結婚のメリットがわからない?【200人に聞いた】メリット&デメリット
「結婚って本当にメリットがあるの?」と疑問に思ったことはありませんか?
幸せ=結婚というイメージもありますが、人によっては独身のほうが幸せという可能性も否定できません。
結婚する前に良い面やリスクを十分に知っておくことが大事です。
そこで今回の記事では、アンケートをもとに結婚のメリット・デメリットを紹介していきます。
Contents
結婚のメリットがわからない?
Q
成人男女200人に「結婚にメリットを感じるか」アンケート調査したところ、約76%の人が「はい」と回答しました。
普段はいろいろ言っている人でも、大半は結婚生活にはメリットを感じているというのが実情なのかもしれません。
そもそも結婚生活にメリットがないのなら、独身者のほうが多くなるはずでしょう。
しかし、現実には「結婚」を選ぶ人がマジョリティであり、既婚者の愚痴についてはケースバイケースと捉えておいたほうが良さそうです。
一方、残りの2割程度は「メリットがない」と感じており、やっぱり結婚生活を営む良さがわからないと思う人もいるようです。
なぜ結婚へのメリットが感じられないのか、まずはその理由を見ていきましょう。
自由がなくなる
結婚すると「生活面での自由がなくなるのでは?」と考える人は多いです。
たしかに結婚相手がいると、独身者のように何もかも自由にすることはできません。
夜ふらりと出かけたり、一晩中ゲームしたりなんてことは難しくなるでしょう。
また、他人と生活サイクルを合わせなきゃならないこと自体が不自由だと感じる人もいます。
マイペースで暮らしていたい人にとって、結婚はメリットがないのでは?と思えても仕方ないでしょう。
面倒なことが増える
いろいろ面倒なことが増えるのも、結婚にメリットがないと感じてしまう要因の1つです。
例えば、結婚すれば当然家事の負担は2倍になります。
家事育児を分担できたとしても、思い通りにならずストレスが溜まってしまうかもしれません。
また、結婚することによって相手の親族との付き合いも発生します。
義両親や義理の兄弟姉妹との付き合い、親戚との行事など面倒なことが増えてしまうのも結婚を敬遠する理由になりがちです。
マイナスイメージがある
結婚生活が上手くいっていない人が身近にいると、それがイコール結婚のイメージになりがちです。
両親の不仲や浮気された友達など、見聞きする結婚生活にいい部分がなければ、どうしてもマイナスのイメージで固まってしまうでしょう。
また、身近にそうした人がいなくても、いいイメージがとくにないので結婚をポジティブに捉えられないという人も少なくありません。
経済的不安がある
経済的不安から、結婚のメリットがわからないという人もいます。
家族を抱えられるほど収入が安定していない、あるいは相手が転職ばかりで金銭面が不安定など、安心して結婚に踏み切れるような経済的基盤がないと、結婚にもメリットを感じられなくなってしまうのです。
結婚のメリット
結婚してよかった、結婚生活が幸せだと感じている人も確かに存在します。
では結婚におけるメリットとは何なのか、以下詳しく見ていきましょう。
精神的支えができる
結婚すれば、精神的支えができるというメリットがあります。
パートナーはもちろん、子どもができればその存在も大きな支えとなるでしょう。
大好きな家族がいるから、仕事や家事を頑張れるという人は多いのです。
世帯年収が増える
共働きであれば、結婚することで世帯収入の増加が見込めます。
また、家賃や電気ガスといった生活費は一人暮らしよりも抑えられるため、下手に贅沢さえしなければ結婚前よりも余裕のある生活が可能です。
世帯収入がアップした分、生活のクオリティが上げられるのは結婚のメリットといえるでしょう。
老後の不安が減少する
結婚すれば、なんだかんだで老後の不安が減少します。
体力の減った老後に一人暮らしを続けるのは、精神的にも肉体的にも辛いものです。
孤独死への不安もあるでしょう。
しかし、結婚してパートナーや子どもができれば、そうした老後への不安を減らすことが可能です。
親に安心感を与えられる
やはり、独身の子どもを心配する親は多いです。
しかし、結婚さえすれば「自分たちがいなくなった後でも大丈夫かも」と親を安心させることができます。
