金銭感覚のズレに注意!結婚相手の候補にするかどうかの判断ポイント
結婚相手を選ぶとき、相手の金銭感覚は気になるポイントですよね。
いくら見た目が素敵でもお金に対する価値観がズレていると、楽しいはずの結婚生活が苦痛を伴うものとなる恐れもあります。
そこでこの記事では、金銭感覚のズレにフォーカスして、結婚相手の候補にするかどうかの判断ポイントを男女別にまとめました。
さらに、浪費しがちな相手の金銭感覚を矯正する方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
金銭感覚の意味
金銭感覚とは、
“金銭の価値や使い方に対する感覚を意味する語”
引用:weblio辞書
で、浪費家のことを「金銭感覚がない」「金銭感覚がおかしい」と表現するなど、日常生活でもよく使われる言葉です。
まずは、金銭感覚を結婚相手の候補にするかの判断ポイントにする理由をみておきましょう。
金銭感覚が合わない夫婦は離婚する確率が上がる!
金銭感覚を結婚相手の候補選びの判断ポイントの1つにする理由として、金銭感覚が合わない夫婦は離婚する確率が上がるからです。
たとえば「生活費を渡さない」「相手が浪費する」など、金銭面の不満を理由として離婚に踏み切ることは少なくありません。
相手がひどい浪費癖やギャンブル好きでスピード離婚…なんて事態は避けたいもの。
人間はさまざまな価値観をもっているものとはいえ、金銭感覚は結婚相手の候補にするかどうかの判断には欠かせない重要なポイントなのです。
男女間の金銭感覚の違いは別れの原因に!
金銭面の不満が離婚の原因になるのと同様に、男女間の金銭感覚の違いも別れの原因になることがあります。
あまりにも金銭感覚が違う人との恋愛も、できれば避けたほうがいいでしょう。
「付き合うくらいなら大丈夫じゃない?」と思っても、なんらかの金銭トラブルに巻き込まれる可能性もありますし、巻き込まれてからでは遅いです。
そのためにも、金銭感覚が違う相手との関係を続けるのかを判断する必要があります。
金銭感覚が違う意中の男性・彼氏と結婚?別れ?判断ポイント
相手のお金の使い方にストレスを感じるなら、金銭感覚が合っていません。
浪費癖を注意しても直らない、あるいは指摘しても聞いてくれないような場合には、結婚はちょっと待ったほうがいいかも…。
まずは独身女性向けに、金銭感覚が違う意中の男性あるいは彼氏と結婚するか、それとも別れるかの判断ポイントを見てみましょう。
ブランド品・趣味につぎ込む
意中の男性あるいは彼氏を結婚相手の候補にするかの判断ポイントとして、手元にお金があればあるだけブランド品・趣味につぎ込むようならアウトです。
仕事へのモチベーションにもなりますから、質の良さなどのこだわりがあり、特定のブランド品を好んで使う程度ならそこまで気にしなくてもいいかもしれません。
しかし、見栄を張るためだけに全身ハイブランドでコーディネートしたり、趣味だからと無計画に高額な買い物をしたりと、明らかに問題のあるお金の使い方をするなら要注意です。
どんぶり勘定すぎる
塵も積もれば山となるという言葉もあるくらいですから、「計算するの面倒だし、はい、1万円!」というような、どんぶり勘定すぎるのもNGです。
どんぶり勘定で済ませてしまう彼には、お金を使っている自覚がなく、気がついたら入った給料よりも多く使っていたなんてことも。
かといって、デートでは1円単位まで細かくワリカンにしたうえポイントを貯めたがる男性のように、極端な節約家も結婚相手にするにはちょっぴり考え物かもしれません。
何枚もクレジットカードを持っている
キャッシュレスの時代、クレジットカードを利用して買い物をする人も多いですが、何枚もクレジットカードを持っている男性には注意すべきです。
2~3枚程度なら心配ありませんが、5枚以上財布に入っているなら、「そこまで使い分けられているか?」と考えてみましょう。
支払い遅延で利用停止になり、「じゃあ別のカードを」というような支払い地獄に陥っているケースもあり得ます。
