お見合い結婚は後悔する?お見合いを選んで良かったこと悪かったことまとめ
恋愛結婚がスタンダードとなっている現代ですが、最近ではお見合い結婚をする人が増えてきました。
短期間で理想の条件に合う相手を見つけることができるお見合い結婚は、多忙な現代人にとって非常に有効な出会い方のひとつです。
今回はお見合い結婚を視野に入れている方のために、お見合い結婚を選んで良かったこと・悪かったことのまとめを詳しく解説していきます。
Contents
お見合い結婚ってどういうものなの?
お見合い結婚とは、第三者が間に入り結婚願望のある男女を引き合わせ成婚させるもので、大きくわけて「身近な人(親や親戚、知人等)の紹介」「結婚相談所の紹介」「インターネットを利用したマッチング・婚活アプリ」の3種類があります。
お見合いは、お互いに真剣に結婚をしたいと考えている男女であることや、年収や職業・趣味や性格などといった詳細な情報を事前に知ることができるため、恋愛結婚よりも短期間で結婚に発展しやすいのが特徴です。
また、身近な人の紹介や結婚相談所の紹介でお見合いをする場合は、相手の身元が確かなことに加え、間に入る仲介者の信用もあることから、婚活アプリや婚活パーティーに比べて安全な婚活方法であるといえるでしょう。
【正直後悔】お見合い結婚を選んで悪かったこと
お見合い結婚は合理的な結婚方法ではあるものの、想像していたイメージと違った…と、お見合い結婚を後悔しているという人も一定数存在します。
ここからはお見合い結婚を選んで悪かったことの理由を詳しく見ていきましょう。
相手のことが本当に好きなのかわからなくなる
お見合い結婚の場合、恋愛結婚に比べ短い交際期間でゴールインすることが多いです。
お互いに「結婚することを目的」としていることから、恋愛感情よりも結婚の条件を優先します。
そのため、結婚後に「本当に相手のことが好きなのかどうかがわからない」という自分の気持ちに戸惑い、後悔してしまうパターンも少なくありません。
性格や価値観が合わない
短期間の交際で結婚に至りやすいお見合い結婚は、結婚後に相手の性格や価値観が合わないと気づくケースも多いです。
結婚生活を送ってみてはじめて相手の金銭感覚・家事や育児などの価値観が合わないと気づき、そこから夫婦関係がぎくしゃくしてしまう場合が多くあります。
結婚前と条件が変わった
お見合い時と結婚後で相手の発言が変わるというケースもあります。
これは、絶対に結婚をしたいという気持ちから、結婚の条件を相手に合わせてしまう人がいるためです。
たとえば、結婚後も今のまま働いて良いとされていたのに、実際に結婚してみたら専業主婦を強要されたなんてことも。
条件を重要視して結婚した人の場合、前提の条件が変わってしまうとお見合い結婚をした意味がなくなってしまいます。
相手に遠慮してなにも言えない
短期間で結婚に至った場合、相手に気を遣うので、どうしても遠慮してしまい「なにも言えない」という人も実は少なくありません。
夫婦生活を送る上で、お互いに自分の気持をきちんと相手に伝えることは、夫婦円満の関係を保つためには非常に重要です。
相手に遠慮してなにも言えない状態では、その後の結婚生活を送る上で苦労が耐えません。
結婚後に相手の欠点が見えてくる
結婚直後は結婚した嬉しさなどから、相手の悪い面よりも良い面の方に多く気づくため、しばらくは順調な結婚生活を送ることができます。
しかし一定期間が過ぎると、それまで気づかなかった相手の欠点にばかり目が行くようになり、結婚生活自体を苦痛と感じるようになります。
このような状態になってしまった場合、いずれ離婚を検討するようになるかもしれません。
お見合い結婚を選んで良かったこと!
