結婚がめんどくさいと感じる男女の理由&後悔しないための対処法とは

結婚を、人生最大の幸せだと感じているカップルは多いでしょう。
しかしその一方で、「結婚なんてめんどくさい」「できればしたくない」と思ってしまう人も中にはいます。
今回の記事では、そんな結婚がめんどくさいと感じている男女の理由と、結婚をしなかった自分の選択に後悔しないための対処法を紹介していきます。
この記事を読んで、結婚について前向きに捉えてみましょう。
Contents
結婚がめんどくさいと感じる男女は少なくない
結婚について、純粋に「幸せな生活が送れそうだから楽しみ!」と感じる人もいますが、「めんどくさい生活が待っていそう」と感じている男女も少なくありません。
実際に結婚を経験した人でも、結婚をめんどくさいと感じている人は多いです。
「MENJOY」が20~50代の既婚者におこなった、「結婚はめんどくさいと思いますか?」というアンケートでは、約7割近い男女が「めんどくさい」と答えています。
このアンケート結果だけを汲み取ると、結婚しない選択が良さそうな気になりますよね。
しかし、同メディアでおこなった「結婚してよかったと思いますか?」という質問では、約9割の男女が「結婚してよかった」と回答しています。
参考元:MENJOY「結婚がめんどくさいと思ってしまったら…男女別に多いめんどうな理由と対処法」
結婚に対して多くの夫婦がめんどくさいと思っていても、それ以上の「幸せ」や「楽しさ」を感じていることがわかるでしょう。
独身を貫くことは決して悪いことではありませんが、結婚という選択肢を外すのは時期尚早かもしれませんね。
【男女共通】結婚がめんどくさいと感じる理由
次に、結婚がめんどくさいと感じる男女共通の理由について紹介していきます。
結婚に対し、人々はどのような点にデメリットを感じているのでしょうか。
自由な時間が少なくなる
結婚がめんどくさいと感じる大きな理由として、自由な時間が少なくなってしまうことが挙げられます。
相手と恋人関係の状態のときは、プライベートな時間は自由に自分の趣味や好きなことを満喫することができます。
しかし結婚をすると、平日も休日も相手と一緒にいることになりますし、家にいても気が休まらないと考える人も少なくありません。
さらに家族が増えた場合、「1人になりたい」「頼むからそっとしておいてほしい」と言ってしまえば、子育てを放棄したと見なされ相手から非難されてしまうでしょう。
たとえ相手のことが好きでも、自分の時間と相手といる時間の両立が難しくなることで、結婚をめんどくさいと感じる男女は多いでしょう。
親戚付き合いが発生する
結婚後、相手側との親戚付き合いがはじまることにめんどくささを感じる人もいます。
パートナーの親戚が濃厚な付き合いを求めている場合、なかなか拒否できるものではありません。
行きたくない集まりに参加することや、頻繁に義両親が遊びにやってきて、対応に追われることもあるでしょう。
もし親戚との相性が悪ければ、接触するたびに「めんどくさい」と思い、苦痛を感じることが多くなるでしょう。
生活スタイルを合わせる必要がある
一人暮らしの場合、どんなライフスタイルで生活しても誰も文句は言いません。
しかし結婚すれば、食事の時間やお風呂の時間、就寝の時間など、さまざまな面で相手の都合に合わせる必要があります。
今までの生活スタイルを変えることに、めんどくさいと感じる男女は多いはずです。
朝型・夜型の違いや食事をする回数など、夫婦で異なる点が多いほど、結婚生活をしんどく感じてしまうでしょう。
【男性編】結婚がめんどくさいと感じる理由
次に、結婚がめんどくさいと感じる理由を男女別に見ていきます。
まずは男性の理由からです。
結婚式の準備が大変
男性の中には、結婚式の準備が大変なことで結婚自体をめんどくさいと思う人がいます。
