結婚に迷うならやめるべき?後悔しないためのチェック項目【判断方法】
婚約が決まると誰もが幸せな気持ちになるものですが、入籍日が近づくにつれて「本当にこれでいいのだろうか?」と不安になる人は少なくありません。
結婚に迷うとやめたくなるかもしれませんが、一時の感情で決断すると後悔する可能性があります。
まずは冷静になって、自分の気持ちと向き合うことがおすすめです。
今回の記事では、マリッジブルーに陥る理由と結婚に迷うときのチェック項目を紹介します。
結婚に迷う主な理由
生涯をともにしようと心に決めた相手なのに、なぜ気持ちが揺らいでしまうのでしょうか。
まずは、結婚に迷う主な理由について見ていきましょう。
経済的な不安がある
独身のうちは我が身だけを養うお金があればOKですが、結婚して新しい家庭を築くとなるとそうはいきません。
広い家に住んだり食費は2倍かかったりして、独身時代以上にお金が必要になるのです。
経済的な不安があると、結婚して大丈夫だろうかと心配になる人は少なくありません。
男性の場合は女性が専業主婦を希望していると、経済的な不安を抱えてしまいます。
女性の場合は男性の収入が安定していないと、結婚を迷うことになってしまうでしょう。
価値観にズレが生じている
二人の価値観にズレが生じていることが原因で、結婚を迷う人も少なくありません。
恋人時代は自分との違いがとても新鮮に見えるものですが、毎日一緒に暮らすとなると不安要素になります。
とくに結婚に迷いが生じやすいのは金銭感覚と衛生観念の違いです。
節約して堅実な生活を望む人もいれば自由にお金を使いたい人もいますし、ブランド好きもいれば名より実をとる人もいます。
また、清潔好きな人もいれば、汚れで人は死なないと考えている人もいるのが現実です。
お金と衛生は生命を守るものですから、両者に圧倒的な違いがあると安心して共同生活を送れません。
お互い歩み寄れないままでは結婚に迷いが生じて当然でしょう。
家族とパートナーの仲が険悪
恋愛は当事者同士で楽しむものですが、結婚となるとお互いの親兄弟とのつながりを無視できません。
そのため、家族とパートナーの仲が険悪だと、結婚を迷う原因になります。
親戚付き合いだけでなく、お互いの両親が年老いたときは介護が必要になる場合もありますし、何より自分の親を大事にしてもらえないのは悲しいものです。
いくら好きな相手でも自分の親兄弟の悪口を言われては、結婚を迷うのも仕方ないでしょう。
もっといい人がいる可能性を追ってしまう
恋愛経験の浅い人が結婚に迷う原因として、もっといい人がいるという可能性を追ってしまうことも挙げられます。
結婚生活の理想が高すぎることで現実の幸せに満足できず、「もっといい相手がいるのでは?」とつい欲張ってしまうのです。
まさに青い鳥症候群といわれる状態ですが、理想に勝てる現実は存在しません。
そのことを理解しなければ結婚自体が遠のいてしまいます。
容姿がタイプじゃない
結婚式の準備をしているうちに、パートナーの容姿が気になってしまう人もいます。
外見は理想と違ったとしても、相手の人となりに惹かれて結婚を決断することは珍しくありません。
しかし、パートナーを親戚や同僚に紹介することを考えたときに、容姿の印象から悪く思われないかと心配になるケースがあるのです。
相手の容姿が気になるのは、こう見られたいという理想が自分のなかにあるからでしょう。
配偶者を自分のステータスと考えていると、結婚式を意識したときにマリッジブルーに陥る傾向があります。
歳の差がある
歳の差があるほど、結婚に迷いが生じがちです。
二人の間では気にしたことがなくても、結婚が決まって相手の親兄弟や友達と会うことで、世代の違いに直面する人は少なくありません。
同世代と楽しく会話しているパートナーを見て「もっと年が近い相手と結婚した方が幸せなのでは?」という思いが湧いてきてしまうのです。
また、結婚生活をイメージしてはじめて、不倫されるリスクや介護の問題など、さまざまな面で不安要素が浮き彫りになることがあります。
歳の差はどうしても縮まらないため、理想と現実のギャップに葛藤してしまうのです。
恋愛感情が薄れている
「長すぎた春」という言葉がありますが、あまりに交際期間が長いと恋愛感情が薄れてしまうこともあります。
2人でいると楽だし相性は最高と思うものの、それが恋愛感情なのか家族感覚なのか、自分でもわからなくなるのです。
一緒にいるのが当たり前になると、婚約が決まっても喜びや感動は薄く、むしろ「このまま結婚していいのか」という思いに駆られてしまうケースがあります。
やめる?やめない?結婚に迷うときのチェック項目【判断方法】
結婚が決まって幸せの絶頂であるはずなのに、憂鬱な気分に囚われてしまうマリッジブルー。
不安な気持ちを少しでも軽くするためにも、冷静に今の状況を整理しましょう。
ここからは、結婚に迷うときのチェック項目を7つ紹介します。
金銭感覚が似ているか
結婚して生活をともにするなら、恋人との金銭感覚が似ているか否かはとても重要です。
新居の家具家電から毎日の食材まで、二人で買い物をする機会はこれからいくらでも増えていきます。
それなのに経済観念が大きくズレていては、ショッピングのたびに揉めることになってしまうでしょう。
