「バリキャリ」の意味とは?特徴やバリキャリになるための方法も解説!
「バリキャリ」という言葉を聞いて、あなたはどんな女性を想像しますか?
「カッコいい女性」「仕事のできる優秀な女性」など、プラスのイメージを持つ人は多いでしょう。
中には「自分もバリキャリになりたい!」と思っている女性もいるはずです。
今回の記事では、バリキャリ女性の特徴やバリキャリになるための方法について解説していきます。
バリキャリに憧れがある人もそうでない人も、ぜひチェックしてみてください。
Contents
「バリキャリ」とは
「バリキャリ」とは、「仕事をバリバリこなしながらキャリアアップを目指す女性」のことです。
ただし、具体的な定義があるわけではありません。
そのため、「仕事ができる優秀な女性」や「女性管理職などの社会的地位の高い女性」、「収入の多い女性」などを指すこともあります。
バリキャリ女性に見られる特徴
続いて、「バリキャリ女性」に見られる特徴や傾向を見ていきましょう。
社会的地位があり高収入
バリキャリ女性は社会的地位があり、高収入です。
そもそもバリキャリ女性は自分の仕事が好きで、プライドを持って仕事をしています。
そのため、「組織の中でも上に行きたい」という上昇志向が強く、結果として人よりも高い地位や収入を得られるというわけです。
仕事の専門性が高い
仕事の専門性が高いのもバリキャリ女性の特徴です。
専門性の高い技術や知識を持っているため、企業において有用な存在になれるのでしょう。
合理的な性格
バリキャリ女性は合理的な性格をしています。
とくに成果を出すこと、仕事をしっかりこなすことを重視しているので、「無駄なく効率的にこなしたい」という意識が強いのです。
「仕事ができる賢い人」というイメージが強く、頼りがいがありますが、ついていけない人からは「厳しそう」「近寄りがたい」と思われてしまうこともあるでしょう。
自分磨きを欠かさない
バリキャリ女性は自分磨きを欠かしません。
スキルアップのための勉強はもちろんのこと、「何事もしっかりこなしたい」と思っているので、容姿にも気を使っています。
例えば、エステやネイルサロンを活用したり、高収入を活かしてハイブランドのファッションを愛用したりしています。
また、仕事柄多くの人とコミュニケーションを取るのも、見た目にこだわる理由の一つといえるでしょう。
バリキャリが多い職業
バリキャリ女性は、どんな職業に就いているのでしょうか。
ここでは、バリキャリ女性が多い職業を紹介します。
医者
医者は、バリキャリ女性の代表的な職業だといえます。
人の命を救うという社会的に重要な仕事なので、その分給与が高く、使命感を持って働いている人も多いです。
激務ゆえに仕事と家庭の両立が課題になりやすいですが、周囲と協力しながら活躍する女性医師は、まさにバリキャリといえるでしょう。
弁護士
多忙かつ年収の高い弁護士も、典型的なバリキャリといえるでしょう。
独立して自分の事務所を立ち上げることができるため、キャリアアップがしやすいというメリットもあります。
公認会計士
公認会計士もバリキャリ女性の多い職業です。
国家資格ゆえ周囲からも求められやすい職業ですし、海外企業を相手にすれば、グローバルに活躍することもできます。
専門性が高いため、一度退職しても復職や転職がしやすく、キャリアが途切れづらいのがバリキャリとして活躍できる要因の一つです。
経営コンサルタント
企業や事業主に経営面でのアドバイスを与える経営コンサルタントにも、バリキャリとして活躍する女性は多いです。
そもそも一定以上稼ぐことのできる経営コンサルタントは非常に優秀で、税理士や中小企業診断士といった専門資格を持っている人も少なくありません。
IT関係
プログラマーやSE、ITデザイナーなど、IT関係の仕事をしているバリキャリ女性も多いです。
仕事の内容はさまざまで、職種によって年収や仕事量に差はあるものの専門性が高いため、どんな企業でも有用な人材になりやすいでしょう。
また、フリーランスとしてキャリアを継続しやすいのも、バリキャリが働きやすい理由の一つです。