結婚式をする場合、「会場の手配」「日取りの打ち合わせ」「招待状の送付」「衣装の手配」「プランナーとの打ち合わせ」など、それこそ山のように準備することがあります。
仕事の合間に準備をしなければならず、精神的にも肉体的にも疲れるでしょう。
とくに女性は結婚式を楽しみにしている人が多いため、協力的な姿勢を見せなければ、婚約破棄につながる可能性もあります。
そういった点を考えても、「結婚ってめんどくさいな…」と感じる男性は少なくないのです。
経済的な負担が大きくなる
共働き世帯が増えているとはいえ、まだまだ男性が一家の大黒柱と呼ばれる時代です。
そのため、結婚をすれば、経済的な負担が重くのしかかります。
家賃や光熱水費、食事代がかかることはもちろん、子供が生まれたら学費の工面も必要です。
当然のことながら自由に使えるお金も減りますし、「責任を負うのが嫌だ!」と思う男性は、結婚をめんどくさいと感じてしまうでしょう。
他の女子と遊べなくなる
結婚してしまうと、奥さんや子どものことを考える必要があるため、他の女子と遊べなくなります。
肉体関係をもつことはもちろんNGですし、気軽に2人で食事にも行けなくなるでしょう。
しかし、女の子が大好きで「まだまだ遊び足りない!」と思っている人たちは、結婚によって縛られることにめんどくさいと感じてしまいます。
また、既婚者になれば誘いに乗ってくれる女子も減ってしまうので、フリーでいたがる男性もいることでしょう。
【女性編】結婚がめんどくさいと感じる理由
次に、女性が結婚をめんどくさいと感じてしまう理由を見ていきましょう。
家事の負担が増える
家事の負担が増えることから、結婚をめんどくさいと感じる女性は多いです。
一人暮らしの場合、自分の身の回りのことがある程度できれば、問題なく生活することができます。
たとえ洗い物が溜まっていたとしても、誰かに怒られるようなこともありません。
しかし、結婚するとなると、男性の分も家事をする必要があります。
毎日の洗濯物はもちろん、Yシャツのアイロンがけも日課になるかもしれません。
男性が一家の大黒柱と呼ばれるように、未だに「女性が家事をするのは当たり前」という考えをもっている人は少なくありません。
「なんで女性だけ?」「不公平だよ」と感じてしまう女性は多いでしょうが、結婚によって家事の負担が増えることは珍しいことではないのです。
妊娠したら仕事を休む必要がある
結婚をして妊娠した場合、仕事を長期間休む必要も出てきます。
社会人女性にとって、働き盛りのときに妊娠してしまうのは避けたいと感じる人は少なくないでしょう。
また、休職手続を取るのもめんどくさいですし、忙しい職場なら休職にいい顔をされないこともあります。
そのため、「仕事を休んでまで結婚をするメリットはあるのかな?」と考える女性もいるのです。
改姓するときの手続き
結婚する際の改姓手続きも、女性がめんどくさいと思う理由です。
日本では嫁入り婚が多いため、入籍を機にほとんどの女性が男性側の苗字に変更しています。
そのため、運転免許証・マイナンバー・預金通帳・保険証など、さまざまなものを名義変更しなければなりません。
また、婚姻届けを提出した後、すぐに手続きをしなければならないものもあります。
仕事が忙しい場合、予定を空けるのも手間ですね。
後悔したくない!結婚をめんどくさいと感じる人の対処法
結婚をめんどくさいと感じた場合、すぐに独身を貫くことを決意するのは時期尚早です。
夫婦になって幸せを感じている夫婦は山ほどいます。
ここでは、結婚をするか否かの判断で後悔しないための対処法を紹介していきます。
結婚がめんどくさいと感じる理由を明確にする
漠然としたイメージから、「結婚はめんどくさい」と感じている人もいるでしょう。
では、具体的に何がめんどくさいのか、理由を明確にしましょう。
