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結婚に妥協は必要?妥協していい条件と妥協してはいけない条件とは

 2021/01/06 婚活
この記事は約 10 分で読めます。

婚活疲れを感じている人は、ある程度の妥協点を見つける必要があるかもしれません。

結婚相手に求める条件が高すぎると、出会いを狭める原因になってしまいます。

とはいえ、幸せな夫婦生活を送るには、妥協してはいけない部分があるので要注意です。

今回の記事では、結婚するときに妥協していい条件と妥協してはいけない条件について解説していきます。

 

結婚するときに妥協した点はありますか?

そもそも、どのくらいの人たちが結婚する際に妥協しているのでしょうか。

Q.結婚するときに妥協した点はありますか?

  • ある…77人(男性33人・女性44人)
  • ない…123人(男性67人・女性56人)

※ハッピーライフ調べ(成人男女200人対象)

成人男女200人にアンケート調査をしたところ、結婚するときに妥協した点が「ある人」は全体の約4割、「ない人」は約6割を占めていました。

妥協していない人が多数派ではあるものの、妥協した人の数が4割近くもいることは決して無視できません。

すべてのカップルが、100%相手の条件やスペックに納得しているわけではないのです。

多くの人が「妥協する=不幸な結婚」と考えがちですが、幸せをつかむことはできます。

反対に、すべての条件が理想通りであったにもかかわらず、離婚に至ってしまうパターンも珍しくはありません。

幸せな結婚を叶えるためには、何を妥協して何を重要視すべきなのか、しっかり見極めることが大切です。

 

結婚するときに妥協した点はどこですか?

結婚に妥協した人は少なくありませんが、実際にパートナーのどんなところを受け入れたのでしょうか。

続いては既婚者対象のアンケート結果をもとに、妥協点を具体的に紹介していきましょう。

 

容姿

「自分の立場は置いておいて、顔や見た目が理想とは違いました。そこは妥協したと思います。」(女性)

「顔面がばっちり好みではなかったが、妥協しました。」(男性)

「もっと高身長の男性が良かったです。」(女性)

理想の結婚相手を考えるとき、容姿は人によって重要な条件かもしれません。

しかし身長やスタイル、顔のタイプなど、自分好みにぴったりの相手を見つけるのはなかなか難しいものです。

とくに身長〇〇cm以上、アイドルの〇〇似といった具体的な条件であるほど、当てはまる人は少なくなってしまいます。

見た目はたしかに気になる部分ではありますが、ある程度妥協したほうが出会いの幅は広がるものです。

いざ結婚生活に入れば、「見た目は気にならなくなった」という声も少なくありません。

結婚相手に完璧な容姿を求めすぎるのはやめるべきでしょう。

 

金銭面

「結婚する時点で貯金や資産がある程度あるかどうかです。全く貯金もない相手だったので苦労しました。」(女性)

「収入が安定していなかったのですが、それは2人であれば何とかなると考えました。」(女性)

「相手の収入。本当は自分より多い人が良かったです。」(女性)

結婚においてお金の面はかなり重要です。

無職で今後も働く気がない、浪費家で貯金がないという場合は、最低限度の生活を維持できなくなるかもしれません。

しかし、高収入の相手ばかりを探していると、良縁を逃してしまう可能性があります。

金銭管理ができ働いている人であれば、自分も稼ぐことで結婚生活は何とかなるパターンがほとんどです。

もちろん生活費の最低ラインはあるものですが、金銭面については2人でよく計画を立てつつ妥協点を見つけると、幸せな結婚をつかめるかもしれません。

 

内面

「怒ると言葉遣いが汚くなる点。」(男性)

「気が弱く、男らしくないと思うところ。Noと言えない性格。」(女性)

「優柔不断なところがありましたが、そこを妥協しました。」(女性)

一緒に暮らすことを考えると、結婚相手の内面に妥協するのは危険なように思えます。

ところが、相手の性格に妥協したという既婚者は意外と多いです。

例えば、気弱である・優柔不断であるといった程度であれば、自分次第で相手をフォローすることが可能でしょう。

とくに理想通りでないとしても、話し合いが可能な性格なら、結婚生活にマイナスな影響を与えることは少ないようです。

 

実家との関係性

「義両親との敷地内同居。」(女性)

「結婚当時、夫の父親が無職だったので結婚したら夫の父親との同居が必須でした。そこを妥協しました。」(女性)

「義両親と合わない。」(女性)

結婚後は相手の家族を無視することはできません。

義父母や義兄弟姉妹との関係性は、結婚生活に大きな影響を与えるからです。

とくに「同居」が条件となると、二つ返事でOKできる人は少ないでしょう。

しかし、アンケート調査では別居が希望ではあるものの同居で妥協した、という既婚者の体験談がいくつか寄せられていました。

義両親と相性が悪い問題はありますが、この場合は上手くいなせるタイプの人であれば譲歩できるようです。

 

家事スキル

「料理上手ではなかったところ。」(男性)

「部屋の片づけが苦手で汚い。」(男性)

結婚したら家事の分担を希望する人は多いでしょう。

しかし、家事スキルについてはなかなか理想通りにはいかないもの。

料理が下手、部屋が片付けられないといった点は確かにマイナスです。

しかし、相手の得意分野を任せたり家事スキルの向上を目指したりなど、対処法はたくさんあります。

他の部分に問題のない相手であれば、家事スキルに目をつぶる人は少なくないようです。

 

