好きじゃない人と結婚するのはアリ?幸せをつかむための後悔しない判断基準
男性でも女性でも、好きな相手との結婚を望んでいることが大半でしょう。
しかし「好きじゃない人との結婚」でも幸せになれるケースがあります
今回の記事では、好きじゃない人と結婚する理由や幸せをつかむための判断基準を解説していきます。
夫候補・妻候補の幅を広げたいなら、ぜひチェックしてみてください。
Contents
好きじゃない人と結婚した人の割合
ニュースサイト『Sirabee』が婚姻経験のある20代〜60代男女におこなった調査では、「好きではない相手と結婚したことがある」と答えた人の割合は全体の16%でした。
また、年代別に見ると20代が最も多く、若い人ほど愛情よりも結婚という形式にこだわる傾向にあることがわかります。
参考元 | Sirabee「悲劇!「全然好きじゃなかった婚」した人の割合とは…」 |
人によって理由はさまざまでしょうが、大して好きじゃない相手との結婚を選ぶ人はそれなりに存在するといえるでしょう。
恋愛感情が湧かない恋人と付き合っている人は、そうした人たちの体験談や夫婦関係などを、よく精査する必要があるかもしれません。
好きじゃない人と結婚する主な理由
まずは好きじゃない人と結婚する主な理由について見ていきましょう。
以下の内容をチェックすれば、視野を広げることができるはずです。
妊娠をしたから
好きじゃない人との結婚を決める理由として、第一に考えられるのが『妊娠』です。
いくら好きではない相手でも、妊娠してしまった以上は責任が生じます。
子供のことを考えて結婚する人は少なくありません。
とはいえ、相手のことを知らないまま結婚すれば結局、別れてしまう可能性が高いです。
妊娠だけを理由に結婚するのは危険でしょう。
子供がほしいから
子供がほしいから好きじゃない人との結婚を決めた、というパターンもあります。
妊娠や出産にはタイムリミットがあるもの。
それゆえにリスクが少ない年齢のうちにと、愛情より結婚を優先する人がいるのです。
結婚相手を選り好みしていると妊娠適齢期だけでなく、婚期を逃す恐れがあります。
さまざまな焦りから好きじゃない相手との結婚を決めるケースは、意外と少なくないでしょう。
自分ひとりの収入では不安があるから
自分ひとりの収入では不安がある、という経済的理由から好きじゃない人と結婚に至る場合もあります。
なんだかんだで、収入の安定した相手と結婚すれば経済的な不安は解消できます。
とくにアルバイトや転職続きの人は、「結婚」で安心感を得たいという人が多いでしょう。
問題なく生活していくために、好きじゃなくても経済力のある人と結婚するパターンがあるのです。
(男性の場合)女性が家庭的だから
男性の場合、家庭的な女性であればそれほど好きじゃなくても、結婚を決めることがあります。
とくに妻ができたら家事を任せたいと考えている亭主関白な男性は、家庭的な女性との結婚を意識しやすいものです。
家事のスキルが低い妻との結婚生活は、夫側の負担が増えることは想像に難くありません。
結婚相談所や婚活パーティーでも、女性が家庭的かどうかをチェックする男性は多いです。
家庭的であれば好きじゃない人と結婚しても、幸せをつかめる可能性があるでしょう。
(女性の場合)男性のステータスに魅力を感じたから
女性の場合、男性のステータスに魅力を感じると、それほど好きじゃなくても結婚を決めることがあります。
社会的地位の高い職業に就いていたり学歴が高かったりと、友達や家族に自慢できるような男性をパートナーとして選ぶのです。
ステータス高めの男性なら妥協して結婚しても、いろいろな意味で幸せになれるかもしれませんね。
好きじゃない人との結婚を後悔するタイミング
好きじゃない人と結婚すると、その後の生活で不満を感じてしまうことがあるものです。
ここでは、好きじゃない人との結婚を後悔してしまうタイミングを紹介します。
パートナーを異性として見れないとき
好きじゃないパートナーを異性として見れないときに、結婚を後悔してしまう人は少なくありません。
愛情がない相手であれば異性として見れないのは当然でしょう。
ドキドキしないパートナーとの夫婦生活が苦痛になり、離婚の二文字が頭をよぎるのです。
不倫願望が芽生えたとき
結婚をすれば、お互い夫婦としてのルールは守らなければいけません。
しかし好きじゃない人と結婚した場合、不倫願望が芽生えてしまう可能性は高いです。
違法行為ですから、不倫に走ることは許されません。
好きな人ができたときは、「この人ともっと早く出会えていたら…」と結婚自体を後悔してしまうでしょう。
結婚生活に苦痛を感じたとき
結婚生活がはじまれば、起床・就寝時間や食事、入浴などパートナーに合わせなければならない場面が多々あります。
好きな相手であれば何でもないことでも、好きじゃない人が相手だとイライラすることもあるでしょう。
結果として、生活を共にすること自体が苦痛になり、結婚を後悔しはじめてしまうのです。
仮面夫婦を演じはじめたとき
好きじゃない人と結婚して愛情が芽生えなかった場合、仮面夫婦になる可能性が高いです。
「愛する人のためならいろいろしてあげたい」という思いやりも、好きじゃない人がパートナーだとなかなか湧きません。
表面的な夫婦を演じるしかなくなると、心身は疲弊するでしょう。
