結婚はめんどくさい？面倒だと思う男女別の理由・気持ちの切り替え方を紹介

ある程度の年齢になると、結婚を意識せざるを得ないものです。

とはいえ「自分自身が結婚するのはめんどくさい…」「家庭を持つなんて、まだまだ考えられない」という独身男女も多いでしょう。

今回の記事では、結婚が面倒だと思う理由や気持ちの切り替え方を紹介していきます。

結婚をめんどくさいと思う割合

成人男女200人に「結婚することをめんどくさいと思うか？」アンケート調査したところ、6割近くの男女が「はい」と回答しました。

多くの男性・女性にとって「結婚」は面倒なものであり、うらやましくもありつつ自分がするのはちょっと…という複雑な気持ちを抱えているようです。

結婚をめんどくさいと思う理由【女性編】

なぜ結婚をめんどうだと思ってしまうのか、まずは女性に多くみられる理由を見ていきましょう。

他人との共同生活は気を使う

結婚すれば四六時中パートナーが一緒にいることになります。

しかし、いくら好きな相手とはいえ「他人」が近くにいるのは気を使うものです。

ある程度、相手の価値観に合わせなければならないため、他人との共同生活で生まれる精神的な疲労を想像して「結婚はめんどくさそう」だと思う女性は多いのです。

プライベートな時間がなくなる

結婚のせいで、プライベートな時間がなくなることを危惧する女性は多いです。

亭主関白気味の男性であれば、自分の妻が自由に出かけることにあまりよい顔をしないかもしれません。

フラットなタイプのパートナーであっても、独身時代とまったく同じように行動するわけにはいかないでしょう。

プライベートな時間を大切にしたいタイプの女性にとって、結婚は正直デメリットに感じてしまうのです。

家族分の家事の量が増える

結婚すれば、家族分の家事の量が増えることは避けられません。

パートナーと分担できたとしても、仕事量はどうしても独身時代より増えてしまいます。

自分のペースで家事が進められない可能性もあり、それならば結婚しないほうがいいと思ってしまうのです。

相手の家族と付き合うのがイヤ

結婚相手の家族との付き合いが嫌で、結婚をめんどくさいと考える女性は少なくありません。

結婚すれば、パートナーの両親や兄弟姉妹とのお付き合いを避けることは難しいでしょう。

家風によっては親密な付き合いを強制されることもあり、何かと面倒に感じることは多いのです。

キャリアアップを諦めたくない

女性は結婚することで、これまでのキャリアがストップしてしまう可能性があります。

夫側の転勤についていくために仕事を辞めざるをえなかったり、出産・育児のために休職しなければならなかったりと、未だ女性側が割を食うパターンは多いです。

ゆえに、キャリアアップを諦めたくない女性にとって結婚は面倒なものでしかないのです。

結婚をめんどくさいと思う理由【男性編】

男性の場合、女性とはまた違った理由で結婚をめんどくさいと思っています。

趣味に時間をかけられなくなる

男性に多いのが、趣味に時間がかけられなくなるから結婚したくないというパターンです。

趣味の中身によっては、時間だけでなくお金もそれなりにかかることもあるでしょう。

独身なら好きに趣味に没頭してもOKですが、結婚してしまうとパートナーの了承を得なければならない部分が出てくるため、なにかと面倒に感じてしまうのです。

お金を自由に使えなくなる

お金を自由に使えなくなるという点も、結婚をめんどくさいと感じる理由になりやすいです。

結婚すれば収入すべてを自分の自由にするのは不可能です。

共有で貯蓄したり、家計のやりくりで節約したりしなければならないこともあるでしょう。

稼いだお金は自分で使いたいという人にとって、結婚はデメリットに感じてしまうのです。

一人の生活に慣れてしまった

一人の生活に慣れてしまったせいで、結婚がめんどくさいと思う男性もいます。

結婚すれば、今まで築いてきた生活のルーティンややり方を変えなければならないかもしれません。

しかし、一人の生活が長かった人にとって今更変更するのは面倒であり、変えるくらいなら結婚したくないと思っても仕方ないでしょう。

仕事のペースを落としたくない

女性だけでなく、結婚は男性の仕事にも影響を与える可能性があります。

仕事がせっかく順調なのに、家庭をもったらペースを落とさなければならないかもしれません。

また、子どもが産まれたら育休をとる必要も出てくるでしょう。

そうした仕事への影響を考えると、結婚せずに今までのペースで働きたいと思う男性も多いのです。

相手の友達・親戚と親しくするのが苦手

女性と同じく、男性にも結婚によるパートナーの友達や親族との付き合いが面倒だと感じている人もいます。

親兄弟、親族との付き合いを避けるのは難しいですし、相手の性格によっては「友達とも親しくして！」と希望されることもあるでしょう。

とはいえ、人見知りな男性にとっては苦痛なことであり、そこまでして結婚を優先したくないと思ってしまうのも仕方ありません。

結婚をめんどくさいと感じる人の解決策

結婚は正直めんどくさい、けどいずれは結婚すべき…？と考えすぎると堂々巡りになってしまいます。

ならば、結婚への苦手意識を少しでも減らして気持ちを切り替えていくことが大切です。

ここでは、結婚が面倒だと感じる人への解決法・対処法を紹介していきます。

まずは出会い・交際を楽しむ

結婚についてあれこれ考えていては、恋愛自体が楽しみづらくなってしまいます。

まずは、最初のステップとして出会い・交際の段階を楽しんでみましょう。

無理にその先の結婚に目を向けすぎず、恋活や恋愛感情を充実させることも大事です。

結婚のメリットを知る

結婚がめんどくさくなってしまうのは、マイナス面ばかりに気を取られているからかもしれません。

デメリットばかりを考えずに、結婚のメリットを知ることも必要です。

上記のようなメリットは結婚しなければ享受できないことです。

結婚に対してポジティブな情報を得たいなら、新婚夫婦に体験談を聞くのもおすすめですよ。

老後について考えてみる

結婚の面倒なイメージが払拭できないなら、老後について考えてみましょう。

このまま独身生活を続けても、果たして安心な老後が迎えられるでしょうか。

例えば思いがけない怪我や病気に見舞われたとき、夫や妻の存在はきっと心強いものです。

老後の不安と結婚のめんどくささ、どちらを選ぶかはその人次第です。

しかし、独身を貫くことに迷いがあるのなら、老後を含めた自分自身のライフプランを今一度考え直してみるとよいでしょう。

結婚をめんどくさいと思う人は結婚にとらわれず恋愛を楽しもう！

結婚生活へのマイナスイメージから、結婚がめんどくさいと思っている人は少なくありません。

もちろん結婚するかしないかは個人の自由であり、無理に結婚を選ぶ必要はないでしょう。

しかし、めんどうだとは思いつつ結婚が気になっているなら、結婚のメリットも知ることが大事です。

もし今は結婚願望がなくても、結婚したい気持ちが芽生えたそのときにマッチングアプリや結婚相談所などの婚活サービスを利用してもよいのです。

結婚することにとらわれすぎず、出会いや交際の時間を楽しみながら「結婚」についてゆっくり考えてみてくださいね。