逆に、独身男性でクレジットカードを1枚も持っていないというのも、「カードの審査に通らない理由が隠れているのでは…?」と不審に思ったほうがよさそうです。
スーパーで値段を見ずにカゴに入れる
結婚生活をイメージして、食料品や日用品などの買い物の様子を観察するのもおすすめです。
とくにスーパーで値段を見ずに商品をカゴに入れる男性には要注意です。
1人暮らしで自炊の経験がある男性なら、「予算内に収めよう」「値段の下がっている旬の野菜を」と商品を吟味するでしょう。
そういった経験がない男性は、何をどれくらい買うのかなど考えなしに、値段にもお構いなくポンポンとカゴに商品を入れてしまうのです。
かといって家計を切り詰めて生活するのもしんどいですので、半額のものしか買わない男性の場合も、結婚相手の候補として許せるか考えておきましょう。
電気やテレビがつけっぱなし
彼の家に行ったときには、電気やテレビのつけっぱなしが平気な人なのかどうかも、金銭感覚のズレをチェックする方法の1つとして有効です。
電気をつけたまま外出する、歯磨きしながら蛇口から水をジャージャー出しまくるなど、日常生活でどんな行動をとっているのかは、金銭感覚のチェックに欠かせません。
逆に、使っていない電化製品のコンセントを絶対に抜くなど極端にケチな男性であれば、自分にとって許せる範囲かどうか結婚前に確認しておくのが良さそうです。
金銭感覚が違う意中の女性・彼女と結婚?別れ?判断ポイント
女性は未だ男性よりも収入が少ない現実がある一方で、女性は身だしなみなどなにかとお金がかかりやすいです。
そんななか、美容室に、エステに、脱毛サロンにと収入に見合わない支出をする女性も…。
彼女のお金の使い方がストレスになるくらい、自分とは金銭感覚が合わないと感じるなら、結婚に踏み切るのは慎重になったほうがいいでしょう。
そこで、金銭感覚が違う意中の女性・彼女と結婚するか、別れるのかの判断ポイントを紹介します。
会計で財布を出さない
お茶や食事をしたときなど、会計で財布を出さない女性なら、注意深く観察したほうがいいでしょう。
「女性はおごられて当然でしょ!」という考えのもと、財布を出す素振りすら見せない人もいますが、一方で相手の男性を立てようと気遣いで財布を出さないケースもあり、どちらのタイプか見極めが大事になってきます。
前者のタイプだと当然のようにプレゼントを要求されることもあるので、結婚どころか付き合うのもやめておいたほうがいいでしょう。
ブランド品・洋服につぎ込む
高収入でもないのに、際限なくお金をブランド品・洋服につぎ込むような女性にも要注意です。
新作の洋服が出たら色違いで買う、毎回ボーナスは高級ブランドバッグの購入で使い果たすなど、見るからに浪費家な女性だと「恐ろしくて家計管理は任せられない…」と思わざるを得ません。
結婚生活もイメージしづらいでしょう。
身だしなみを整える女性は素敵ですが、身の丈に合わない派手なブランド物で身を固めている場合には、結婚を考えるどころか最初から近づかないのが無難かもしれませんね。
冷蔵庫が空っぽ
女性の自宅へ行ったときには、可能であれば冷蔵庫が空っぽかどうか確認してみましょう。
冷蔵庫が空っぽなら自炊はあまりしない女性だとわかりますが、逆に冷蔵庫が食材でパンパンだったり同じものを何個も買っていたりするなら、余計なものを買いすぎる管理不足なタイプだとわかります。
冷蔵庫のチェックはもちろん、調味料の種類や減り具合など、自炊をして節約している様子があるかもみておくと、金銭感覚に探りを入れやすいです。
タクシーにやたら乗る
普通なら電車やバス、距離によっては徒歩というときでも関係なく、タクシーにやたら乗る女性は、「金銭感覚が合わないかも?」と疑ったほうが良さそうです。
ある程度の収入があるのだろうと想像はできますが、徒歩移動が可能な距離でもタクシーに乗っちゃうような金銭感覚には、多くの男性が価値観のズレを感じるのではないでしょうか。
美容や旅行にお金をかける
「自分への投資」「仕事を頑張ったご褒美」などと理由をつけて、美容や旅行にお金をかける女性も、「金銭感覚がズレているのでは」と身構えたほうが良さそうです。