お見合い結婚で後悔したことを見てきましたが、お見合い結婚は悪いことばかりではありません。
恋愛結婚よりも、幸せな結婚生活を送ることができるケースもたくさんあります。
効率的に相手を選べ結婚までもスムーズに進んだこと
お見合い結婚は、お互いに結婚することを目的としているので、結婚まで非常にスムーズに物事が進みます。
お見合いは、お見合い相手の仕事や収入、結婚への条件などを事前に把握し、自分の好みの人を選ぶことができるので、会ってみて思っていたのと全然違った…。なんてことはまずありません。
結婚に求める条件が明確である人ほど、お見合い結婚が向いているといえるでしょう。
両親に反対されることがなかった
親や親戚などからの紹介でお見合いをする場合は、「両親が承諾済みの相手」であるため、結婚する際に難関とされている「親への紹介」をすでにクリアできている状態です。
また、結婚相談所の紹介においても、事前に相手の身元や年収などの詳細を知ることができるので、恋愛結婚よりも両親の同意を得やすいといえます。
結婚観をぶつけた上での結婚なので不満が少ない
お見合い結婚は、結婚前にお互いの結婚感をぶつけ合って、相手に条件を提示し同意した上で結婚へと進みます。
そのため、お見合い結婚は恋愛結婚よりも、結婚後に予想外の展開が起きにくく、不満も出にくい傾向があります。
また、結婚生活における不満が少ない夫婦は、離婚率が低いといわれています。
実際に恋愛結婚の離婚率が30~40%であるのに対し、お見合い結婚の離婚率は10%で「恋愛結婚よりも30%も低い」というデータが出ています。
このように、お見合い結婚は恋愛結婚に比べ、離婚率が低いのも大きなメリットであるといえるでしょう。
お見合い結婚で後悔しないためのポイント
お見合い結婚は、結婚したい男性・女性ともに、非常に有効な婚活サービスであるといえます。
しかし、お見合い結婚のメリットをきちんと把握した上で利用しなければ、後悔してしまう可能性もあります。
お見合い結婚で後悔しないためには、どのようなポイントに注意すればよいかを解説していきます。
相手の長所・短所をしっかり見る
お見合い結婚をするのであれば、相手の長所だけでなく短所もしっかりと見ることがポイントです。
人は必ず「長所と短所」の2つの面を持ち合わせています。
しかし、恋愛や結婚になると、つい相手の長所ばかりに注目し、短所を見ない傾向があります。
長所だけで結婚相手を決めてしまうと、結婚後に今まで見えていなかった短所が気になりはじめ、最悪の場合には離婚へと至る可能性もあるので注意が必要です。
お互いの価値観を確認する
短期間で結婚することが多いお見合い結婚の場合、相手の価値観をじっくりと観察する時間がありません。
しかし、結婚生活においてお互いの価値観が合わないことは、離婚へと発展する可能性のある致命的な問題です。
そのため、結婚する前にお互いの価値観を確認し合うことは重要なポイントであるといえるでしょう。特に子供についてや親との付き合い方については、結婚後に揉めやすい問題です。
お見合い結婚をして後悔しないためにも、結婚を決める前に一緒に生活をする上で重要な価値観を項目ごとにピックアップし、2人で確認し合うことをおすすめします。
相手の両親と相性が合うかチェックする
結婚生活は恋愛とは異なり、自分たち2人だけのものではありません。
どうしてもお互いの両親、家族全体が関わるものです。
実際に相手の両親と反りが合わないという理由から、離婚する夫婦も少なくはありません。
相手の両親と相性が合うかどうかも、結婚をする前に必ずチェックしておくようにしましょう。
お見合い結婚で後悔するかどうかはあなた次第!
結婚を第一目的とした男女であれば、お見合い結婚は合理的かつ短期間でゴールインすることができる有効な婚活方法です。
しかし、恋愛結婚とは違い結婚するまでの交際期間が短いことから、きちんとポイントを抑えなければ、結婚後に後悔することにもなりかねません。
反対に、お見合い結婚のメリットやポイントを抑えて利用すれば、自分の理想通りの幸せな結婚生活を送ることができるでしょう。