結婚するときに妥協していい条件

婚活パーティーに参加したり結婚相談所に登録したりしても、なかなか良縁につながらない場合は理想の夫像・妻像を見直す必要があるかもしれません。

では結婚を考えたとき、妥協していい条件とはどんなものなのでしょうか。

まずはこだわる必要のないポイントについて見ていきましょう。

 

容姿

相手の容姿は、結婚生活に大きな影響を与える要素ではありません。

目の保養になるほど自分好みの外見なら、確かに日々のモチベーションは上がるでしょう。

しかし、そのほかの部分で合わなければ、むしろマイナスになる恐れがあります。

そもそも容姿は年齢が上がるにつれて変化するものであり、理想通りの姿でいてくれるとは限りません

長く生活を共にする結婚相手には、他の部分よりも優先すべき条件とはいえないでしょう。

 

収入

収入もある程度であれば妥協して大丈夫です。

相手の年収が理想的ではなくても、2人で働けば十分生活できるレベルであれば問題ないでしょう。

ただし、無収入で相手に働く気がないという場合は、自分が1人で家計を支えなければなりません。

妥協できるのは現実的にどのラインまでかは、しっかり見極めることが大切です。

 

学歴

学歴は結婚生活において、あまり関係ない場合が多いです。

もし高学歴を条件として考えているのなら、そこにこだわりすぎると出会いの幅を狭める要因になります。

世間体や見栄、身内ウケだけを考えて高学歴を望んでいる場合は、妥協することを検討するのがおすすめです。

学歴よりもまずは、価値観の一致や相手の性格を優先的に考えるほうがいいでしょう。

 

住む場所

結婚後の生活拠点は重要なポイントのひとつです。

絶対に都内がいい、自分の実家の近くがいいなど、いろいろ希望がある人もいるでしょう。

しかし、よほどストレスになるような場所でなければ、ある程度妥協することが大事です。

相手の仕事によっては、自由に居住地を決められないことがあります。

こだわりがある人も「都内希望だけど首都圏近郊ならOK」「実家から〇〇キロ範囲までの距離ならOK」など、ゆるく住む場所を設定するのがおすすめです。

 

結婚するときに妥協してはいけない条件

婚活がうまくいかないときは、理想のパートナー像を見直す必要があります。

とはいえ、結婚相手に求める条件から外すと、危険な項目があるので要注意です。

結婚願望がある人は、妥協してはいけない条件を必ずチェックしておきましょう。

 

足並みを揃えられるか

一緒に歩いているときに、どんどん先にいってしまう相手は要注意です。

単に異性と歩くのに慣れていない人なら、指摘すれば足並みを揃えてくれるでしょう。

しかし、何度言っても同じことを繰り返すような人は、相手の立場で物事を考えるのが苦手な可能性が高いです。

結婚生活ではマンネリ化やお互いの健康不安など、話し合い支え合わなければならない部分がたくさんあります。

足並みを揃えるくらいの配慮ができない人は、いざというときにも頼りになりません。

結婚しても思いやってもらえないことが多いので、一緒に生活するのはよく考えたほうがいいでしょう。

 

話し合うことができるか

頑固すぎて話し合いができないタイプの人は、結婚相手に向いていません。

交際とは違い、結婚すればただのお付き合い以上にさまざまな問題が生まれるものです。

結婚生活では子育てやお金の使い道など、相談が必要な場面は多々訪れます。

そのため、話し合うことを面倒くさがる人や、話し合わずに独断で決めてしまう人は大変危険です。

理由もなく不機嫌になる頻度が高く、会話を避けるタイプも避けるべきでしょう。

話し合うことができない相手とは、結婚に進まず慎重になるのが賢明です。

 

お互いを尊重できるか

結婚するにあたって、お互いを尊重できるかどうかは重要なポイントとなります。

夫婦になっても、もとは他人同士です。

趣味や生活習慣などで、理解しがたいと思うような部分は必ずお互いでてきます。

そのときに果たして相手を尊重できるか、尊重してもらえるかは結婚生活を続けていく上でもっとも大切なポイントになるでしょう。

もし相手が「他人の考えに上から目線である」「自分の思い通りにならないと気が済まない」といったタイプなら、尊重してもらえる可能性は低いです。

何も譲渡してくれない人であれば、結婚相手としては不向きかもしれません。

 

誠実かどうか

結婚相手を見極めるときに、誠実かどうかは外せないポイントです。

浮気癖や借金癖があったり、ウソばかりついたりする相手なら信頼関係を築くことはできません。

誠実さに欠ける人と結婚生活を続けていくのは難しいです。

何か不安なことを聞いたときに、隠し事やウソで誤魔化そうとしないか、相手の言動をよく見ておきましょう。

結婚相手の誠実さは絶対に妥協するべきではない条件といえます。

 

結婚するときに妥協してはいけない条件を見極めよう

結婚相手を探すときに条件を設定することは必要ですが、こだわりすぎると出会いの範囲を狭めてしまいます

結婚生活に関係のない部分、協力し合って何とかなる部分については妥協することが必要です。

一方、幸せな結婚生活を送るには、妥協してはいけないポイントも存在します。

話し合いに応じるか、誠実であるかといった重要な点については、恋人のうちにぜひチェックしておきましょう。

さまざまな面をしっかり見極めつつ自分にぴったりの相手を探してくださいね。

 

まとめ

  • 約4割の既婚者が結婚相手に妥協したところがある
  • 結婚相手に妥協したポイントとして、容姿・金銭面・家事スキルなどが挙げられる
  • 結婚相手の容姿・学歴・住む場所などは妥協してもOK
  • 話し合いができるか・お互いを尊重できるか・誠実かどうかといったポイントは、絶対に妥協しないほうがいい

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小野塚 晴子

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