独占欲が強い男女の特徴と心理は?束縛したがりを見極める方法

“独占欲”が強い人っていますよね。
前はそうでもなかったのに付き合ったら、「今日はどこに行ってたの?」や「誰と一緒だったの?」と、こちらの行動・言動を把握したがり、束縛してくる異性と交際した経験ある人、周りにいませんか?
商品詳細ページに「独占欲」と書いてある漫画もたくさん登場していることから、今では特別珍しい存在ではありません。
そんな独占欲の強い人たちは、学生でも社会人になっても存在します。
では、一体どんな人がなるのでしょうか。
今回の記事は、「独占欲が強い男女の特徴と心理は?束縛したがりを見極める方法」と題して、独占欲、束縛したがりの人について、ご紹介します。
独占欲や嫉妬心が強い男女はどんな心理状態、又どのような見分け方があるのか、そしてどのような克服方法があるのか、この三点についてみていきましょう。
Contents
独占欲とは
独占欲とは、対象を自分のものにしようとする欲求を意味する用語です。
「自分だけが所有している、自分の所有物」という強い依存心に囚われている状態で、対象が失くなったり自分以外の他者が所有することを恐がる感情です。
自分だけが所有しているという心理状態を脅かす他者には、敵意や嫉妬心を覚え、警戒心や無視などの行動に出ます。
独占欲を持つ男女の心理
では、どうして独占欲の強い人になるのでしょうか。
ここでは、男女に分けてその心理状況と理由をご紹介します。
男性の場合
・ 性欲が強い
男性は狩猟脳であり、女性に積極的にアプローチし、性交渉を持ち、子孫を残す必要があります。
その為には、気になった異性を自分の元に留めて置く必要があり、他の男性への威嚇のためにもどうしても独占欲が強くなってしまいます。
また、女性と比較しても男性の方が圧倒的に性欲が強く、一段と重くなってしまいます。
性欲をもとに行動するエネルギーに変換することができるので、仕方ないことかもしれません。
・ 自分自身に自信が無いため彼女を信じることが出来ない
自分より魅力的な彼女に対して、いつ捨てられるかとビクビクしている心理状態です。
心配性であり、自分に自信がありません。
相手の感情に依存してしまい、少しでも他の男性(男友達)と仲良くしてる姿を見ると、不安と恐怖に苛まれます。
終始、浮気の心配をしてしまうのです。
それに耐えられなくなると、他人との交友を制限します。
最悪の場合彼女が「自分以外の男性と接触する機会を禁じる」ような自分と彼女だけの世界を望むようになってしまうのです。
女性の場合
・ 常に近くにいて欲しい
女性の場合は寂しがりやの子が多く、誰かからの承認を強く必要としてしまい、恋人との連絡も欠かしません。
誰でもよく、最も心を許して甘えられるのが彼氏であり、相手の時間を奪っていることを認識しつつも依存してしまいます。
こういった女性の場合、幼少期に親から十分な愛情を与えてもらえなかったため人間関係に乏しく、寂しいという感情を抱えたまま成長してしまったケースが多いようです。
・ 尽くしすぎてしまう
独占欲が強い女性は、好きな彼氏に尽くすという感情が強すぎてしまい、ついつい「これだけやってあげたんだから」と見返りを求めてしまう傾向にあります。
好きがゆえ一生懸命に尽くすからこそ、見返りを求めてしまうのです。
「これだけ尽くしてあげたんだから、自分が大切にされるのは当たり前だ」と態度に出し、権利を振りかざし、男性に対して様々な束縛を設けます。
独占欲が強い人の特徴
では、どんな人が独占欲の強い人になるのでしょうか。
ここでは、男女に分けてその特徴をご紹介します。
独占欲が強い男性
・ 自分勝手
状況や出来事に対する行動をその時々の自分の感情で判断しがちで、自己愛が強い人と言えます。
女性が友達関係において、付き合いでの友達、心からの友達などと苦労しながらも上手くやっているということを、知ろうともしません。
デートでも自分の都合のみを押し付けるわがままな男性であり、包容力がありません。
男性の中でも精神年齢が著しく低いタイプで、常に自分自身の利益のことしか考えておらず、相手がどう思おうとお構いなしです。
自分の意見ばかり、主張してきます。
相手の気持ちを考えず、自分のしたいようにやるのでどんどん独占が強くなってしまうのです。
・ 完璧主義者
物事に関して常に完璧を追い求めるため、始めはそのひた向きで一生懸命な姿に心を奪われます。
ただ長期的な付き合いになるにつれて、必要以上に自分を知ろうとする姿にうんざりして疲れてしまうことも多いでしょう。
また、こういった男性はプライドが高い可能性があり、なんでも自分の思い通りにいかないと満足しない頑固な性格の持ち主で、融通が利きません。
独占欲が強い女性
・ 物に対しての愛着が異常
女性の場合、物欲が強い方が多いです。
自分の好きなものや気に入ったものに関して異常なまでに関心を持ち、それを手に入れないと気が済まない心理状態になります。
