【占い師監修】おみくじの正しい順番を徹底解説!各運勢が示す意味とは
初詣や観光などで神社仏閣に参拝したら、つい引きたくなるのがおみくじです。
大吉が出たら嬉しいですが、小吉や末吉はどう判断するか迷ってしまう人もいるでしょう。
今回の記事では、おみくじの正しい順番と各運勢が示す意味を解説していきます。
神様からのお告げをきちんと受けとり、今後の生活に役立ててくださいね。
Contents
おみくじの正しい順番とは
おみくじの順番は神社仏閣によって異なるので、一概にこれが正解とはいえないものです。
吉凶の種類もさまざまですが、いくつかのパターンが存在しています。
まずは、一般的なおみくじの順番について見ていきましょう。
7種類バージョン
おみくじの結果にはさまざまなパターンがあります。
比較的多いのは、7種類バージョンといえるでしょう。
この場合の順番は以下のとおりです。
上にいくほど運勢が良いと判断することができます。
- 「大吉」
- 「吉」
- 「中吉」
- 「小吉」
- 「末吉」
- 「凶」
- 「大凶」
神社によっては「大吉→中吉→小吉→吉→末吉→凶→大凶」としているところもあります。
おみくじの結果は同じでも、吉・中吉・小吉の順番が違うことがあるので要注意です。
12種類バージョン
おみくじには7種類の運勢を更に細分化して、12種類の吉凶が出るパターンもあります。
その場合の順番は以下のとおりです。
上にいくほど運勢が良いと判断することができます。
- 「大吉」
- 「中吉」
- 「小吉」
- 「吉」
- 「半吉」
- 「末吉」
- 「末小吉」
- 「凶」
- 「小凶」
- 「半凶」
- 「末凶」
- 「大凶」
このほかにもさまざまなパターンがあり、神社仏閣の見解によって異なります。
おみくじの縁起が良い順番については、訪れた神社で聞くとよいでしょう。
また、吉凶の確率は「元三大師御籤帳(がんざんだいしみくじちょう)」によると、
- 大吉:16%
- 吉 :35%
- 凶 :29%
- その他:20%
とされています。
とはいえ、吉凶の割合も神社仏閣によって異なるもの。
おみくじを引く人の気持ちを考慮して、多くの神社仏閣が凶を減らす傾向にあります。
ちなみに凶の割合が多いという噂があるところとしては、東京都の浅草寺、神奈川県の鶴岡八幡宮、大阪府の住吉大社あたりが有名です。
吉凶がない神社もある
意外かもしれませんが、中にはおみくじに吉凶がない神社もあります。
縁起の良し悪しがないのが、初詣の参拝者数日本一を誇る明治神宮です。
明治神宮のおみくじは「大御心(おおみごころ)」といい、御祭神である明治天皇と昭憲皇太后の詩文や和歌が書かれています。
また、凶が使われていない神社としては、熱田神宮が有名です。
おみくじを引いて落ち込みたくない…という人は、吉凶の区分をチェックしてから神社仏閣に参拝するといいかもしれませんね。
おみくじの運勢が示す意味
続いては、おみくじの運勢が示す意味を解説します。
具体的にそれぞれの言葉が何を指しているのかチェックしていきましょう。
「大吉」が示す意味
「大吉」は、もっとも良い運勢を意味するラッキーシンボルです。
とはいえ、今が絶頂期ということですから、今後は下降する運といえます。
そのため、良い状態を維持できるよう努力することが大切です。
「吉」が示す意味
神社仏閣によって異なりますが多くの場合、大吉に次ぐ幸運が「吉」です。
これから運気が良くなっていくことが期待できるでしょう。
「中吉」が示す意味
「中吉」といえば、運の良さはそれほど強くはないものの、悪い運勢ではありません。
自分の頑張り次第で、運気を上げられる可能性が高まります。
「小吉」が示す意味
「小吉」は運気上昇も下降もせず、ささやかな幸せが続くことを示す運勢です。
大きな災難に見舞われることがない反面、夢が叶うことも期待できないでしょう。
「末吉」が示す意味
「末吉」とは吉の中で一番劣る運勢ですが、ガッカリする必要はありません。
末吉の「末」は「未来」を意味し、これから運気が上がることを知らせているからです。
「凶」が示す意味
「凶」は運が悪いことを示しますが、ネガティブに捉えすぎるのはおすすめできません。
努力すれば良い方向へ改善していけることを知らせる占い結果だからです。
何もしなければ悪いままですが、前向きに行動すれば状況が好転していくでしょう。
「大凶」が示す意味
「大凶」はもっとも悪い運勢です。
安易な行動をとれば、運気が更に悪化していく可能性があります。
今は無理に動き回るよりも、事態が好転するまで静かに待つのが吉です。
【項目別】おみくじに記された運勢の見方
おみくじには吉凶だけでなく、恋愛や学業、仕事など細かく運勢が記載されています。
神様からのお告げを正しく受けとるためにも、運勢の見方を項目別にチェックしておきましょう。
- 縁談…結婚に関すること
- 恋愛…恋愛に関すること
- 仕事…仕事に関すること
- 願望…願いごとに関すること
- 待ち人…自分の人生を良い方向に導いてくれる人に関すること
- 走り人…失踪者や自分の身近からいなくなった人に関すること
- 争い事…喧嘩や訴訟、スポーツなどの勝負に関すること
- 相場…株式相場に関すること
- 失せ物…有形・無形を問わず、失くしたものに関すること
- 本復…体調や名誉の回復に関すること
- 学業…勉強や受験に関すること
- 転居…引越しに関すること
- 方位…方角に関すること
おみくじを引いたあとは持ち帰る?結ぶ?
