ギャップ萌えとは?思わぬギャップにドキッとする瞬間を男女別に解説
何とも思っていなかった異性の、いつもと違う表情を見て「急に相手のことが気になり出した」という経験を持つ人は少なくないでしょう。
普段とは異なる言動にときめいてしまう「ギャップ萌え」は、どのようなタイミングで起きるのでしょうか。
今回の記事では、ギャップ萌えの意味と思わぬギャップにドキッとする瞬間について男女別に解説します。
Contents
ギャップ萌えとは
ギャップ萌えとは、相手に対して抱いていたイメージを覆す意外な一面を知って好感を抱くことをいいます。
「ギャップ」は隙間や隔たりを意味し、「萌え」は対象が持つ属性に強い愛着を抱くことを意味する言葉です。
この2つの言葉が組み合わさることによって、「ギャップ萌え」という言葉が生まれました。
なぜギャップ萌えするのか?
そもそもなぜ、ギャップ萌えは起こるのでしょうか。
心理学では、ギャップ萌えは「ゲインロス効果」によるものと説明されます。
ゲインロス効果とは、「ゲイン(獲得)効果」と「ロス(損失)効果」の総称です。
【ゲイン効果の例】
不良が良いことをするのと優等生が良いことをするのとでは、不良の方がより強く人の心に残る
【ロス効果の例】
優等生がカンニングすると、不良がカンニングしたときよりも印象が大きく下がる
普段から印象の良い人が良いことをしても意外性はありませんが、印象の悪い人が良いことをすると意外性が生まれ、人の心により強い印象を残すということがあります。
つまり、意外性によって印象がプラスに転じる「ゲイン効果」=「ギャップ萌え」ということになるのです。
男性が女性にギャップ萌えする瞬間
男性はどんな場面で女性のギャップにときめくのでしょうか。
ここでは、男性が女性にギャップ萌えする瞬間について見てみましょう。
大人しそうな女性の活発な一面を見たとき
普段は内気で控えめな女性が、会議で積極的に発言したり、バイクが趣味だったりすると、それだけで意外性を感じてしまうものです。
大人しそうな女性の活発な一面を見たときにドキッとする男性は少なくないでしょう。
気の強そうな女性の笑顔が可愛かったとき
いつもキリッとしている女上司やバリキャリウーマンが、ふっと笑うのを見て心臓を鷲掴みにされた経験がある人は少なくないでしょう。
気の強そうな女性の笑顔が可愛かったときほど、ギャップ萌えという言葉がふさわしい瞬間はないかもしれませんね。
派手な見た目なのに家庭的だったとき
「お洒落な女性はネイルや服が気になって家事をしたがらないだろう」という印象を男性は抱きがちです。
それだけに派手な見た目なのに家庭的だったとき、好感度は一気に高まります。
とくに結婚を意識する年代の男性であれば、女性の家庭的な一面には敏感にならずにはいられないでしょう。
クールな女性が優しくしてくれたとき
普段は近づきがたいオーラを放っている女性の意外な優しさにも、多くの男性は心を揺さぶられてしまいます。
クールな女性が優しくしてくれたときに、相手を意識し出してしまう男性は少なくありません。
「自分だけに向けられた好意ではない」とわかっていても、その優しさから目が離せなくなってしまうのです。
明るい女性が弱気になっていたとき
いつも元気な女性が落ち込んでいる姿は、男性の庇護欲を激しく掻き立てます。
明るい女性が弱気になっていたときに、つい「守ってあげたい」と思ってしまう男性は多いでしょう。
可哀想と可愛いは紙一重なのです。
女性が男性にギャップ萌えする瞬間
女性の場合は、男性のどんなところにドキッとするのでしょうか。
続いて、女性が男性にギャップ萌えする瞬間を見ていきます。
おちゃらけている男性の真面目な一面を見たとき
いつも冗談ばかりで軽い印象の男性が、真剣に仕事と向き合っている姿を見ると、思わず女心がときめいてしまいます。
おちゃらけている男性の真面目な一面を見たとき、多くの女性がそのギャップに惹かれてしまうでしょう。
ただでさえ仕事中の男性はカッコいいですが、ギャップがさらにカッコよさを際立たせてくれるのです。
強面の男性が可愛いものや甘いものが好きだったとき
「男性は肉料理やこってり系ラーメンが好き」といったイメージを、女性は抱きがちです。
それだけに「マッチョな男性が実はパフェ好き」と知ると、可愛いと感じる女性は少なくありません。