技術・サービス業
技術を活かした職種やサービス業界にも、バリキャリとして活躍している女性は多いです。
イラストレーターやWEBライター、エステティシャンなど、技能や技術を活かした職種は自分の才能を活かしたい人にとって天職といえます。
決まったルートが少ないという厳しさはあるものの、自分の腕一本で活躍を見せる人は間違いなくバリキャリ女性に該当するでしょう。
バリキャリのメリット・デメリット
バリキャリを目指すなら、メリット・デメリットについてもぜひ知っておきましょう。
バリキャリのメリット
バリキャリの大きなメリットは、なんといっても収入面での安定です。
同世代の女性よりも大幅に稼げるため、資産運用や貯蓄にお金を回せ、余裕のある生活がしやすいでしょう。
また、仕事のやりがいがあるため、毎日が充実しやすいのもメリットです。
専門性の高い職種であれば、結婚・出産などでキャリアが途切れても再び就職しやすいという利点もあります。
「人生において仕事を生きがいにしたい」「長く働いて安定した老後を送りたい」という人にとって、バリキャリは最善の生き方といえるでしょう。
バリキャリのデメリット
バリキャリは基本的に激務であることが多く、プライベートな時間が大幅に削られる可能性があります。
恋愛や結婚、出産といった自分自身のライフイベントを後回しにすることもあるため、恋人や結婚相手からの理解も必要でしょう。
また、忙しさから体調を崩したり、家族や友人と疎遠になってしまったりするという恐れもあります。
体力があり、仕事中心の生活を望むタイプならいいのですが、プライベートを重要視したいタイプの人にとってはデメリットの多い選択といえるでしょう。
バリキャリになるための方法
最後に、バリキャリになるための方法を紹介していきます。
スキルを高める
バリキャリ女性になりたいなら、スキルを高めましょう。
専門スキルを身につけることができれば、有用な人材として重宝されやすくなります。
今の仕事で使える資格を取ったり、あるいはスキルを活かした職種に転職したりしてみてください。
スキルを活かせる環境をつくることで、バリキャリに一歩近付けるはずです。
高給で専門性の高い仕事に就く
バリキャリになるには、高給で専門性の高い仕事に就くのが一番です。
医師や弁護士、公認会計士といった専門職に就けば、間違いなくバリキャリ女性になれるでしょう。
ただし、こうした専門性の高い職種に就くには、かなりの努力が必要です。
女性が活躍できるところで働く
バリキャリを目指すなら、女性が活躍できる職場で働くのもおすすめです。
化粧品業界や保険業界などは女性の割合が多いため、活躍次第では管理職などの高い地位を得られます。
また、女性活躍推進法に基づいた企業に与えられる「えるぼし認定」のある企業や、ある程度環境が整備された職場で働けば、キャリアも途切れにくくバリキャリを目指しやすいでしょう。
バリキャリになって一生懸命仕事に取り組もう!
男女雇用機会均等法の制定から約40年が経った今、バリキャリ女子が増えてくるのは必然です。
高収入や仕事のやりがいを求めるなら、バリキャリを目指すのも悪くないでしょう。
ただし、バリキャリは基本的に激務なので、プライベートが犠牲になりやすいといったデメリットもあります。
バリキャリを目指すのであれば、そうしたメリット・デメリットを理解しつつ、少しでも働きやすい職種や会社を選ぶのがおすすめです。
自分のスキルや資格を活かして、バリキャリとして一生懸命仕事に取り組んでくださいね!
- 「バリキャリ」とは、仕事をバリバリこなしながらキャリアアップを目指す女性のこと
- バリキャリ女性たちは社会的地位が高く、高収入・仕事の専門性が高い・合理的といった特徴を持っている
- バリキャリのメリットは仕事のやりがいや収入の高さだが、一方でプライベートが削られる、ライフイベントが後回しになるといったデメリットもある
- バリキャリを目指すなら、スキルを高める・専門性の高い仕事に就く・女性が活躍できる職場で働くといった方法がおすすめ