理想の結婚相手ってどんな人?男女別に理想の相手を公開!結婚相手の選び方も
理想の結婚相手と聞いて、どんな人を思い浮かべますか?
容姿端麗な人、経済力がある人、優しい人など、それぞれ相手に求める条件があることでしょう。
では一般的に、「理想の結婚相手」とはどんな人を指すのでしょうか。
今回の記事では、男女別の理想の結婚相手や結婚相手にふさわしいかどうか見極めるポイントなどをお伝えします。
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既婚者の男女が結婚相手に求めた条件1位は…
株式会社パッションが2020年に行ったアンケート調査によると、既婚者の男女が結婚相手に求めていたもの(複数回答可)としてもっとも多かったものは『性格の良さ』(66.5%)でした。
アンケート参加者のおよそ7割弱が性格の良さを相手に求めていたこととなります。
続いて『優しさ・包容力』(61.6%)『誠実さ』(45.2%)などが挙げられており、結婚において内面の良さは外せない条件だといえそうです。
実際、「結婚した最大の理由」という項目の第1位は『人柄に惚れた』(37.7%)となっています。
これは「パートナーの“許せるところ”と“許せないところ”」という項目の結果にも如実に現れていました。
許せるところ第1位は『性格』(44.2%)、第2位が『価値観』(34.9%)で、まさに人柄に惚れて結婚した人が多いことを表す結果となっています。
引用元:【結婚の理想と現実】未婚男女・既婚男女に結婚の“理想と現実”を大調査!“理想と現実”にギャップが生じる確率は2分の1!?
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、婚活に苦労しがちな人がよく条件として挙げている『容姿』については、条件として挙げている人がほぼいないのです。
既婚者の男女は、性格>容姿で選ぶ人が多いといえるでしょう。
男女別|理想の結婚相手とはどんな人?
続いて、男女別に理想の結婚相手についてみていきましょう。
内閣府男女共同参画局が行ったアンケート調査をみながら「理想の結婚相手」を紐解いていきます。
男性が思う理想の結婚相手
20歳から39歳までの独身男性が、結婚相手に求める条件としてもっとも多く挙げられたのは『価値観が近い』(59.2%)でした。
続いて『一緒にいて落ち着ける・気を遣わない』(51.1%)『一緒にいて楽しい』(49.4%)が挙げられています。
同調査で既婚者男女に対して行われた「結婚相手に求める・求めたこと」というアンケート調査でもTOP3の項目は上記と同じでした。
このことから、男性の理想の結婚相手は『価値観が合って一緒にいて楽しく、また落ち着ける相手』といえるでしょう。
しかし、男性の場合はどちらも第4位に『ルックス・容姿に好感が持てる』(20歳から39歳までの独身男性25.4%)(既婚者男性19.1%)が来ています。
第4位の項目は男女で如実な違いがあり、男性ではルックスが挙げられていることから『価値観が合って一緒にいて楽しく、また落ち着けるかつ容姿が整っている女性』が、男性の理想の結婚相手といえるのかもしれません。
引用:第2節 結婚と家族を取り巻く状況 | 内閣府男女共同参画局
女性が思う理想の結婚相手
20歳から39歳までの独身女性が、結婚相手に求める条件としてもっとも多く挙げられたのは『一緒にいて落ち着ける・気を遣わない』(64.4%)でした。
続いて『価値観が近い』(62.7%)『一緒にいて楽しい』(49.7%)が挙げられています。
一方で、既婚者男女に対して行われた「結婚相手に求める・求めたこと」というアンケート調査でも、結果は同じでした。
TOP3の項目は男性と同じものの、女性は一緒にいて落ち着ける安心感のある相手が理想なのかもしれません。
注目すべきは第4位の項目です。こちらは、独身・既婚に限らずどちらも『満足いく経済力・年収』(20歳から39歳までの独身女性32.6%)(既婚女性28.3%)が来ています。
女性は、ルックスではなく経済力のある男性を求めていることが分かります。
このことから、女性が思う理想の結婚相手とは、『一緒にいて落ち着き、気を遣うことがなく、価値観が近い経済力のある男性』だといえるでしょう。
引用:第2節 結婚と家族を取り巻く状況 | 内閣府男女共同参画局
結婚相手にふさわしいかどうか見極めるポイント
男女別の理想の結婚相手が分かったところで、次は結婚相手にふさわしいかどうかを見極めるポイントを説明します。
価値観が合うかどうか
価値観の不一致は、喧嘩や不仲の原因に繋がります。
自分と価値観のピッタリあう異性はそういませんが、ある程度一致している相手かどうかは事前によくチェックしておきましょう。
もし合わなかったとしても、お互いに価値観の不一致を擦り合わせて妥協できるポイントを探す努力や話合いができるかどうかはとても大切なポイントです。
お相手がいる場合は、併せてしっかりと確認してくださいね。
将来について真剣に考えているかどうか
