会話の最中や考え事をしているときに、顎に手を当てている人は意外と多いものです。
会議などの場を見渡すと、多くの人が似たポーズを取っていることに気づくでしょう。
日常の何気ない仕草には、その人の深層心理が隠れているといわれています。
では、顎に手を当てる仕草からは一体どのような心理が読み取れるのでしょうか。
今回の記事では、顎に手を当てる人の基本的な心理や、男女による違いについて詳しく解説します。
顎に手を当てる基本的な心理8選
人にはさまざまな癖がありますが、顎に手を当てる仕草もその代表的なひとつです。
まずは、この動作に隠された基本的な心理8選を順番に見ていきましょう。
自信があるように見せたい
顎に手を当てる仕草は、自分に自信があるように見せたい心理の表れだといわれています。
「自分は何でもできる」という自負があり、「周囲から尊敬されたい」という気持ちが強く働いている可能性があります。
たとえ心の中で不安を感じていても、顎を触ることで虚勢を張り、自分を大きく見せようとしているのです。
「周囲に一目置かれたい」という願望が、無意識にこのポーズをとらせているといえるでしょう。
物事をじっくりと考えたい
顎に手を当てるポーズといえば、ロダンの彫刻「考える人」を思い浮かべる人も多いはずです。
実際に物事をじっくりと考えたいときに、無意識に手が顎へ伸びる人は少なくありません。
顎を触ることで精神的に落ち着く効果があり、思考を深めるのにも役立つといわれています。
自分の体に触れてリラックスすることで、冷静に答えを出そうとしている状態だといえます。
相手よりも優位に立ちたい
プライドが高い自信家ほど、会話の最中に顎を触る傾向があります。
これは「相手よりも優位に立ちたい」という心理が働いている証拠だといえます。
顎に手を当てる動作で自分を尊大に見せ、相手に対して威圧感を与えようとしているのです。
無意識のうちに相手を牽制し、自分が主導権を握ろうとしている姿勢の表れといえるでしょう。
自分のことが好き
顎に手を当てる癖がある人は、自分のことが好きな「ナルシスト」の傾向が強いともいわれます。
常に自分がスポットライトを浴びていたいと考え、自己顕示欲が人一倍強いのが特徴です。
彼らの関心は常に自分自身に向けられており、他人のことにはあまり興味を示しません。
周囲からの注目を集めるためのパフォーマンスとして、この仕草が定着していることもあります。
話に興味がない
相手の話に興味がないときにも、つい顎に手が伸びてしまうことがあります。
話の内容が退屈で手持ち無沙汰になった結果、顎をいじって気を紛らわせようとしているのです。
また、話を聞いていないことを悟られないように、あえて「考えているふり」をしている場合もあります。
熱心に聞いているように見えて、実は心ここにあらずという状態の可能性があります。
相手を観察して対応を見極めたい
顎に手を当てる仕草には、「相手をじっくり観察して対応を決めたい」という気持ちも込められています。
冷静に相手の情報を集めるためには、まずは自分の気持ちを落ち着かせる必要があります。
顎に触れることで集中力が高まり、相手のささいな変化も見逃さない深い観察が可能になります。
顎に手を当てる仕草は、正しい判断を下さなければならない場面で、自分をコントロールするために行われる動作だといえるでしょう。
緊張している
過度な緊張を感じているときにも、安心を求めて顎に手がいってしまうことがあります。
これは自分の体に触れることで、高ぶった神経を鎮めようとする自己防衛反応のひとつだと考えられます。
顎に触れる仕草はストレスを和らげ、失いかけた冷静さを取り戻すスイッチの役割を果たしているのです。
もし誰かが緊張した面持ちで顎を触っていたら、自分を必死に落ち着かせようとしているサインだと捉えましょう。
焦っている気持ちを落ち着かせたい
緊張しているときと同じく、焦りを感じているときにも顎に手を当てたくなります。
予期せぬ事態に動揺した心を、顎を触ることで物理的に平常に引き戻そうとしているのです。
顎に手を当てる動作をきっかけにして、パニックを防ぎ、冷静な判断力を取り戻そうとしているのでしょう。
「落ち着け」と自分に言い聞かせている状態が、手の動きとして表れているのです。
【男女別】顎に手を当てる心理

仕草に表れる心理は、性別によって細かな違いが見られます。
ここでは、顎に手を当てる心理を男女別に詳しく見ていきましょう。
男性は顎を引くか出すかで心理が異なる
男性の場合、顎を出すか引くかによって心理状態が大きく変わります。
顎を前に突き出しているときは、強気になっていて自己顕示欲が高まっている証拠です。
「自分を大きく見せたい」という心理が働き、周囲に対して威圧感を与えているのでしょう。
反対に、顎を引いて手を当てているときは、何か隠し事をしている可能性が高いです。
人に見せられない後ろめたさを抱えていて、無意識に自分を守ろうとしている動きだといえます。
男性が会話中に手を当てるのは分析している証拠
男性は考え事に集中すると、無意識に顎に手を当てることがよくあります。
とくに、会話の途中でこの仕草が見られたら、それは相手の言葉を冷静に分析しているサインです。
もし議論している相手が顎に手を当てて考え始めたら、鋭い反論が返ってくる可能性があります。
十分に練られた意見をぶつけられる場合も考えられるので、こちらもしっかりと心の準備をしておきましょう。
女性が顎に手を当てるときは隠し事がある
女性が顎に手を当てる場合、何か隠し事をしている可能性が考えられます。
これは男性が顎を引くときと同じで、自分の本心を悟られたくないという心理の表れです。
感情が出やすい口元を隠すことで、今の気持ちが周囲にばれないようにしているのでしょう。
相手に対する不快感や悲しみといった負の感情を、表に出さないように耐えているのかもしれません。
共感性が高い女性だからこその、周囲への配慮が表れた仕草だともいえるでしょう。
話したいことがあるときも女性は顎に手を当てる
女性の場合、何か伝えたいことがあるときにも顎に手を当てることがあります。
「次に何を話そうか」と考えを整理しているうちに、自然と手が顎に伸びてしまうのです。
自分から会話に割り込むのが苦手な女性に見られる、控えめなサインといえます。
もし顎に手を当てたまま、なかなか会話に参加できずにいる女性を見かけたら、優しく話を振ってあげましょう。
話したいことをたくさん抱えているはずなので、きっと喜んでもらえるはずですよ。
相手が顎に手を当てる心理を理解しよう
顎に手を当てる仕草には、さまざまな心の動きが隠されています。
「考える人」のポーズとして有名な通り、集中して思考を深める際に自然と出てしまうこともあるでしょう。
また、自分を大きく見せたい気持ちや、緊張を鎮めようとする防衛本能が表れている場合もあります。
スムーズなコミュニケーションのためにも、相手がどのような心理で顎に触れているのかを理解しましょう。
仕草から相手の真意を読み取ることができれば、より良好な人間関係を築いていけるはずですよ。
【まとめ】
- 顎に手を当てる基本的な心理には、自信の誇示や深い思考、相手より優位に立ちたい欲求がある
- 顎に手を当てる仕草は、自分のことが好きなナルシスト傾向や、話への退屈さを紛らわせるために行われることもある
- 緊張や焦りを感じたときに自分の体に触れることで、冷静さを取り戻そうとする防衛反応のひとつとして行われることもある
- 男性の場合は顎の角度で心理が変わり、突き出せば強気、引いていれば隠し事があるサインである
- 女性が顎に触れるときは、感情を隠したい場合や、話したいことを整理してタイミングを計っている場合が多い