具体的な理由が分かれば、解決策も自然と見つかるはずです。
たとえば結婚式が嫌な場合、2人で相談して式は挙げない・写真だけ撮影するといった対処ができます。
解決策が見つかれば、めんどくさいという気持ちも少しは軽減できるかもしれません。
自分の老後を想像してみる
結婚をめんどくさいと感じている男女は、自分が老人になったときのことを想像してみましょう。
今の友達とも疎遠になり、部屋に引きこもる生活が待ち構えている可能性があるので、老後の一人身は想像を絶するほど孤独かもしれません。
また、介護が必要なほど弱ってしまったとき、お金を払うのも老人ホームの手続きをするのもすべて自分です。
結婚をしない選択をとれば、老後は孤独との戦いになることが考えられるのです。
両親の気持ちを考えてみる
結婚について両親はどう思っているのか、考えてみましょう。
どんな親も、可愛いわが子には幸せを掴んでほしいと思っているものです。
子供がめんどくさいからと結婚を諦め、1人で生きていくことを選んだら、きっと悲しむでしょう。
口には出さなくても孫の顔を見ることができないため、寂しさを感じる両親もいるはずです。
また、あなたの両親は結婚には幸せとともに苦労があることを理解しています。
そんな彼らが「結婚はした方がいい」「誰かと一緒になりなさい」と言うなら、結婚について真剣に考えるべきでしょう。
周りにいる既婚者に話を聞いてみる
結婚がめんどくさいと思う人は、知り合いの既婚者女性・男性に話を聞いてみましょう。
「プロポーズは嬉しかった?」「結婚して良かったことは?」と何でもいいので質問をすれば、どんどん答えてくれます。
実際にリアルな声を聞くと、「他の人はこんな風に考えるんだ」「意外と幸せそうだな」と、自分の抱いていた偏見に気がつきます。
結婚はめんどくさいという考えが、少しでも変わるかもしれませんよ。
素敵な異性との出会いを探してみる
結婚に対してめんどくささを感じるときは、素敵な異性を見つけるのもいい解決策かもしれません。
たとえば、婚活アプリや婚活パーティーなどのサービスを使って、出会いを探してみるのがおすすめです。
また、自分で探すのがどうも不安…と感じるなら、結婚相談所にいる婚活カウンセラーに相談する方法もあります。
「この人となら幸せになれる!」「むしろ結婚が楽しみ!」と思える人と出会えれば、結婚までの道のりはグッと近くなるでしょう。
結婚のメリットに目を向けることも後悔しないポイント
結婚をすることに対してめんどくさいと思っている人は、どうしてもデメリットに目がいきがちです。
実際に、相手のライフスタイルに合わせていくことや、経済負担・家事の負担がのしかかることは覚悟する必要があるでしょう。
しかし、結婚をするメリットもたくさんあります。
もしあなたが病気で倒れたとき、老後を迎えたとき、パートナーがいれば助かる部分は必ずあるでしょう。
何よりも好きな人と共に生きる喜びを味わえることは、結婚する醍醐味です。
結婚をめんどくさいと思っている人は、結婚のメリットにもしっかり目を向けて、この先どうするか決めましょう。
後悔しない選択をしてくださいね!
- 結婚にめんどくさいという気持ちを抱く既婚男女は約7割もいる
- 結婚がめんどくさいと感じる男女共通の理由には、生活スタイルが変わる・親戚付き合いが発生する・自分の自由に使える時間がなくなることが挙げられる
- 未婚男性が結婚をめんどくさいと感じるのは、結婚式の準備がめんどくさい・他の女子と恋愛できなくなることなどが理由として挙げられる
- 未婚女性が結婚をめんどくさいと感じるのは、妊娠したら仕事を休む必要があることや、家事の負担が増えることなどが理由として挙げられる
- 結婚がめんどくさいと感じたときの対処法として、周りの既婚女性・既婚男性に話を聞いてみたり、婚活アプリなどのサービスで素敵な異性を探したりすることがおすすめ