結婚や子供について真剣に考えてくれているようであれば、結婚相手として問題ないでしょう。
たとえば片方は子供を望み、片方は望んでいないとなれば、どちらかの意向に沿えない形になります。
結婚後にそうしたパターンが発覚すれば、どこかで折り合いをつけなければなりません。
価値観に繋がる部分でもありますが、そうしたところを含めて将来を真剣に考えてくれているかどうかは、結婚相手としてふさわしいかの判断基準といえるでしょう。
金銭感覚が合うかどうか
金銭感覚の不一致は、大きな判断基準といっても差支えないでしょう。
たとえば、趣味に収入の8割を使っているような人が、倹約家のパートナーと生活を送っていけるのかといわれれば、即YESとはいえませんよね。
収入や育ってきた環境によっても金銭感覚は変わるので、自分とマッチしているかどうかは真剣に見極める必要があります。
自分の話をきちんと聞いてくれる人かどうか
結婚をしたら、どんな苦難や問題も2人で手を取り合って乗り越えていかなければなりません。
そのためには、どうしても話し合いが必要になります。
自分の主張ばかりをして、こちら側の話を聞いてくれないような相手の場合、結婚後もそれが改善される可能性はかなり低いといえます。
結婚をしたら、夫と妻という同じ立場のパートナーとなるもの。
自分の意見を押し付けてくるだけの人とは、対等な関係も良い未来も築けません。
喧嘩や意見が分かれたときに、自分の話をきちんと聞いてくれる人かどうかはしっかりと確認しておきましょう。
相手の家族と相性が悪くないかどうか
結婚は2人のものだけではありません。
お互いの家族とも関係があることなので、相手の両親や兄弟との相性もチェックしておきましょう。
親戚付き合いはある程度避けられないものなのに、相性が悪い場合は毎回我慢を強いられることになります。
ものすごく相性が良い相手かどうかを見る必要はありませんが、最低限の良し悪しは今後の為にも確認を怠らないようにしましょう。
結婚相手に求める条件として妥協してもいいポイント
最後に、結婚相手に求める条件として妥協しても問題がないポイントをお伝えします。
容姿や身長などの外見的要素
容姿や身長などの外見的な要素は、妥協しても問題がありません。
はじめにお伝えしたように、既婚者の人たちは内面を重視して結婚相手を選んでいる傾向にあります。
容姿や身長を求めすぎてしまうと、内面的な魅力のあるお相手を逃してしまうことにも繋がります。
いくら容姿が整っている、身長が高いといって、全員がパーフェクトに内面がよく、経済力もあり、家事もできるとは限りません。
もしそういったお相手がいたとしても、デートを重ねて恋人関係になり、結婚まで漕ぎつけられる可能性は高くないのです。
もし、外見的要素に気を取られ過ぎてしまっているのであれば、婚期を逃す原因にも繋がりますのですぐにやめましょう。
学歴
自分と同等の学歴を求める人や、自分のコンプレックスを相手の学歴でカバーしようとする人が条件として挙げがちなのが学歴です。
日本の大卒の割合はおよそ55%程度と言われており、そこから高学歴と呼ばれる人たちの割合は更に減っていきます。
更に未婚の人となるともっと数が減るわけですから、婚活が難しくなるのも想像に容易いでしょう。
住まいの場所
東京都であれば港区に住んでいる人がいい、大阪であれば六麓荘町に家を持っている人がいいなど、希望があるかもしれません。
しかし、住まいの場所は引っ越すことで変えられますよね。
お互いの仕事で転勤があるかもしれませんし、家庭の事情で実家の近くに引っ越さなければならなくなるかもしれません。
さまざまな事情が考えられますから、相手の住まいの場所を条件として入れるのはやめましょう。
理想の結婚相手として多くの人がイメージするのは『価値観が合う人』
さまざまなアンケート調査の結果をみて、男女共通して理想の結婚相手として挙げるのは「価値観が合う」「一緒にいて楽しい」「落ち着く」「気を遣わない」ということが分かりました。
しかし、男性は一部で容姿端麗さを求め、女性は経済力を求めていることも見てとれましたよね。
結婚は、人生を左右する大事なことです。
相手が結婚相手としてふさわしいかどうか、自分も見極めているように相手にも見極められています。
幸せな結婚生活を送れるように、自分の価値観や相手に求める条件はしっかりと精査して、ベストパートナーを見つけましょう!
- アンケート調査によると、既婚者の男女のおよそ7割弱が結婚相手の「性格の良さ」を求めていた。結婚した最大の理由も「人柄に惚れた」となっている
- 男性の理想の結婚相手は『価値観が合って一緒にいて楽しく、また落ち着けるかつ容姿が整っている女性』
- 女性の理想の結婚相手は『一緒にいて落ち着き、気を遣うことがなく、価値観が近い経済力のある男性』
- 結婚相手としてふさわしいか見極めるためには、「価値観が合うかどうか」「金銭感覚が合うかどうか」「人の話をきちんと聞いてくれる人かどうか」などをチェックする
- 結婚相手に求める条件として妥協してもいいポイントは、「容姿や身長」「学歴」「住んでいる場所」