結婚を決めた理由はなに?【男女200人に聞いた】決め手やエピソードを紹介
漠然と結婚願望はあるものの、何を決め手にしたらいいかわからないと悩んでいませんか?
そもそも、交際期間や年齢などさまざまな要素がある中で、一体何を基準にみんな結婚を決めているのでしょうか。
そこで今回の記事では、男女200人へのアンケートをもとに結婚を決めた理由やエピソードについて紹介していきます。
Contents
結婚までの交際期間はどのくらい?
既婚男女200人に結婚までの交際期間についてアンケート調査したところ、約43%が「付き合って1年〜2年」「付き合って2年〜3年」の時期に集中していました。
多くの人が、付き合ってから1年以上3年以下の時期に結婚を決めることがわかります。
中には5年以上かけて結婚を決める人や、わずか半年で結婚を決意する人もいますがこちらは少数派。
もちろん自分たちのタイミングで決めるのが一番ですが、将来的に結婚を考えているのなら交際1年〜3年を目途にしておくとよいかもしれません。
結婚を決めた理由・エピソードを紹介
結婚を決意させるのは相性なのかそれとも別な理由なのか、未婚者にとっては気になるところです。
そこで、既婚男女200人を対象に「結婚の決め手」について聞いてみました。
やはり「居心地のよさ」や「価値観・性格の一致」といった相性面の理由が目立つ一方、「子どもがほしい」「結婚適齢期の意識」といった精神的な要因もそれなりにありました。
以下、ランキング順に具体的なエピソードを見ていきましょう。
居心地がいい
結婚の決め手に居心地の良さを選択する男女は多く、とくに女性のほうが求める傾向が強いようです。
- 「ある日、仕事で失敗して夜に一人で遠くに出掛けました。その時に電話で逃げるなと叱られたことで、この人は信用できると思いました。(男性/30代)」
- 「一緒にいてとても安心できたので結婚をしようと思った。(男性/30代)」
- 「アプリでの出会いは不安だったが、会った途端いい人だと一目見てわかったのですぐに結婚を決意できた。(女性/20代)」
交際期間や直感的なもの
交際期間・直感的なものが後押しになり、結婚に一歩踏み込むのも自然な流れですね。
- 「お互いが成長できると感じたこと 同棲していて特に苦はなかったこと。(男性/30代)」
- 「3年くらい経つ頃になんとなく話が出て特にイベント感なく入籍した。(女性/30代)」
- 「妻の気の強さに辟易していましたが、最終的に妻に押しきられました。(男性/40代)」
価値観や性格が合う
結婚するということは生涯をともにするということ。
価値観・性格が合うかどうかは重要なポイントになります。
- 「同棲する前からパートナーの価値観は自身と似ているなと感じていましたが、同棲してみるとより一層価値観が酷似していて一緒に暮らしていても気疲れせず自然体で暮らせたのでパートナーと結婚しても大丈夫だなと確信し結婚を決めました。(男性/30代)」
- 「出会った時からお互い運命的なものを考えていて、付き合って2年目ぐらいで本格的に結婚を意識し始めました。1年ほど遠距離だったのですが、コロナ禍で一緒にいられることを優先し結婚しました。(女性/20代)」
- 「同棲中に私がインフルエンザになったとき、アパートでは隔離生活が難しいため、彼に実家に帰って貰った(車で10分くらいの場所)。その間、毎日仕事の行き帰りに、遠回りしてアパートに来て、暖かい飲み物や食べ物を届けてくれて、この人となら辛いときでも一緒に頑張れるなと感じた。(女性/30代)」
結婚適齢期を感じた
男女ともになんとなく世の中的に結婚適齢期と呼ばれる年齢があります。
「そろそろ結婚するのにいい年かな」と思ったときに結婚に踏み切るカップルも多いです。
- 「マッチングアプリで知り合った女性と結婚しました。私は当時20代でしたが相手が30代だったとこもあり、結婚するか別れるかどちらかの選択をそろそろ決めないといけない時期に来ていました。今後も彼女との人生を歩んでいきたいと思ったため結婚しました。(男性/30代)」
- 「相手の年齢が30歳を迎えることもあり、プロポーズした。(男性/30代)」
- 「結婚適齢期になり、周囲の友達が結婚していきました。 私も焦りを感じ、一生独身も困るので結婚を決意しました。(女性/30代)」
子どもがほしい
子どもを望む人であれば、結婚=子どもと考えている人も少なくありません。
- 「病気になったときに本気で心配してくれた彼女を見て結婚を決めました。(男性/40代)」
- 「相手も早く子どもが欲しくて早く結婚したかったため目標に対するスピード感も合致しました。(女性/20代)」
親を安心させたい
