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熟年婚で後悔しない方法は?50・60代から結婚するメリットやパートナーの探し方を解説

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熟年婚という言葉を聞いたことはありますか?

初婚年齢が上がってきているといわれる現代では、シニア世代になってから結婚を考える人も少なくありません。

今回は、そんなシニア世代に今注目されている熟年婚についてメリット・デメリット、成功させるためのポイント、実際に出会える場所やサービスなどを詳しく解説します

 

熟年婚とは?

熟年婚とは、主に50代以上で結婚することを指します。

カップルの両者が50代以上である場合はもちろん、片方が50代以降でも熟年婚と呼ばれる場合も。

これには初婚も熟年再婚も含まれています。

熟年結婚は熟年大人婚やオトナ婚とも呼ばれ、21世紀に入ってから急増しているのです。

早くに配偶者を亡くした、もしくは離婚後に新たな人生を築くために熟年婚をする人も多いですが、近年では初婚が熟年婚の人も多い傾向に。

ネット上で特化したサービスが増えてることも、熟年婚のハードルを下げ増加を促しています。

 

熟年婚のメリット

熟年婚は、これからの将来についての不安や心配を払拭させてくれるメリットが多数です。

ここでは、主なメリットについてどのようなものがあるのかを紹介します。

 

老後の不安を軽減できる

50代なら、まだバリバリ仕事をして1人での生活が苦にならない人も多いですが、10年後20年後の不安は年々増していきます。

そう考えた場合、やはり結婚してパートナーが近くにいてくれることは、孤独や不安を解消させてくれる要素となるのです。

仮にどちらかに介護が必要になった場合に、1人よりも問題解決しやすいのも安心できるポイント。

近年は核家族化で、両親が亡くなると身内がいないという人も増えており、より熟年婚に注目が集まっています。

 

さまざまな法的権利が受けられる

結婚をしたら、社会的な控除を受けられる制度があります。

これは熟年婚でも変わらず、世帯主の扶養に入れば税金が免除・減額されたり、配偶者の社会保険に加入できたりする点は生活において大きなメリットになるでしょう。

他にも、家を探す時も1人より配偶者がいたほうが信用を得やすい点や、民間サービスで家族割が適用されるなど、さまざまなメリットがあります。

 

経済的に安定する

2人が働ける状況下にあれば、経済的な安定も望めます。

年齢を重ねるごとに、体には不調が大なり小なり出てくるものです。

もし、どちらかの稼働能力が低下した場合でも、1人よりは2人でいるほうが精神面も生活面も支え合えます

お互いの資産状況などによって異なりますが、定年したあとも年金やそれまで蓄積した資産は2人分あったほうが老後の支えになるでしょう。

 

家族や友人を安心させられる

50代以上でひとり身となると、親族や友人から心配の声が多くなります。

とくに親が健在の場合は、老後についてどうするのかと強く問い質されるケースも少なくありません。

そんなときに熟年婚を決めれば、周りの心配を払拭できます。

自分の老後に対する安心感が得られ、周りの人にも余計な心配をさせなくてよくなる点は大きなメリットといえるでしょう。

 

熟年婚のデメリット

熟年婚には、デメリットも発生します。

それは結婚してから見えてくるものも多いため、あらかじめしっかり把握しておくのが大切です。

ここでは、熟年婚のデメリットについて主なものを紹介します。

 

介護問題の発生

50代以上の熟年婚の場合、相手の親が高齢者になっており介護問題がすぐに訪れると考えたほうが良いでしょう。

場合によっては結婚と同時に介護が始まるケースも少なくありません。

また、数十年後にはお互い老々介護になる可能性も考え、介護問題については結婚前にしっかり話し合う必要があります。

こうした介護問題は、熟年婚では多く聞かれるデメリットのひとつとなっているのです。

 

生活環境の変化

50代以上になると、すでに自分の生活スタイルが確立されている人が多いです。

そこに、配偶者とはいえ他人が入ってくるため大なり小なり、生活スタイルの変化が求められることになります。

自分の生活スタイルにこだわりをもっていたり、変化することでストレスを感じたりする人の場合は、結婚生活自体が苦痛になることも。

その結果、離婚に繋がってしまう人が多いのもデメリットといえます。

 

相手の家族との関係性

お互いが初婚の場合はあまり大きな問題はないかもしれませんが、熟年婚の場合は相手が再婚で子どもがいることもあります。

この場合、相手の家族との関係構築に対する悩みが発生するデメリットも少なくありません。

ただ、熟年婚では子どもがすでに成人を迎えている場合も多いため、無理に親になろうと考え込み過ぎないのがポイント。

自然に接して、ゆっくり家族の一員として溶け込めるようになっていきましょう。

 

遺産・相続のトラブル

これも、配偶者のどちらかに子どもがいた場合などに起きやすい問題です。

遺産相続は、家族構成などによって範囲や取り分が異なります。

そのため熟年婚で新たに家族が増えた場合、トラブルが発生しやすくなると言われているのです。

遺言状が存在し、相続の内訳が明確に記載されている場合は大きな問題に発展することはほぼありません

しかし、明確な遺言が無い場合はトラブルに備えておく必要があります。

 

熟年婚を後悔しない・離婚を防ぐポイント

せっかく結婚を決めても、後悔や離婚があっては台無しです。

ここでは、熟年婚だからこそ結婚前にしっかり話し合っておきたいことや、後悔しないポイントについて紹介します。

 