仮面夫婦を演じることに疲れてしまえば、結婚自体を後悔せずにはいられません。
好きじゃない人との結婚生活で幸せを感じるポイント
好きじゃない人との結婚は、意外とマイナス要素ばかりではありません。
恋愛結婚にこだわる人は多いでしょうが、お見合い結婚や友達婚で幸せをつかんだ夫婦もいます。
続いては、好きじゃない相手との結婚生活に幸せを感じるポイントを見ていきましょう。
気を使う必要がない
好きじゃない人と結婚した場合、変に気を使う必要がありません。
「相手に嫌われたくない」「幻滅されたくない」と気張る必要がないので、自然体のまま結婚生活を送れるでしょう。
だらしない部分を堂々と見せられるのは、大きなメリットかもしれませんね。
ひとりの時間を楽しめる
好きじゃない人との結婚は、ひとりの時間を楽しめるというメリットがあります。
とくにお互い恋愛感情がない場合は、相手のことに干渉しようという気持ちが薄いため、それぞれのペースでプライベートを過ごすことができます。
結婚はしたいけど、ひとりの時間も必要と考えている人は、それほど好きじゃない相手と結婚したほうが快適かもしれません。
経済的な安定を得られる
恋愛感情がなくても経済力のある相手と結婚すれば、幸せをつかめる可能性があります。
収入が不安定だったり低収入だったりすれば、生活を一人で続けるのは非常に辛いもの。
しかし、好きじゃないパートナーでも収入がしっかりしていれば、経済的・心理的な安定を得られるでしょう。
相手が生活や心の支えになっていることを実感すれば、良好な夫婦関係を築けるはずです。
好きじゃない人と結婚して後悔しないための判断基準
結婚願望と恋心、どちらを優先すべきか悩んでしまうと、なかなか前に進めません。
恋愛感情が湧かない恋人との結婚を検討しているなら、一度冷静になりましょう。
最後に、好きじゃない人と結婚して後悔しないための判断基準を解説していきます。
相手の価値観をチェック
結婚生活を問題なく送るためには、まず相手の価値観をチェックすることが重要です。
自分と価値観が違いすぎる相手であれば、いくら好きでも結婚生活でストレスが溜まってしまうでしょう。
好きじゃない相手との結婚であればなおさらです。
お金の使い方や衛生観念などの価値観が似ている相手であれば、恋愛感情が湧かなくても家族として上手くやっていけるでしょう。
相手のトラブル時の対応をチェック
結婚後に後悔しないためには、相手のトラブル時の対応をチェックしておきましょう。
飲食店での会計ミスやタクシーで道を間違えられるなど、何かトラブルがあったときに声を荒らげる人は要注意です。
結婚生活は常に順風満帆とはいきません。
夫婦で力を合わせて乗り越えなければならない場面は多々あります。
にもかかわらず、相手が小さなトラブルで怒ったりパニックになったりするなら、結婚後の生活で苦労させられる可能性が高いです。
相手の親御さんとの相性をチェック
好きじゃない人との結婚を後悔しないためには、相手の親御さんとの相性も重要です。
結婚すれば相手の家族とも無関係ではいられません。
何かと関わらなければいけない人たちと相性が悪ければ、好きじゃない人との結婚生活は辛いものになってしまいます。
逆に、相手の親御さんとの相性が良ければ、問題なく結婚生活を送れる可能性が高いです。
結婚前にはパートナーの両親と積極的に接して、相性をチェックしましょう。
相手の生活リズムをチェック
一緒に暮らす以上、パートナーと生活リズムが合うかどうかは非常に重要です。
好きじゃない人との結婚を考えているなら、相手の生活リズムはしっかりチェックしておきましょう。
寝る時間や食事の時間がバラバラなのは、思っている以上にストレスになるものです。
恋愛感情がない夫や妻に合わせるとなると、イライラが募る可能性大でしょう。
結婚前に同棲を体験しておけば、相手の生活リズムを把握することができます。
好きじゃない人との結婚を後悔したくないのなら、半同棲を提案してみてください。
子供が欲しいかどうかをチェック
結婚するなら子供の問題を避けて通ることはできません。
子供が欲しくて結婚するのに、もし相手が欲しくないタイプだったらトラブルの元です。
好きじゃない相手と結婚するなら、子供が欲しいかどうか、子育ての条件などをしっかり聞いておくことをおすすめします。
好きじゃない人との結婚に焦りは禁物!
独身生活が長くなると、生活への不安や周囲からのプレッシャーによって、恋愛を楽しむよりも結婚を優先して考えるようになる人もいるでしょう。
好きじゃない相手であっても結婚を考えたいなら、とにかく焦らないことが大切です。
焦って結婚してしまうと、後悔することになりかねません。
結婚生活への不満から浮気に走ったり仮面夫婦になったりと、幸せをつかめなくなる可能性が高いです。
好きじゃない人との将来を考えているなら、生活を共にするパートナーとしてふさわしいかどうか冷静に見極めましょう。
- 好きじゃない相手と結婚する理由としては、妊娠や経済的不安などが挙げられる
- パートナーを異性として見れなかったり、不倫願望が芽生えたりすると好きじゃない人との結婚を後悔する可能性が高い
- 気を使う必要がない・経済的安定が得られるなど、好きじゃない相手との結婚にもメリットはある
- 好きじゃない人との結婚を後悔しないためには、相手の価値観や生活リズムなどを事前にチェックすることが大事