でき婚への男の本音!【男性100人に聞いた】あり派・なし派の意見を紹介
子供を授かってから結婚を決める「できちゃった結婚」。
男性は、できちゃった結婚についてどう考えているのでしょうか?
今回は、成人男性100人を対象としたアンケート調査をもとに、男性の「できちゃった結婚」に対する本音を徹底解説します。
あり派・なし派それぞれの意見を具体的に紹介するので、アンケートの意見を元に、できちゃった結婚について深く考えていきましょう。
Contents
できちゃった結婚はあり?なし?
成人男性100人に「できちゃった結婚はありだと思いますか?」と質問したところ、以下のような結果になりました。
Q.できちゃった結婚はありだと思いますか?
あり…66人
なし…34人
※ハッピーライフ調べ(成人男性100人対象)
アンケートの結果、「あり」と回答した男性が6割以上と、多数派であることがわかりました。
一方で、「なし」と回答した男性も3割以上おり、できちゃった結婚に対する意見は賛否両論あるようです。
次に、それぞれの意見を詳しく見ていきましょう。
でき婚への男の本音!あり派の意見

最初の質問で「あり」と回答した男性に、その理由を尋ねました。
ここでは、その具体的な意見をご紹介します。
結婚するきっかけになる
「結婚のきっかけの一つだと思うから」
「結婚が重視されない時代になっているので、そういうきっかけがないと結婚に踏み切れないのも仕方ないのかなと思う」
「計画外の妊娠は結婚の大きなきっかけとなるので全然ありだと思います」
現代社会において、結婚に踏み切るきっかけを見つけにくいと感じている男性は少なくありません。
「結婚のきっかけの一つだと思うから」という意見は、まさにその現状を反映しています。
具体的な結婚のイメージが湧かないカップルにとって、できちゃった結婚は結婚へと進む大きな後押しになるのでしょう。
できてしまったら仕方がない
「できちゃったものはしょうがないからです」
「出来た時点で諦めるしかないと思うから」
「できてしまったら結婚するほかないと思います」
「できてしまったら仕方がない」と、現実を受け止める意見も多数ありました。
予期せぬ出来事ではあるものの、その結果に対して責任を取るべきという考え方や、他に選択肢がないという諦めの気持ちも含まれているようです。
少子化が進んでいるから
「理想ではないかもしれないが、受け入れないと少子化が進むから」
「年齢と交際期間次第なところはありますが、不妊や少子化が問題になっている現在ならありだと思います」
「責任云々とか言う人もいるけど、この少子高齢化のご時世にそんなこと言っていたらますます出生率が低下してしまいます。できちゃった結婚でも、好きなら気にせず結婚すべきだと思うから」
日本の深刻な少子化問題への意識も、できちゃった結婚を肯定的に捉える理由の一つとなっています。
「受け入れないと少子化が進むから」という意見には、個人の事情だけでなく、社会全体の問題として出産を歓迎する姿勢が表れているといえるでしょう。
結婚した後が大丈夫なら問題ない
「その後のお互いの生活環境や子供の成長に問題がなく、結婚生活が上手く続いていくのであれば全く問題はないと思う」
「結婚後に『家庭を築く』ことが大事なので結婚自体はどういう形でも問題ないと思います。むしろできちゃった婚なのに離婚せずに家庭を築けてる人は尊敬に値します」
「できちゃった婚でも授かった子供にしっかりとした育児をすればよい」
結婚の経緯よりも、結婚後の夫婦関係や子育てに重きを置く意見も多く聞かれました。
できちゃった結婚であっても、その後にしっかりとした家庭を築いていれば問題ない、という考えを持っている人は多いようです。
でき婚でもおめでたいことだから
「生命を授かることは素晴らしいことです。できちゃった婚であってもそれは良いことだと捉えることができるため、できちゃった婚はありです」
「どんな理由であろうと結婚なのでおめでたいことだと思うから」
「おめでたいことだから」
「新しい命を授かることはどんな形であっても喜ばしい」という意見も、できちゃった結婚を肯定する大きな理由となっているようです。
経緯はどうであれ、子供の誕生や結婚を素直に祝福したいと考えているのでしょう。
その他の意見
「子供がきっかけで絆ができて離婚しにくくなるため」