もちろん、幸せな結婚であることが前提ですが、老親の心配を減らしてあげられるのは大きなメリットといえるでしょう。
人生の経験値が高まる
結婚すれば、人生の経験値を高めることができます。
独身のほうが劣っているということでは決してありませんが、結婚を通じてパートナーへの思いやりや子どもを慈しむ気持ちなど、家庭をもったからこその経験が増えるのは確かです。
さまざまな控除が受けられる
結婚には金銭面での大きなメリットがあります。
パートナーの収入によっても変わりますが、一般的には結婚することで所得税が軽減される「配偶者控除」あるいは「配偶者特別控除」や、世帯主の健康保険が社保の場合「社会保険の扶養控除」などが受けられる可能性が高いです。
ずっと一緒にいるつもりなら、籍を入れたほうが所得控除や保険料制度などを有利に活用できるでしょう。
結婚のデメリット
一方、結婚には以下のようなデメリットもあります。
収入・時間を自由に使えない
結婚すると、収入や時間は自分の自由に使えなくなってしまいます。
家族という共同生活者がいるので当然と言えば当然なのですが、せっかく自分で稼いだお金が自由に使えないのはモヤモヤする…と感じる人もいるでしょう。
また、家事や子どもの行事など、100%自分の時間を好きに使えなくなるのも人によってはストレスかもしれません。
責任が増える
家族に対する責任が増えるのも、人によってはデメリットに感じるでしょう。
経済面の安定のために簡単に転職できなくなる、好き勝手に引っ越しできないなど、自分の進退が家族にまで影響を及ぼすため責任を持って行動しなければなりません。
冒険心をもって生きたい人には、結婚生活は窮屈になってしまうのです。
負担が増える
結婚するとさまざまな負担が増えますが、とくに子どもを持った場合の負担は大きいです。
教育費や医療費、あるいは出産前後の仕事のブランクなど、精神的にも経済的にも負担は重くなります。
キャリアを途切れさせたくないという人にとっては、こうした負担増はデメリットに感じられるでしょう。
簡単には別れられない
恋愛と違って、一度結婚したら簡単には別れられません。
お互いの家族も含めた関係ができてしまうので、別れたくなってもすぐに決断しにくくなってしまいます。
離婚するにしても、名義変更や引っ越しなどさまざまな手続きが必要になるでしょう。
こうしたリスクを減らすためには、やはり相手をよく見極めて結婚することが大事です。
家族が悪影響を及ぼすことも…
家族の状況によっては、人生自体に悪影響を及ぼす可能性もあります。
例えば、パートナーの大病や失職、あるいは子どもが引きこもりになってしまったなど、家族に深刻な問題が起これば自分だけ無関係というわけにはいきません。
大変なときこそ支え合っていくのが家族ですが、そうしたリスクを最小限に抑えられるような対策を立てておくことも必要です。
結婚して良かったと思う?
7割以上の人たちが「結婚して良かった」と思っていると回答しました。
メリット・デメリットいろいろあれど、結果的には結婚生活に満足しているという人のほうが多数派であることがわかりました。
もし結婚したい気持ちがあるのなら、メリット・デメリットを熟知したうえで夫婦で協力していくことが大事です。
デメリットが気になって結婚に踏み切れない人もいるかもしれませんが、リスクを事前に知り対策を立てておくことで、安心して結婚生活を送ることができるはずです。
結婚のメリットを考えるよりも「結婚したい」気持ちを大切に…!
結婚なんてメリットがなさそう…とマイナスに捉えている人もいるでしょう。
たしかに独身のときと比べ自由度が下がるのは事実ですが、結婚はメリットだけが理由でするものではありません。
時間やお金が自由に使えなくなっても、責任が増えてしまっても、大好きなパートナーとなら乗り越えていけるはずです。
メリットデメリットにこだわりすぎず、結婚したい気持ちがあるのなら建設的に考えていくことをおすすめします。
- 約76%の人たちが結婚にメリットを感じている
- 結婚のメリットがわからないのは、自由がなくなる・面倒なことが増えるといったイメージが強いから
- 結婚には、精神的支えができる・老後の不安が減る・さまざまな控除が受けられるといったメリットがある
- 結婚には、自由が減る・責任が増える・負担が増えるといったデメリットも
- なんだかんだで結婚して良かったと感じている人は7割以上!