多くの神社仏閣には専用のおみくじ掛けや、おみくじがたくさん結ばれた樹木があります。
しかし、自宅に持ち帰ろうかと悩む人もいるでしょう。
ここでは、おみくじを引いたあとの扱い方について解説していきます。
とくに決まりはない
結論からお伝えすると、おみくじを引いたあとの行動に決まりはありません。
おみくじは単なるくじ引きではなく、神様の意見をいただく手段のひとつです。
紙に細かく記載された運勢は、今後の生活指針になるので持ち帰っても問題ありません。
お守りのようにカバンや財布に入れておけば、いつでも読み返せますよ。
境内に結ぶ方法
凶や大凶を引くと、「持ち帰るのはちょっと…」と悩む人もいるかもしれません。
そんなときはおみくじを境内に結ぶのがおすすめです。
神社仏閣の多くはおみくじ結び所が指定されていますので、ルールに従いましょう。
また、納札所(のうさつしょ)に納めるケースもあります。
納札所とは、境内に設けられている古いお札やお守りなどを納める場所のことです。
家に持ち帰ったおみくじも手離すべきときが来たら、納札所にお納めしましょう。
おみくじをいただいた神社仏閣が遠ければ、最寄りの納札所でかまいません。
ただ、神社のおみくじは神社に、お寺のおみくじはお寺に納めた方がよいとされています。
おみくじを何度も引くのはアリ?
おみくじで凶を引いたら、良い結果が出るまで引き直したくなる人もいるでしょう。
しかし、その場で何度も引き直すのはおすすめできません。
おみくじはいわば、神様からのアドバイスです。
それが気に入らないからといって何度も同じことを尋ねるのは、神様のお告げを信じていないと言っているようなもの。
人間同士でもせっかくアドバイスしたのに、無視されると不快に感じますよね。
相手が神様でもそれは同じです。
どうしても、もう一度引きたい場合は、日を空けるようにしましょう。
ただし、違う内容について聞きたいときは、項目ごとに複数回引いても問題ありません。
まず恋愛に関することを占い、次に仕事のことを尋ねるというケースであれば、再度おみくじを引くことができます。
気持ちを引き締めて良い出会いを見つけよう
おみくじは、これから起こる出来事や、今のあなたに必要なことを教えてくれます。
恋愛で良い結果を望むなら、神様からのメッセージを真摯に受け止めましょう。
もし、恋愛運が好調なら、積極的に行動するのが吉です。
自分から出会いの場に足を運べば、きっと良い出会いが訪れます。
手軽に出会いを探したい人には、マッチングアプリ「ハッピーメール」がおすすめです。
累計会員数3,000万を突破しているので、理想の相手がきっと見つかります。
ぜひハッピーメールで、良い出会いを叶えてくださいね。
おみくじの順番は神社によって異なる!
神社仏閣にはそれぞれに御神仏が祀られています。
参拝時の作法も異なり、それはおみくじも同じです。
縁起の良い順番は、おみくじを引いた神社で確認するようにしましょう。
凶や大凶を引き当てると気分が沈んでしまいますが、運命をあらかじめ知ることで最悪の事態から逃れられるかもしれません。
来るべき凶運に備えることができれば、大難を小難に小難を無難に変えていけるはずです。
おみくじを引いたら神様のメッセージとして前向きに捉えて、明るい未来へとつなげていきましょう。
おみくじは昔、国の政治などの重要事項や後継者選びの際に、神のご意志を伺うというような形で使われていました。
現在では自由におみくじが引けますが、昔はそれだけ神聖なものであったといえます。
まずは神社参拝して、神様に具体的に伺いことを伝えてからおみくじを引くのが望ましいでしょう。
たくさんあるおみくじの中から引いた一枚は、神様からの大切なメッセージです。
持ち帰ってしっかり読み返すことで、気持ちも新たになり、神様とも繋がれるでしょう。
- おみくじの正しい順番は神社仏閣ごとに異なる
- おみくじの運勢は7種類と12種類のことが多く、吉凶がないケースもある
- おみくじには吉凶だけでなく、「縁談」「恋愛」「待ち人」「失せ物」「方位」など項目に分けて運勢が記載されているのが一般的
- 引いたおみくじは、持ち帰ったり境内のおみくじ掛けに結んだりするのがおすすめ
- おみくじに書かれた運勢が悪いからといって何度も引くのはNG
占い師の「天宮日向子」です。
おみくじを引くのは神社参拝の楽しみ一つですよね。
それぞれの運勢にランク付けされているので、おみくじ引いたときは悲喜交々といった感じになるでしょう。
しかし、おみくじ引いて「吉の方が良いのか、中吉の方が良いのか」と迷ってしまう人もなかにはいます。
本記事では、そのような「おみくじ」の順番をお伝えしています。
気になる人はぜひ参考にしてみてください。