結婚前に同棲するカップルは58%同棲するメリット・デメリット、同棲期間とは
お互いへの理解を深めるために結婚前の「同棲」を考えている人もいるでしょう。
もしパートナーと同棲するのなら、気を付けるべきことやデメリットはあるのでしょうか。
今回の記事では、結婚前に同棲するメリット・デメリットについて紹介していきます。
これから同棲を考えているカップルはぜひ参考にしてください。
Contents
結婚前の同棲率
Q.結婚前に同棲しましたか?
A.
- した…116人(男性65人・女性51人)
- してない…84人(男性35人・女性49人)
※既婚男女200人対象
既婚男女200人を対象にアンケート調査したところ、結婚前に同棲していたのは58%でした。
相手の生活習慣や価値観などを知ることができる「同棲」はメリットが多く、本格的な結婚生活前の予行演習としては最適です。
しかし、同棲生活にはデメリットも少なからず存在します。
結婚前の同棲生活は必要か否か、メリットデメリット両面を比較しつつ決めることが大事だといえるでしょう。
同棲して何ヶ月で結婚?
Q.結婚までの同棲期間はどのくらいですか?
A.
- 6ヶ月未満…94人(男性36人・女性58人)
- 6ヶ月〜1年…47人(男性30人・女性17人)
- 1年〜2年…36人(男性19人・女性17人)
- 2年〜3年…11人(男性9人・女性2人)
- 3年以上…12人(男性6人・女性6人)
※既婚男女200人対象
では、結婚までの同棲期間はどのくらい必要なのでしょうか。
こちらも既婚男女200人に調査したところ、もっとも多かった回答は「6ヶ月未満」でした。
あくまで結婚生活前のお試し期間と考えるなら、半年程度で十分なのかもしれません。
また、7割以上の同棲カップルが同棲をはじめて1年以内には結婚しており、何年にもわたって同棲生活を続ける人は少数派です。
結婚前提の同棲のつもりなら、半年〜1年を目途に入籍を考えるのが一般的なようです。
結婚前に同棲するメリット
結婚前に同棲することで、どのようなメリットが得られるのでしょうか。
結婚生活のイメージがつく
結婚前に同棲すれば、本番の結婚生活のイメージがつきやすくなります。
いくらデートを重ねていても、共同生活となるとこれまで知らなかった部分が出てくるものです。
家事の仕方や生活リズムの違いなど、実際に体験することでより具体的な結婚生活を想像しやすくなるでしょう。
過ごせる時間が増える
同棲すれば、一緒に過ごす時間を増やすことができます。
とくに休みのタイミングがバラバラ、仕事の都合でなかなか会えないカップルにとって、たくさんの時間を共有しやすくなる同棲はメリットとなるでしょう。
貯金することができる
結婚前に同棲すれば、貯蓄しやすくなります。
お互い一人暮らしであれば、生活拠点を1つにすることで家賃や光熱費、食費といった生活費を折半することができます。
一人暮らしのときより浮いた費用をそのまま貯蓄にまわせるので、結婚費用を効率的に貯めたいカップルには大きなメリットです。
家事の負担が軽減できる
同棲すれば、これまでの家事の負担を軽減することが可能です。
一人で洗濯や料理をまかなうのは結構大変ですが、2人で分担すれば効率よくこなすことができるでしょう。
また、家事分担のシミュレーションにもなるため、同棲中に話し合っておけば結婚後も安心です。
安心感を得ることができる
とくに女性の場合、同棲は強い安心感を得られるというメリットがあります。
一人暮らしは何かと心配な部分が多いです。
しかし、同棲してしまえば常に彼氏が一緒なので安心して過ごすことができます。
また、万が一どちらかが病気になっても看病してくれる人がいるので心強いです。
結婚前に同棲するデメリット
メリットの多い同棲生活ですが、実はデメリットもそれなりにあります。
