結婚前提のお付き合いって何?真剣交際の注意点や付き合い方を完全解説

近い将来結婚したいと思っている男女の交際では、「結婚前提のお付き合い」はよくあることです。
しかし、いざ結婚前提の交際といわれても、普通の恋愛とどう違うのか、注意点はあるのかなど気になりませんか?
そこで今回の記事では、結婚前提とした真剣交際の付き合い方について完全解説します。
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結婚前提のお付き合いの意味
結婚前提のお付き合いとは、付き合っている2人がいずれ結婚することが事前に約束・確定しているお付き合いのことです。
プロポーズや婚約はしていないものの、お互い結婚できる状況が整ったら、いつでも結婚できる交際を意味します。
交際している2人の結婚への本気度がとても高いことが特徴です。
お互いの親や家族も2人の結婚前提の関係を公認している場合が多い傾向にあります。
結婚前提に付き合ったカップルの実態
結婚前提に交際をしているカップルは、実際に結婚まで進んでいるのでしょうか?
その実態について紹介していきます。
結婚したカップルの割合
マイナビウーマンのアンケート調査では、結婚した相手が結婚を前提に付き合った人かどうかの質問について、以下のような結果が出ています。
- 結婚を前提に付き合った人 64.47%
- 結婚前提に付き合った人ではない 35.53%
参考元:https://woman.mynavi.jp/article/170326-17/4/
やはり結婚前提の交際は結婚に至りやすいことがわかりますね。
別れたカップルの割合
一方で結婚を前提に付き合っていたにも関わらず、別れてしまうカップルもいます。
同じ調査で、「結婚を前提に付き合ったのに別れた経験はあるか」という質問では、このような結果となっています。
- ある 34.77%
- ない 65.23%
参考元:https://woman.mynavi.jp/article/170326-17/3/
結婚前提に付き合っていても、別れてしまったカップルはなんと約3割も…。
理由としては、マリッジブルー・価値観の不一致・親の反対などが多いようです。
結婚前提でお付き合いをするときの注意点
結婚前提でお付き合いをしていたのに別れてしまった、ということにならないように注意点を挙げていきます。
お互いの気持ちをしっかり確かめる
結婚を前提とした付き合いをする前に、お互いの気持ちをしっかり確かめておくことが大事です。
本当に心からいずれ結婚したいと思っているのか、一度本音で話し合うことがポイントです。
交際期間が長くなると気持ちが変化することもあるので、定期的にお互いの気持ちを確かめて将来の意思を確認するのがいいでしょう。
決断する期限を決めておく
いずれ結婚すると約束をしていても、具体的に期限が決まっていないとズルズルと先延ばしになって実現が遠のいていく可能性大です。
そのため、「いつか結婚しようね!」というフワッとした約束ではなく、いつ頃までに結婚するのか決断する期限を決めておくことをおすすめします。
社会人の2人なら社会人生活が落ち着き、仕事が軌道に乗るまでと決めてもいいですし、付き合って◯年後には婚約期間を設けて最終的に結婚すると決めてもいいでしょう。
同棲を視野に入れる
結婚前提にお付き合いを進めるなら、同棲を視野にいれることも大事なポイントです。
一緒に暮らすことでこれまで気づかなかった2人の価値観や金銭感覚の違いを知ることができます。
この同棲期間が、相手の本来の姿を結婚前に見極められるタイミングです。
相手に同棲を検討している気配がない場合、将来結婚するという意思が弱いのかもしれません。
決して焦らない
結婚を急ぐあまり焦ってしまえば、相手の負担となって上手くいかないことがあります。
とくに女性は出産や育児を理由に、男性側より結婚を焦る傾向があります。
しかし、男性心理としては、「結婚前提で付き合ったとしても、タイミングをみて計画的に進めたい」と思う人が多いです。
お互いが焦らずに、結婚まで心や生活の準備を進めていくことが大切です。
結婚前提のカップルにおすすめの付き合い方
それでは、結婚前提のカップルにおすすめな付き合い方を紹介していきます。
