結婚を後悔してる?男女の割合・結婚後悔症候群になる理由・乗り越え方
結婚は誰もが幸せになるためにするものです。
しかし、中にはせっかく結婚までこぎつけたにも関わらず、結婚を後悔してしまう「結婚後悔症候群」に陥る人も。
今回の記事では、結婚後悔症候群になる理由や乗り越え方について紹介していきます。
本当に幸せな結婚を実現するためにも、婚活中の人や婚活デビューを考えている人はぜひチェックしてくださいね。
結婚を後悔している割合は?
成人男女200人を対象としたアンケート調査では、後悔していると答えた人は69人で約35%の人が結婚生活に何らかの不満を抱えていることがわかります。
好きで結婚したカップルのうち、3割以上が「結婚後悔症候群」になってしまうというのはなかなかに厳しい現実といえるかもしれません。
結婚を後悔したくないのなら、そもそもなぜそうした後悔が生まれてしまうのかを結婚前に知っておくことが大切です。
なぜ結婚を後悔してる?
そもそもなぜ結婚を後悔してしまうのでしょうか。
まずはその主な理由について見ていきましょう。
家事・育児が一人任せになっている
家事・育児がどちらか一人に任せっきりだと、後悔する理由になりやすいです。
とくに女性の場合、共働きでも夫が家事をしてくれない、育児に協力的でないというパターンは多いです。
パートナーに結婚を後悔させたくないなら、家事育児は分担し相手にだけ負担をかけないことを常に意識しましょう。
会話するネタがない
お互い会話するネタがないという理由で、結婚を後悔することもあります。
そもそも趣味や価値観の合わない2人の場合、努力しなければ会話のネタを見つけるのは難しいでしょう。
また、恋人時代は会話が多くても、結婚した途端すれちがいのせいで会話ネタがなくなってしまうことも珍しくありません。
会話の楽しめない相手と生活するのはなかなか辛いものです。
稼ぎが少なく生活が苦しい
稼ぎが少ない、あるいは金銭問題のせいで生活が苦しいと結婚自体を後悔することになります。
生活費もままならないほどカツカツの状態では、結婚を楽しむ余裕など生まれません。
また、借金など金銭問題がパートナーのせいであれば余計結婚を後悔するでしょう。
そんな状態では、いっそ一人で気ままに生きたいと思うようになっても仕方ないのです。
セックスレスになっている
セックスレスも結婚を後悔する1つの要因です。
もちろんセックスだけがカップルのスキンシップではありませんが、どちらかが相手との夫婦生活を望んでいる場合は不満がたまりやすくなります。
自分はしたいのに、相手から毎回拒否されていては「何のための夫婦なんだろう…」と結婚自体を後悔することになるのです。
自分の親の言いなり
パートナーが自分の親の言いなり、というのも結婚を後悔する原因になりやすいです。
自分の家庭を優先してほしいのに、何でも親の意見が中心ではストレスになってしまいます。
とくにマザコンタイプの夫、友達親子で実家にべったりタイプの妻がパートナーだと、自分の意見を挟みこむ余地がなくなり、次第に結婚生活自体が苦痛だと感じてしまうでしょう。
小さなストレスが積み重なっている
大きな理由がなくても、小さなストレスが積み重なることで結婚を後悔するパターンも少なくありません。
ちょっとした価値観が合わない、家事や育児で意見が食い違う、生活習慣の雑さが目につくなど、一つひとつは小さなことでも、積み重なれば大きな負担になってしまいます。
ストレスを溜めた側は、ある日急に爆発して離婚を決意することも少なくありません。
やることに文句をつけられる
いくら夫婦といえどもともとは他人同士です。
ゆえに、家事のやり方が違ったり意見の相違があったりするのは当たり前のことです。
しかし、自分のやり方が正しいと盲目的に思っている人がパートナーだと、やることなすことに文句をつけられてしまいます。
文句ばかり言われていては相手への愛情も薄れ、結果として結婚自体が失敗だったと思うようになるのです。
時間・お金あらゆる自由を失った
独人時代は自由にやれていたことも、結婚後はある程度規制されてしまうものです。
とくに子供ができれば、お金や時間を自由に使うことは難しくなるでしょう。
そうした生活が窮屈に感じるタイプの人は、結婚を後悔する可能性が高いです。
とはいえ、自由がないのはお互い様であり、生活を守るために我慢できないのはあまりに身勝手としか言いようがありません。
配偶者に魅力を感じない
配偶者に魅力を感じなくなったせいで、結婚を後悔するパターンもあります。
新婚時代はお互いの全てが好きでも、時間が経てば体型が変わったり歳をとったりして容貌も衰えていくものです。
しかし、あまりにも若い頃とのギャップがあるとパートナーに魅力を感じられなくなり、結婚を後悔してしまう人もいます。
結婚の後悔を乗り越える5つの方法
結婚の理想と現実は違うものです。
そうした落差に打ち勝たなければ、結婚後後悔症候群になってしまうかもしれません。
