バツイチって恋愛に不利?世間の印象や再婚活を成功させる方法を解説

今やバツイチ男性・バツイチ女性は珍しい存在ではなくなってきました。
しかし、再婚したいと考えていても自分が訳ありだと、なかなか積極的に行動できないという人は多いかもしれません。
また、世間からどのような印象を持たれているのかも気になるところです。
今回の記事では、再婚活を成功させる方法・おすすめの出会い方を解説していきます。
Contents
離婚する夫婦の割合はなんと「約3組に1組」
まずはじめに、バツイチの定義について説明します。
バツイチは、1度結婚したのちに離婚して、現在は独り身となった男女を指す言葉として用いられます。離婚歴が2度・3度と増えていくと、「バツ2」「バツ3」と呼ばれるのが一般的です。
厚生労働省による「平成30年度 人口動態統計特殊報告」のデータによると、婚姻している夫婦に対して、離婚する夫婦の割合(離婚率)は「約3組に1組」。
一方、「平成28年度 人口動態統計特殊報告」のデータによると、再婚する人は「約4人に1人」と報告されています。
再婚者も少なくないことが分かりますね。
参考元:厚生労働省「平成30年度 人口動態統計特殊報告」
参考元:厚生労働省「平成28年度 人口動態統計特殊報告」
バツイチ男性・バツイチ女性に対する印象
バツイチと呼ばれる人は決して珍しい存在ではありませんが、世間は一体どのようなイメージを持っているのでしょうか。
何か問題がありそう…
結婚相手に何の不満も持っていない夫婦は少なく、嫌なところにはある程度目をつむって結婚生活を送っている人がほとんどです。
しかし、離婚歴があると、たとえその人自身に深刻な理由があった訳ではなくても、「本人に重い問題があったのでは?」と勘ぐられる場合があります。
子持ちの場合、とても忙しそう…
子持ちであるシングルマザー・シングルファーザーは、負担が大きそう・忙しそうなどと思われやすい傾向があります。
男性だと仕事をしながら家事・育児をこなせるのか、女性だと養育費や生活費は大丈夫なのかと心配されるのは普通のことかもしれません。
そのことが理由でなかなか恋愛に発展しない…ということもゼロではないでしょう。
全然気にならない
離婚する夫婦の割合を見て分かるとおり、離婚経験者はもはや珍しい存在ではなくなった時代です。
離婚歴の有無を気にしない人も多いので、バツイチであることを気に病む必要はあまりないでしょう。
本当に大事な部分は、離婚歴よりも離婚理由のほうかもしれません。
バツイチでも再婚活を成功させる方法
「バツイチだと再婚するのは難しい」と考える人がいますが、離婚歴があっても成功する人は、再婚するためにさまざまな努力をしています。
悲観する前に、以下に紹介する方法を試してみてください。
離婚した原因を見直して改善する
重要なことは、なぜ離婚してしまったのかを考えることです。
「離婚した原因は自分ではない」「全て相手に非がある」と決めつけてしまう人もいますが、パートナーのみに100%責任があるというケースはほとんどありません。
キツい言葉を投げかけていた・おしゃれや化粧をしなくなった・コミュニケーションを怠っていたなど、当時の自分では気づかなかった落ち度を見直してみてください。
離婚の要因になったものが1つでも見つけられたなら、すぐに改善を図りましょう。
外見&内面を磨く
バツイチは、離婚したばかりなら心身ともに疲れていたり、子持ちで生活に苦労していたりと、外見・内面ともに輝きを失っている人が多いです。
しかし、そのような状態の人は恋愛対象にはなりませんよね。再婚できる人は、バツイチであることを感じさせない明るさや、外見に気を使える余裕を備えた独身男性や独身女性です。
身だしなみに気をつけたり、常に笑顔を心がけたりと、自分磨きを怠らないようにすることが再婚活を成功させる秘訣です。
価値観が似ている相手を探す
性格が合わなかったり金銭感覚が違ったりという価値観の不一致は、離婚する理由として非常に多いです。
再婚を失敗させる原因になりかねないので、再婚前に価値観が合うかどうかを必ず確認しておいてください。
もちろん、価値観の全てが一致する人はそうそういないので、妥協できる点とできない点を整理するといいでしょう。
ポジティブな気持ちでいる
離婚した過去をひきずっていつまでも落ち込んでいては、せっかくいい人と巡り会っても再婚までたどり着けません。
再婚のためには気持ちを早めに切り替えて、ポジティブに過ごすことが大事です。
