交際0日婚とは？【200人に聞いた】きっかけやメリット・デメリットを紹介

近年耳にすることが多くなった「交際0日婚」、あなたはどんなイメージを持っていますか？

交際0日婚はその名のとおり交際期間なしでの結婚を意味しますが、果たして本当に交際期間がなくても幸せになれるのでしょうか。

そこで今回の記事では、交際0日婚のきっかけやメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

実際に交際0日婚をした人はいる？

成人男女200人を対象としてアンケート調査したところ、周囲に交際0日婚をした人が「いる」と回答した人はわずか3.5％でした。

やはり多くの人にとって結婚は交際を経てからするものであり、交際0日での結婚はかなり珍しいといえるでしょう。

しかし、交際0日婚をした人も存在しているのは確かです。

友達同士だった2人が結婚を決めたり交際前に意気投合したりと、きっかけさえあれば誰もが交際0日婚をする可能性があるかもしれません。

交際0日婚にはどんなメリットがあるのか、本当に幸せになれるのか、婚活中なら1つの選択肢・方法としてぜひ知っておくことをおすすめします。

交際0日婚のきっかけとは

続いては、交際0日婚の具体的なきっかけを見ていきましょう。

交際0日婚経験者によると、交際はしていないもののずっと知り合いだった友情型か、出会った瞬間に結婚を決めた直感型に大きく分かれるようです。

昔からの知り合いであれば、人となりはわかっていますし結婚相手としても安心かもしれません。

一方、直感型の場合でも相性さえ合えば案外上手くいくものです。

中には付き合う前に子供ができてしまったパターンもありますが、交際期間がなくてもお互いさえ納得していれば結婚後も問題なく過ごせる夫婦が少なくないといえるでしょう。

交際0日婚するメリット

では、あえて少数派の「交際0日婚」を選ぶメリットはあるのでしょうか。

新鮮な毎日を送れる

交際0日婚なら、新鮮な毎日を送ることができます。

たとえ以前からの知り合いであっても、友達と結婚相手とでは見せる顔が違うものです。

そのため、交際0日で結婚すればパートナーの新鮮な部分を毎日発見することになるでしょう。

また、交際期間がないため結婚後にどんどん恋愛感情が増えていくのもメリットです。

結婚までの話が早い

交際期間がいくら長くても結婚に至るとは限りません。

しかし、交際0日婚の場合は前提に「結婚」があるため話が早く進みます。

交際を何年も続けなくても、親への挨拶、新居選びといったステップをすばやくこなすことができるでしょう。

また、結婚までの時間がタイトなので余計な出費もなく経済面でも利点が多いです。

結婚満足度が高い

交際0日婚をした人たちは、実は結婚生活の満足度が高いというメリットがあります。

交際を経ずとも結婚を決めたということは、それくらい相手と結婚したい気持ちが強いからです。

迷うことなく結婚を望んだ同士なので、結婚後も幸せに過ごすカップルが多いのです。

多少の違いにも理解を示せる

交際0日婚の場合、お互いの違いにも理解を示せるのがメリットです。

お付き合い期間が長ければ長いほど「言わなくてもわかる」「こうして当たり前」という気持ちが強くなるため、ちょっとしたズレが諍（いさか）いにつながりやすいもの。

しかし、交際0日なら違いがあって当然であり、いちいち目くじらを立てることはありません。

また、一緒に理解を深めていこうという気持ちも強く、話し合いで解決できることが多くなるのもメリットです。

交際0日婚するデメリット

交際0日婚にはメリットだけでなく当然デメリットも存在します。

簡単に0日婚を決めて後悔しないよう、しっかりデメリットについても把握しておきましょう。

反対される可能性が高い

いくら交際0日婚のような多様婚も増えてきたとはいえ、やはり珍しいことであるのは確かです。

そのため、家族や友人からは反対されやすいというデメリットがあります。

とくに親兄弟、親族からしたら付き合ってもいない相手との結婚は心配でしょう。

交際0日婚を成功させたいなら、相手の人となりや自分たちの考えなど、周囲を納得させられるよう話し合うことが大切です。

結婚後にトラブルが起きやすい

交際0日婚の場合、恋愛結婚と違い相手の情報不足は避けられません。

ゆえに、結婚後に思ってもみなかったことが発覚しトラブルが起こる可能性があります。

性格や生活習慣の相違だけでなく、借金が発覚したり過去の男女関係の問題が出てきたりと深刻な問題が発覚するなんてパターンも。

交際期間のあるカップルよりもトラブルが起きやすいのは、やはりデメリットです。

将来設計に相違が生まれるかも

交際0日で急に結婚を決めてしまうと、将来設計に相違が生まれる可能性もあります。

働き方や子供の人数といったライフプランのすり合わせが十分にできていないため、結婚後に計画が狂うこともしばしばです。

また、そうした相違からせっかく結婚してもすぐに離婚してしまうパターンも多いです。

将来設計に相違が出やすいのは、交際0日婚ならではのデメリットといえるでしょう。

交際0日婚は考えなしにするものではない！

近年、男女交際を経なくても結婚に至る「交際0日婚」を決める人が少数派ながら存在感を増しつつあります。

結婚までの道のりが早いメリットがあることから、0日婚を視野に入れている人もいるでしょう。

しかし、交際0日婚にはデメリットも少なくありません。

お互いをよく知らないということは、籍を入れてから初めてわかることも多いということ。

もし意気投合した異性と「0日婚」したいと思っても、決して勢いだけで決めずにお互いの相性の見極め、さらにはライフプランの話し合いといった重要な部分はしっかりチェックすることが大事です。

とりかえしのつかないことになる前に、慎重に判断することをおすすめします。