ここでは、結婚後の後悔を乗り越えるための対処法を紹介します。
夫婦で話し合う時間を作る
結婚後の後悔をつくらないためには、お互いのすれ違いを防ぐことが大切です。
思っているのと違う、パートナーがわかってくれないとイライラする前に、夫婦で話し合う時間を作りましょう。
普段からコミュニケーションをしっかり取れていれば、二人の間の不満も解消しやすくなるはずです。
ただし、話し合いで解決できなかった場合はプロのカウンセラーに相談するなど、夫婦関係のカウンセリングを受けることも検討しましょう。
家族のことに協力し合う
家事や育児はひとりの仕事ではありません。
家族なら、家族のことはお互い協力し合うよう心がけましょう。
相手が疲れているときは率先して家事をやる、お互い働いているなら不公平にならないよう家事分担をあらかじめ決めておくのもおすすめです。
子どもがいる場合は、人任せにせず自分から積極的に育児することが大事です。
お互い気持ちよく過ごすためにも、家族の仕事は自分のこととして積極的に取り組んでください。
友達と過ごす時間を作る
いくら夫婦でも、常に一緒にいると不満がたまることもあるでしょう。
そうしたときに顔を付き合わせていると喧嘩になってしまいます。
ときには家を出て、家族以外の友達と過ごす時間を作るようにしましょう。
友達と思いっきり遊んだり悩みを相談したりすることで、ストレスも解消され相手に優しくできるようになるかもしれません。
相手のいい部分に目を向ける
結婚への後悔がよぎると、つい相手の嫌な部分ばかり目につくようになってしまいます。
そんな時は、ぜひ相手のいい部分にも目を向けてみてください。
気になるところもあるけれど、誰よりも優しい、趣味や好みが合うなど、良い部分に注目できれば少しの欠点にも目をつぶれるようになるでしょう。
セックスレスにならないようにする
お互いに納得してセックスレスなら問題ないですが、もし相手がセックスを望んでいるなら無理しない範囲で応じることをおすすめします。
お互いセックスへの認識にズレがあると、そこから夫婦間のトラブルにつながる可能性があるからです。
もしどうしても応えられない、あるいは相手が応えてくれない場合は、その原因を話し合って解決することが大事です。
結婚を後悔しないための心得
最後に、結婚を後悔しないための心得を紹介します。
子育ても家事も一人でしようとしない
結婚を後悔しないためには、子育ても家事も一人でしようとしないことが大切です。
とくに女性の場合、子育てや家事は自分の仕事として背負いこんでしまいがちです。
しかし、結婚相手はパートナーであり家族、家のことは力を合わせていくべきでしょう。
新婚時代から家事を分担し、片方だけの仕事という意識をなくすようにしましょう。
また、相手ばかりに子育てや家事の負担がかかっていると思ったら、自分から分担を願い出ることも大事です。
自分の時間が減ることは理解する
家族ができたら自分の時間が減るのは当たり前です。
結婚するなら、ある程度自由時間が減ることを理解しましょう。
もし家事や育児の負担が増えてイライラしても、それはお互い様です。
自分ばかり損をしているなんて思わずに、相手と協力しながら効率よく物事を進めれば、自由な時間を作り出すことも可能です。
結婚は恋愛とは違う
そもそも、結婚と恋愛は違うものです。
恋愛時代は相手の良い部分だけを見ていればOKですが、結婚すれば生活を共にすることになります。
そのため、今まで知らなかった部分に幻滅してしまうかもしれません。
しかし、人生のパートナーを決めたのならお互い飾らずに向き合うことも必要です。
思いやりの心を忘れなければ、恋愛時代のようなときめきはなくても慈しみ合うことができるはずです。
結婚に後悔はつきもの、歩み寄りと理解することが大切!
どんなに好きな人と結婚しても、結婚後に後悔してしまう可能性はゼロではありません。
相手が家事や育児に協力してくれない、思ったよりもお金や時間が自由にならず窮屈など、理想通りにならずに結婚を悔いる人もいます。
しかし、そもそも恋愛と結婚は違うものです。
恋愛のように良い部分だけに目を向けていると、現実との乖離に後悔する可能性が高くなってしまうかもしれません。
結婚後悔症候群にならないためには、時に歩み寄ることが必要だと理解しておくことが大切であり、事前に結婚観について話し合っておくのもおすすめです。
お互いを思いやり協力していける関係性を築くことで、結婚の後悔も乗り越えていけるでしょう。
- 「結婚後悔症候群」とは、結婚を後悔し悩んでいることを意味する
- 家事・育児が一人任せ、会話のネタがない、時間やお金の自由がないといった理由から結婚を後悔する人は多い
- 結婚の後悔を乗り越えるには、夫婦で話し合うことを心がけ相手任せにしないことが大事
- 結婚後悔症候群にならないためには、結婚と恋愛は違うということを理解し一緒に生活していく覚悟が必要