これと同じような対応を彼氏にもすることになり、彼氏の精神的負担は募るばかりです。
・ 元カノと比較したがる
独占欲が強い女性は、大好きな彼氏の一番になりたいと思います。
元カノとも比較し過去も洗いざらいにして、自分が人生で一番の女だと認めさせようとするのです。可愛い系の女性がなることもあります。
また、元カノのみならず職場の女性にも嫉妬して彼氏を困らせる場合もあるのが特徴です。
どんなに愛されても、なかなか満足感を覚えず、嫉妬してしまいます。
少しでも思い通りにいかない返答が返ってくると不機嫌になる傾向が強いので、扱いには注意した方がよさそうです。
もし彼女が独占欲の強い人の場合は、彼氏が丁寧に扱い、一番大切だと言ってあげて安心させてあげることが必要です。
独占欲が強い人の見極め方
「実は付き合った人が独占欲の強い人だった」
そうなる前に、ここでは独占欲の強い人の見極め方について、ご紹介します。
付き合う前にしっかり診断しましょう。
独占欲が強い男性の見極め方
・ 友達が少ない
友達とは自分と関わる人間に対して、色々な役割を分担して、お互い助け合うものです。
ですが、友達が少ない人間は子供時代に助け合った記憶がなく、役割の大部分をひとりに依存し、負担を重くしてしまいます。
友達が少ない、少なかった人は独占欲が強い人になる場合があります。
独占欲が強い女性の見極め方
・ 恋愛経験が少ない
たくさんの恋愛をして失敗を繰り返し、その対処方法を知り、心身ともに成長する度に余裕が生まれます。
少ない恋愛経験だと、せっかく自分を選んでくれたチャンスを無駄にしたくない、今の彼氏に逃げられたら次がないという焦りから、独占欲が生まれてしまいます。
そんな女性にとって、彼氏は希望の星なのです。
恋愛経験が少ないのは仕方ないので、その点を誠実に話して炉解してもらうとよりいい関係になれるでしょう。
恋人独占欲を克服する為には
独占欲が強い場合は、どうしたらいいのでしょうか。
独占欲がどんなものか情報を把握して、恋人独占欲の克服方法をご紹介します。
自分磨き
独占欲の原因は、自分自身に圧倒的に自信がなく、外的要因の変化に惑わされやすいという点にあります。
異性に対する余裕が無ければ優しく接することも出来ません。
自分に自信を持つ最も有効な方法は、小さな目標を設定してその達成に励み、そのサイクルを循環させることです。
簡単なことから始めて、達成することで、自分自身に肯定感を芽生えさせることが出来ます。
自己肯定感を高くするのです。
信頼を築く
どうしても疑ってしまい、独占欲という心理状態に陥ってしまう場合、話し合いの場を設け自分の心理状態を素直に話す、声に出して言葉にする、というのも有効な手段です。
会話で相手の不安感を解消します。
信頼関係、安心感のある関係はそう簡単に築けません。
言わなくてもわかってもらえるなどと傲慢にならず、謙虚にどう思っているかを伝えることが肝心です。
相手に分かってもらい、お互いの理解を深めることで自分自身の疑いの原因の解明に努めましょう。
お互いの存在を認め合うのです。
恋愛以外で幸福を得る
ついつい恋愛をすると、それ以外のことが見えなくなってしまいます。
ですが、視野が狭くなって袋小路にどんどん入っていくことは、自分自身を貧しくしてしまいます。
人生の主軸を恋人という外的要因に置くのではなく、自分自身に置くことで、いつでもコントロールできるような努力をするといいでしょう。
具体的には、彼女に愛されることよりも愛することに重きを置きます。
そして、意識することや一生懸命打ち込める、幸福感を得ることのできるなにかを見つけることです。
お金をかけて料理教室に通うのでも、翡翠の観察といった無料の趣味でも、どちらでも構いません。
恋人以外で成長できるものを見つけましょう。
独占欲は愛情表現が下手なだけ
『独占欲が強い男女の特徴と心理は?束縛したがりを見極める〇つの方法』、いかがでしたでしょうか?
独占欲の意味、独占欲を持ちがちな人間の特徴、見極め方、その克服法、少しは理解できたら幸いです。
付き合った人が攻撃性のある独占欲の強い人だったら、なにかと面倒です。
独占欲を判断する心理テストもたくさんあるので、興味のある方は調べてみてください。
ただ、独占欲の強い人があなたのことを愛していることに変わりはありません。
少し愛情表現が下手なだけなのです。
独占欲の強い人の気持ちを理解して、是非向き合ってみて下さい。
小説の世界のような、素敵な恋愛をしましょう。
- 独占欲とは、対象を自分のものにしようとする欲求
- 独占欲を持つ男性は自分に自信が無い、女性は見返りを求めてしまう
- 友達の少ない、恋愛経験の少ない人が独占欲が強くなるケースがある
- 信頼関係をしっかり持ち、自分磨きに努める克服法がある
- 独占欲の強い恋人は、愛情表現が下手なだけ