結婚を諦めた男性・女性の理由とは?結婚を諦めた瞬間あるあるも紹介
結婚したい気持ちはあっても、さまざまな婚活事情から結婚を諦めてしまう人もいます。
結婚を諦めたくなる理由には、どのようなものがあるのでしょう?
この記事では、結婚を諦める男女の理由や結婚を諦めた瞬間あるあるを解説します。
また、結婚を諦めた途端、素敵な出会いが訪れることもあるそうです。
そこには婚活成功へのヒントが隠されていますので、ぜひ合わせて確認してみてください。
Contents
結婚を諦める男女が多いのは何歳から?
2020年の国勢調査によると、2015年の生涯未婚率(=50歳時の未婚の割合)は男性が23.37%、女性が14.06%という高い数字が出ています。
※参考元:国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集2020年版」
女性の社会進出が増え、結婚をしない独身者も多い時代となりましたが、それでも結婚したいと考える男女は少なくありません。
しかし、あらゆる婚活事情から、結婚を諦めてしまう人たちがいるのも事実です。
結婚を諦める年齢は、男女によってやや違いがあります。
女性の場合は出産のことを考えると、36歳頃から結婚を諦める人が増えてきます。
高齢出産は35歳以上の初産という定義になっていますので、36歳くらいになると妊娠や出産のリスクを考えて結婚を諦める人が増える傾向です。
男性の場合はもう少し遅くて、40歳くらいから結婚を諦める人が増えてきます。
結婚してすぐに子どもができてもすでに40代なので、子どもが成人する頃には60代です。
子供達が大学に進学する場合は、社会に出るまで健康で働いていられるか、収入は問題ないかと不安になることから、結婚を諦める人が増えてしまうようです。
結婚を諦めた男性の理由
男性と女性では、結婚を諦める理由が異なります。
まずは男性が結婚を諦めた理由について見ていきましょう。
経済力に自信がない
自分の年収が低いと感じるため、結婚を諦めた人は少なくありません。
年収が低ければ、独身の今でもお金に余裕がないため、結婚して家族を養うのは困難です。結婚相手に苦労をかけると思うと、結婚を諦めるしかないと思ってしまうようです。
ちなみに、転職・求人サイトdodaで発表されている30代男性の平均年収が481万円。
もちろん職種にもよりますが、平均年収より自分が低いことを知ってまうと、余計に経済力への自信をなくして結婚を諦めてしまう場合があります。
とくに女性は結婚相手の年収を重視する傾向があります。
理想が高くない女性でも、男性に対しては生活に困らない程度の年収を求めますので、年収が低い男性は婚活市場で不利です。
婚活しても女性から相手にされず、結婚を諦めたくなってしまうことが多々あるかもしれません。
一人でいることに慣れた
一人暮らしが長い独身男性は、部屋で一人で過ごすことに慣れているため、寂しさを感じなくなってしまうことがあります。
また、恋人がいないことで趣味や興味のあることに熱中できる良さを知っており、婚活どころか恋活さえしなくなってしまう人もいるようです。
寂しいどころか誰かと住むより一人の方がいいとさえ考えるため、「自分には結婚は向いていなかったんだ」と納得し、結婚を諦めてしまうのです。
仕事がすごく忙しい
仕事が忙しく、多忙な日々を過ごしている男性は、毎日仕事のことしか考える余裕がありません。
現実的に考えて、仕事も婚活もというわけにはいかないのです。
男性の脳は基本的にシングルタスク型で、一度に1つのことしかできません。
仕事に打ち込み、会社から認められるとますます忙しくなるため、婚活からはさらに遠のいてしまい、結婚を諦めてしまうのです。