メイク道具やコスメ、エステなど美容にお金をかけるのは女性ならではのお金の使い方ですし、「普段はプチプラコスメ、たまにデパコス」というように楽しむのは良いですが、いくらでも使ってしまうのは大問題。
子どものころから「長期休みには海外旅行が恒例!」なんて贅沢なお金持ちの女性もいます。
彼女自身に出費のしすぎに気をつけるという考えがなく、女性ならおごられて当たり前、高いプレゼントをもらって当たり前というような価値観の持ち主なら、結婚は考えたほうがいいでしょう。
浪費しがちな相手の金銭感覚を矯正する方法
意中の相手あるいは恋人が浪費家なら、どうすればいいのか知りたいですよね。
そこで最後に、男女問わず使える、浪費しがちな相手の金銭感覚を矯正する方法を紹介します。
好きだけど金銭感覚がネック…と思っているのであれば、ぜひ試してみてくださいね。
「本当に必要?」と聞く
恋人の金遣いの荒さが気になるなら、浪費しそうな場面では「本当に必要?」と聞くようにしてみましょう。
浪費してしまう人は、「欲しい!」という気持ちと勢いだけで購買行動を起こすことが少なくありません。
「本当に自分にとって必要?」と一旦冷静に考えてもらうことで、浪費の頻度を下げる努力をしてもらうのがおすすめです。
共通の貯金目的を持つ
浪費しがちな金銭感覚を矯正するには、「貯金して海外旅行しよう!」「結婚資金を貯めよう!」など、共通の貯金目的を持つことも方法の1つです。
浪費してしまう人自身、「これではいけない」と思いつつ貯金できずにいるパターンが少なくありません。
誰かと共通の目的で貯金することで、楽しく貯金に励むことが可能ですし、さらに「いつまでにいくら貯める」と具体的な目標にしておくと、やる気アップにもつながるでしょう。
自分が率先して節約する
食材は安いスーパーで買ったり、電気やテレビはこまめに消したりと、自分が率先して節約するのも、浪費しがちな人の金銭感覚の矯正に役立ちます。
せっせと節約に取り組む様子に、「無駄遣いしている場合ではない」と自分の金銭感覚に危機感をもってもらうのです。
とはいえ浪費しがちな人は、急に節約といってもどうしたらいいのかがわかりません。
「なにが無駄なのか」「どう行動すればいいのか」を率先して行動することで、節約の仕方を学んでもらうのがいいでしょう。
激安店で買い物して一緒に料理して宅飲み
いつも居酒屋にいくようなお酒好きカップルなら、激安店で買い物&一緒に料理して宅飲みしてみるのも、金銭感覚の矯正にはおすすめです。
「いつもの飲み代の半分の費用しかかかってない!」と食材やお酒を安く買えることへの満足感や、「味付けはこんな感じでどうかな」と一緒に料理することの楽しさを感じられるのが、宅飲みの良いところ。
外食よりも自宅で気楽に、さらにコスパもいい宅飲みの良さに気づけると、それだけで浪費抑制に効果絶大です。
お金を稼ぐことの大変さを自覚させる
「これを買うには、何時間働かないといけない?」と、お金を稼ぐことの大変さを自覚させることも、金銭感覚の矯正に必要です。
お金を使うのは一瞬ですが、それだけ稼ごうと思うと大変な労力が必要なのは当たり前。
これを理解していないために、計画性のない買い物やコンビニ通いなどで無駄遣いをしてしまうのです。
お金を稼ぐ苦労が身に沁みれば、モノの価値を見極めて買い物するなど、自然と財布の緩みも改善されます。
直せない、許せない金銭感覚のズレがあるなら結婚はストップ!
婚活中なら、金銭感覚が合うかは結婚相手の候補選びで大事です。
この記事で紹介した金銭感覚の違う相手と結婚するか、それとも別れるのかの判断ポイントを参考に、慎重に考えてみてくださいね。
もし彼氏や彼女、意中の相手が浪費癖を直そうとしない場合や、許せないほどの金銭感覚のズレがあるなら、結婚の話を進めようとするのは一旦ストップさせたほうがいいでしょう。
そのうえで、今後も関係性を維持していきたいならば、紹介した金銭感覚を矯正する方法を試してみるのがおすすめです。