恋愛と結婚の違いとは?結婚相手を選ぶときに重視すべきポイントを解説

「結婚は恋愛の延長線上にある」「結婚したいから恋愛しよう」と考えてはいませんか?
恋愛と結婚には明確な違いがあるため、けっして混同してはいけません。
この記事では、恋愛と結婚の違いや、結婚相手を選ぶ際に重視するべきポイントについて解説していきます。
結婚相手の選び方に悩んでいる人は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
恋愛と結婚の違い7選
恋愛と結婚にはどのような違いがあるのでしょうか。
ここでは、その違いについて紹介していきます。
恋愛は自由、結婚は法律的な義務が発生する
日本では、恋愛中の2人の関係は自由です。
浮気などの道義的な問題があっても、法的には問題ありません。
しかし、結婚すると法律的な義務が発生します。
パートナー以外の相手と関係を持てば、離婚される可能性だけでなく、慰謝料を請求されるリスクもあります。
他にも、一緒に暮らすことや互いに扶養することなどが義務付けられます。
恋愛は刺激、結婚は安定を重視する
恋愛ではドキドキや刺激が重視されますが、結婚では安定した関係を築けることが大事になってきます。
そのため、落ち着いて過ごせることや、価値観が合うといった居心地の良さがより重視されます。
また、信頼関係を築いて困難を一緒に乗り越えていけるか、2人で過ごす時間に幸せや安心を感じられるか、といったことが大事な要素になるでしょう。
恋愛は2人でするもの、結婚は家族が関わる
恋愛は個人同士の付き合いなので2人で自由に楽しめますが、結婚となるとそうはいきません。
結婚は本人同士の同意だけでなく、最終的には両家の承諾が必要になります。
また、結婚後も行事や冠婚葬祭で顔を合わせることになるので、家族として協力し合わなければいけません。
家族や親族との繋がりは結婚に大きく影響するため、相手の家族と仲良くできるかは結婚生活において重要なポイントになってきます。
恋愛は外見、結婚は内面を重視する
恋愛では、相手の容姿や外見を重視する人も多いでしょう。
しかし、人生を共にする結婚では、外見よりも内面が大切になってきます。
結婚は長期的かつ安定した関係を築くものなので、見た目よりも内面的なつながりが幸福をもたらす要素となるからです。
また、外見を重視して結婚しても、年齢を重ねるごとに好みのタイプから外れていってしまうこともあるでしょう。
恋愛は長所を見せ合う、結婚は短所を補い合う
恋愛をしているときは、相手に好かれたい気持ちから本当の自分を隠して長所を見せ合いがちです。
しかし、結婚ではお互いの短所を補い合う意識がそれぞれに求められます。
結婚生活では、綺麗事では済まない問題に直面したり、困難が訪れたりすることもあるでしょうが、夫婦はそれを2人で乗り越えていかなければなりません。
夫婦となった2人は、お互いにありのままの自分を見せ、共に成長して絆を深める必要があるのです。
恋愛は簡単に別れられる、結婚は別れるのが大変
恋愛は自分の意思だけで自由に動けるため、一方的に気持ちが冷めてしまっても、簡単に別れることができます。
しかし、結婚は恋愛と異なり、一方的な理由で婚姻関係を解消することはできません。
離婚をするには、法的な手続きを踏まなければなりませんし、財産分与といった多くの条件について話し合う必要があります。
また、恋愛を終わらせるときとは比べものにならないほどの精神的な苦痛を味わうことになるでしょう。
恋愛と比べて結婚は責任が大きい
恋愛は自由度が高く、自分のしたいようにしていても、とくに問題はありません。
しかし、結婚するとなると恋愛関係だったときよりも、社会に求められる責任が大きくなります。
夫婦としての社会的な責任や、子どもが生まれた際には親としての責任を問われるようになるのです。
また、パートナーに対しても責任が生じるので、より相手への気遣いやコミュニケーションが重要になってきます。
恋愛と結婚は違う!結婚相手を選ぶときのポイント
幸せな結婚生活を送るためには、どういったところに注意して相手を選べばいいのでしょうか。
最後に、結婚相手を選ぶときのポイントについて解説します。
一緒にいて安心感があるかどうか
結婚をすると、恋愛をしているときよりも相手と一緒に過ごす時間が長くなります。
そのため、一緒にいて安心感のある相手かどうかが重要になってきます。
スムーズに意思疎通できるか、お互いにストレスなく過ごせるかなど、日々の生活を心地よく感じられるかどうかを見極めるようにしましょう。
互いに尊重し合い、夫婦として信頼関係を築ける相手なのかをしっかり検討してみてくださいね。
価値観が似ているかどうか
価値観が似ているかどうかは、結婚生活をストレスなく過ごす上で重要なポイントといえます。
お互いの価値観にずれがあったり、許容できない部分があったりすると、結婚生活を長く続けるのが難しくなります。
もし価値観にずれがある場合は、話し合いで解決できるものなのか、互いに歩み寄れるのかも判断基準に入れて考えてみてくださいね。
金銭感覚が似ているかどうか
経済的な安定のためには、お金の管理が必須になります。
そのため、パートナーと金銭感覚が似ているかどうかは、幸せな結婚生活において重要なポイントになるといえるでしょう。
お互い浪費家でないにしても、もしお金の使い方について不安があるのであれば、お金の管理について結婚前にしっかり話し合っておくことをおすすめします。
家族を大事にしてくれるかどうか
家族を大事にしてくれるかどうかも、結婚相手を選ぶ上で大切な条件です。
パートナーであるあなたを大切にできる人であれば、子どものことも大切にしてくれるはずなので、幸せな家庭を築けるでしょう。
相手が家族を大事にできる人かどうかを見極めるためには、親の誕生日にお祝いメッセージを送ったり、プレゼントを渡したりしているかに注目してみてくださいね。
相手の実家や親族に問題がある人がいないかどうか
結婚をすると、相手の実家や親族とも深く関わっていくことになります。
相手の実家や親族に問題がある人がいる場合、その影響をまったく受けずに結婚生活を送ることは困難といえるでしょう。
相手の実家や親族との関係については、結婚前に十分に考慮するようにしてください。
もし将来的に問題が起こりそうであれば、結婚を焦らずに、まずはその問題に関する対策を考えるようにしましょう。
恋愛と結婚の違いを理解して相手を選ぼう
恋愛の延長で結婚する人は多いですが、結婚生活は恋愛感情だけで乗り越えていけることばかりではありません。
結婚相手を選ぶ際には、恋愛と結婚の違いをしっかりと理解した上で、相手をきちんと見極めるようにしましょう。
ドキドキや刺激を楽しむ恋愛とは違い、結婚には安定や居心地の良さが求められます。
価値観や金銭感覚は似ているか、互いを大切にできる人かなど、結婚生活を送るにおいて重要なポイントを覚えておきましょう。
この記事を参考にして、お互いが幸せになれる結婚相手を選んでくださいね。
- 恋愛は外見の良さや刺激が重視される自由な関係
- 結婚は法的な関係であり、互いの家族が関わったり義務や責任が伴ったりするため、安定した生活が送れるかどうかが重視される
- 結婚相手を選ぶときのポイントは、「一緒にいて安心できるかどうか」「価値観が似ているかどうか」「金銭感覚が似ているかどうか」など