子ども授かるかについて話し合う

2人の子どもを授かるかどうかについては、熟年婚についてよく話し合っておかなければいけないことです。

今は医学の進歩もあり男性の生殖機能はもちろん、女性が50代で妊娠・出産をすることも不可能ではありません。

しかし体への負担や、その後の子育て資金などさまざまな課題が出てきます

他にも里子を迎えるというように、子どもの授かり方にも選択肢がいくつかあるため、その価値観に相違が出て揉めないようにしておきましょう。

 

金銭状況や価値観をすり合わせる

メリットの点で、経済的に安定すると紹介しましたが、これに関しても熟年婚を決める前にはしっかり話し合っておきましょう。

たとえば、どちらかに借金があったり貯蓄が一切なかったりしたら、結婚前より経済状況が悪化する恐れがあります。

また、資産面で問題はなくとも、お金に対する価値観のズレがあると結婚後に衝突する原因にも

老後に向けてどうやって資産を形成していくかなど、2人の価値観のすりあわせが重要です。

 

健康上の問題や介護について話し合う

デメリットの点で、親の介護問題を紹介しましたが、それとあわせてしっかり話し合っておきたいのが結婚相手の健康状態です。

持病があれば、病院通いやそれに伴う支出も増えていきます。

もしくは、介護でなくともどちらかの親が病院通いをしていて送り迎えをしなければいけないなど、健康状態の良し悪しは生活に大きな影響を及ぼします。

そうした健康面も含めて、2人でしっかり支え合い協力していけるかも後悔しないためのポイントになるのです。

 

相手を尊重しコミュニケーションを欠かさない

結婚はどの年代の夫婦でも相手を尊重すること、そして日々のコミュニケーションを欠かさないことが大切です。

とくに熟年婚ともなると、そこまで自分が培ってきた価値観や考え方が根強い人も多くなります。

その分、相手に自分と違うところがあると否定しがちになってしまうので注意しましょう。

考えや価値観の差を埋めるためには、会話のコミュニケーションが不可欠です

「この年になって自分の本心を晒すなんて恥ずかしい」というような気持ちは捨て、お互いにしっかり向き合っていきましょう。

 

熟年婚をしたい人がパートナーを探す方法

実際に熟年婚を考えた際に、出会いの場としてはどのような探し方があるのでしょうか。

ここでは、熟年婚のパートナー探しに役立つ熟年婚活の方法を紹介します。

 

結婚相談所

熟年婚が増えている近年は、結婚相談所も50代・60代以上向けの婚姻に力を入れるところが増えています。

結婚相談所は、仲介役のスタッフがサポートしてくれるため、自分自身で出会いを見つけるのが苦手な人にはおすすめです。

ただし、結婚相談所は初期費用だけでも数万円以上かかる場所がほとんどで金銭的負担が大きくなります

続けることで生活が苦しくならないように、自分の経済状況に合わせて選択しましょう。

 

シニア向け婚活アプリ

マッチングアプリといえば、若者が利用するイメージが強いですが、今ではシニア世代の利用者も増えています。

実際に、50代以上の利用を推奨するマッチングアプリも多く、そこで出会った相手と結婚に進んだカップルも多数

今はシニア世代にもスマホが浸透しているため、基本的な操作ができればアプリの利用も難しいものではありません。

ただしシニア世代を狙った詐欺などもあるため、利用する際には慎重さを忘れないようにしましょう。

 

シニア向け婚活パーティー

婚活パーティーや婚活クラブにも、50代・60代といったシニア向けもしくはシニア専用のものが増えています。

同年代だけが集まるパーティーであれば、世代を気にすることなく気軽に参加できるでしょう

婚活パーティーやイベントは一度に数十人が参加する大きなものもあるため、さまざまな人と交流して出会いはもちろん交流を広げることも可能です。

 

趣味・習い事などのサークル

趣味や習い事のサークルは、同じものに関心がある人が集まるため距離を縮めやすいメリットがあります。

幅広い世代が集まる場が苦手だという場合は、シニア専用スクールやサークルを探して参加してみましょう。

ただし、趣味や習い事のサークルは出会いを求めている人が集まるとは限りません。

あまり出会いにガツガツせず、まずは友達を見つける気持ちで参加しましょう

 

SNS

誰もが無料で利用できるSNSは、シニア世代にも浸透していて、そこで出会いを見つける人も多くなっています。

気軽に友達や出会いを見つけたいと思う人は、始めてみると良いでしょう。

ただし、マッチングアプリ同様に利用者の中に詐欺や犯罪を企んでいる人がいる可能性もあります。

危険性も充分に理解した上で、慎重に利用してください。

 

熟年婚は増えている!メリット・デメリットをしっかり知って新たな幸せを掴もう

今や熟年婚は珍しいことではなくなり、多くの熟年世代が新しい幸せを掴んでいます。

熟年婚を望む人は、サポートするサービスも増えているため積極的に動きだしましょう。

ただし、熟年婚ならではのメリットはもちろんデメリットがあることもしっかり知り、パートナーとの話合いをしっかりしながら進めていくのが大切です。

お互いに心から求め合ってこそ、新たな幸せは生涯のものとして実を結ぶでしょう

 

まとめ
  • 50代・60代の熟年婚は年々増加傾向にある
  • 熟年婚は将来の孤独に対する不安や心配の払拭につながる
  • 介護問題といったデメリットにもしっかり目を向ける
  • 結婚相談所・アプリなど熟年婚の出会いの場は数多くある

 

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