「好きだけど別れたい」のはなぜ?男性には理解し難い女性心理・理由を解説
彼女から「好きだけど別れたい」と言われれば、「好きなのに別れたいってどういう感情?」と戸惑ってしまう男性は多いでしょう。
しかし恋愛にはお互いの複雑な心理が絡むもの。
彼女には、自分にはわからない複雑な気持ちがあるのかもしれません。
そこで今回の記事では、好きだけど別れたいという女性の心理や理由、好きだけど別れたいと言われたときの対処法を紹介していきます。
Contents
好きだけど別れたい女性心理・理由とは?
女性はなぜ、好きだけど別れたいという一見矛盾した心理を抱くのでしょうか。
はじめに、彼女が好きだけど別れたいという気持ちになる理由から見ていきましょう。
価値観の違いに疲れた
どれだけ仲の良い恋人同士でも、価値観の違いはなかなか埋まらない溝の一つです。
長年付き合っているのにいつまでも価値観の違いに悩まされていれば、「もうこれ以上距離は縮まらないのかも」と別れたい心理になります。
浮気が絶えない
浮気癖のある彼氏を持てば、彼女は浮気のトラブルに逐一振り回されることになります。
「いつまでこんな関係続くんだろう」「結婚相手には相応しくない」と呆れられてしまうのは当然です。
好きな気持ちは変わらないけれど、浮気に悩まされることに疲れてしまい「好きだけど別れたい」気持ちになります。
遠距離恋愛になった
遠距離恋愛中は、自分たちで思っている以上に、モチベーションを保つのに苦労します。
会えない日々が続けばそのつらさに耐えられなくなり、好きだけど別れたいという心理にもなるものです。
男性の束縛が辛い
過剰に束縛されれば、好きな気持ちはあっても別れたいという心理の方が強くなります。
束縛されることで、日常的に彼氏の目線を気にしなければなりませんし、行動に制限がかけられてしまいます。
気持ち的に窮屈になってしまい「もう限界!」となる女性も多いです。
プライドが高すぎる
プライドが人一倍高い男性には、ときおり自己中心的だったり、見栄を張ったりする特徴が目立ちます。
実際に、人よりも優位に立ちたいという男性心理やプライドは多くの人が持っていることでしょう。
そんな自信たっぷりでプライドが高いところは男性の魅力にもなりますが、一緒にいる女性は疲れやすいのも事実。
「プライドが高いのはいいけど、いつでも自分を押し通してくるところは付き合っていて疲れる…」と感じる女性は多いです。
自己肯定感が低くてしんどい
プライドの高さも問題ですが、かと言って自己肯定感が低すぎるのも問題になりえます。
「こんな自分でいいのかな」「僕なんて…」とウジウジしている彼氏がそばにいたらどうでしょう。
最初は励ましてくれていても、いつまでも自己肯定感の低さが目立つようであれば「いい加減自信を持ってほしい」とうんざりするもの。
好きな気持ちはあっても別れたくなってしまいます。
彼女サイドの問題
好きだけど別れたいという申し出に、彼氏側の問題は何もないケースがあります。
別れたい理由は彼女側にあり、実際に好きな反面別れたい(別れざるを得ない)問題が関係しているのです。
たとえば、
- 別の男性を好きになった
- 家族に反対された
- 仕事に集中したい
- 不倫関係を維持するのがつらくなった
- 占いで今の彼氏よりもふさわしい人がいると言われた
- 日常生活がストレスまみれで恋愛どころではない
このような事柄が絡んでいることはよくあるので、彼女の言動をチェックしてみましょう。
結婚の話が出ない
将来、つまりは結婚のことを考えた結果、好きだけど別れたいという結論に至る女性も少なくありません。
女性には出産のタイミングもありますし、結婚の時期にはかなり慎重になる人も多いです。
いつまで経っても結婚の話が出なければ、結婚することを優先し、彼氏と別れて婚活を始めることもあります。
結婚願望の強い女性は、とくに既婚者の友達から話を聞いたときに影響を受けることが多いです。
恋愛より自分の時間を優先したい
仕事や趣味の優先度が最も高くなれば、彼氏を嫌いになったわけではなくても、自分の時間を優先したい気持ちから別れを選ぶことがあります。
限られた休日に、あれもしたい!これもしたい!となると、彼氏との時間を確保するのは難しくなるでしょう。
したいことへの熱量が上がることで、残念ながらお別れの道を選択してしまうのです。
好きだけど別れたいと言われたときの対処法
彼女から好きだけど別れたいと言われれば、その気持ちをどう受け入れるべきか困るものです。
彼女の言葉に耳を傾けながら、以下の対処法を実践していきましょう。
今の気持ちを伝える
彼女の気持ちを優先するだけではなく、自分の気持ちも彼女にきちんと伝えましょう。
「僕も好きだから別れたくない」「理由によっては一緒に解決しよう」と冷静に伝えます。
戸惑う気持ちはわかりますが、感情的になるのは絶対NG!