自分のことを一番に考えてくれる親を安心させたいがゆえに結婚する人もいます。
プレッシャーに思うこともありますが、いい後押しになる可能性もあるでしょう。
- 「妻の母親が今後どうするのか話をしに来た。(男性/40代)」
- 「自分も相手も親からのプレッシャーがあったので、年齢的に「そろそろ結婚しようか」という流れになった。(女性/30代)」
将来が想像できた
恋人との将来が想像できたときに「結婚相手はこの人!」と決まるようです。
将来が過(よぎ)るかどうかは大切なポイントになりますね。
- 「子宮に問題がある彼女が生理が遅れていたが、違うとがっかりかっりするので、自分で検査して陽性だったので、黙って産婦人科に行って、子供が出来たと帰宅するなり、写真をみせてくれて、大喜びしました。両親に挨拶して、即籍をいれました。(男性/30代)」
- 「一緒にして価値観が合ったり、言うことが一緒だったりすることがよくあり、この人と結婚したら幸せになれると思った瞬間です。(女性/30代)」
社会的信用のため
結婚しているかどうかが、社会的信用に繋がることもあります。
本来、結婚しているからといってその人の印象が変わるものではないのですが、どこか世間体に響く可能性も少ないのです。
- 「本当に自分が結婚したいのか分からない状態だったけど、いつか結婚するものだと世間体なども考えていたのが一番だったかもしれない。(女性/30代)」
- 「悩み事を一緒に解決できると確信したとき、覚悟を私なりに決めました。(男性/40代)」
運命的なものを感じた
自分なりの運命的なものを感じたとき、俗にいうビビビ婚になりやすいです。
この場合、出会って結婚までのスピードはすごく早いです。
- 「顔とスタイルがタイプなので決断しました。(男性/20代)」
- 「自分がバツ一で再婚だったが、自分を幸せにすると言ってくれた。(男性/40代)」
結婚を決めたときに確認しておきたいコト
結婚はふたりの気持ちだけではうまくいかない部分も少なくありません。
そこで、結婚を決めたときに確認しておきたいコトについて知っておきましょう。
お金について
結婚を決めたなら、今後の生活費や貯蓄の仕方などの「お金」について確認しておくことをおすすめします。
結婚後の生計は一緒にするのか、奨学金などの返済すべきお金はあるか、どのくらい生活費として使えるのかなど、生活していくために確認すべき点はたくさんあります。
あとあとトラブルにならないためにも、結婚前に十分話し合っておきましょう。
家族や交友関係について
結婚相手の家族や交友関係は、事前にしっかり確認しておきましょう。
結婚すれば相手の家族や友人と無関係というわけにはいきません。
たとえば、借金癖のある家族や困った友人がいる場合、結婚後に巻き込まれる可能性があるからです。
相手の人間関係を把握し、上手く付き合っていけそうかどうか判断することも大事です。
生活について
結婚前にはお互いの生活スタイルを把握しておくことが大事です。
一方が潔癖でもう一方がずぼらな場合、そこを知らずに結婚生活に入ってしまうと必ずトラブルが発生してしまいます。
結婚すれば大丈夫とは思わずに、きちんと結婚前に生活についてのすり合わせを進めておくことをおすすめします。
お互いのことをもっとよく知りたいのなら、結婚前に同棲してみるのも1つの手です。
仕事について
結婚を決めたら、結婚後の仕事についてよく話し合っておく必要があります。
結婚しても仕事を続けるのか、もし一方が転勤になったらどうするのかなど、お互いのキャリアや収入に関わる大切な問題なので、あらゆる可能性についてシミュレーションしておいたほうがよいでしょう。
また、将来的に独立するといった展望がある場合も、しっかり相手に伝えることが大事です。
みんなの結婚を決めた理由や交際期間を参考に自分たちのタイミングを見つけよう!
夫婦となる相手には安心感を求めるという人がいる一方、経済力を重要視する人もいるなど、結婚を決める理由はひとそれぞれです。
しかし、人生のターニングポイントである「結婚」に慎重になるのは当たり前のこと。
結婚したいという気持ちがあっても「決め手」や「きっかけ」がないと前に進めないこともあるでしょう。
そんなときは、既婚者の結婚を決めた理由や経験を参考にしてみるのもアリです。
自分たちのペースを大切に、結婚のタイミングや準備を進めていってくださいね。
- 付き合ってから1年~3年の間に結婚するカップルが多い
- 居心地のよさや価値観の一致などが結婚の決め手として目立つ一方、結婚適齢期や親を安心させたいといった外的・精神的要因が決め手になる人もいる
- 結婚を決めたら、お金のことや交友関係、生活スタイルや仕事について事前に話し合うことが大切