同棲するかどうか迷ったときは、メリットだけでなくデメリットの側面も踏まえて考えることをおすすめします。
喧嘩が増えるかもしれない
長い間顔を合わせる同棲生活では、喧嘩が増える可能性があります。
イライラしても同じ家にいなければならないのは、かなりのストレスになるでしょう。
言い争いの多いカップルは、同棲前にある程度ルールを決めておいたほうがよいかもしれません。
プライベートの時間が減る
同棲生活はプライベートの時間が減るというデメリットがあります。
物件の間取りによってはずっと同じ部屋で過ごさなければならず、物理的にも時間的にも個人で楽しむ余裕がなくなってしまうからです。
とくに、一人時間が必要なタイプの人にとってはデメリットに感じてしまうでしょう。
結婚しても新鮮味がない
同棲生活を経てからの結婚だと、新婚生活に新鮮味が感じられない可能性があります。
これはある程度仕方のないことですが、結婚生活に新鮮味を求めるなら同棲で得られるメリットと比較して考えたほうがよいかもしれません。
結婚のタイミングを逃すかも…
同棲の最大のデメリットは、結婚のタイミングを逃す可能性が増えること。
同棲生活が安定してしまうと、籍を入れたり結婚式をしたりということに必要性を感じられなくなってくるからです。
もし将来的に結婚を考えているのなら、事前に同棲の期限を決めておくことが大切です。
結婚前に同棲するときのルール
あくまで結婚が最終目標のつもりなら、ズルズルと同棲期間だけが長くならないよう「同棲のルール」を決めておくことをおすすめします。
結婚前提に同棲期間を決めておく
結婚前提としての同棲なら、最初に同棲期間を決めておくことが大事です。
例えば1年を目途に、と決めておかないと同棲状態のまま結婚の踏ん切りがつかない可能性があるからです。
また、できれば同棲前に親への挨拶を済ませておいたほうがよいでしょう。
決まった期限までに結婚準備が進まないようなら「同棲解消」も視野に入れておくことをおすすめします。
お金・家事分担を決めておく
同棲するなら、お金や家事の分担割合をしっかり決めておきましょう。
家賃や光熱費は折半なのか、家事はどのように分担するのか、最初に決めておかないと喧嘩の種になるからです。
とくにお金の問題は慣れ合いになりやすいので、事前にしっかり話し合っておきましょう。
配慮すべき細かな点を決めておく
平穏な同棲生活のためには、相手への配慮が必要です。
自分の家だと思って好き勝手に過ごしてしまうと、パートナーから愛想をつかされてしまうかもしれません。
- 帰宅時間は必ず知らせる
- 無断外泊はしない
- 誰かを家に招くときは事前に相談する
- プライベートなアイテムには勝手に触れない
- 喧嘩をしても翌日に持ち越さない
共同生活を上手くやっていくには、最低限上記のポイントは話し合っておくことをおすすめします。
プロポーズと同棲のベストタイミングはカップルによる!
結婚前に共同生活が試せる「同棲」にはメリットが多いです。
結婚生活の事前準備としても、先に同棲しておけば安心して家族になれるでしょう。
しかし、同棲にはデメリットも少なからず存在する点には注意が必要です。
無計画に同棲開始してしまうと、結婚のタイミングを逃す可能性もあるからです。
プロポーズや同棲・結婚のタイミングはカップルによって異なります。
ぜひ他の同棲経験者の話も参考にして、2人にとってのベストな形を目指してくださいね。
- 結婚前の同棲経験があるカップルは58%
- 同棲して半年~1年以内に結婚するカップルが多い
- 結婚前の同棲のメリットには、一緒に過ごせる時間の増加や家事の負担の軽減などがある
- 結婚前の同棲のデメリットには、プライベートの時間が持てないことや結婚のタイミングを逃す可能性が増えることなどがある
- 結婚前に同棲するなら、同棲期間を決めたうえでお互いに配慮することが大事