結婚とは【男女200人にアンケート】結婚する意味とは何かを解説
あなたにとって「結婚」とは何ですか?
結婚が憧れであるという人がいる一方、面倒そう、意味が感じられないとマイナスなイメージを持つ人もいるかもしれません。
そこで今回の記事では、男女200人へのアンケートをもとに「結婚する意味」とは何かを解説していきます。
Contents
結婚とは
現在の日本においては、婚姻届を出し法律上夫婦となることが「結婚」と定義されています。
結婚すれば国に民法上の家族として認められるため、共同名義で住宅ローンを組みやすくなったり入院等の手続きがスムーズにできたりと暮らしていく上で便利になることは多いです。
しかし、「一緒にいるのなら、無理に結婚制度を利用せず事実婚や恋人のままでもいいのでは?」と考える人もいるでしょう。
そもそも夫婦と恋人とでは何が変わるのか、以下詳しく解説していきます。
夫婦と恋人のちがい
夫婦と恋人のもっとも大きな違いは、法的拘束力があるかどうかです。
配偶関係にある両者には同居や扶助・貞操を守る義務などが発生します。
関係を解消する場合も、二人の気持ちだけですぐ別れられる恋人とは違い、別れるには財産分与や親権の話し合いなど所定の離婚手続きを踏む必要があります。
また、心情的にも社会的にも結婚となれば簡単にくっついたり別れたりはしづらくなるでしょう。
一方、恋人はいくら好き同士でもあくまで他人として解釈されます。
そのため婚姻関係にあるカップルのような義務はありませんが、家族としての権利を行使することも不可能です。
より強い結びつきとして認められるのは、カップルよりもやはり法律婚した夫婦なのです。
【男女別アンケート】結婚とは
続いて、「結婚とは何なのか」男女別にそれぞれの意見・結婚観を見ていきましょう。
男性にとって結婚とは
成人男性100人を対象に「あなたにとって結婚とは?」アンケート調査したところ、もっとも多かったのは「自分の家族が作れる」という意見でした。
次いで多かったのは「心の支えができる」であり、両意見合わせると76%もの人たちが結婚を自分の最大の味方・心の支えを得るためのものだと考えていることがわかります。
女性にとって結婚とは
成人女性100人にも同様のアンケートをとったところ、やはり上位には「心の支えができる」と「自分の家族が作れる」という回答が並びました。
ただ、女性の場合は「心の支えができる」のほうの意見が多く、男性よりもより心理的な安心感を求める傾向が強いようです。
いずれにしても、男女ともに結婚には自分の家族をもつこと、さらには好きな人と家族になることで心の支えにすることを目的としている人がほとんどであり、パートナーとより安定感のある幸せを得るためにも「結婚」を選択するカップルは少なくないといえるでしょう。
結婚する意味とは何か
法的な利便性とは別に、そもそも「結婚」することに意味はあるのでしょうか。
最後に、結婚することで得られるであろうメリットや意義について紹介していきます。
好きな人と家庭を築ける
結婚の最大の意義は好きな人と家族を築けることです。
戸籍を入れ家族になる、というのは恋人同士よりも強い絆で結ばれるということ。
恋愛時代は「いつか別れが来るかも…」「会えないときが寂しい」と不安になることもありますが、結婚して家族になればそうした気持ちから解放されます。
大好きな相手と安定した関係になりたいなら、結婚することに強い意義があるといえるでしょう。
お互いを補い合える
結婚生活の中では、お互いの足りない部分を補い合うことができます。
例えば、それぞれ得意な家事を分担し、苦手な部分をお互い手助けすればより快適に生活することが可能です。
パートナーと助け合うことで日々のストレスを軽減できるのは、結婚の利点の1つといえるでしょう。
子どもを望むことができる
子どもを望むなら、やはり結婚していたほうが何かとスムーズです。
シングルで子育てという選択肢もないわけではありませんが、パートナーの手助けを得にくい、経済的にも不安が残るなど、現行ではデメリットが多いことは否めません。
しかし、結婚していれば夫や妻と協力して子どもを育てやすくなるため、子どもが欲しい人にとっては結婚する意味は十分にあるといえるでしょう。
経済的に安定する
シングルより結婚したほうが経済的に安定する可能性が高いです。
パートナーと暮らせば、単純に家賃や水道光熱費などの生活費の負担が軽くなります。
また、共働きであれば世帯収入も増えるので余裕をもって生活することも可能です。
両親を安心させられる
結婚すれば、両親を安心させられるという利点があります。
現在でも独身の息子・娘はやはり心配だと考える親世代は多いです。
たとえパートナーがいてもそれだけでは不安であり、結婚という形をとることで「自分たちがいなくなったあとでも配偶者がいれば大丈夫だ」と親たちはようやく安心することができるでしょう。
老後の不安がなくなる
結婚すれば老後への不安がなくなります。
家族がいればまず孤独死は避けられるはずですし、いざ体が弱ってきても助け合うことが可能でしょう。
さまざまなサービスを活用するという手もありますが、それでも一人の老後への不安は拭いきれません。
しかし、パートナーや子どもといった家族がそばにいれば精神的にも肉体的にも不安は最小限ですむはずです。
自分にとって結婚とは何かをよく考えてみよう!
結婚するかしないかは個人の自由です。
しかし、パートナーと結婚すべきかどうか迷っているのなら、自分にとって結婚とは何なのか考えてみるとよいでしょう。
結婚や夫婦生活にしがらみを感じる人もいるかもしれませんが、家族としての絆や心の安定を求めるなら結婚のほうが向いている可能性も高いです。
結婚の意義や目的を考えつつ、お互いにとってもっともよい選択ができるようパートナーとも話し合ってみることをおすすめします。
- 恋人とは違い、結婚した夫婦には法的拘束力やより強い結びつきが求められる
- 男性にとっても女性にとっても、結婚とは自分の家族や心の支えができることである
- 結婚には、好きな人と家庭を築ける・お互いを補い合える・両親を安心させられるといった意義がある