仕事が落ち着いて余裕が出てきた50代の頃には、生涯未婚率として換算される年代になってしまうことから、自動的に結婚を諦めた…という男性もいるかもしれません。
男ばかりの環境で出会いがない
結婚を諦めた男性の中には、学生の頃から男ばかりの環境で、社会人になっても職場は同性ばかりという人も少なくありません。
これでは女性との出会いがないため、結婚とは無縁の世界です。
それなら婚活パーティ―などの婚活サービスを利用して出会いを増やしたらいいのですが、これまでの人生で女性と接点がほとんどなかった人は、恋愛経験が乏しいため、女性と関わる方法がわかりません。
恋愛すらできずにときが流れ…結局、結婚を諦めてしまう人もいるようです。
結婚を諦めた女性の理由
結婚に憧れを持つ女性は多いものですが、婚活地獄に疲れて諦めた人もいます。
女性はどんな理由で結婚を諦めることが多いのか見ていきましょう。
婚活に疲れてしまった
女性が結婚を諦めた理由の中で1番多いのが、婚活を頑張りすぎて疲れてしまったケースかもしれません。
婚活には費用もかかるし、上手くいかないと精神的なダメージもあります。
「自分には魅力がないのか…」と自信をなくし、懐も寂しくなってきて、「もう婚活を続けても無駄だわ。結婚は諦めよう…」となってしまうのです。
婚活を頑張ってもまったく成果が出なければ、婚活疲れしてしまい、結婚を諦めてしまう人が多いのは当然かもしれませんね。
一人の生活が気楽に感じる
独り身の生活は、すべてを自分の自由にできるので気楽です。
長年彼氏もいなければ、とくに寂しさも感じないため、今のままでもいいかな…と思うようになり、結婚を諦める独身女性もいるようです。
また、結婚をしたら旦那がいるぶん家事の負担が増えることを考えると、「結婚しないほうが気楽だわ」という思考になるのでしょう。
とにかく出会いがない
職場に男性がいても、独身男性がほとんどいないため、出会いがまったくない人もいます。
年齢を重ねていくと、友達も既婚者ばかりになっていくので、遊びに行ったり合コンに誘われたりする機会もなくなっていき、ますます出会いが減ってしまうのです。
そんな状況に陥り、必然的に結婚を諦めた女性も少なくないかもしれません。
容姿にコンプレックスがありモテない
自分の容姿のせいでモテないと思い込んで、結婚を諦めた人もいます。
女性が相手の年収を気にするように、男性は外見を重視する人が多いので、自分の容姿に自信が持てないことが原因で、婚活に積極的になれない人が少なくないのです。
外見コンプレックスにより、うつむき加減になったり、笑顔が少なくなったりするため、そのおかげで暗い印象を与え、男性からモテない可能性があります。
容姿へのコンプレックスが強すぎると、婚活が上手くいかないのを容姿のせいにしてしまい、ますます自信をなくしてしまうでしょう。
「こんな私が結婚できるわけない」という結論を出してしまい、結婚を諦めてしまうのです。
悲しい…結婚を諦めた瞬間あるある
結婚を諦めた人のあるあるを集めてみました。
次のような状況になると、結婚を諦めたくなる人が多いようですね。
30代で恋人に振られたとき
いつか結婚すると信じ、付き合い続けて30代に突入。
しかし、30代で恋人に振られて絶望し、結婚を諦めたというケースもあります。
いわゆる「長すぎた春」ですが、結婚直前までいったのに、30代でまた一から恋人探しをするのは非常に大変です。
しかも元恋人にはさっさと新恋人ができて、トントン拍子に結婚すると人間不信に陥ってしまうでしょう。
精神的ダメージが大きすぎて、結婚相手を探す気力もなくなり、結婚を諦めてしまいます。
周囲から暴言を吐かれたとき
デリカシーのない人から失礼なことを言われた瞬間は、結婚を諦めたくなるあるあるです。