もっとも育った環境が違えば、金銭感覚が違うのは当たり前ですから、大切なのは価値観のすり合わせです。
結婚前にしっかり話し合いをして、二人のルールを作り上げていきましょう。
相手のことを尊敬しているか
結婚に迷いが生じたら、相手のことを尊敬しているか、冷静に考えてみましょう。
人として尊敬の念を持っていれば、意見が違っても歩み寄ることができます。
ときには思い出の写真を眺めながら、相手のどこに惹かれたか、思い出してみましょう。
「こんなことができてすごいな」と思ったことが必ずあるはずです。
付き合いはじめたころの気持ちとともに、相手への尊敬の念も思い出してくださいね。
恋人のことを好きでもないし尊敬もできない…という場合は、結婚に進まず一旦ストップした方がいいかもしれません。
恋人が家族のことを大切にしているか
「釣った魚に餌をやらない」という言葉がありますが、結婚したら一切の気遣いをしなくなる人は残念ながら実在します。
後悔しないためにも、恋人が家族のことを大切にしているかチェックしておきましょう。
親兄弟への接し方を見れば、結婚後に相手が家庭内でどのように振舞うかがある程度、推測できるはずです。
親子仲が悪い場合は、問題と向き合う姿勢に着目してみるといいでしょう。
恋人が身内に対してひどい対応を貫くなら、結婚すると不幸になる可能性があります。
愛情を示してくれているか
相手の言動に愛情を感じられないようであれば、結婚は思い留まった方がいいかもしれません。
交際期間が長くなったからという理由だけで、何となく結婚するカップルも稀にいます。
しかし、愛情がなければ夫婦としてやっていくのは困難です。
最も幸せであるはずの婚約期間に愛情を示してくれないのなら、結婚生活は長続きしないかもしれません。
今一度お互いの気持ちに向き合う必要があるでしょう。
自分の気持ちを素直に言えるか
相手を気遣うことは大切ですが、だからといって自分の気持ちを言えない関係は健全とはいえません。
遠慮ばかりしていては価値観を擦り合わせることはできませんから、一緒に生活するとなればストレスが溜まります。
現段階でパートナーと対等な関係を築けていない場合は、結婚を踏み留まるべきです。
自分の気持ちを素直に言えるようになるまで、2人の関係を深めていきましょう。
2人で困難を乗り越えていく自信はあるか
「病めるときも健やかなるときも」という結婚式の誓いの言葉があるように、人生は幸福ばかりではありません。
パートナーがリストラされるかもしれませんし、重い病気にかかる可能性もあります。
結婚に迷うときは2人で困難を乗り越えていく自信はあるか、考えてみてください。
相手が抱える問題に自ら飛び込んで助けようという気持ちがなければ、生涯をともにすることは難しいでしょう。
「二人なら大丈夫」と胸を張って言えるか、改めて考えてみてくださいね。
相手がいなくなっても平気かどうか
結婚に迷うときは、相手がいなくなったときのことをイメージしてみましょう。
もし結婚するのをやめれば、恋人は自分の元から去っていきます。
その状態を想像してみて、仕方がないと思えるか考えてみてください。
今の彼氏彼女を永遠に失うことをイメージしたときに湧いてきた感情が、自分の本当の気持ちといえます。
大切なものは失ったときにはじめて気づくものです。
結婚に迷うときは慎重に判断しましょう。
これで迷ったら危険!やめておくべき結婚のケース
結婚を迷う理由はたくさんありますが、相手に不満があったり、相手の家族と気が合わないのなら、結婚はやめておくべきかもしれません。
解決する可能性が低いので、結婚後に後悔することになるはずです。
仕事がうまくいってないケースも、経済的な困難に直面する可能性があるので注意した方がいいでしょう。
独身の現状に満足しているケースも、結婚後に後悔する可能性が高いです。
解決できる原因かどうか、しっかり悩みと向き合いましょう。
『婚約』は多くの女性にとって、とても幸せで、喜ばしい出来事です。
しかし、婚約したはいいものの、一抹の不安を抱く女性も少なくありません。
今回はそんな女性に向けて『結婚に不安を抱く原因』や、不安を払拭するため『結婚前に確かめておくべきこと』を解説しています!
幸せな結婚生活を迎えられるよう、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
結婚に迷うときは自分の気持ちと向き合おう!
結婚に迷うときは自分の気持ちと向き合うようにしましょう。
何が不安なのかが明確になれば、解決策を見つけやすくなります。
一時の感情に振り回されることなく、まずは冷静になることが大切です。
行き詰ったときは身近な人や有識者の知恵を借りるのがおすすめ。
マリッジブルーは結婚への不安を解消するチャンスと捉え、幸せな未来をつかみとってくださいね!
- 結婚に迷う主な理由には経済的不安・価値観のズレ・歳の差などがある
- パートナーと金銭感覚が大きくズレていたり、相手に尊敬の念を抱けなかったりするときは結婚を踏み留まるべき
- 相手に不満があったり、相手の家族と気が合わないのなら、結婚はやめておくべき
- 結婚に迷ったときは自分の気持ちを知るのが大切