泣きたいのに泣けない!泣いた方がいい理由&思い切り泣く方法を徹底解説
辛いことや悲しいことがあると、泣きたい気持ちになりますよね。
しかし、泣きたいのに泣けない人も少なくないでしょう。
「子供の時のように大声で泣けたらどんなに楽だろう」と思いつつも、涙が出てこない時は、どうしたらいいのでしょうか。
今回の記事では、泣きたいのに泣けない理由と思い切り泣く方法を徹底解説します。
Contents
泣きたい時は泣いた方がいい理由
「辛い時は我慢せずに泣いた方がいい」と言いますが、それは一体なぜなのでしょうか。
まずは、泣きたい時は泣いた方がいい理由を解説します。
ストレスが発散できる
思い切り泣くと気分がすっきりします。
感情が高ぶった時に流れる涙には、ストレスホルモンの「コルチゾール」を体外に排出する働きがあります。
そのため、涙を流すとストレスが発散できるのです。
リラックスできる
リラックスできるのも、泣きたい時は泣いた方がいい理由の一つです。
これは人の自律神経が関係しています。
人の自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」があります。
緊張や恐怖を感じている時には交感神経が優位になり、リラックスしている時には副交感神経が優位になります。
そして、「涙を流すと副交感神経が優位になる」とされています。
つまり、涙を流すと緊張状態からリラックス状態に切り替えられるのです。
自分の気持ちがわかる
自分の気持ちがわかるのも、涙を流すメリットです。
辛い気持ちに蓋をして、見て見ぬふりをし続けていると、自分の気持ちを見失ってしまいます。
しかし、自分を解放すれば、抱えていた本音に気づき、自己理解が深まります。
結果として、自分の強みや弱みを理解したり、ストレスを管理しやすくなったりするでしょう。
泣きたいのに泣けない理由

どれだけ辛くても、泣けない人がいます。
泣きたいのに泣けない人は、なぜ心のブレーキがかかってしまうのでしょうか。
ここでは、泣きたいのに泣けない理由を解説します。
泣いても意味がないと思っている
泣いても意味がないと思っている人は、泣きたいのに泣けません。
どれだけ泣いても誰にも助けてもらえなかった経験があると、泣くことに意味を見出せなくなってしまいます。
また、「泣いたら周囲に迷惑をかけてしまうのではないか」と危惧している人もいるでしょう。
泣くのは恥ずかしいことだと考えている
泣くのは恥ずかしいことだと考えている人も、泣きたい時に泣けなくなってしまいます。
たとえば、「泣くのは弱い人間のすることだ」「泣かない強い人間にならなければならない」という思いがあると、泣くことに悪いイメージを持つようになります。
特に男性は「男は泣くな」と言われた経験が多いのではないでしょうか。
泣くことを叱られたり、「泣き虫」と言われたりした人は、たとえ1人になっても泣くに泣けなくなってしまうのです。
泣いてる暇がない
泣いてる暇がなくて、泣けない人もいます。
たとえば、寝る間もないほど忙しかったり、緊張状態が続いていたりすると、なかなか泣けなくなってしまいます。
特に責任感が強い人ほど、泣きたいのに泣けない状況に陥りがちです。
状況が変わらなくても、適度に休息を取った方がいいでしょう。
泣きたいのに泣けない時の対処法6選
最後に、泣きたいのに泣けない時の対処法を紹介します。
泣きたいのに泣けない人は、これから紹介する方法を実践してみてください。
感動する作品に触れる
泣きたいのに泣けない時は、感動する作品に触れるのがおすすめです。
心を揺さぶるストーリーに触れれば、きっと感動の涙を流すことができるでしょう。
自分が置かれた状況と似たシチュエーションの作品なら、感情移入しやすいはずです。
物語の世界に没頭し、人目を気にせず思い切り泣きましょう。
音楽を聴く
泣きたいのに泣けない時は、音楽を聴いてみてください。
思い出の楽曲や自分の心境にぴったりの楽曲を聴けば、きっと自然と涙が溢れてくるでしょう。
また、音楽を聴くのではなく、歌うのもおすすめです。
歌詞に気持ちを込めれば、自分の感情を解放できるかもしれません。
自分の心境に寄り添ってくれるような歌詞の楽曲を歌ってみてください。
自然に触れる
なかなか泣けない時には、大自然の中で心を癒すのもいいでしょう。
自然に触れて、心身ともにリフレッシュしてみてください。
都会の喧騒を離れ、自然に身を委ねれば、緊張がほぐれて自然と涙を流すことができるはずです。
遠出する時間がない人は、自然豊かな公園に足を運んでみてください。
大切な人に手紙を書く
大切な人に手紙を書くのもおすすめです。
大切な人がしてくれた心遣いや優しさを綴れば、自分の感情を解放できます。
相手に渡す必要はないので、ありのままの気持ちを手紙にしたためてください。
大切な人であれば、亡くなった人に宛てた手紙でも構いません。
素直な気持ちを綴っていくことで、豊かな感情を取り戻すことができるでしょう。
ゆっくりお風呂に入る
家族と同居している場合、「家族に聞かれるのが嫌でなかなか泣けない」ということがあるでしょう。
そんな時は、ゆっくりお風呂に入るのがおすすめです。
シャワーの水音が声をかき消してくれますし、涙の跡を見られる心配もありません。
気になるならラジオをつけたり、音楽を流したりするのもいいでしょう。
湯船に浸かれば、身も心もリラックスできるはずです。
信頼できる人に話を聞いてもらう
信頼できる人に話を聞いてもらうのもいいでしょう。
手紙を書くのと同様に、自分の気持ちを言葉にしてみてください。
自分の感情を開放すれば、自然と涙が溢れるはずです。
また、共感してもらえると、1人じゃないと思うことができます。
泣きたい時は思い切り涙を流すべき

涙には、人の心を癒す力が宿っています。
泣きたい時は思い切り涙を流すのがおすすめです。
泣きたいのになかなか泣けない時は、感動的な作品や音楽の力を借りましょう。
また、気持ちを言葉にすることで、自分と向き合うことができる場合もあります。
抱えきれない辛さや悲しみは、涙とともに手放してしまいましょう。
- 泣きたい時は泣いた方がいい理由は、ストレスが発散できる・リラックスできる・自分の気持ちがわかる
- 泣きたいのに泣けない理由は、泣いても意味がないと思っている・泣くのは恥ずかしいことだと考えている・泣いてる暇がない
- 泣きたいのに泣けない時の対処法は、感動する作品に触れる・音楽を聴く・自然に触れる・大切な人に手紙を書くなど