「結婚は自由なので当人同士がよければいいと思うのであり」
「避妊しても子供ができることはあるので」
その他にも、さまざまな視点から「あり」の意見が寄せられました。
中には「子供がきっかけで絆ができて離婚しにくくなるため」と、結婚生活におけるメリットを挙げる声もありました。
でき婚への男の本音!なし派の意見
次に、できちゃった結婚を「なし」と回答した男性の意見を見ていきましょう。
計画性がない
「命を授かるということに対する計画性がないように感じるから」
「計画性がないのが証明されてしまう」
「計画性なく子供を作りたくないから」
「なし」派の意見でもっとも多かったのは、計画性のなさに対する懸念でした。
人生における大きな決断である結婚と子育てにおいて、計画性がないことを問題とする声が挙がるのは自然なことかもしれません。
結婚後の生活に不安がある
「場当たり的な交際を続けているように見えて、結婚してもすぐに不仲になりそうだから」
「無責任で仕方なしに結婚しているので、子供に対する愛情が足りないと思うのと夫婦仲も良くないと思うから」
「妊娠をきっかけにした結婚だと経済的な準備や精神的な余裕が不足しがちで、夫婦や子供の将来に影響を及ぼす恐れがあると思います」
できちゃった結婚に対して、結婚生活や子育てへの不安を抱く声も多く聞かれました。
できちゃった結婚が、一時的な感情や責任感の無さから行われることだと考える人は、その後の関係性に悪影響を及ぼすことを懸念しているようです。
世間体が悪い
「世間の目が気になる」
「世間体が良くないから」
「計画性がないように見られ、親族や知人からの評判が悪くなりそうだから」
できちゃった結婚による周囲からの見られ方を気にする意見も少なくありませんでした。
とくに、伝統的な価値観を重んじる男性にとっては気になるところなのでしょう。
家族や親族、友人からの評判を気にする男性もいるようです。
結婚を軽視している
「結婚を軽く考えすぎていると思うからです」
「できちゃったから、はい結婚というのは、ちょっと軽すぎて嫌だから」
「できたから結婚するというのは無責任だと思う」
「できちゃった結婚は結婚の意義や責任が軽んじられている」と感じる男性もいました。
結婚という人生の大きな節目を、衝動的な理由で決めてしまうことへの抵抗感があるのでしょう。
その他の意見
「自分が結婚・出産を経験して、夫婦だけではなく、お互いの家族同士が協力して進めていく事を痛感した。その為、筋は通して順序よく進めていくほうが、お互いの家族の理解や協力を得られやすいと思うからです」
「この人と一生一緒に生活したいから結婚はするものだと思う。できちゃった婚の子供ができたから責任をとってみたいな考えは理解できないので」
「できちゃった子供の立場で考えると、自分の親は好き合ったからでなく、できちゃったから『仕方なく』結婚した事実を知らされるのは悲劇だろうと思う」
「できちゃった結婚はなし」と回答した男性からも、さまざまな理由が挙げられました。
生まれてくる子供の気持ちに寄り添った意見や、「一生を共にしたい人と結婚するべき」といった意見など、結婚や子供を大事に考えている男性ほど、できちゃった結婚を否定的に見る傾向があるようです。
でき婚に対する男の本音は賛否両論

今回のアンケート調査では、男性のできちゃった結婚に対して「あり」派の意見が多数を占めるものの、「なし」派の意見も一定数存在することが明らかになりました。
「あり」派の男性は、結婚のきっかけや少子化対策、そして新しい命の誕生を前向きに捉える傾向があるようです。
一方で、「なし」派の男性は、計画性のなさや結婚後の不安、世間体を懸念する声が多く聞かれました。
どちらの意見にもそれぞれの理由があり、できちゃった結婚に対する考え方は賛否両論であることがわかります。
大切なのは、どのような形であれ、夫婦となる2人がお互いを尊重し、これからの人生を共に築いていく覚悟を持つことだといえるでしょう。
- できちゃった結婚を「あり」と回答した男性は6割以上いる
- 「でき婚はあり」派の男性の意見は「結婚するきっかけになる」「できてしまったら仕方がない」「少子化が進んでいるから」など
- 「でき婚はなし」派の男性の意見は「計画性がない」「結婚後の生活に不安がある」「世間体が悪い」など