彼女の意見を否定したり、暴言を吐いたりするのはグッと堪えましょう。
彼女も好きな気持ちはあるので、戸惑っていることも別れたくないことも彼女に伝えてください。
今後の関係性に変化があるかもしれませんよ。
悪いところを直す
別れたくない気持ちを伝えたうえで、自身の悪いところにも目を向けてみましょう。
彼女は今は好きだけど別れたい気持ちが勝っていますが、根本には『好き』な気持ちがあるはずです。
彼女が不満に思っているところ、直してほしいと思っているところを改善できれば戻れるチャンスがあるかもしれません。
どうしても自分で悪いところがわからなかった場合は、改善する気持ちを伝えて彼女の不満に耳を傾けましょう。
別れず距離を置く
別れ話をするときは、どんな理由があったとしても、基本的には冷静になることが重要です。
好きだけど別れたい場合は、とくにお互い頭を冷やして、落ち着いてこれからのことを考える時間が必要でしょう。
「好きだけど別れたいのであれば、一旦距離をおいてみるのはどうだろう」と提案してみてください。
彼女も冷静になれば、考え直してくれるかもしれません。
とはいえ、距離を置いたから大丈夫なのではなく、冷却期間に自身の悪い点を見直しましょう。
好きだけど別れたくなったときの対処法
前項までのパターンとは逆に、自分自身が彼女に対して、好きだけど別れたいという心理になったときの対処法を紹介します。
スパッと別れを決意するのではなく、きちんと自分の気持ちに耳を傾けることが大事です。
自信を取り戻す
将来に不安を覚えたり、ネガティブな気持ちになったりすると、その影響で好きだけど別れたいという心理を抱くことがあります。
そんな心理状態の中で、勢いで別れないためには、自信を取り戻すことが大切です。
これまで彼女と過ごしてきた長い時間こそが、彼女に必要とされている証拠になります。
自虐的な発言で彼女を困らせることはせず、自信を持って付き合っていくことが重要です。
現状を解決する方法を探す
なぜ付き合いに嫌気が差したのか、なぜ彼女といて疲れるのかを詳しく考えてみましょう。
- 価値観の違いが気になる
- 彼女に問題はなく、自分が仕事で疲弊している
- 彼女の束縛がきつい
- 嫉妬心が強くやきもちを焼いてしまう
など、原因を具体的に洗い出してみましょう。
そしてその原因を解決するにはどうすれば良いのか考えます。
安易に別れを選んだり、恋活に踏み込んだりすれば後悔することになるかもしれません。
答えを出してしまう前に解決の余地はないのか模索してみましょう。
彼女について考える
好きだけど別れたい気持ちになるのは、もしかすると、本当の意味で彼女のことを理解していないのかもしれません。
彼女の表面だけを見て別れたいと思うのなら、今後の恋愛でも同じような経験をすることになるでしょう。
たとえば彼女と価値観の違いが悩みなら、「彼女はなぜそういう考え方をするのか」とよく考えてみる必要があります。
そこを「価値観が違うから」といって片付けてしまうと、恋人と関係を深めることはなかなかできません。
彼女の人となりや行動の癖、好きなもの・嫌いなもの、トラウマに感じていることなどを理解すれば、彼女の短所は気にならなくなるでしょう。
気持ちに素直になって悲しい結末を阻止しよう!
彼女に好きだけど別れたいと言われたり、自分自身が彼女に好きだけど別れたいと思ったりすれば、その後の対処に悩むものです。
「好きだけど別れたい」心理は一見矛盾していますが、付き合っていればお互いに考え深いところは出てきます。
好きな気持ちは変わらないけど、もう付き合えないかもしれない…と複雑な心境から、悩み、苦しみ、悲しい感情に襲われてしまうことでしょう。
しかし、そのままの感情を相手にぶつけたり安易に行動に移したりするのは、なんの解決も生みません。
後悔のない結果につなげるために、素直な気持ちで話し合いを重ねることが大切です。
話し合いの末、別れることになってしまったら、人気の恋愛ソングを聞いたり失恋にまつわる参考記事で次の行動を学んだりして立ち止まらないようにしましょう!
- 好きだけど別れたい女性心理には、価値観の違いや浮気が絶えないこと、彼氏の束縛、結婚の話が出ないことなどが関係している
- 好きだけど別れたいと言われたときは今の気持ちを素直に伝え、悪いところを改善するのが大切
- 好きだけど別れたくなったときは、彼氏として自信を持つ・問題解決を模索する・彼女を理解することが大切