結婚を実現するためにも、しっかり押さえておきましょう。
ドキドキした恋愛だけを求めない
結婚前提の付き合いでは、交際しはじめのドキドキとした気持ちの高揚感をいつまでも求めすぎないことが大切です。
結婚となれば長い人生を共にするわけです。
交際が長くなると付き合いにマンネリを感じることがあるかもしれませんが、「一緒にいて安心できる」という関係こそが結婚には必要不可欠だったりします。
いつまでも刺激のある恋愛を追い求めてばかりでは、生涯独身で生活を送る可能性大です。
相手の短所に目を向ける
恋は盲目…という言葉があるように、恋愛中のカップルは相手の良い部分に目を向けがちです。
しかし、長所だけでなく相手の短所にも目を向けて、受け入れられるかどうかを判断するのも上手に交際を続けていくポイントです。
言葉遣いや生活態度など自分の価値観とは違う態度を相手が示したとき、結婚相手として付き合っていくべきかをしっかり検討してみてください。
どうしても気になる部分は直してもらったり、受け入れられる部分は目をつぶる努力も必要です。
お互いに貯金をする
結婚して新しい生活をはじめるには、それなりの金額がかかります。
さらに子供がほしいカップルなら、出産・育児にも相応の費用がかかることを覚悟しなければなりません。お互いが貯金ゼロの状態では、結婚してから厳しい生活が待っている可能性が高いです。
結婚前からお互いが貯金を貯めておくと、よりスムーズに結婚の準備を進められますよ。
相手家族に何度か会う
結婚を決断する前には相手家族に何度か必ず会って、お互いの相性を確認することも大切です。
結婚すると相手の親や兄弟とも、自分の家族になるわけです。
そのため、相手の家族と不仲になってしまうと、結婚することを猛反対されて、スムーズにいかないケースがあります。
早めに家族との相性をみて、上手くやっていけそうかどうか見極めることも大事です。
【事例】結婚前提としたカップルが別れる原因
結婚前提で付き合っていても中には別れてしまうカップルもいます。
事例を参考に結婚前提のカップルが別れる原因を見てみましょう。
価値観が合わなくて…
別れる原因でもっとも多いとされるのが価値観の違いです。
とくに重要になるのが金銭感覚。
結婚前に同棲をしたら、相手のお金遣いが想像以上に荒く浪費癖があったことを知れば、結婚前提の付き合いを終わらせたいと思うのは当然のことです。
相手のダメな部分が許せなくて…
付き合っている間に相手の浮気が発覚したなんてことも破局の原因になります。
以前から女性遊び癖があった男性は、なかなか行動を変えることができないこともあります。
それは女性も同じです。
そんなダメ男やダメ女の嫌な部分を許せず、婚約して結婚間近であっても別れを選ぶカップルは珍しくありません。
しかし、婚約破棄となれば理由によっては慰謝料の請求が発生する…なんてこともあるので注意しましょう。
親に猛反対されて…
どちらかの親に反対されて別れざるをえないカップルもいます。
相手の職業や人柄などに納得ができず、親から猛反対を受けて心が折れてしまったカップルは、意外といます。
しかし、男性は信用されるように仕事を頑張ったり、女性なら料理の腕をあげて相手の親に食事を振舞ったりして信用を得ることもできます。
時間はかかりますが、一生懸命アピールを続けていれば、相手の親の心に届く可能性はゼロではありません。
結婚前提なら計画性のあるお付き合いをしよう!
結婚前提の付き合いができる相手に出会えたのは、実はとてもラッキーなことです。
その幸運を逃さないように結婚まで計画性のある付き合いをすることが大切です。
結婚してから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないように、交際期間中からお互いのことを理解し合い、結婚や生活資金を考えて行動しましょう。
親や周囲の人から祝福されるような結婚を目指して、努力を続けていくことが大事です。
- 結婚前提に付き合うカップルの約6割は結婚する
- 結婚前提に付き合うなら、決断する期限を決めておく・焦らないなどの注意が必要
- 結婚する前には、お互いの価値観や金銭感覚などを把握することが大切