても「その日は忙しい」「いつ予定が空くかわからない」などと言って、デートが実現するのを避けるはずです。
デートの誘いにあまり乗り気じゃなさそうなら、無理強いしないのがベターです。
そっけない態度は好きの裏返しかも!相手の心理を読み取ろう!
そっけない態度の理由は人それぞれです。
とくに「好き避け」するタイプの人は自分の気持ちを隠していたり、好きすぎて緊張していたりと複雑な心理を抱えている可能性があります。
「嫌い避け」されている場合は踏み込まないのがマナーですが、もし「好き避け」の可能性があるのならそっけない態度にもめげないことが大事です。
今回の記事を参考に、相手の本心をしっかりと読み取り、良好な人間関係を築いてくださいね。
- そっけない態度とは、思いやりのない冷淡な態度のこと
- コミュニケーションが苦手・緊張しているといった理由からそっけなくなる人がいる
- 相手に興味があるからこそそっけなくなる「好き避け」と、嫌いだからそっけない「嫌い避け」がある
- 好き避けか嫌い避けかを見極めたいのなら、話しかけたとき、2人きりになったときの態度などをチェックしてみよう