「もらってくれる人がいたら誰でもいいじゃない」「贅沢言ってる場合じゃないでしょ?」「あなたレベルならもっと理想を下げなきゃ」と、自分を安売りするように言われて傷つく人もいます。
とくに異性から吐かれる暴言はパンチがあります。
そんな傷つく言葉を吐かれてまで婚活する気力がなくなり、結婚を諦めてしまうのです。
婚活パーティーで異性とカップリングしなかったとき
婚活パーティーに参加した婚活男性・婚活女性が異性とカップリングしなかった瞬間も、結婚を諦めたくなるあるあるな状況です。
とくに30代後半になると、男性も女性も不利な傾向が見られます。
男性は20代の女性を狙い相手から選ばれづらくなり、女性は年上男性を狙っても恋愛対象外にされてしまいがちだからです。
もちろん婚活パーティーでカップリングできる可能性は十分にあります。
しかし、カップリングしない状況が続いてしまうと、気持ちも沈んで結婚を諦めたくなってしまうのです。
「まだ大丈夫かも」と希望を捨てなかったのに、まったくカップリングしなければ、「もう諦めたほうがいい年齢なのかな」と諦めモードになる婚活男性・婚活女性は多いでしょう。
結婚している友人の愚痴を聞いたとき
結婚したら幸せになれると信じていたのに、結婚している友人の愚痴を聞いて、結婚への憧れがなくなってしまう人もいます。
確かに結婚生活は楽しいことばかりではありません。
毎日顔を合わせていたら、お互いの嫌なところも見えてきます。
また、家事の分担やワンオペ育児で夫婦喧嘩が絶えない家庭もあります。
さらに夫や妻の浮気、嫁姑問題など、結婚後の生活が平穏ではない家庭も少なくありません。
そのような話を聞いていると、「自分に結婚生活はムリかも」と思うようになり、結婚を諦める人もいるようです。
結婚を諦めた途端、素敵な出会いが訪れるのはなぜ?
もう結婚しなくてもいいかも…と結婚を諦めた途端に異性との出会いが訪れることがあります。
そのような経験をした人は少なくないようですが、それには婚活が成功するヒントが隠されています。
結婚を焦りすぎると、出会った人を条件で判断してふるいにかけたり、会ってすぐに結婚の話をして相手にプレッシャーを与えたりしている人は意外といます。
そういった立ち振る舞いでは、自ら結婚のチャンスを逃しているようなものです。
しかし、結婚を諦めると以前のような切羽詰まった状況ではなくなるので、一気に表情が明るくなり、異性から好感を持たれやすくなることがあるのです。
また、相手を条件で判断しなくなるため、異性のストライクゾーンが広がり、素敵な出会いへとつながった可能性があるでしょう。
婚活が上手くいかないときは、いったんお休みしてみてはいかがでしょうか。
肩の力が抜けたら、素敵な出会いが訪れるかもしれませんよ!
結婚に対しては前向きな決断をすることが大事!
結婚したいのに異性との出会いがまったくなかったり、婚活しても全然成果がなかったりすれば、結婚を諦めたくなってしまいます。
しかし「どうせ容姿が悪いから」「収入が低いから」と後ろ向きな理由で諦めると後悔することもあるでしょう。
何かを理由にして結婚を諦めてしまうのは時期尚早かもしれません。
諦めるときは前向きな理由で決断したほうが後悔をしないはずです。
前向きな理由で結婚を諦めたら、表情が柔らかくなって突然素敵な出会いが訪れる可能性もあるものです。
婚活が上手くいかなくて悩んでいる人は、婚活疲れする前にいったん休んでリフレッシュして、気分をリセットさせるのがおすすめです。
- 結婚を諦める年齢は女性が36歳以降、男性は40歳以降が多い
- 男性は経済力に自信がなくて結婚を諦めることがある
- 女性は婚活疲れで結婚を諦めたくなることが多い
- 婚活パーティーで異性とカップリングしなかったときに婚活を諦めたくなる
- 婚活を諦めた途端に素敵な出会いが訪れることがある