強面の男性が可愛いものや甘いものが好きだったときも、女性のギャップ萌えポイントなのです。
草食系の男性が男らしい一面を見たとき
見た目は草食系ながら実は肉食系の「ロールキャベツ男子」がモテるのも、そのギャップゆえといっていいでしょう。
草食系の男性が男らしい一面を見せたとき、見た目の印象に油断していた分、女性はより強く男らしさを感じてしまう傾向があります。
子どもっぽい男性のマナーがきちんとしていたとき
普段の言動は少年っぽいのに、いざとなると礼儀正しさを発揮する男性も、女性をドキッとさせます。
子どもっぽいと思っていた男性のマナーがきちんとしているとわかったとき、女性は彼のことが気になって仕方なくなってしまうのです。
口数の少ない男性が2人きりだと話してくれたとき
普段、口数の少ない男性が2人きりだと話してくれたとき、女性はときめきを感じます。
無口な男性には近寄りにくい印象があり、とくに2人きりのときは「何を話そう」と気まずい気持ちになってしまいがちです。
しかし、そんな口数の少ない男性が、不器用ながらも頑張って話をしようとしてくれたらどうでしょうか。
その気遣いに女性は思わず、驚きとともに感動を覚えて、好感を抱くことになるでしょう。
ギャップ萌えできない!印象の悪いギャップ3選
ギャップは常に好意的に受け止められるとは限りません。
最後に、ギャップ萌えできない印象の悪いギャップ3選を紹介します。
優しいと思っていた人が他の人に対して冷たい
好印象な人物ほど、その印象にふさわしい態度を取らなければなりません。
優しいと思っていた人が他の人に対して冷たい態度を取れば、「最初の印象はフェイクだったのか」と不信感を抱かれかねません。
異性に好かれたくて頑張って良い人間を演じる人もいますが、そのキャラを続けられないようなら、逆効果になってしまいます。
優しい人間は優しくしてくれて当たり前。
少しでも優しくできないときには、逆に大きく幻滅されてしまうのです。
見た目の清潔感はあるのにマナーが悪い
見た目の印象がいいと「中身もいいに違いない」と、多くの人が期待するものです。
1つの際立つ特徴に引っ張られ、他の部分の評価が歪められてしまうことを「ハロー効果」といいます。
見た目の清潔感はあるのにマナーが悪い場合も、そのギャップがマイナス方向に働き、評判を大きく下げる結果となってしまいます。
高評価を維持するためには、見た目にふさわしいマナーを身につけることが大切なのです。
お酒を飲むと性格が豹変する
普段どれだけ取り繕っていても、飲み会で理性を失ってしまえば、元も子もありません。
お酒を飲むと性格が豹変する人は、異性だけに限らず、同性からも相手にされなくなってしまうので注意しましょう。
「シャイで異性と話ができないから」と、お酒の力を借りようとする人もいますが、飲み過ぎは厳禁です。
理性をなくして得られるものなど何もありません。
お酒に飲まれないよう気をつけましょう。
ギャップ萌えを意識して異性をドキドキさせよう
身近にときめく異性がいないと思っていても、ふとした瞬間に相手の意外な一面に触れ、惹かれてしまうことはあるものです。
ギャップが大きければ大きいほど魅力的に見えますし、気になる異性に振り向いてもらいたいときにも、ギャップは大いに役立ちます。
もっとも、ギャップがあれば何でもいい、というわけではありません。
せっかく第一印象が良くても態度やマナーが悪ければ、ギャップ萌えどころか、印象は最悪になってしまいます。
ギャップ萌えに繋がるのは、印象をプラスに変えるものだけであることを忘れないようにしましょう。
ギャップをうまく利用して素敵な恋を手に入れてくださいね。
- ギャップ萌えとは「相手に対して抱いていたイメージを覆す意外な一面を知って好感を抱くこと」
- 男性が女性にギャップ萌えする瞬間は「大人しそうな女性の活発な一面を見たとき」「気の強そうな女性の笑顔が可愛かったとき」「派手な見た目なのに家庭的だったとき」など
- 女性が男性にギャップ萌えする瞬間は「おちゃらけている男性の真面目な一面を見たとき」「強面の男性が可愛いものや甘いものが好きだったとき」「草食系の男性が男らしい一面を見たとき」など
- ギャップ萌えできない印象の悪いギャップは「優しいと思っていた人が他の人に対して冷たい」「見た目の清潔感はあるのにマナーが悪い」「お酒を飲むと性格が豹変する」