ネガティブ発言を連発するような人とは、誰も一緒にいたいとは思わないので、前向きな姿勢をアピールして好印象をゲットしましょう。
離婚理由を伝えるタイミングは相手の心が開いたとき
再婚するにあたって、バツイチであることを告白しなければいけないときが必ず来ます。その際に注意すべきなのが、離婚理由を伝えるタイミングです。
さほど親密でない関係のときに離婚の原因を正直に話した場合、相手がその理由を受け止めきれなくて去ってしまう可能性があります。
相手が自分に心を開いたときは、あなたのことを受け入れやすい状態です。
そのため、離婚理由に触れるタイミングは、お互いの距離がある程度近くなっている2~3回目のデートあたりがベストです。
バツイチの婚活シーンでやりがちなNG行動
初婚より不利といわれるバツイチの結婚は、もう2度と失敗したくないですよね。
しかし、その焦りゆえに、絶対にやってはいけない行動を取ってしまうこともあります。
バツイチの婚活でやりがちなNG行動を紹介しますので、みなさんも十分注意してください。
相手に自分の理想を押しつける
もう失敗したくないという気持ちが強いあまり、「昔の旦那よりもっと年収が高い人がいい」「前妻より若くてきれいな人はいないかな」などと高望みをするのはNGです。
人に理想ばかりを押しつけ、条件で判断するような人と恋愛したい・結婚したいとは思いませんよね。
相手に多くを求めすぎず、謙虚な姿勢を忘れないことが大事です。
過去の失敗に囚われて消極的になる
離婚歴があると、再婚しようとしても「今度は本当に大丈夫?」「また失敗するんじゃ…」という不安に駆られる人は多いです。
しかし、過去の失敗を恐れるあまり慎重になりすぎると誰も信用できなくなります。
相手を信じられなかったり将来に不安があったりするなら、信頼できる友人や親に相談するなど不安を解消するために積極的に動きましょう。
バツイチの婚活では、自分から進んで一歩を踏み出す勇気が大切です。
子持ちの場合、「再婚は子どものため」と言う
「子どもに親を作ってあげたい」といった理由だけで再婚活すると失敗の原因になります。
一見、子ども想いで真っ当な理由に聞こえますが、相手にとっては別の配偶者との間に生まれ、別の家庭で育った子どもです。子どものためだけに再婚を要求するのは、ただの身勝手でしかありません。
相手の気持ちをないがしろにせず、あなた自身がしっかりと相手と向き合うことがポイントです。
訳ありでも大丈夫!バツイチにおすすめな出会い方
訳ありに分類されてしまうバツイチでも、成功しやすい婚活方法があります。
最後におすすめの出会い方を紹介していきます。
婚活パーティー
バツイチの婚活方法としておすすめの出会い方が、婚活パーティーです。
婚活パーティーでは、「バツイチ理解者限定」「シングルマザー・ファーザー限定」など、バツイチの男女が対象となるイベントが開催されています。
企画イベントであれば、バツイチに偏見のない人が集まるので、気負わずに参加することができます。
現在は子連れで参加できるイベントもあるので、子持ちの人もぜひチェックしてみてください。
結婚相談所
婚活パーティーよりコストはかかりますが、真剣に婚活を頑張りたいのであれば結婚相談所をおすすめします。
希望条件を伝えれば、結婚のプロである専門スタッフが条件に合致する相手との出会いを斡旋してくれるので、婚活の手間がほとんどかかりません。
また、本気で結婚したい人しか登録していないので質の高い出会いが期待できます。
バツイチであることを了承した異性にだけ出会えるので、効率的に婚活を進めることができる点もメリットです。
マッチングアプリ
恋活目的で利用されているイメージが強いマッチングアプリですが、バツイチが再婚する手段としても十分便利です。
結婚相談所に比べて料金が安く、空いた時間、いつでもどこでも手軽に相手を探せます。
また、プロフィールや自己紹介文に離婚歴の情報を記載できるので、効率的に婚活ができるのもポイントです。
さまざまな婚活アプリがあるので、複数のアプリを平行して使ってみるのもおすすめですよ。
バツイチでも幸せな結婚はできる!
「バツイチは再婚するうえで不利だ」という意見は確かにありますが、現在では離婚歴を気にしない人も多く、再婚率も年々増加傾向にあります。
結局のところ、幸せをつかめるか否かはあなた次第です。
過去の失敗に囚われず自分磨きを前向きに頑張れば、バツイチでも必ず素敵なパートナーと再婚できるはずですよ。